1947-10-08 第1回国会 参議院 商業委員会 第12号
○結城安次君 私の御質問申上げようと思いますことは、只今御質問になりまして政府委員からのお答えで大體盡きておりますが、私が懸念したことも大體そのことで……、先程營利會社になると研究が疎かになるというお話がありましたが、この會社は營利會社ですけれども、大體研究所が主體で商賣はその附屬ということになるべきもので、そうすればそれ程非常に心配する必要はないじやないか。殊に研究部門と業務部門というものがはつきり
○結城安次君 私の御質問申上げようと思いますことは、只今御質問になりまして政府委員からのお答えで大體盡きておりますが、私が懸念したことも大體そのことで……、先程營利會社になると研究が疎かになるというお話がありましたが、この會社は營利會社ですけれども、大體研究所が主體で商賣はその附屬ということになるべきもので、そうすればそれ程非常に心配する必要はないじやないか。殊に研究部門と業務部門というものがはつきり
○委員外議員(結城安次君) 私から紹介者としてお願い申上げるわけでありますが、電化の問題は、只今局長からのお話の通りで、何も今更私から申上げるまでもないことであります。ただ私のお願いは、常磐線の電化という問題が、只今非常に交通量の多い所から云々というお話がありましたが、交通量の多少は存じませんが、上野・取手間若しくは上野・土浦の混雜というものは、日本中で一番酷いと私は伺つております。私の聞いたところに
○結城安次君 私の伺つておるのは、財團法人理化学研究所の持つておつた財産を株として提供して、一應は理化学研究所が株主になります。その株を今度は賣る。賣つた金はどなたがお取りになりますか。或いは理化学研究所の人が功労株として色々にお分けになりますか。國にお取りになりますか。どちらか……。
○結城安次君 そうすると、財團法人理化学研究所の持つておるものを現物出資として株式に換える、その株を賣る。その株を賣つた金はどなたが持つのでありますか。
○結城安次君 私は只今の説明で納得できますので、これが若しそういうことができるならばお取計らい願います。併しそれ程の必要はなかろうということならばこのままで結構です。
○結城安次君 今のお話結構ですが、委員外の発言となつては妙な形になるので、臨時委員とか、或いは何とかいう名義で参加させる、私の方にも三四の委員外の人が発言したいといわれますが、如何でございましようか、委員外の発言でございますが、何だかそこへ行つて借猫のような形になつてはどうでしようか。強いてではありません。方法は立つのですから、発言の機会はあるのだから……。
○結城安次君 今の稻垣君の問題に関聯するのですが、例のない劈頭に全員に対して大臣から説明を求むるということは大きな問題で、殊に今後の日本の産業経済の行き方に対する非常ないわば轉換のポイントになるものだと思いますので、場合によつたらこの鉱工業委員会に臨時に、各派から多少のこれを関心を持つ者を臨時委員として追加することはできんものでしようか。
○結城安次君 南方の方にドル資金がないために契約の方は困難というのは、これは一考せなくちやならんが、物交にしてやればどうなんですか、ドルに関係なしにゴムを呉れ米を呉れと。
○結城安次君 それを頂きたいと思います。
○結城安次君 株式会社にする場合はやつぱり目論見書、或いは收支の計算、今後どういうふうにして経費を捻出するか、今後継続する現実の費用はどのくらいあるだろうか、そういうような計算は計画してございますか。
○結城安次君 私は水害対策ということは、余程重大な問題だから眞劍にやらなければなりませんが、全く委員会の数が多い、而も今度の特別委員会といつたところで大部分はやはり國土計画、或いは農林、そこから來るに違いない。今板野委員がおつしやつた中心がないということは或いはそうかも知れないと思いますので、この際最も應急の対策が必要だから、國土計画委員会の中の一つの合同委員会を作つて、そこで國土計画委員会が中心になつて
○假委員長(結城安次君) 私が年長者でありますから一應座長になりまして、これから小委員會を開きます。 委員長の互選をいたしたいと思いますが、どしいたしましようか。
○結城安次君 棉花を一億ドル買つた、これで二億ドルの棉布が出た、一億ドルの餘剩金になる、そうすると五千萬ドルだけは何に使つてもいいと、こういうことですか。
○結城安次君 只今高瀬さんの質問と關連するのでありますが、私共はあのクレジットは輸出するものでなければ物を買えない、併し輸出した場合に餘剩金の何割かは我々の食糧品が買えるということを聞いておるのですが、到底その餘剩金の何割では我々の主食が輸入できるものではない。別に何らかの方法で、クレジット或いは別の方法で輸入する工夫がなければならんと思いますが、その點については、高瀬さんに對する答辯の通り、何か方法
○結城安次君 只今稻垣君のお話でまだ政府の方から何のお話もないということでありますけれども、この前いつ頃でしたか。八月十日までに必ず法案を出す。八月十日以後のものは審議を必要としないとまでは言わなかつたのですが、もう決して御迷惑を掛けないというようなことがあつたように記憶しております。もう八月十日をずつと過ぎておりますが、今後どういうふうなことになるのでしようか。
○結城安次君 私は今の板野委員のお説尤もですが、これは一體我々の懷がどうなつておるかということの實相を報告してくれるのですから、これは考え方によつては、すべての部門に關係する。併し先ず決算までには行つていない、豫算にも直接には影響はないといたしますれば、今議事部長の方で言われた通り、財政金融の方で見て貰つて、それでその際には問題がなければそのままということになるのでありますから、やはりこれは財政金融委員會
○結城安次君 この青果物の配給その他を調査して、その結果をこの委員会の案として本会議に出そうというのですか、ただ調査するだけですか。
○結城安次君 分かりました。
○結城安次君 両院法規委員会、この二條は、いずれかの議院から選挙された委員の総てが改選された時であるから、これは参議院の方には適用がないのですか。
○結城安次君 ここでかけることになると思いますが……。
○結城安次君 私はそういう法案は、そういう大きな組織体ができた時には、総括的に一應は運用委員会にかかるのではないかと思いますが、どうですか。こういう審議会ができるのだ、これに両院議員を二十九條の何項によつて任命したいが簡易手続によつてやつて貰いたい、そういう場合に運用委員会にかけずにただ議長がすぐ同意するような問題が起つて來るのではないかと思います。
○結城安次君 私は今後政府は、例えば石炭審議会、電力審議会の委員に両院議員を任命して差支えないか。つまり政府が任意にその委員にすることを概括的に承認を求めて來るのだろうと思います。そういうふうな法案をここで承認するか、或いは議場にだすかどうか……。