1998-05-29 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
○竹田参考人 基本問題検討小委員会の中に、保健所の所長先生がいらっしゃいました。この保健所の所長先生の御意見としては、これでは困るという意見が非常に強くありました。すなわち、保健所長に権限を持たせていただけないのですかという意見がございました。
○竹田参考人 基本問題検討小委員会の中に、保健所の所長先生がいらっしゃいました。この保健所の所長先生の御意見としては、これでは困るという意見が非常に強くありました。すなわち、保健所長に権限を持たせていただけないのですかという意見がございました。
○竹田参考人 先ほど、私の意見陳述の中で申しましたように、この法案に関しまして、基礎細菌学ないしは基礎感染症学の専門家の間にも、いろいろな意見があります。 そのいろいろな意見の中で、私先ほど申し上げましたように、議論を分けて考えていただかないといけません。すなわち、ここで、言うならば一類感染症のことを話しているのか、二類感染症のことを話しているのか、四類感染症のことを話しているのか。 一類感染症
○竹田参考人 御紹介いただきました国立国際医療センター研究所の竹田でございます。 今や感染症時代であるという認識が国内外で広がりつつあります。平成八年四月に東京で開かれました橋本首相とクリントン大統領の日米首脳会談において、コモン・アジェンダの一項目に新興・再興感染症が加えられましたし、昨年の六月にデンバーにおいて開かれましたG8におきましても、新興・再興感染症が共同声明の中に入っております。さらに
○参考人(竹田美文君) 結論から申しますと、大変な前進だと私は受けとめております。 そもそも百年前、明治三十年にできた伝染病予防法と比較すること自身が適当でないわけでございまして、そういう意味では前進でありますし、先ほど申しましたように、現行の感染症関連法案のどれに比較いたしましても人権の配慮及び適切で良質な医療体系の提供という点においても前進しているというふうに判断しております。 例えば、私の
○参考人(竹田美文君) 先生おっしゃるとおりでありまして、感染症に関する知識を国民に広く知っていただく何らかの方策をマスコミも含めて考えていただきたいと思います。 先ほど申しましたように、この新しい感染症に関する法案は、人から人へ感染するすべての感染症を含んでおります。したがいまして、四類で「その他」と書いてあるその他の中には無数の感染症があります。それをまとめて申しますと、感染症というのは、恐ろしい
○参考人(竹田美文君) 国立国際医療センター研究所の竹田でございます。 一昨年、平成八年七月、公衆衛生審議会伝染病予防部会は、感染症対策の見直しを決定いたしまして、同部会内に伝染病予防法の改定を目的とした基本問題検討小委員会を設けました。私は、同委員会の委員長として委員会の議論を取りまとめ、昨年十二月、「新しい時代の感染症対策について」と題する報告書を伝染病予防部会に提出いたしました。 言うまでもなく