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1953-07-08 第16回国会 衆議院 農林委員会 第15号

芳賀委員 問題をもう少し具体的にとらえてみたいと思います。たとえば昨年、昭和二十七年度の米の国内における生産量はおよそ六千五百万石であります。なお麦の生産量は、米に換算して大体二千万石であります。そうすると米麦昭和二十七年度における生産量は八千五百万石ということになるのであります。それに対して一方輸入米麦の問題でありますが、米においては九十六万トン、大麦は八十二万トン、小麦が百七十五万トンで、これを

芳賀貢

1953-07-08 第16回国会 衆議院 農林委員会 第15号

芳賀委員 基本的な施策を検討いたしますと、大体二つに区分することができると思うのであります。第一点は、総合的な食糧自給度を促進し、確立するという点、すなわちこれは国内における農業生産力を増強するという方向であります。もう一つは、これに関連を持つ農業経済安定向上をはかる、いわゆる生産農民経済と生活の向上が、これと並行して進んで行かなければならないという考え方の上に立つて、骨格ができておると思うのであります

芳賀貢

1953-07-08 第16回国会 衆議院 農林委員会 第15号

芳賀委員 ただいま新大臣施策についてお伺いしたわけでありますが、これは大臣も言われたように、内田前大臣の構想をそのまま踏襲されて、ただ肥料問題と農業災害に関する問題をちよつとそれにつけ足したというように受取れるわけであります。私のまだ記憶に残つていることは、前農林大臣大臣に就任された場合に、こういうことを言つておるのであります。農林大臣という仕事は非常に大きな仕事であつてやりがいがある。自分

芳賀貢

1953-07-03 第16回国会 衆議院 農林委員会 第14号

芳賀委員 本法案の採決に先だつて、次のような附帯決議を提出したいと思います。    附帯決議   昭和三十八年四月及び五月における凍霜害被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の成立後において、政府は本法の運営上左記事項につき万遺憾なき措置を講ずること。     記   一、助成の対象となる融資限度は二十億円となつているが、融資要望額がこれを超過する場合においては、これが増額につき措置すること

芳賀貢

1953-07-02 第16回国会 衆議院 農林委員会 第13号

芳賀委員 次にお伺いしたい点は、この調査条項でありますが、この改正案によると、農林大臣が必要と認めた場合においては、生産者販売業者加工業者あるいは倉庫業者に対して、必要な事項報告を徴することができる。それと同時に、これらの圃場、事務所、事業場倉庫その他必要な場所に立ち入つて調査させることができるということが、規定されておるわけであります。生産者を除くそれ以外の業者等に対しては、この改正案

芳賀貢

1953-07-02 第16回国会 衆議院 農林委員会 第13号

芳賀委員 第一点の理由の場合は、従来の検査法よりも一歩前進したよう形なが含まされておるということは察知できるわけでありますが、そういうような生産者利益を守る指導的な意味が含まされておるとすれば、検査を受けた場合に、たとえば一等品であるとか二等品の場合、製粉の歩どまりとか何とか、そういうもののよるべき基準等を、何らかの方法で示して、この条項の持つておるところの目的が、さらに具体的に達せられるような

芳賀貢

1953-07-02 第16回国会 衆議院 農林委員会 第13号

芳賀委員 この問題については、昨日の提案理由の説明によつて大体了承されたわけでありますが、なお一、二点についてお伺いしたいと思うのであります。  第一点は、委託加工をやる場合においても検査を受ける必要があるという点でありますが、委託加工をやる場合においても受検しなければならぬのは、生産者利益をどのように保護するという意図から出ておるか、そういう点についてお伺いしたいと思います。

芳賀貢

1953-06-30 第16回国会 衆議院 農林委員会 第11号

芳賀委員 次に融資の面でありますが、大体農林関係に三十九億と、水産関係に二億見込んであるようですが、凍霜害違つて風水害の場合においては、個人的な営農の施設に対する被害も相当あると思う。そういう個人的な施設復旧というものは、おそらく災害復旧費の中においては、それほど見られておらぬと考えるわけです。そういう場合において農林関係施設水産関係施設の問題、それから融資の場合において、どういうわけで

