2018-03-30 第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
○義本政府参考人 お答えいたします。 入試につきましては、基本的には大学において出題をし、中から作問する委員を定めてつくっておられるということでありますけれども、今回、大阪大学の件においても、その作問の先生方だけで対応したということで、全体としてのチェックができなかったということがございますので、大阪大学においては、例えばそれを全学的にサポートするための体制をつくったりとか、あるいは、サポートするための
○義本政府参考人 お答えいたします。 入試につきましては、基本的には大学において出題をし、中から作問する委員を定めてつくっておられるということでありますけれども、今回、大阪大学の件においても、その作問の先生方だけで対応したということで、全体としてのチェックができなかったということがございますので、大阪大学においては、例えばそれを全学的にサポートするための体制をつくったりとか、あるいは、サポートするための
○政府参考人(義本博司君) 国立大学については、平成二十八年度から、いわゆる三つの重点支援の枠組みというものを創設いたしまして、それぞれの強み、特色を生かした改革を進めるという形で支援しているところでございます。この点につきましては、例えば組織の改組、あるいは自治体とか産業界と連携した地域ニーズに応えるような対応など、幅広い視点からの活性化、組織改革自身が進んできたということと思っております。 さらには
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 委員御指摘の大学の自主性、自律性が配慮がなされていないと認める場合、個別の事案それぞれございますけれども、例えばでございますが、認定された地方公共団体が大学の意思に反して産業創出につながる研究のみに例えば過度に従事して、学生に対する十分な人材育成が損なわれるというような場合がそういうふうなケースに該当されるというふうに思っておるところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 盲聾を含め障害の有無にかかわらず全ての学生が、その意欲と能力に応じて大学等において学べる機会を確保することは極めて重要でございます。そのため、文部科学省におきましては、障害者差別解消法の施行を踏まえまして、障害のある学生の支援の充実を大学がしっかり取り組んでいただくようにその取組を促しているところでございます。 具体的には、例えば大学等における障害学生支援
○義本政府参考人 お答えいたします。 世界大学ランキングにつきましては、タイムズ・ハイアー社も含めて多様なものがございますが、評価指標もいろいろございまして、大学の国際競争力を高める観点から、こうした客観的な指標を通じまして、我が国の大学の課題をしっかり把握して改善に生かしていくということが重要でございます。 主要な世界大学ランキングとしましては、タイムズ・ハイアー・エデュケーション社によります
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 学部等が完成された場合の開設年度の入学者の学生が卒業するまでの年度、この期間についてしっかりフォローアップすることになっているところでございます。 木戸口議員御指摘のとおり、留意事項につきましては、先ほどの話のように総合参加型臨床実習ですとか、あるいは教員の年齢の構成の是正等についての御指摘をいただいているところでございますので、その点については毎年書面
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 文部科学省におきましては、木戸口委員御指摘のように、獣医学教育の改善、充実の方策につきまして調査研究協力者会議で検討を行いまして、その提言に基づきましてモデル・コア・カリキュラムを策定することによりまして、教育内容、方法の改善を図る、さらには獣医学教育の質の確保のための評価システムを構築していく、さらに附属家畜病院の充実や外部の専門機関等の連携によりまして
○義本政府参考人 お答えいたします。 先ほど大臣、副大臣から答弁させていただきましたように、東京二十三区につきましては八万人の増加という形になっている一方、他の地域においては減少しているというところがベースになっているところでございます。 それに歯どめをかけるという意味で、定員の抑制という形で、法律に先行する形で、三十年度の大学の新設それから大学の定員増についての抑制の告示という形でさせていただいたところでございます
○義本政府参考人 お答えいたします。 孔子学院のホームページ及び日本孔子学院協議会の本年度の幹事校として関西外語大学がございますけれども、そこの、関西外語大学孔子学院のホームページによりますと、平成二十九年十二月三十一日現在、日本には十四校の孔子学院があるとされているところでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 昨年十二月に閣議決定いたしました新しい経済政策パッケージにおきましては、「所得が低い家庭の子供たち、真に必要な子供たちに限って高等教育の無償化を実現する。」とされたところでございます。 その際、閣議決定で具体的に定まっていない詳細部分につきましては、検討を継続しまして、夏までに一定の結論を得るということとされているところでございまして、それを踏まえ、文科省におきます
