1964-03-19 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
○舘林政府委員 お話にございますように、昭和三十年に公害に関する法律案を考えまして提出の運びにまで至ったわけでございます。今日大気の汚濁防止法にいたしましても、水質保全法にいたしましても、関係各省庁が非常に多数あるように、その当時からすでに公害問題は関係する各省庁が非常に多いわけでございますが、やはりいま少し広い範囲を包括いたしまして全体を包む法案を考えたらどうかということで、その後いろいろ検討の上
○舘林政府委員 お話にございますように、昭和三十年に公害に関する法律案を考えまして提出の運びにまで至ったわけでございます。今日大気の汚濁防止法にいたしましても、水質保全法にいたしましても、関係各省庁が非常に多数あるように、その当時からすでに公害問題は関係する各省庁が非常に多いわけでございますが、やはりいま少し広い範囲を包括いたしまして全体を包む法案を考えたらどうかということで、その後いろいろ検討の上
○舘林政府委員 この際、第二点のことを申し上げる前に、第一点にも関連して申し上げておきたいと思いますが、観測の面におきましても、ただいま山田先生御指摘の、酸化炭素の測定というのは非常におくれておるわけでございます。他の面のばい煙あるいはばい煙に含まれて出てまいります有毒ガス中特に問題視されます亜硫酸ガス等につきましては、かなり全国各地で詳しい調査をいたしておりまして、数年来全国的に相当な資料が出てまいっております
○舘林政府委員 ばい煙の排出の規制等に関する法律は、昭和三十七年五月四日に成立されたわけでございます。この法律に基づきまして、たとえて申しますれば、東京都あたりが地域指定を受け、実際に各種の施設から出てまいります煙の最に対する規制が行なわれましたのは、昨年の九月からでございます。しかも既存の施設につきましてはあの法律に基づきまして二年間の猶予期間がございまして、新設の施設につきましては定められた規制