芳賀貢

1953-06-30 第16回国会 衆議院 農林委員会 第11号

芳賀委員 二、三点お伺いいたしたいのであります。第一点は今度の西日本風水害損害は、大体今官房長の御報告によつて、二百十億というように聞いたわけですが、これを前回の凍霜害被害に比べると、凍霜害被害の場合においては、政府の発表が大体九十一億であります。今度の対策費内容を瞥見する場合において、そのほとんどが農林水産施設災害復旧費に当つておるわけであります。先ほど金子委員も論及されましたけれども

芳賀貢

1953-06-25 第16回国会 衆議院 農林委員会 第9号

芳賀委員 その場合においてこういう問題に関連性があるかないかということです。二十八年度の輸入計画の中に、前年度よりも米の輸入量を減して、低廉な麦類をよけい入れるというようなことが示されておるのでありまして、そういうことに対する消費大衆の敏感な感じ方なんかも関連があるかということを、お伺いしたいのであります。

芳賀貢

1953-06-25 第16回国会 衆議院 農林委員会 第9号

芳賀委員 もう一点伺いますが、そうしたら原因の除去に対して、原因をあくまで究明せられなければできないといわれるかもしれませんけれども、そういう場合においても予見ざれる問題は限りがあると思うわけであります。そういう場合において、どういうような具体的な方法でこの原因を除去せられるのか、どういうような対応策を施そうとするかという、あらかじめ用意せられた点について、大臣でなければあるいは食糧庁長官からでもお

芳賀貢

1953-06-25 第16回国会 衆議院 農林委員会 第9号

芳賀委員 この機会に、関連して大臣に御質問いたしますが、やみ価格が上るということは、やはりこれは社会不安の現われの一つだと思う。そのことは結局国の政治に対する不信、不安というものがその中に包蔵されているということは否定できないわけであります。その要因がどこにあるかということを、同僚議員の山本君が追究されたのでありますが、これを一つの問題として取上げた場合、たとえば昨年からの麦の半統制の問題、あるいは

芳賀貢

1953-06-20 第16回国会 衆議院 農林委員会 第7号

芳賀委員  私の申し上げたいことは、今官房長お話の中に、ほかの被害は一月も二月も一生懸命に運動しておる。そうした運動もろくにしないで、ぽかつとこういう災害があつたということを言つて来るのは、熱意がないというような含みかもしれませんが、これは行政を担当する場合に、そういう運動の行われたといなとにかかわらず、特に災害に関しては北海道特殊性というか、ああいう極地において営まれる農業の形の上には、常にこういう

芳賀貢

1953-06-20 第16回国会 衆議院 農林委員会 第7号

芳賀委員 私がここで確認したいことは、仄聞するのに、官房長北海道からあまり明確な報告が来ておらないので、これは取上げる必要はないだろうというようなことを、個人的かもしれぬけれども、漏らされたということを聞いておるのですが、北海道の広域にわたつて出た災害は、単位的に見ればその被害率はあるいは少いかもしれませんが、たとえば温冷床の苗しろの被害の一億七千万円、それから果樹、これは御承知かと思いますけれども

芳賀貢

1953-06-20 第16回国会 衆議院 農林委員会 第7号

芳賀委員 私はこの際渡部官房長が、北海道地方の凍霜害に対してどのような具体的措置を講ぜられたか、その点をお伺いしたいのです。北海道の凍霜害は五月三日以後に発生した問題であつて、第一次の緊急対策において取上げられなかつたことはもちろんでありますけれども、その後生じた災害に対してどういうような具体的な措置を講ぜられたか、明確にお伺いしたいと思います。

芳賀貢

1953-06-17 第16回国会 衆議院 農林委員会 第4号

芳賀委員 今次官は非常に責任回避のようなことを言われましたが、五億九千万円の支出政府が必要と認めて立案したのではなく、五派連絡協議会において、これだけあればいいということから出してやつたんだ、今後も必要とあれば、五派連絡協議会で要請すればいいではないかということでありますが、それでは政府というものは、はたして付のために所在しておるかということになるわけです。何ら責任のない、そういう所在の上に立つて

