1987-07-15 第109回国会 衆議院 予算委員会 第4号
○細見参考人 そのとおりでございます。
○細見参考人 そのとおりでございます。
○細見参考人 事実でございます。
○細見参考人 お答え申し上げます。 OPMACと申しますのは、実は日本がやっておりますいろいろなコンサルタント業務の中で一番欠けておって問題になりますのは、いわゆるエンジニア、物をつくったり道路をつくったりするのは日本の技術は大変進んでおるわけでありますけれども、それをいかにうまく運営していくか、これが実は途上国には一番欠けておることなんでありますが、そういういわゆるマネジメントについて相談に応ずる
○参考人(細見卓君) 先ほどの四省庁の企業からの事情調査の御報告にもありましたように、代理店手数料というものは事業の形態によりまして非常に多く代理店に依存しなければならぬ、つまり現地の企業に依存しなければならない部分もある事業もあるでありましょうし、比較的少ないものもあるでありましょう。いずれにいたしましても、事業を遂行していく上に、日本側企業あるいは現地の代理店、それぞれが事業の完成のために協力して
○参考人(細見卓君) 御承知のように、契約といいますか事業の経費というものは、機材とかあるいはそのための建設の役務費とかいうような格好になるわけでありまして、言われておるように、代理店手数料というのは広義の役務費の中で調達費の中に入っておるものだと思います。
○細見参考人 不正確な記憶に基づきまして申し上げ、あるときの真実でございましたけれども、お答えしたときの真実ではなかったというわけでございます。
○細見参考人 お答え申し上げます。 先ほど藤田局長からもお答えがありましたように、初めLC方式でやっておりましたので、ですから、私が覚えておった数字はLCが中心のときの数字でございましたが、その後リインバース方式になりまして、現在で申し上げますと、それが逆転してむしろリインバースが六割になり、LCが四割に変わっております。それはリインバースを導入してからぐっと変わったというわけでございます。
○細見参考人 非常に技術的なことですからお答え申し上げます。 リインバース方式と申しましても、あるいはLC方式といいましても、基本的に、この場合でありますとフィリピンの外貨不足を援助する、いわゆる外貨援助、BP援助と称するものでありまして、フィリピン政府に必要な外貨を同本政府が貸し付ける。その場合に、LCであれ、リインバースであれ、実際に輸入されたものであり、しかもそれは、こういうものがふさわしいというあらかじめ
○参考人(細見卓君) ロドリゲスさんが向こうで話したと言われることについては、私は直接に何も承知しておりません。きのう申し上げたのは、ロドリゲスというのとおまえはコンタクトがないのかという話につきまして、基金の事務当局は相手方としてのロドリゲスと接触はございますと、ただ私が直接接触いたしておりましたのはNEDAの長官とかビラタ総理でございましたので、その辺についてはおわかりいただけるかと思います。
○参考人(細見卓君) 先ほども申し上げましたように、証言しておる内容についてつまびらかでございませんから、今コメントを申し上げるのは差し控えたいと思います。
○参考人(細見卓君) 私自身が聞いたことでもございませんし、えてして発言は部分的にクォートされていることも多うございますので、私自身が今何らかの意見を申し上げることではございません。きのういろいろなことのお話があったのは、ロドリゲスという人を知らないか、その人とタッチしていないかと言われ、これは相手方の担当者でございますから、私の方の係は連絡をしょっちゅうとっておりますということは申し上げたわけです
○細見参考人 お答えを申し上げます。 文書規程の中に、「手続等承認通知関係書類のうち別冊にかかわるものは貸し付け完了後一年」、それから「貸し付け関係の書類のうちで商品借款のリインバースと申すものにかかわるものは」、つまり、市中で支払われたものをこれが商品借款のアイテムであるということを確認するための資料でございますが、それは「貸し付け完了後三年」ということにいたしております。
○細見参考人 文書が、御承知のように往復文書が非常に多いものでございまして、例えば十二次の円借款、三百五十億円ぐらいがディスバースされておりますけれども、これで既に五千枚を超す資料になっております。したがいまして、大事なものと申しますか、私どもの基金として大事な借款の権利義務の基本的なものは残しておりますけれども、その過程で発生したやりとりの文書のようなものは、我々の文書規程に従いまして処理をいたしております
