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320件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1955-12-03 第23回国会 参議院 本会議 第3号

羽仁五郎君 首相国民に対する公約を守られて、国民の悲しい願いを一刻も早く実現せられるために、戦争状態の終結の確認ということに一路邁進せられることを国民の大多数の方々を代表して心からお願いをいたします。そうでなければ茶のみ話が続くのです。しかも日本外務省には茶のみ話と言われて返答もできない人が代表しているのです。  そしてこの指紋の問題は、法律はエラスティクに適用するのが当然です。あなたに申すまでもない

羽仁五郎

1955-12-03 第23回国会 参議院 本会議 第3号

羽仁五郎君 日ソ日中友好善隣関係の回復を一日千秋の思いで待っている国民のために、もっぱら首相の政策の根本について質疑を許されたいと思います。  昨日、本議場において、つつしんで重光外相の演説を伺っていますと、次第に、何かきわめて強烈な睡眠剤の注射を受けているかのような作用に襲われまして、生気を取り戻すために食堂でコーヒーをすすりながら、僕は、このコーヒー代の支払いは外相に願うべきものであるかの

羽仁五郎

1955-10-15 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第2号

羽仁五郎君 先ほど中山委員が私を引用せられましたので、その点について一言釈明しておきたいと思います。私はやはり教師児童に対して暴力をふるうということはあくまでも許されないんだということを強く終始一貫確信しておるものであります。私の数えました人が不幸にしてそういう状況に陥りましたときも、私は涙をのんでその人を許さないという態度をとったのであります。先ほどからの各委員に対する文部次官の御答弁の中にちょっと

羽仁五郎

1955-10-15 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第2号

羽仁五郎君 文部省が教育を守るために慎重にお考えになっておることを今伺いまして、感謝にたえないのでありますが、この教育二法につきましては、当時両院においても十分の質疑が行われておることでもございますし、特に教育の自由、かつまた教師が良心に基いて教育上の任務を十分に遂行するということが支障を生じますと、国家の将来にとってもゆゆしいことになるのでございますから、どうか教育二法に関し、いわゆる偏向教育または

羽仁五郎

1955-10-15 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第2号

羽仁五郎君 昨日本委員会におきまして、去る二月の山形県の知事選挙の際に、選挙違反疑いをもって山形県西田川郡温海町越沢小学校講師西村完司君が起訴せられたのでありますが、その問題についてではなく、この場合に第二回の公判が四月二十七、八日の両日に越沢部落総代五十嵐右衙門君宅に設けられた臨時法廷において行われました際に、検事がこの先生の受け持ちの小学校の二、三年生の学童十数名を証人として喚問された。児童

羽仁五郎

1955-10-14 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

羽仁五郎君 人権擁護の問題は、新しい憲法が厳にこれをわれわれに命じているところでありまして、現内閣においても、これをやはり重大な問題とお考えになっているというふうに確信をするのでありますが、緊急に法相の高いレベルの意見を伺っておきたいという問題がございます。  その一つは、これは最近山形鶴岡地検で起った、従ってその裁判所において起った問題で、新聞においてもかなり大きく扱われ、産業経済などは全国版

羽仁五郎

1955-10-14 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

羽仁五郎君 お答え伺って非常に失望したのです。友愛精神というものは紙に書くだけのものだということはよくわかった。それでこういう深刻な問題を、損害賠償の問題しか考えていないというあなたの政治上の主義主張もよくわかりました。赤ん坊の命を失っても、それが損害賠償の対象にしかならぬという、実に人情のない、非友愛的なお気持はよくわかった。そしておっしゃるいろいろのあとのことは、それはいわゆる具体性の全くないものである

羽仁五郎

1955-10-14 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号

羽仁五郎君 関連して。花村法相に御意見を伺いたいのですが、この事件の非常に深刻な重要な意義は、十分法相も認識されておられると思うのです。もちろん人の命を奪うということは、いかなる場合にも、最も深刻なことですけれども、しかし多数の乳幼児の生命を失ったということは、やはり一大不祥事といわなければならない。その結末をあなたは法相としてどういうふうにおつけになるおつもりであるか。法相のお持ちになっておる—

羽仁五郎

1955-07-28 第22回国会 参議院 法務委員会 第22号

羽仁五郎君 本案提案者でおられます中山委員の教えを請いたいと思うのでありますが、非常に多い例ではないかと思われますけれども、何かの事情幼児の実際の親がその幼児を離れた状態にあって、そうして離れた状態を取り戻したいというふうに考えて実の親が実の子を誘拐した場合などは、諸外国の例を見ますと、特にその情状が酌量されて刑罰が軽くなっておりますが、本案においてはそれらの点はどのようなふうにお考えになっておりますか