○義本政府参考人 お答えいたします。 給付型奨学金、委員御指摘のとおり、平成三十年四月から進学を予定されている方につきまして予約採用を今実施しておりますけれども、全体で二万一千百四十二人を採用候補者として決定しているところでございます。 その内訳としましては、社会的養護を必要とする者がそのうちの六百三人、住民税非課税世帯の者が二万五百三十九人となっているところでございます。
○義本政府参考人 お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、第四次産業革命ですとかグローバル化が進展する中において、我が国が持続的な成長、発展を遂げていくためには、人材育成とイノベーションの創出の中核でございます大学の役割が一層大事だということでございます。 御指摘のランキング、タイムズ・ハイアー社のランキング以外、いろいろなランキングがございますけれども、一概に評価するということができないというのは
○義本政府参考人 お答えいたします。 雇用形態といいますか、大学の方に対しては、その勤務している状況について、常勤か非常勤かということでお尋ねして回答をいただいたものでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 先ほど答弁いたしました常勤のカウントにつきましては、北海道大学に調査した結果でございまして、そのような形での報告をいただいたところでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 北海道大学の有珠火山観測所につきましては、法人化前の平成十五年度につきましては常勤が四名でございます。平成二十九年度におけます同有珠火山観測所につきましては、常勤一名と非常勤の職員二名の合計三名の配置となっているところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 平成二十八年度末時点における貸与奨学金における貸与総額は九兆一千七百九十三億円でございますが、実績値ベースで、貸与人数につきましては約百三十一万人でございます。それから、返還人数につきましては、平成二十八年度時点のベースで約四百十万人となっているところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答え申します。 給付型奨学金制度につきましては、平成二十九年度に創設しまして、特に経済的に厳しい状況にある学生等に対して一部先行実施したところでございます。 平成三十年度予算案におきましては、給付人数を一学年当たり二万人としまして、制度を本格的に開始することとしておりまして、適用人数については本年度の先行実施分と合わせて二万二千八百人となっているところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答え申し上げます。 大学等の設置認可前において募集活動を行うことについてはできませんけれども、設置認可申請中あるいは予定などと明記して、認可がまだなされてないことを明確にした上でPR活動を行うことは差し支えないところでございます。 加計学園の韓国におけるPR活動においても、パンフレットにおいて予定と記す形で資料を作成して配っているものと聞いております。その形状については
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 韓国におけるPR活動の際に付されたパンフレットについては、予定と明記した上で配付しているものと聞いているところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 実施体制につきましては、大臣が先ほど御答弁したとおりでございますけれども、委員御指摘のとおり、その申請内容自身がしっかり具体化されているということは非常に大事でございます。今後は、設置認可申請書に記載されている内容を確実に履行し、適切な実施体制を構築していくことが必要でございますので、設置審自身が履行状況をしっかり把握するという形で、開設後も、完成年度
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 社会の期待に応える医師を養成するためには、六年間の医学部教育と二年間の卒業後の臨床研修におきまして、医師として目指す姿や関連する教育内容が連携し整合していることが大変重要であると考えております。 平成二十八年度に文部科学省が医学教育モデル・コア・カリキュラムを改訂する際には、改訂のための専門検討委員会にオブザーバーとして厚生労働省に参加いただきますとともに