○細見参考人 お答え申し上げます。 基金の業務というものは、御存じのとおり政府の間で協定ができました借款、それが交換公文でこのプロジェクトに幾ら幾らの金を援助するというふうになるわけです。それによりまして相手国政府は事業の日論見書というのをつくりまして、事業計画書というのをつくりまして、それをもとにしましてフィリピンの銀行に、信用状を開いてくれ、つまり、それだけの金が借りれをようにしてくれということを
○参考人(細見卓君) 私どもが実際にどういうふうに仕事をやっておるかというのは、先日も申し上げましたけれども、借款契約ができ上がりますと、それに基づきまして相手国が施業者になるわけですが、広範な信用状の要求が出てまいりまして、信用状が正しいものであると、つまり百億なら百億のお金を貸しますということは基金が引き受けたことですかという話がございますと、それに対してそのとおりですと。レター・オブ・コミットメント
○参考人(細見卓君) 表向きにきれいにやっておりますと、あり得べからざることがもしあったといたしますれば、これから真相を調査してそれに対処していきたいと思います。
○参考人(細見卓君) お答えを申し上げます。 いろいろなことが言われておりますし、こういうことを起こしましたことはまことに残念でございますから、速やかに事態を究明いたしまして、改めるべきは改めなければならないと深く考えております。
○公述人(細見卓君) お答えを申し上げます。 ドルがこんなに弱くなっておるのになぜ基軸通貨がとおっしゃることは二つの面があるんだと思います。一つは、いわゆる国際商品と申しますか、石油だとかあるいは穀物というようなものがほとんどドル建てになっておる、したがってドルで取引するのが便利だということが一つございます。それから、それなのになぜドルがそんなによく使われるのかといいますのは、いずれこの後御審議願
○公述人(細見卓君) お答えを申し上げます。 金利の引き下げと申しますものは、もう皆さん百も御承知のように割合効果が緩やかなものなわけでございますね。金利を引き上げて引き締めるというのは非常に速効的なものですけれども、引き下げというのは、だれも金利が五分安くなったからそれじゃ借金しようかというわけにはいかぬ。新しい仕事をやる環境ができてきたということはありますけれども、今まで金利負担があった方が金利
○公述人(細見卓君) ついこの間までは国際経済というようなことは何か疎遠なことで、ちょっと西洋かぶれしたやつがしゃべっておればいいことだということであったわけでありますが、最近におきましてはやれ油が下がる、やれ円が高くなったというようなことでそれがもう即国内経済といいますか、外と内とが区別できない、別々のものとして処理できないというようなことになっておりますので、その意味で私などは、もう今や外のことと
○細見参考人 なお、申しおくれましたけれども、これにはJICA、国際協力事業団が関与しておりまして、全体としてインドネシアに関する有力な援助案件であるという評価がいわば政府部内で確立しておったものだと思います。
○細見参考人 お答え申し上げます。 これは外務省の方からもお話がありましたように、伊藤忠、三井物産、三菱商事という我が国の代表的な商社が、スマトラの地で農業開発を行うために政府の海外経済協力基金の資金の供与を要請してみえたものでありまして、今までに実行いたしました金額は、伊藤忠の農業開発につきましては五億七千八百万円、それからランポンメーズ、三井物産の案件につきましては十七億七千五百万円。なお、この
○細見参考人 人数は確かに少ないわけですけれども、非常に優秀なスタッフで、少数精鋭で、必要なデータとか必要な資料とか必要な調査とかいうのはそれぞれの役所に命じてこれを行う、いわば一種の査定であり、国全体の計画の整合性を持たせる。ですから、必ずしも人数が多いことは必要ないというような役所の性格でございます。
○細見参考人 そのとおりでございまして、政府が決定をなさるに当たっては、もちろん、どれだけの事業をやるか、それは金額が幾らになるかということに絡むわけですから、この程度のことをやろうとすればこれぐらいの金が要ります、あるいはこれを切ればどういう欠陥がプロジェクトとしては出ましょうかというようなことについて十分意見を申し上げております。