羽仁五郎

1955-07-25 第22回国会 参議院 法務委員会 第20号

羽仁五郎君 私はもう少し専門的な御説明を期待するのですが、本年度の予算では防衛庁防御科学研究所に対して非常に多くの予算を計上しておられる。それはすでに国会の承認を得られたことじゃないかと思うのですが、もれだけ膨大な経費を使って防衛科学研究所をお打ちになっておられて、それで今問題になっております秘密部分の、しかもきわめて局限された部分の研究なり修理を、内部おできにならぬということはどうも納得できない

羽仁五郎

1955-07-25 第22回国会 参議院 法務委員会 第20号

羽仁五郎君 ただいま問題になる部分というのはどの程度のものなんですか、取りはずしが第一できるものなのか、できないものなのか、それから第二には取りはずして自衛隊防衛庁内部工場において修理ができるものなんじゃないか。つまり私の質問する要点は、あなたは前に今後は民間工場修理を出す場合が多かろうというお答えでしたから、民間工場修理に出す部分は、秘密を含まない部分修理にお出しになったらどうだろう

羽仁五郎

1955-07-25 第22回国会 参議院 法務委員会 第20号

羽仁五郎君 前回の私の質問趣旨を繰り返すのは恐縮ですが、国民権利を制限するということは、最小限度にとどめられるべきであって、それを軽々しく国民権利の制限を拡大せられるということは許すべからざることであるというふうに考えるので、伺うのですが、前回の私の質疑に対するお答えでは、従来本法によりまして貸与を受けておるものを、内部だけであるなら内部規律でもってまかなえるけれども、外部の民間工場等修理

羽仁五郎

1955-07-22 第22回国会 参議院 本会議 第39号

羽仁五郎君 議長並びに議員諸君、僕は本法案並びにその修正案に反対し、その反対の理由を明らかにすることを許されたいと考えるものであります。  少年が罪を犯したときに罰せらるべきものはだれでありましょうか。それは果して彼ら少年でありましょうか、それとも、われわれ国家社会こそ、彼ら純真なる少年を現在最悪の環境の中に放置し、彼らをして遂に悪の道に走らしめたものとして、その責任を負わねばならないものであり、

羽仁五郎

1955-07-21 第22回国会 参議院 法務委員会 第19号

羽仁五郎君 これは政府当局から、自衛隊並び防衛庁内部方針として本案関係しまして根本問題について一言伺っておきたいのですが、現在設置されておりますような自衛隊というものが、過去の軍国主義の復活になっては大へんだと、これは国民の非常に心配している点でありますし、当局においても十分その点については油断はおありにならないと思うのですが、しからばどうしてそれを防ぐのですか、どういうふうにして、今当局

羽仁五郎

1955-07-21 第22回国会 参議院 法務委員会 第19号

羽仁五郎君 ただいま議題になっております本案並びに修正案に対して反対せざるを得ないことをはなはだ遺憾に考えるのであります。ことに宮城委員御提出の修正案は、本案審議過程において宮城委員が非常な御尽力をなさいまして、手錠の問題についても、少年院において手錠を使用するということを認めないという修正案も、宮城委員はお考えになったようでありますが、いろいろな事情からその手錠については修正が行われないで、連

羽仁五郎

1955-07-21 第22回国会 参議院 法務委員会 第19号

羽仁五郎君 一言申し上げておきたいのですが、ただいまの宮城委員の御質問大蔵当局はやはりまだ十分御了解がないのじゃないかと思います。それで主計官に向って政治上の責任のある答弁を求めることは無理ですから、お伝えを願いたいのですが、そうして実際上それに納得せられた場合には、そういう措置をとっていただきたいのですが、少年犯罪を犯した場合に罰せられるべきものは少年であるのか、国家であるのか、現行法では少年

羽仁五郎

1955-07-20 第22回国会 参議院 議院運営委員会 第42号

委員外議員羽仁五郎君) ただいまの御説明で、本建築進行していない、そうしてそれには困難がある、そうしてその困難は主として建設省と設計者と図書館との三つの間の関係解決されないからだ、かつその解決の見通しはないというお答え、御説明だったようです。  館長に重ねてその点についてだけ伺いますが、館長は、ただいまの困難が館長のお力で解決できるというお考えで現在のような方針をとっておられるのか、それとも

