2015-09-02 第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
○美根参考人 私は、中国の援助についての問題は、いいところもあります、それは非常に戦略的だということではないかと思うんです。 先ほどもありましたように、資源確保あるいはそのための手段は何かということを組み立てて考えまして戦略的に進出していくわけでありますが、しかし、中国の場合には、援助を供与することに対する条件といいますか、西側の場合には、日本もそうですけれども、一定の条件というものはやはり無視するわけにはいかない
○美根参考人 私は、中国の援助についての問題は、いいところもあります、それは非常に戦略的だということではないかと思うんです。 先ほどもありましたように、資源確保あるいはそのための手段は何かということを組み立てて考えまして戦略的に進出していくわけでありますが、しかし、中国の場合には、援助を供与することに対する条件といいますか、西側の場合には、日本もそうですけれども、一定の条件というものはやはり無視するわけにはいかない
○美根参考人 私も津島先生のおっしゃったことに一〇〇%賛成でございまして、どの点とどの点がいい点である、そういうことを申し上げるかわりに、私は、AIIBに関して提起された国際金融機関のあり方というものをよく考えるいい機会だ、そういう観点もあろうかと思います。 つまり、ADB、世銀もそうですけれども、両方ともいろいろ不満があるということは事実であります。また、これは開発途上国だけでなくて、先進国の方
○美根参考人 本日は、このような場で私の意見を聞いていただきまして、大変ありがとうございます。 齋藤参考人と違いまして私は資料を持ってきておりませんので、口頭で説明させていただきます。 AIIB、アジアインフラ投資銀行ですけれども、この構想が打ち出されました当初は、国内ではバスに乗りおくれるなという論調がかなり強かったように思います。今はかなり鎮静化したようですけれども、しかし、では、参加しないでいいか
○説明員(美根慶樹君) まず、NAFTAの関係でございますけれども、NAFTAにつきましては、労働あるいは環境の点で大変激しい論争が米国内にあるのはよく御承知のことと思います。 この点に関しまして、米国議会に対しまして十一月三日に行政府の方から補完的な協定が提出されて、現在審議が行われておるところでございます。審議の見通しということでございますけれども、大変難しいところでございまして、私どもこれの
○美根説明員 ガット・ウルグアイ・ラウンドのサービス分野における交渉におきましては、我が国は、外国弁護士問題につきましてアメリカ、ECなどより一層の自由化を求められておるわけでございます。 我が国の外国弁護士に関する特別措置法につきましては、これは相互主義を基本原則の一つとしておりますので、我が国といたしましては、外国弁護士が我が国において自由に活動を行えるというそういう約束を行う立場にはないわけでございます
○説明員(美根慶樹君) 私の説明が舌足らずであったかもしれませんが、東亜日報の内容について東亜日報に対して抗議するということは考えてないということを申し上げたわけでございます。
○説明員(美根慶樹君) ただいま御指摘になりました韓国東亜日報の記事につきましては、中身については報道されたような事実はございません。米の問題等に対する政府の方針については、本委員会あるいはその他の委員会の場で累次説明しておるところでございます。私どもの考えでは、政府の考え方というものはこういった公の場で明らかにしておりますので、韓国の東亜日報等についてもそういうものは当然伝わっておるものと考えております
○説明員(美根慶樹君) 平成五年度におきましては、ただいま先生から御指摘のありました総額十五億円の予算を今要求いたしておりますが、その中で通信関係につきましては約七千万円を見込んでおります。
○説明員(美根慶樹君) 昭和六十一年度におきましては、サミットの関係の経費でございますが、その中で通信関係ということでは、予算は約二千五百万円でございました。
○説明員(美根慶樹君) 日米構造協議につきましては、平成二年六月に最終報告と呼んでおりますが報告書が作成されまして、その報告に基づきまして毎年一回フォローアップをする、それから三年後には改めて検討するということになっております。そのプログラムに従いますと、来年、三年目の検討をするという段取りになるわけでございます。 一方、アメリカにおきましては、ただいま先生からもお話がございましたように先般の大統領選挙
○説明員(美根慶樹君) 先ほど私ども外務省の方からお答えしました問題につきまして通産省の御意見を求められましたけれども、本日の御審議に際しまして私ども準備をいたします段階で通産省の方のお考えも確かめることはいたしております。基本的には、本件、先ほどの御質問につきましては、通産省の方のお考えも私どもの方から御説明しましたことと同じであるというふうに了解しております。
○説明員(美根慶樹君) 国際的には、御承知かと思いますけれども、バイオテクノロジーのみならず広く知的所有権一般につきまして、権利保護の側面と貿易の側面がある。そういう二つの側面について、技術の進展に伴いまして、いろいろ検討していかなきゃならない、こういう考え方がだんだん強くなっております。その貿易との関係につきまして、特にニューラウンドにおきましてどうするか、こういう問題がございます。その検討の一環
○美根説明員 先生御案内のように、我が国の経済環境にはまことに厳しいものがあるわけでございますけれども、今回の対策の対象となっておりますような事態、すなわち中小企業者が資金繰りに困り、経営困難に陥るといったような場合に、各国においてどうするか、こういうことにつきましては、我が国と外国との客観的な状況が違うので簡単に比較することは困難でございますけれども、いずれにしましても、今回の対策の対象となっておりますような
○美根説明員 私どもが承知しております説明内容につきましては先ほど御説明したとおりでございますが、具体的にどういう言葉を使ったかということにつきましては、現在手元には必ずしもございませんが、趣旨といたしましては先ほど御説明したとおりでございます。 それで、これに対してスミス次席代表あるいはアメリカ側がどう反応したかということにつきましては、これも御質問の内容でございましたら、この点につきましても先
○美根説明員 ただいまの通産省からの御説明に私どもの方からつけ加える点は余りございませんけれども、私どもの方からも、ワシントンその他の場所におきまして、機会あるごとに今回の対策、それから考えられております対策の目的等を説明いたしております。特に今回の対策が、資金繰りが逼迫し倒産の危機に陥っている中小企業者に対し、倒産を回避しながら事業転換、内需転換等の企業経営の調整を行っていくための激変緩和の措置であって
○説明員(美根慶樹君) 私どもとしましては、外国から批判があるかどうかということが一つの大きな問題になるわけでございますけれども、そういう仮定の話としまして、貿易摩擦がどういう状況になれば起こるかとかという点については、当該商品の輸出入、輸出の数字あるいは輸入の状況、そういうものを総合的に判断して考えなければならないというように考えております。いずれにしましても、政府といたしましては、先生よく御案内
○説明員(美根慶樹君) ただいま先生が提起された問題あるいはそういう側面につきましても、私ども承知しておる限り、外国からは特に批判は聞いておりません。