○細見参考人 借款の額を幾らにするかというのは、非常に重要ないわば国交の問題、外交の問題ですから、関係の省庁がお集まりになって、いわば内閣としてお決めになるというわけでございます。
○細見参考人 大変むずかしい問題でもありますし、予測にわたることですから、公言をはばからなければいけないことだとば思います。 確かに第一回目の石油のショックからいままでのところというのは、わりあい、産油国にお金がたまって、大変だと言われながらまあまあやってこれたというのは、結果的には失敗に近いかっこうになっていますけれども、イランのような国を初めとして産油国が非常に早いテンポで工業化をやって、いわゆる
○細見参考人 ごく概略のことしか申し上げられませんので、ごく概略のことを申し上げたいと思います。 私、実は前回のケネディ・ラウンドというのに大蔵省におりましたときに関係しておりまして、いま若干の参考人の方からお話が出ました、なぜそんなに関税を下げるのだとか、あるいは中小企業がどうなるのだとか、あるいはなぜ関税を下げるのに食糧まで引き込むのだというようなことで、ほぼ同じような議論がございまして、結果
○説明員(細見卓君) ドルの価値の安定というものを望むのには、アメリカの貿易収支あるいは経常収支の改善ということが不可欠であるわけであります。その場合におきまして、たとえばアメリカのドルを切り下げたということになりますと、それはアメリカの貿易全体に響くわけでありますから、ドルの切り下げ幅は即アメリカの国際収支の改善に寄与するわけであります。一方、日本をとって考えてみますと、日本の対米貿易は、御承知のように
○説明員(細見卓君) 御質問の趣旨必ずしもよくわからないのでございますが、今回の世界通貨不安の根本となったものは、ほかに原因はもちろんございますが、やはり通貨上の不安は、ドルの価値の低下、あるいは基軸通貨としてのドルの役割りについて疑問が持たれてきたということにあるわけであります。したがいまして、世界通貨を建て直すというときには、ドルがそれなりに今日の生じておる事態に対して適正な地位を占めるということが
○説明員(細見卓君) 先ほど大臣から御説明申し上げましたことに尽きるわけでございますが、私が若干補足して申し上げますと、御承知のように、八月十五日のニクソンの新経済政策の対外部面といたしましては、ドルの交換性の停止と、それから輸入課徴金の徴収ということがあって、それがいわば戦後の世界貿易、通貨体制の根本をゆるがすものであったことは御承知のとおりであります。 御承知のように、一九三〇年代は世界経済にとって
○細見説明員 財務官になりました細見でございますが、実は長い間この委員会には出していただきまして、たいへんまずい説明でみなさんに長い時間をとらせたことをおわび申し上げまして、今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
○政府委員(細見卓君) 自動車につきまして新たな課税の問題は、先ほど御指摘がございましたように、各省あるいは各方面でいろいろな案があったわけであります。したがいまして、世の中にこういう案がたくさん出ておるというこれを税制調査会におはかりするのは当然でございますので、その意味で、夏ごろから御検討を願っておったわけであります。この場合に、自動車に新たに税を設け道路整備に充てるということでありますと、わりあい
○政府委員(細見卓君) 既存の税の増収によることにいたしますと、先ほども申し上げましたように、物品税でありますと、たとえばそれは便益品課税というような別の観点があって、自動車だけを取り上げるというわけにはまいらない。あるいは、自動車税、軽自動車税といったような税を増徴いたすといたしますと、これはそれぞれが地方団体の府県及び市町村の財源になっておって、これを国の財源として別個に増徴することについてはいろいろの
○政府委員(細見卓君) 第一の、トラック税を、物品税の拡充あるいは物品税と離れてトラック税を設けるべきではないかという案でありますが、これにつきましては、トラックが一方におきまして社会で有用な運送機関をなしておる、あるいは道路の混雑というのはあにトラックだけの問題ではないというような、あるいは財源をトラックのみに求めるときには非常に重い税にならざるを得ない、かなり多額の財源を要するわけでありますから
○政府委員(細見卓君) 税収のものは、これもやはり卒然と拝見したのでありますが、大体いま見たところ違っておらないようでございますが、もし、こまかいところで違っておりましたら、後ほど訂正さしていただきたいと思います。