羽仁五郎

1955-07-20 第22回国会 参議院 議院運営委員会 第42号

委員外議員羽仁五郎君) 今の建築の問題について一言伺っておきたいのですが、本建築進行状況についての御報告がすでになされたかもしれませんが、まだ十分はっきりしていないようでありますので、いつごろ本建築おできになるおつもりであるか、それが第一点。  それから現在進行がなかなか困難をしておられるようですが、その進行の困難がもしあるとすれば、進行困難の原因は何であるかということを、先日ばく然と輪郭的

羽仁五郎

1955-07-18 第22回国会 参議院 法務委員会 第17号

羽仁五郎君 それじゃ、もしなんでしたら、この次のこの委員会までに、この未復院者、帰って来ない子供の中で、よい環境のよい生活の中に入っている、よいという程度にもよるのですが、連れ戻されてはいないけれども、しかし問題が起っていないという人の数がわかると、大へん問題がはっきりしてくるのですが、お調べがもしつくようでしたらば知らせていただきたい。なお法案審講中でなくても、その点資料がお示し願えれば大へんありがたい

羽仁五郎

1955-07-18 第22回国会 参議院 法務委員会 第17号

羽仁五郎君 少年院法の一部改正法律案について、この前要求をいたしました資料をいただきましたので、その資料について二、三伺っておきたいと思います。  第一に、今まで昭和二十九年度中に逃走した者の連戻しの状況という資料をいただいておりますが、これで見ますと、連れ戻された者が六百五十一名で、いまだ連れ戻されていない者が二百三十二名ということになっております。この二百三十二名は連れ戻されないで現在いろいろな

羽仁五郎

1955-07-15 第22回国会 参議院 法務委員会 第16号

羽仁五郎君 ただいま御説明の中にもちょっとお述べ下さいましたのですが、本法が実施せられてから、適用された場合が全く安いという御説明でございましたが、果してそうでありましょうか。それからその本法が適用せられて、その犯罪として裁判があったという終局的なところまでいかないにしても、本法によるであろう疑いがあるとして、あるいは御調査になったり、あるいはいわゆる内偵のごときものが行われたり、あるいは逮捕が行

羽仁五郎

1955-07-15 第22回国会 参議院 法務委員会 第16号

羽仁五郎君 この議題になっておりますいわゆる防衛秘密保護法の一部を改正する法律案について、この際順を追って二、三点伺ってみたいと思います。  その第一は、現在の本法が本院において討議せられました当時の本番員会における討議の模様は、当然政府当局においては十分ごらん下すつていることと前提をいたします。本法は、本法成立当時に重大な問題が幾つかございました。で、それについてはかなり本委員会においても各委員

羽仁五郎

1955-07-15 第22回国会 参議院 法務委員会 第16号

羽仁五郎君 先ほど宮城委員から御希望のありました、少年院法の実施について、財政上の問題について大藏当局をお呼び下さるということは、委員長でお諮り下さると思うのですが、かなり政策的のことに関係しますから、やはり大藏大臣が来ていただくことが必要じゃないか。第二に、委員長お願いしたいのは、今度の少年院法法律改正によってやろうとしていることを、従来どういうふうにやってく今まできたのかということですね、

羽仁五郎

1955-07-14 第22回国会 参議院 法務委員会 第15号

羽仁五郎君 貴重な御意見をありがとうございました。  次に、伺いたいと思いますのは、先ほど、第二審はやはり継続審でなく覆審であるべきであるという御主張がございましたので、現在のように継続審とされていることにも、またその理由があるいはあるかとも考えられるのでありまするが、もしかりに、現在覆審でないために起っておりますいろいろな欠陥を救うという方法があるいはその間にも若干あるのではないかと思われますのですが

羽仁五郎

1955-07-14 第22回国会 参議院 法務委員会 第15号

羽仁五郎君 貴重な御意見をいただいてどうも非常に得るところがあって感謝しておるものでございますが、二、三の点について質問を許されたいと思うのでありますが、第一の点はただいまの御意見によりますと、現在最高裁判所について確定をみておるような事件の中には、法律の上からいって毛、また人権擁護の面からいってもきわめて不当なものがあるという御意見であります。そういうようなことが最高裁判所において行われた場合に

羽仁五郎

1955-07-08 第22回国会 参議院 法務委員会 第14号

羽仁五郎君 具体的に申し上げますと、先ほどの御意見に当るような場合は、一般的に申しましていわゆる訴追というような問題に、どういう関連を持つだろうかというようなことをも御意見がございましたら伺いたいのです。それからなおもう一つ、ただいまのお言葉でございましたが、具体的な三鷹事件について意見を述べるということをお控えになっておられますが、そのお控えになります御理由をもし聞かしていただければありがたいのです