芳賀貢

1953-06-17 第16回国会 衆議院 農林委員会 第4号

芳賀委員 次官の御答弁は非常に表面的でありまして、五月三日までといたしましても、それが妥当な損害実量であつたかどうか、それよりも増大しているかどうかということであつて、一線をたとえば五月十五日に画しても、それは同じことでございます。私は今度の災害調査に山梨県と長野県と福島県へ参つたわけですが、先ほどの報告にもありましたけれども、非常に平面的な被害に対する対策が行われておる。特に日本零細農に対

芳賀貢

1953-06-17 第16回国会 衆議院 農林委員会 第4号

芳賀委員 私は農林次官に質問しますが、第一の緊急対策として五億八千九百万円が計上されたわけでありますが、これは五月二十七日の委員会において、次官は、五月三日までの災害に対して確認された被害量に対して緊急の措置を講じたのである。爾後に判明された被害に対しては、それと同様な取扱いの上に立つて予算的、財政的の措置も極力講じたいというような意味答弁をされておるわけであります。具体的にお伺いしたいことは、

芳賀貢

1953-05-29 第16回国会 衆議院 農林委員会 第3号

芳賀委員 私は、本委員会の当初に、委員長から肥料問題に対する最近の情勢を聞くというようなお話もあつたので、もつぱらその点重点を置いて質疑を進めたいと思います。  前特別国会から今日までわれわれが見て、この肥料問題が全然発展しておらぬということは非常に遺憾であります。その証左は、先ほどの政府委員の各発言を聞いてもほとんど抽象的であつて、まつたく具体性がないということを見てもそのことがうかがわれるわけであります

芳賀貢

1953-05-27 第16回国会 衆議院 農林委員会 第2号

芳賀委員 農林省にちよつとお伺いしますが、あなたはただいま五月三日までの災害に対しては内容を確認したので、それぞれの緊急措置を講ずる、それ以降のものに対しては未確認の点が多いので第二次にこれをまわすというようなお話でありましたが、次官はちようど北海道の出身でありますので、すでに御承知と思いますが、五月十六日から十八日にわたつて上川空知支庁中心とした八支庁管内に凍霜害があつたのであります。特にこの

芳賀貢

1953-05-27 第16回国会 衆議院 農林委員会 第2号

芳賀委員 私は小倉局長ちよつとお伺いしたいのであります。これに関連して水稲災害の場合、これは異例なことに属するわけでありますが、たとえばことしのように、温床苗代が凍霜害を受けたような場合には、それを今度は本田に移植する場合において、二番苗を仕立てるとか、あるいは直播に改めるということをしなければならぬわけです。そういうことになると、出発から、その秋には減収であるということが明確にわかるわけです。

芳賀貢

1953-05-27 第16回国会 衆議院 農林委員会 第2号

芳賀委員 本日北海道庁より無電の連絡があつたのですが、北海道においては、五月十六日から十九日にかけて凍霜害があつたわけです。これは空知上川、胆振、日高、留萌、後志、檜山、渡島の八支庁管内におきまして一番被害を受たのが水稲温冷床であります。御承知通り北海道はまだ移植前であります。この温冷床が大体全道にわたつて八十四万坪の被害を受けておるわけであります。これに対しましては、一部復旧するようなことも

芳賀貢

1953-03-13 第15回国会 衆議院 農林委員会 第32号

芳賀委員 この法案の第四条第三号によると、都道府県が組合等にかわつて直接家畜を購買して配付する場合の規定があるわけでありますが、これが行き過ぎるような場合においては、協同組合の行う系統活動を抑制するようなおそれもあると思いますが、政府としては第四条の一号と二号の運営等に対してお考えがあればお聞かせを願いたい。

芳賀貢

1953-03-13 第15回国会 衆議院 農林委員会 第32号

芳賀委員 昨日局長さんからも、集約的に導入行つて、そこに一つのモデル的な地域を設定するというふうなお話がありましたが、これはただ単に家畜を集約的に導入するということだけではなくて、現在の酪農における諸般の情勢等を客観的に見た場合においても、結局この家畜導入と、その製品の最も効率的な処理ということが非常に相関連して行われなければならないのであつて、これを無視した場合においては、結局家畜経営の中

