1997-06-04 第140回国会 衆議院 逓信委員会 第15号
○結城説明員 私どもの調査の過程の中で、犯罪に絡むような事実は認められませんでしたが、保険の周知物品である切手につきまして、その取り扱いに不適切な行為がございましたので、先ほど御指摘ありましたように、本人から始末書を徴取した次第でございます。 それからもう一点の、払い込み団体の組成の問題、構成員への勧誘の問題等につきましては、今回の申告または投書の中にはこの点が触れられておりませんで、私どもの方としてま
○結城説明員 私どもの調査の過程の中で、犯罪に絡むような事実は認められませんでしたが、保険の周知物品である切手につきまして、その取り扱いに不適切な行為がございましたので、先ほど御指摘ありましたように、本人から始末書を徴取した次第でございます。 それからもう一点の、払い込み団体の組成の問題、構成員への勧誘の問題等につきましては、今回の申告または投書の中にはこの点が触れられておりませんで、私どもの方としてま
○結城説明員 本件につきましては、平成八年の十月から平成九年一月にかけまして、先生御指摘の前瑞穂局久保保険課長に関する匿名の投書等もございました。東海郵政監察局においては、投書内容を踏まえまして、本人及び関係者について調査をいたしました。供応でございますとか金銭を受けたといった犯罪に絡むようなものはなかった、認められなかったということでございます。
○説明員(結城淳一君) 発生いたしました不正行為の態様を分析いたしまして、防犯のための対策を毎年種々講じているところでございます。しかし、個々の施策を包括的にあらわすための抽象的な表現になってしまうということでございます。 例えば一、二具体的な中身を平成五年度の例で申し上げますと、特定郵便局長がほかの郵便局を点検する相互防犯点検を開始したのは平成五年度でございます。防犯点検をしっかりやろうという書
○説明員(結城淳一君) 職員による不正行為というのはお客様の郵便局に対する信頼を裏切るものでございまして、大変遺憾に存じております。 職員による不正行為を防止するため、郵政研修所、郵便局等におきましては教育訓練、それから各種会議を通じて職員に対する防犯意識の高揚及び生活指導の徹底を図る等の措置を講じております。 それからまた、お客様との間での正規取り扱いの遵守、特定郵便局長が相互に郵便局を点検する
○説明員(結城淳一君) 部内職員の不正行為により公金の不法領得が発生していることにつきましては、大変遺憾に存じております。 先生御指摘のとおり、二十九件につきましては補てん済みで一億八千九百三万円を回収しているところでございます。損害補てんされていない残りの十四件につきましては、平成八年十月末現在でございますが、金額で五億七千三百七十八万円のうち一億二百十万円を回収済みでございます。一八%の回収率
○説明員(結城淳一君) 金利の自由化につきましては、郵政省としましても金融の国際化、国債の大量発行、こういったことを背景といたしまして時代の流れであるというふうに考えておりまして、郵便貯金もこういった動きに積極的かつ前向きに対応していかなければならないという考え方で進めてまいっております。こういった自由化に対応していくためには、郵便貯金が市場の実勢にふさわしい金利を提供できるようなそういう必要があるわけでして
○結城説明員 先ほどもお答えしたわけでございますが、郵便貯金としては、公的資金であるということから、資金の運用という点、これはやはり公共債、国債といったようなものに限定して考えざるを得ないというふうに考えておるわけでして、したがいまして、民間の金融機関が市場で貸し出す金利、これに比べて国債等の運用が上回る場合もあるかもしれませんが、大体は平均的な市場の実勢を反映した金利になっていく。特に現在では国債
○結城説明員 金利の自由化を進めるに当たりまして、郵便貯金の個人預貯金に占めるシェアが三〇%であるというようなことから、郵便貯金がプライスリーダーとなるのではないかという御指摘でございます。そういった議論も確かにございますが、これは郵便貯金が民間よりも高い金利を付利するのではないか、そういった懸念から出たものではないかというふうに考えられるわけでございます。しかしながら、郵便貯金は金利自由化のもとでも
○結城説明員 金融の国際化、それから国債の大量発行、こういったことを背景といたしまして、金利の自由化は避けられない時代の流れとなっておるというふうに我々も受け取っております。郵便貯金も、そういった意味で、このような動きに積極的かつ前向きに対応していかなければならないというのが実態でございます。 従来、個人預貯金金利は、人為的な低金利政策のもとで、本来あるべき水準よりも低位に規制されてきておりました
○結城説明員 先生御指摘のように、金融の国際化、国債の大量発行等を背景といたしまして、金利の自由化は避けられない時代の流れとなっておるわけでございまして、郵便貯金もこのような動きに積極的、前向きに対応していかなければならないと考えておるわけでございます。金利の自由化に対応していくためには、市場の実勢に合わせた金利が提供できるようにすることが郵便貯金としても必要でございまして、そのために資金運用方法の