羽仁五郎

1955-07-08 第22回国会 参議院 法務委員会 第14号

羽仁五郎君 それぞれ貴重な御意見をありがとうございました。重ねて伺いたいのでございますが、先ほど小野参考人がお述べ下さいました御意見では、私もこの三鷹事件を個々の事件として今問題にしておるわけではないのですが、ここに一般的な場合として憲法に違反し、あるいは刑事訴訟法四百条に違反しておるというような裁判が行われておるというように判断される場合でございますね。それを救う制度上のどういう方法があるだろうかという

羽仁五郎

1955-07-08 第22回国会 参議院 法務委員会 第14号

羽仁五郎君 貴重な御意見を聞かせていただいて、いろいろと新たに認識するところがあったのですが、御三方にお伺いをいたしたいのでありますが、ただいまお述べいただきました御意見によりますと、現在最高裁判所において行れております判決が、いずれも妥当でないという点が指摘されたのでありますが、これに対して、これをどういうふうにして救ったらよろしいのか。ただいまいろいろな御意見がございましたが、あるいは法律改正

羽仁五郎

1955-07-04 第22回国会 参議院 法務委員会 第13号

羽仁五郎君 裁判所の御意見でありますから、もっぱら尊重して拝聴いたした次第でございます。第一点につきましても、なお国民に不安を与えられないように御努力を、これはお願いを申し上げるわけであります。第二点につきましても、先ほど伺いましたのは、その実力を用いて刺激をせられるというような心配を国民に与えられるのではないかという点、それからもう一つは聞くべき弁論を聞くことが、別に禁ぜられていない場合にもお聞

羽仁五郎

1955-07-04 第22回国会 参議院 法務委員会 第13号

羽仁五郎君 ただいまの法律案に関連して裁判所にちょっと伺っておきたいと思いますが、われわれはもちろん立法、司法、互いにその独立を保ち国民の信頼を全うするということを唯一の目的として伺いたいと思っております。私はやはり申すまでもなく、裁判所というものが最後の解決を与えられるところでありますから、いやしくもあるいは人々の思想上の立場であるとか、あるいは政治上の立場であるとかということによって差別をなさるということは

羽仁五郎

1955-07-04 第22回国会 参議院 本会議 第32号

羽仁五郎君 憲法尊重に専心して余念なく、その趣旨の実現に全力をあけることを絶対的の使命とせねばならない政府をして、今、余念を抱いて本法案の意図しているような方向に力をさかせ、国民の重税の一部たりとも、このような余念方向に費消せしめることは、本質的に憲法違反であり、国民の信託を裏切らしめるものである。かつまた、これは最近の選挙の結果に示されたる国民の意思を軽視するものであり、国会最高権威にも関する

羽仁五郎

1955-06-30 第22回国会 参議院 法務委員会 第11号

羽仁五郎君 今の逮捕の問題ですけれども、つまり警察というか、捜査技術といいますか、そういう警察技術が進歩する唯一方法は、私は人権を尊重することにあると思う。人権を尊重しなければ永久に捜査技術は進歩しない。過去の警察がどうしてあんなに技術が悪かったかといえぱ、頭が悪いのでもなければ、怠慢でもない、人権を尊重しないものだから、警察技術が進歩しなくてもいかれる、これは人権を尊重するということが

羽仁五郎

1955-06-30 第22回国会 参議院 法務委員会 第11号

羽仁五郎君 今中山委員のおっしゃったこと全く賛成なんですが、一言申し上げておきたいのですが、要するにこの委員会に協力していただきたいという気持ですね。それはおそらく井本さんなり、あないは警察庁からおいでになった方も今、中山先生がおっしゃった通りに大学の講堂から廊下伝いおいでになったから御承知がないのですが、私自身も戦前に警察留置所経験があり、取調べの経験がありますが、これは何とかしてああいうふうな

羽仁五郎

1955-06-30 第22回国会 参議院 法務委員会 第11号

羽仁五郎君 この法務委員会では常にこういう問題について、たとえば逮捕状の乱発の問題とか、あるいはその後には警察官の拳銃の暴発の問題であるとか、そういう問題について重大な関心を持たなければならぬ任務があることは御承知通りであります。これはほんとうの責任法務省がお持ちになっているはずですけれども、それでわれわれが安心しておれないというふうに感ずる場合に、当委員会においてこういう問題が取り上げられているのです

羽仁五郎

1955-06-27 第22回国会 参議院 法務委員会 第9号

羽仁五郎君 ただいまのお答えは私はさっきお願いした、法務省はこの際検察、警察一般に向って最近逮捕状手錠等が適当に使用されていないじゃないかというような疑いがある。従って逮捕状手錠などの取扱については、一段と慎重に人権を尊重して、いやしくも人権をじゅうりんすることのないようにせられたいというように示達せられる御意志があるというように伺ってよろしいのでしょうか。それから第二の点は、特にこの少年院