芳賀貢

1953-03-13 第15回国会 衆議院 農林委員会 第32号

芳賀委員 この法律案は、有畜農家創設要綱と非常に密接な関連があるので、主として長谷川局長に質問いたしたいと思います。  この法案の第二条の規定によると、有畜農家創設計画を立てる場合には、農林大臣がきめた基準に基いて都通府県知事が計画を策定することになつておるので、そういうことになると、農民がほんとうに自主的な意欲によつて酪農経営をやろうという、そういう下から盛り上つた意欲は、その計画の中に十分現

芳賀貢

1953-03-11 第15回国会 衆議院 農林委員会 第30号

芳賀委員 そういう、その場だけを糊塗すれば済むという、これは昔の大臣あたり手練手管であつて、その場だけのがれれば、それがいかにも優秀な大臣としての稼業が成り立つというような誇りを持つているということを、あなたは忘れておらぬのであります。現在の国会は、国民の選良として、代表者として、真剣に自分の信念を通じ、大衆意欲を通じて、自分の言辞に対してはあくまで責任を持つという態度でなければ、あなたは今後

芳賀貢

1953-03-11 第15回国会 衆議院 農林委員会 第30号

芳賀委員 私は農林大臣取消し行つたということを追究するわけではありませんが、農林大臣は昨日私に、あなた様は憲法第八十九條をお読みなつたと思いますがと言われましたが、この憲法八十九條というものは非常に大きな意味を持つているわけです。これは日本の新しい民主化一つバツク・ボーンとも言えることをここに表示してあるわけであります。「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体使用便益若しくは

芳賀貢

1953-03-11 第15回国会 衆議院 農林委員会 第30号

芳賀委員 私は農林大臣取消し行つたということを追究するわけではありませんが、農林大臣は昨日私に、あなた様は憲法第八十九條をお読みなつたと思いますがと言われましたが、この憲法八十九條というものは非常に大きな意味を持つているわけです。これは日本の新しい民主化一つバツク・ボーンとも言えることをここに表示してあるわけであります。「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体使用便益若しくは

芳賀貢

1953-03-10 第15回国会 衆議院 農林委員会 第29号

芳賀委員 この際農林大臣が御出席されているのでいい機会だと思いますが、大臣は三月三日に就任されたわけですが、その後当委員会に対して新大臣の農政に対する御所見というものはまだ披瀝されておらぬわけです。特に著しい現象は、今特別国会を通じて農林大臣は三たびかわつておるわけであつて、これは歴史的に見ても、一国会会期内においてこういうような目まぐるしいかわり方というものは特異的なものがあるわけでありますが

芳賀貢

1953-03-10 第15回国会 衆議院 農林委員会 第29号

芳賀委員 現段階における災害補償適応性ということを考えたならば、当面一番問題になつて来るのは、共済組合経営の実態というものが、だんだん困難化しておるということが一つの問題になると思います。農家の作物に対する損害を補償するということが、あくまでも基本的な要件にはなつておるのであるけれども、これを扱うところの共済組合自体をどういうように経営するかというところに、負担の問題とかあるいは経済的な問題とかいうような

芳賀貢

1953-03-05 第15回国会 衆議院 農林委員会 第27号

芳賀委員 次にお聞きしたいことは、配合飼料に関しましては、肥料や何かと違つて配合する場合にも別に科学的な技術というようなものはいらぬわけです。ただまぜればいいという、原始的な操作で配合飼料はできるわけです。だから登録して分析表を表示しておるといなとにかかわらず、良質であると良質でないというような差別は、製造業者の良心的な仕事のやり方によつてきまつて出て来る答えであるというふうに考えるわけであります

芳賀貢

1953-03-05 第15回国会 衆議院 農林委員会 第27号

芳賀委員 二、三疑問の点についてお伺いいたしますが、これは議員提出であるので、政府委員にはあまり強いことを申し上げませんが、畜産局長に御意見をお伺いしたいのは、この法案によると、輸入業者並びに製造業者は届出の義務を持つている。ところが登録に対しては、登録の申請は任意であるというところに、この法案の弱さが出て来るのではないかと思うのです。数からいつても、二百十九名の配合業者しかないのですから、届け出

芳賀貢

1953-02-20 第15回国会 衆議院 農林委員会 第22号

芳賀委員 もちろん折衝の進め方はそうあらねばならぬということはわきまえておるわけでありますが、ただ政治的なあつせん行つておるという姿は、単に抽象的に、なるたけ下げてくれというようなことを繰返し言つておるものであるかどうか。国際価格国内における安定価格の対立を、価格差の対比の上に立つて、基礎的な根拠に立つて、このあつせん行つておるかどうかという、その具体的な事実をお伺いしておるのであります。

