1985-03-27 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○参考人(竹内雅明君) 我々は原料のミカンがなくては企業が成り立ちませんので、輸入が拡大をされて日本のミカン産業というものが弱くなってまいりますと、これはもう加工業としては非常に大きな打撃を受けるわけでございます。それで、もうこれ以上やはり輸入によって果実生産が減らないような方法を、ひとつこれは考えていただきたいと思います。 それから、我々自身としてはこれにどういうふうに対応するかということですけれども
○参考人(竹内雅明君) 我々は原料のミカンがなくては企業が成り立ちませんので、輸入が拡大をされて日本のミカン産業というものが弱くなってまいりますと、これはもう加工業としては非常に大きな打撃を受けるわけでございます。それで、もうこれ以上やはり輸入によって果実生産が減らないような方法を、ひとつこれは考えていただきたいと思います。 それから、我々自身としてはこれにどういうふうに対応するかということですけれども
○参考人(竹内雅明君) ただいまの村沢先生の御質問でございますが、輸入が増加すればやはりそのバランスをとるためにある程度の調整が行われるかもしれぬということについては、我々も一抹の不安を感じます。そのためには消費拡大策をとっていただきたいとは思いますけれども、我々としては全体がその生産の調整で少なくなるということに対しては、やはり加工原料もそれに伴って少なくなっていくというような状態が予測されます。
○参考人(竹内雅明君) ただいま御指名をいただきました日本蜜柑缶詰工業組合の理事長をいたしております竹内でございます。 今回の果樹振興法の一部改正に当たりまして、ミカン缶詰製造業者の立場から、若干の御意見を申し述べさしていただきたいと思います。 まず最初に、日本蜜柑缶詰工業組合の沿革と事業の概要について御説明をさしていただきます。 当組合は、昭和三十一年に中小企業安定法、現在のいわゆる略称中小企業団体法