羽仁五郎

1955-06-27 第22回国会 参議院 法務委員会 第9号

羽仁五郎君 関連して政務次官にちょっと伺いたい。今宮城委員からるるお述べになりましたことに対しては、政府としてもただお聞き流しになるというようなことはないだろうと思うのですが、今度の改正法律案要点というものは、要するに逮捕状なくして人を逮捕するということはよくないという一般刑事訴訟法なり、一般のそういう見地から、それが少年の場合に、やはり逮捕状がないのに、少年を強制的に連行するということは、人権

羽仁五郎

1955-06-14 第22回国会 参議院 外務委員会 第10号

羽仁五郎君 権利義務が発生しないというふうにおっしゃいますけれども、しかし事実上においては、そこからやがて権利義務が発生するのです。その端緒をなすことはいうまでもないことであると思う。そういう形式論理というか、はなはだ失礼な言葉でもありますが、民間でそういうことをいわゆる三百代言というふうに一般にわれわれは言いますが、そういうようなことでこの重大な問題を扱われる、濃縮ウラン受け入れは石炭を買うくらいのものだなんということを

羽仁五郎

1955-06-14 第22回国会 参議院 外務委員会 第10号

羽仁五郎君 お言葉とも思えないのですが、この仮調印が効力を持たないものであるというふうにおっしゃいますけれども、しかし国際上の儀礼として、仮調印が効果のないものである、従って正式の調印の場合に、仮調印が全くくつがえされることがあるのだというような考え仮調印をなさることは、わが国の外交を担当せられる当局のなさるべきことじゃありません。われわれはアメリカに対しても、やはり正々党々と信義を重んじた態度

羽仁五郎

1955-06-14 第22回国会 参議院 外務委員会 第10号

羽仁五郎君 昨日伺いましたところによりますと、衆議院では外務大臣は、議員質問お答えになりまして、濃縮ウラニウム受け入れに関する正式調印は、ゼネバ会議の後にせられたいという学術会議の意向を尊重せられるという御趣旨の御答弁がありました。ところが昨日の本委員会におきましては、政務次官より、仮調印はおそらくはゼネバ国際会議以前になるだろうというお答えがあったのであります。この二つのお考えというものが

羽仁五郎

1955-06-13 第22回国会 参議院 外務委員会 第9号

羽仁五郎君 それでは重ねて外務省の方に伺いたいのは、もう一つだけですが、外務省学術会議の御意見というものを尊重せられるということは申すまでもないと思うのですが、その尊重せられるという御態度に、先ほどから他の委員からの御質問にもその点があったと思うのですが、建前は尊重しておられるようですけれども、実際において、現在の交渉の進行過程というものは、どうも学術会議意見というものに沿うておられないように

羽仁五郎

1955-06-13 第22回国会 参議院 外務委員会 第9号

羽仁五郎君 伺いたいことが多いので、時間もあれですから、簡単に伺いたいのですけれども、第一に伺いたいのは、けさのラジオを聞いておりますと、衆議院でも戸叶議員の御質問に対して外務大臣は、濃縮ウラン受け入れ仮調印は、八月のジューネブにおける原子力平和利用国際科学会議よりも前に行われることはないだろうという御答弁であったように、私はラジオで聞いたのですが、ただいま政務次官お答えでは、その点がはっきりしていなかったのですが

羽仁五郎

1955-06-09 第22回国会 参議院 法務委員会 第5号

羽仁五郎君 今のお答えについて一言申上げます。法務大臣は、法務大臣に就任せられたにつきましては、非常な抱負をお持ちになって御就任のことと拝察をいたします。従って、ただいま私が申し上げました諸点について、それぞれ遺憾である、あるいはそういうものを改善したいというふうにお答えいただいたことは、必ずそれを実行せられるということを私は確信して伺っておきます。  この証拠なくして人を逮捕しているというのは、

羽仁五郎

1955-06-09 第22回国会 参議院 法務委員会 第5号

羽仁五郎君 ただいままでの論議の問題についても、政府が行政の責任者として負うべき責任を負われることは、私はお願いしておきたいと思うのですが、いささかその点において気魄が欠けたような御答弁を伺ったことは非常に残念ですが、おそらく私の耳の聞き違いだろうと思うのです。私が緊急に伺いたいのは、問題が六つばかりあるのですけれども、法相の時間の御都合もおありでしょうから、きょうお答え願えないことは次までにお調

羽仁五郎