芳賀貢

1953-02-20 第15回国会 衆議院 農林委員会 第22号

芳賀委員 私が次官にお尋ねしたのは、抽象的な経過を聞いておるのではなくて、その会談に立会した場合における具体的な内容を聞いておるわけであります。現在法律的根拠によつて、メーカーにどれだけ引下げろというような権力的な指示ができないということは、われわれはもちろん知つておるわけであります。ただどこへめどを置くか。たとえば百円の線にめどを置いて問題を片づけようとしておるのか。四十円の線にめどを置いて政治的

芳賀貢

1953-02-20 第15回国会 衆議院 農林委員会 第22号

芳賀委員 肥料問題につきましては、もうすでに、これを客観的に見ても、最終段階に到達すべき時期であるというふうに考えられるわけであります。その証左といたしましては、農林大臣並びに通産大臣は、昨日と本日の両日にわたつて硫安工業協会会長であるところの藤山会長と会見をして、価格の引下げに対する要請を行つておるはずであります。ただその内容が現在どういうような経緯をたどつておるかということにつきましては、大臣

芳賀貢

1953-02-18 第15回国会 衆議院 農林委員会 第20号

芳賀委員 農林大臣政務次官は同じではない、別な存在であつて次官が来ておれば大臣は来なくてもいいということは違うと思います。なおきようの予算委員会はおそらく審議に入ることはできないというような一つの予測もあるので、そういう場合においては、当然大臣はこちらへ出席が可能であると考えるのですが……。

芳賀貢

1953-02-18 第15回国会 衆議院 農林委員会 第20号

芳賀委員 私はこの法案に対する質疑を行う前に、委員長に一言申し上げたいと思います。  現在の廣川農林大臣は、農林大臣に就任した直後、この常任委員会にあいさつ的な意味で姿を現わしたきりで、その後一度も来ていないのであります。このことは現在における日本農業政策を担当する一番責任の重い位置にある大臣が、農林常任委員会に対してどういうような考えでおるかということであります。もちろん自由党内部における最近

芳賀貢

1953-02-10 第15回国会 衆議院 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号

芳賀委員 もう一点お伺いしますが、どこの接収地の場合においても赤線区域の問題が非常に出て来るわけでありますが、場合によるとこれを地元の一つの繁栄の策としてやつておるような点も見受けられるわけであります。こういう点について、教育とかその他に及ぼす影響が非常に大きい場合においては、駐留軍当局等に対して当然正当な主張を行うべきであるというふうに考えられるわけでありますが、そういう点についてはいかなる折衝

芳賀貢

1953-02-10 第15回国会 衆議院 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号

芳賀委員 この点については、次回の委員会において当局にも質問したいと思いますが、もう一点結城参考人にお伺いしたいことは、アメリカが来てこれの接収をやつておるので、非常に迷惑ではあるが、やむを得ないような情勢のもとに、みんなは言いたいことも言えないで、がまんして来たんだというようなお言葉がありましたが、この駐留軍の基地として使用されておるその周辺の住民の人たちは、こういうような状態の中において、はたしてわれわれ

芳賀貢

1953-02-10 第15回国会 衆議院 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号

芳賀委員 後藤参考人ちよつとお尋ねしますが、あなたが当初発言された内容の中で、四千七百町歩の演習地を、しかも一方的に接収されたというようなお言葉がありましたが、これは非常に大きな意味を持つておるのであつて、この用地並びに施設接収等については、行政協定に基く日米合同委員会の議を経て、それから合法的に接収するということになつておるのでありますけれども、この一方的に接収されたという意味は、そういうような

芳賀貢

1953-02-09 第15回国会 衆議院 農林委員会 第19号

芳賀委員 農林次官に申し上げますが、この澱粉価格支持制度をとつたということは一つの成功であると思いますが、この二箇年の経過を批判して、買上げを行う場合における時期的の問題ですが、これが生産者に非常に影響すると思うのであります。これは今後価格安定法等によつて恒久的な措置がとられると思いますが、少くともばれいしよ並びにかんしよを掘りとるような時期、工場に出荷する以前において、こういうような買上げ価格

