1955-06-11 第22回国会 衆議院 本会議 第27号
○稻村隆一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本協定に対し鳩山総理大臣以下関係各大臣に質問を行わんとするものであります。要するに、本協定は、アメリカ資本主義経済の必然的発展である来たるべき経済恐慌、農業恐慌を未然に緩和せんがため、余剰農産物をひもつきで他国に押し売りし、その国の経済を犠牲にするおそれがある協定でありますから、デンマークは拒否し、イギリス、ノルウエーは気乗り薄の協定であります。
○稻村隆一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本協定に対し鳩山総理大臣以下関係各大臣に質問を行わんとするものであります。要するに、本協定は、アメリカ資本主義経済の必然的発展である来たるべき経済恐慌、農業恐慌を未然に緩和せんがため、余剰農産物をひもつきで他国に押し売りし、その国の経済を犠牲にするおそれがある協定でありますから、デンマークは拒否し、イギリス、ノルウエーは気乗り薄の協定であります。
○稻村委員 ちょっとお伺いしますが、戦犯の釈放の問題で、アメリカなんかが相談する場合に豪州が一番強硬だということを聞いておりますが、実際はどうなのですか。
○稻村委員 今のと同じですから、やりません。
○稻村委員 これは私の県ですけれども、やはり防衛分担金の削減から飛行場の拡張がきまったのです。それでこれは非常に重要な生活問題なんですが、二十万坪ほど外事課で調査を要求してきた。それに対して土地の農民が中心になって反対期成同盟を作りましてその調査を拒否しているのですが、これは新潟市会も反対を決議しているわけです。富士山同様の問題が起きるわけですが、二十七、八戸の農民が全然土地を失って生活ができなくなるわけなんですが
○稻村委員 実は軍事基地の問題、これは今さら言ってもしようがないのですが、実際吉田外交は実に困ったことをやったと思う。軍事基地の問題は、イギリスとかフィリピンなどは制限があるのですが、日本はほとんど無制限に要求されれば仕方がないようになっているのです。それをただ協議だとか調整だとかいうあいまいな言葉を使っているわけなんですが、おそらくアメリカとしては、協議、調整しても日本の方でうまく言うことを聞かなければ
○稻村委員 実は私総理大臣に質問したいのですけれども、時間がありませんから、外務大臣に日ソ国交回復に関する所見をお伺いしたいのですが、鳩山内閣が日ソ国交問題を取り上げたことは、私は後藤新平氏がヨッフェと交渉して、日ソの国交を回復したと同じような、それよりも重大な問題だと思うのです、日本の平和と自立のために。そこで日ソ国交の回復は、これはもうどんな場合でも日本のためにはマイナスにならぬと思うのです。漁業問題