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 議員御指摘のとおり、我が国におきまして少子高齢化が進展する中で、医学教育において地域医療について学ぶことは極めて重要であると認識しております。 地域医療につきましては、学生が卒業時までに身に付けておくべき必須の実践的診療能力の学修目標を提示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおきまして地域医療に関する項目が盛り込まれているところでございます。これに
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 御指摘の四項目が満たされているかにつきましては、昨年十一月九日の追加規制改革事項の決定に際しまして文科省も含めました関係省庁において確認を行っております。獣医学部の新設又は定員増につきましては、獣医療行政を所管いたします農林水産省の獣医師の需給に関する見解を踏まえまして昭和五十九年以降抑制してきたため、文科省としては、農水省の獣医師の需給に関する判断
○義本政府参考人 お答えいたします。 平成三十一年度開設の専門職大学、専門職短期大学の設置認可申請につきましては、委員御指摘のとおり、昨日、十一月三十日に受け付けを終了したところでございます。今、案件を整理しているところでございますけれども、文部科学大臣から、案件を整理した上で、大学設置・学校法人審議会に諮問を行う予定でございますが、申請書、申請者から持ち込まれた件数については、現在十六件あるところでございます
○義本政府参考人 お答えいたします。 今回の獣医学部の新設につきましては、国家戦略特区を所管する内閣府を中心に、段階的にそのプロセスが進められてきたところでございまして、この特区のプロセスの中で、文科省も含めまして、関係省庁において四項目が満たされていると確認を行ったところでございます。 このプロセスの中で、事業者の公募に対して提出のございました加計学園の構想が、先端ライフサイエンス研究の推進や
○義本政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘のとおり、高い基礎学力を高等教育以降の専門的な学びにしっかりつなげていく円滑な接続が大変重要な課題だというふうに認識しているところでございますけれども、これまで十分達成できなかったところは受けとめないといけないと思います。 このため、文部科学省におきましては、高等学校以下の学校教育、大学教育、その両者をつなぎます大学入学者選抜を一体的に改革することを
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 獣医学部につきましては、国家戦略特区の認定を受けて認可申請がなされたものでございまして、事務局から設置審の委員に対しまして特区認定がなされた経緯を説明するとともに、設置審では特区構想についての整合性について審査する役割を有していないということについて説明をいたしたところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 設置審議会におけるプロセスの審査について、個々の委員についての議論、コメントについては、ここでは差し控えさせていただきます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 大臣が答弁させていただきましたとおり、設置審におきましては、その設置審査申請書が法令にのっとってできているものかについての審査でございますので、四項目についての審査についていたしておりません。
○義本政府参考人 お答えいたします。 前川前事務次官は、七月二十四日の衆議院予算委員会におきまして、和泉補佐官から呼ばれて具体的に圧力があったというふうにお答えされておりますけれども、前川氏自身が国会において答弁されているところでは、前川氏自身は、当時の松野前大臣に対して和泉氏との面会について報告しなかったということでございます。 また、前川前次官が主張されておられます当時の文部科学省内の省議、
○義本政府参考人 お答えいたします。 今回の獣医学部の新設につきましては、国家戦略特区を所管する内閣府を中心に段階的にそのプロセスを進めてきたところでございまして、国家戦略特区の枠組みの中で、関係法令に基づき、関係省庁の合意のもとで適切に進められたものと理解しておるところでございます。 また、松野前文部科学大臣が七月二十四日の衆議院予算委員会で、総理、官邸から私に指示があったことはないと答弁されているように
○義本政府参考人 設置審議会につきましては、認可を可とする答申にあわせまして、いわゆる留意事項としまして改善していただきたい点を明らかにし、開設後におきましてその履行がしっかりやれているかどうかについて、いわゆる履行状況調査として、設置審議会自身が審査をし、そのフォローアップをするというふうなプロセスを持っているものでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 今回の国家戦略特区におきます獣医学部の新設につきましては、これまで国家戦略特区を所管する内閣府を中心に、段階的にそのプロセスが進められてきたところでございまして、いわゆる四項目につきましては、昨年十一月九日の追加規制改革事項の決定の際に、関係省庁において四項目が満たされていると確認を行ったところでございます。その四項目が満たされているという前提のもとに進められた
