1964-10-08 第46回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 閉会後第1号
○説明員(花岡資君) 水産のほうから考えました場合に、既知の漁場は日本周辺一帯にあるというふうに考えております。それで、ただ、太平洋岸につきましては、黒潮が一これは時期あるいは場所によっていろいろございますが、黒潮が流れておりまして、一般の重要魚種といわれております魚類並びにそれの稚魚類は、その黒潮本流までに大体分布しております。それで、水産げといたしましては、その黒潮本流の流域よりも内部は既知の漁場
○説明員(花岡資君) 水産のほうから考えました場合に、既知の漁場は日本周辺一帯にあるというふうに考えております。それで、ただ、太平洋岸につきましては、黒潮が一これは時期あるいは場所によっていろいろございますが、黒潮が流れておりまして、一般の重要魚種といわれております魚類並びにそれの稚魚類は、その黒潮本流までに大体分布しております。それで、水産げといたしましては、その黒潮本流の流域よりも内部は既知の漁場
○説明員(花岡資君) この異常冷水につきましては、本年の初めごろから、各地から報告が参っておりまして、それにつれまして私どものほうの各水産研究所所属の調査船の調査に出ます際に、特に気をつけてその冷水化の現象をつかまえるように、あるいは魚況につきまして、十分な情報を集めるように指示いたしました。それは刻々報告が参っております。それからまた、各県の水産試験場にも依頼しまして、この情報並びに観測結果などを
○説明員(花岡資君) どうも失礼いたしました。 専門技術員につきましては六の三でございます。それから改良普及員につきましては七の三に相当いたしております。 それから専門技術員につきましては、増殖の専門技術員と機械関係の専門技術員と二つに分かれております。増殖の専門技術員につきましては七十五名、それから漁業機械の専門技術員につきましては三十名、合計百五名ということになっております。で、各県におきまして
○説明員(花岡資君) 水産関係の改良普及員について御説明申し上げます。 水産関係につきましては、長官通達によりまして、昭和二十八年から専門技術員が設置されまして、三十四年から改良普及員が設置されております。現在では専門技術員としては百五名、それから改良普及員は三十四年から始まりまして現在三百四十六名になっております。で、この資格につきましては、専門技術員のほうは、大学卒業三年くらいの実務を有する者
○説明員(花岡資君) 絶望的とは言えないかと存じますが、現在の海況が続く限りは、つまり具体的には卓越年級群が出ない限りは、ニシンはこれ以上漁獲することは望めないのじゃないかというふうに考える次第でございます。
○説明員(花岡資君) その点については、日本でニシンがとれなくなりました時分に、おそらくこれは黒潮の勢力が強くなってニシン自身が北のほうへ移動したのではないか。したがって、ソ連の沿岸に多量にとれているんじゃないだろうかというふうにわれわれは想像したのでありますがへはっきりしたデータはわかりませんけれども、ソ連からの通信、その他によりますというと、やはりソ連沿岸もとれていないということであります。したがいまして
○説明員(花岡資君) 日本のニシンにつきましての資源の問題でございますが、このニシンの漁獲の対象になる資源と申しますのは、昔からある年に非常に卓越年級群と申しまして、ある年非常にたくさんの産卵、発育があるということによって、漁獲の資源というものはささえられてきているのがニシンの特徴であります。昔は、昭和十四、五年までは三、四年ごとに非常に大きい資源が現われるという状況でございましたが、昭和二十年前後