1960-09-02 第35回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○美馬参考人 補償をするということでなく、これは事実天候によるものでございまして、相当細い麦でございますので、先ほど醸造に適するというお話が出ましたが、それは会社のふるいの目がきまっておりまして、幾らふるってもそれは機械で調整することができませんで、救済の意味において、ふるったそのまま飼料に払い出すといった関係上ぎりぎりの線までことしは制限つけずに買っております。
○美馬参考人 補償をするということでなく、これは事実天候によるものでございまして、相当細い麦でございますので、先ほど醸造に適するというお話が出ましたが、それは会社のふるいの目がきまっておりまして、幾らふるってもそれは機械で調整することができませんで、救済の意味において、ふるったそのまま飼料に払い出すといった関係上ぎりぎりの線までことしは制限つけずに買っております。
○美馬参考人 それは昨年のように平年作でありますと、耕作技術の進んだ現在では——昨年は相当残麦が出て規格外というようなことを考える必要もなかったのでございますが、本年のように非常に天候が早天続きで分けつしたものが実らないとか、水分不足のために、われわれ枯れうれと申しておりますが、枯れうれして充実しなかったというような天候の関係がありますので、一がいにその結果を出すことができない。以上でございます。
○美馬参考人 ビール麦の規格を変えた起こりは、過去四回、五回にわたりまして毎年食糧庁におきまして実態検査をやり、戦後作りましたビール麦の規格が普通大麦の規格を焼き直したという関係上、実態と合っておりません。それで実際出回った麦を、今申し上げた通りに四カ年ばかり会社の倉庫へ入ったのを各工場で食糧庁自体が実態検査をやりまして、規格が現物と離れておる。御承知のように二条麦は六条麦よりも粒がずっと大きくなっておりますので
○美馬参考人 豊凶によって、凶のときにはしょうがないですから……。いつも豊凶のときになっております。 それから補足的に申し上げますが、先ほどこちらで御説明になりまして、一割増減の問題はまだ付議して決定してないということを言われましたが、先ほどから言われた通り、中央の指令が地方に行ってないというようなことと同じことだろうと思います。もうすでに一割買付をやっております。森川参事さんの発言はおかしいと思
○美馬参考人 戦後は反収であったことがあります。生産農家から耕作台帳を作りまして、反収を明記したのです。ところが各組合からの要望によって数量で明記してくる、こういうことです。従いまして数量で契約しますが、それに対して一割の増減を認めるということがはっきり明記してあります。