芳賀貢

1953-02-09 第15回国会 衆議院 農林委員会 第19号

芳賀委員 私はこの機会澱粉相場関係についてお伺いしたいと思います。政府買上げの成績は、二十六年度産の場合においては、一貫目買上げをする必要もなかつたわけですが、ただいまの報告を聞くと、大体百三十万貫程度買上げが進んでおるというお話であります。しかしこれは全体の生産量八千二百万貫から見れば、わずかに一・五%ぐらいの程度でありますが、この政府買上げ措置伴つて、その後澱粉価格状態はどういうような

芳賀貢

1952-12-24 第15回国会 衆議院 農林委員会 第15号

芳賀委員 次に政府にお伺いしますが、この問題に関連しまして、二十五日のすぐあとの十一月二十八日に坂田英一君外二十五名が、昭和二十七年産米穀についての超過供出奨励金等に対する所得税臨時特別例に関する法律案議員立法として提案しておるわけであります。越えて十二月十二日に、これは野党三派連合内藤友明君外二十一名が、米穀売渡代金に対する所得税の特例に関する法律案を提出しておるわけであります。これらの

芳賀貢

1952-12-24 第15回国会 衆議院 農林委員会 第15号

芳賀委員 私はこの機会に、年末を控えて農民が一番成行きに注目しているところの本年度の供米代金に対する所得税減免の問題について、農林大臣が御出席になつておればなお幸いでありますが、病気と称して出席になつておらないので、幸い農林政務次官が見えておりますから、この問題についてお伺いしたいと思うわけであります。供米代金減免の問題につきましては、経緯的に見て、十一月二十五日の参議院農林委員会において決議

芳賀貢

1952-12-22 第15回国会 衆議院 農林委員会 第14号

芳賀委員 なおお尋ねいたしますが、提案者のお考えは、麦の統制撤廃をしたあとでまた飼料統制するというようなことは、いろいろ面子の関係もあつて、そういう打出しはできないと思いますが、そういうことで安定という言葉を書いて出されたと思いますが、これはやはり一つの物の需給調整あるいは価格調整を規制するという点から考えた場合に、一つの微温的な統制であるというふうに解釈してさしつかえありませんか。

芳賀貢

1952-12-22 第15回国会 衆議院 農林委員会 第14号

芳賀委員 そういうことは当然のねらいであると思いますが、そういう場合において、国内飼料はこれを例外的にしておいて、輸入飼料だけに一つの規制を置くということで、その目的が十分果されるかどうか、この程度調整をすることによつて、どの程度現在よりも需給価格の面において安定ができるかということを、具体的に説明願いたい。

芳賀貢

1952-12-22 第15回国会 衆議院 農林委員会 第14号

芳賀委員 提案者ちよつとお尋ねしますが、会期切迫の折から、こういうおそまつではあるけれども、一応の安定のために出すのだというお話が当初ありましたが、この安定法の最もねらつているところは、これは全国の畜産農民それから養鶏業者等は、一日も早くこの飼料国内においてしかも価格的にも安定して供給されることを切実に希望しておるわけでありますが、この法案の持つねらいは、基本的な考えというものは需給調整に目標

芳賀貢

1952-12-19 第15回国会 衆議院 農林委員会 第12号

芳賀委員 日本農業は米作を中心とした食糧生産重点が置かれておるという現状においても、まだ水田総面積の四七%というものが湿田であるというような条件で、土地の生産力の劣悪な、しかもこういう土地条件の中におけるところの農業経営というものは、労働の生産性を非常に阻害しておるということになるわけであります。これらの状態が今まで放置されておつたところに政府農業生産に対する政策の貧困性がうかがわれるわけでございますが

芳賀貢

1952-12-19 第15回国会 衆議院 農林委員会 第12号

芳賀委員 そういう場合において、湿田に対する農業改良を行う場合は、たとえこの法律が通りまして、湿田単作地域として指定を受けた場合の湿田と、積寒法によるところの地域指定を受けた湿田等に対する農業改良という仕事は、やはり同一の取扱いを受けまして、逐次その成果を上げて行くように進めて行くわけであるかどうか、そういう点もお伺いしたいと思います。

芳賀貢