○義本政府参考人 お答えいたします。 大学設置・学校法人審議会におきます審査は、学問分野の専門家や大学運営に関する有識者に参画いただき、あらかじめ定められた基準に基づきまして、教育課程、教員組織、施設設備等が学校教育法や大学設置基準等に適合しているかについて、学問的、専門的な観点から行われるものでございまして、外部からの意向が及ぶようなことはないというふうに考えております。 なお、このことに関連
○義本政府参考人 お答えいたします。 文部科学省が六月二十日の日にこの文書の存在について確認し、発表したものでございます。
○政府参考人(義本博司君) 文科省におきましては、総理の指示の下、文科省として国民の声に真摯に向き合い、改めて徹底した再調査を行いたいというふうに思っておりまして、具体的には、前回調査におきましては、専門教育課の関係する共有ファイル、あるいはその電子フォルダのみを対象としておりましたけれども、今回の調査においては専門教育課以外の設置認可の担当部局である部局、それから特区窓口の担当部局の共有ファイル、
○政府参考人(義本博司君) 御提示いただきました文書につきましては、いわゆる内閣府と文科省のやり取り、あるいは大臣、ある意味での報告等々につきましてのいわゆる行政部内での、あるいは関係省庁間のやり取りということについての形状が見えますので、その点については、その中身としてはいわゆる政策の形成過程の途上であるというふうな認識でそういう答弁をさせていただいたところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 この報道につきましては、たしか金曜日の深夜、夜だったと思いますけれども、その時点の報道であったものについての話でございますけれども、私どもとしましては、今週の決算行政監視委員会等でお答えさせていただきましたように、出所あるいは入手経路等について不明であるという点については変わりません。しかしながら、その文書につきましての事実関係ということであれば、ファイル
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 この文書につきましては、民進党から御提示いただきましたものにつきまして、行政文書であるかどうかということにかかわらず、いわゆる担当した部局の職員からのヒアリング、それから共有の専門教育課のファイル等を通じまして確認できなかったということについての結論を出したところでございます。 それ以降、一連の報道については承知しておりますけれども、依然その出所あるいは
○義本政府参考人 先ほど申し上げましたように、ヒアリングした中においては、見た記憶がない、その中において、共有したことがなかったということについての回答がありますし、また、専門教育課のフォルダを確認したところ、その文書については確認されませんでしたので、その結果として、その文書の存在については確認できなかったという結論が出たところでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 繰り返しになりますけれども、文科省の調査におきましては、該当する文書の存在自身が確認できなかったということでございます。
○義本政府参考人 お答えいたします。 文科省が民進党から御提示いただきました八つの文書につきまして、担当部局である専門教育課、それから特区の窓口である行革推進室の補佐以上の担当職員につきましてヒアリングいたしまして、その中で、その文書について作成したことがあるか、あるいは共有したことがあるかについてお尋ねしまして、それについては確認できなかったという結論が出ているところでございます。
○政府参考人(義本博司君) お答えいたします。 文科省におきましては、既に、この問題を担当します担当部局の職員のヒアリング、それから文書についての調査、それから、あわせまして、大臣が累次答弁させていただきましたように、官邸からの関与があったということについて、なかったというふうに発言しておりますので、そのとおりだと思っております。
○政府参考人(義本博司君) 前川前次官と木曽氏との面会については、文科省としては承知しておりません。 なお、前川前次官と木曽氏が会ったことがあるとの報道は承知しておりますけれども、その具体的な日時、内容については聞いたことはございません。
○義本政府参考人 お答え申し上げます。 獣医学部の新設問題につきましては、高等教育局の専門教育課が担当部局となりまして、課長補佐以上の職員で実際に内閣府と折衝したところでございます。 示された文書についての存否ということでございましたので、実際の折衝に当たった職員あるいは関係する部署について確認したところでございまして、係長については入っておりません。補佐以外の者につきましては、直接の情報を得る