○政府委員(細見卓君) いま専門家が来ておりますから、いま初めて拝見しましたので、ちょっとチェックさしていただいて、後ほどお答え申し上げます。
○政府委員(細見卓君) 自動車重量税法案につきまして、提案理由を補足して御説明申し上げます。 自動車の走行は、道路の建設、改良、維持をはじめとして、道路混雑、交通安全、交通事故等に関連して社会に多くの負担をもたらしております。また、道路その他の社会資本の充実に対する要請が強く、特に道路につきましては、第六次道路整備五カ年計画の財源の問題があり、緊急にこれらの要請にこたえる必要があります。このような
○細見政府委員 ちょっと補足して説明させていただきます。〇・五トン以下のもので自家用の場合二年に五千円でございますから、一年にいたしますと二千五百円、そういう意味でございます。
○細見政府委員 〇・五トン以下の二千五百円のところに該当するわけでございます。
○細見政府委員 お答え申します。 億単位でよろしゅうございますか。——四十二年が七百七億、四十三年が九百三十八億、四十四年が一千二百二十一億、四十五年が一千四百二十五億、こういう数字になっております。
○細見政府委員 特定の支出目標といいますか、項目を置きまして、それを調達するためにだけ財源を調達する、その支出に充てるためにだけ財源を調達するというのが目的税であるわけであります。
○細見政府委員 この税を起こしました目的は、道路その他の社会資本の充実ということを考えておるわけでありまして、大臣と全く同じことを申しあげておるつもりでございます。
○細見政府委員 大臣がこの席からしばしば申し上げておりますように、目的税とかあるいは特別会計とかいうようなことでなくて、一般財源に入れて、一般的に国の必要な経費に充てるという税であるわけでありますが、ただしかし、この新税を起こす背景となりましたものは、道路その他の社会資本の不足というものを何とか調達したい。そのためにどういう税が適当かということで考えたときに、それは、道路との受益とかあるいは原因者負担
○細見政府委員 各方面の案を十分検討いたしまして、最終的にただいま御審議願っている案に取りまとめた、こういうわけでございます。
○細見政府委員 道路建設の必要財源を確保するという意味におきまして、あるいはまた総合的な交通社会資本の整備をはかるという意味におきまして、各方面でいろいろな事業計画、それに必要な財源調達計画というようなものが提案されておりまして、政府の税制調査会におきましてもそうした社会の各方面のいわば世論というものについて十分御審議を願うという意味で、昨年の九月から本格的な検討を願ったわけです。特にこの種の税の背景
○細見政府委員 いままで、私どもも幾つか増税案を提案いたした経験があるわけでございますが、いまだかって増税案について賛成を願ったのは法人税の値上げ以外ないわけですから、こういう一般的な増税についてはおそらく賛成は得られないだろう、しかし趣旨はわかっていただけるだろう、こういう意味で申し上げたのでございます。
○細見政府委員 車検場におきまして、従来の車検に加えましてこの自動車重量税の徴収をお願いするわけでありますので、それがたとえ印紙貼付というような、いわば書類審査で足りるものといたしましてもかなりの手数をかけるということで、人数も要ろうということで百三十八名の定員の増がそちらに考えられております。またこの税の施行に伴いまするいろいろな備品とかあるいは関係の施設というものの整備につきましては予算措置を講
○細見政府委員 そういう提案もあったわけでございますが、現在のこの財源調達の必要性あるいは自動車が社会にもたらしておるいろいろなコストというような点からいたしまして、それに見合う関係としては自動車に広く求め、しかもその自動車の負担の求め方は、免許税よりもあるいはまた車検税よりも重量に比例したほうが、少なくともいままで日本になかった新しい考え方としてよりふさわしい、かように考えたわけでございます。
○細見政府委員 道路財源が不足する、しかもその道路財源につきましては、大蔵大臣が予算委員会におきましてもその財源を調達することをお約束いたしておるので、何らかの形で道路財源を確保しなければならないということでいろいろ考えたわけであります。そこで第一に、たとえば一兆数千億の自然増収があるわけでありますので、その場合、所得税の減税を押えたらどうかというような議論もございました。しかし所得税につきましては