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105件の議事録が該当しました。

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1964-04-21 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第24号

稻村(隆)委員 私の言うのは、外交官試験を通らない者でもだんだん上に登用していけというふうなことを言っているんじゃないです。たとえばイギリスあたり領事なんかでも、どんどん月給を上げていくのです。現地の辺陬の土地にある領事なんか、何十年おった者が、局長以上の月給をとっておる事実があることを聞いております。そういうふうに、いまの外交官制度行政官制度を別にして、そういうふうに領事でも何でも長くいる者

稻村隆一

1964-04-21 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第24号

稻村(隆)委員 いま外務大臣の言われるようなこともありますけれども、私は、まだ大臣ほんとうのところを気がついておられないように思います。というのは、日本外交官は一カ所に長くおらないということですね。たとえば一高、東大というような者が中心になりまして、そういう人が方々へ二年か三年ずつおって、すぐどこかへ転勤する。こういうふうなことでは、現地の実情を把握できないし、現地の勉強も十分できないところに

稻村隆一

1964-04-21 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第24号

稻村(隆)委員 私は、何らかの機会に一度外務大臣にお尋ねしたいと思っておったのですが、それは、私が戦前からしばしば海外旅行をして痛切に感ずることは、どうも日本外交官制度に根本的な欠陥があるように思われるのです。今度提出されました外務省設置法を見ても、公使館を大使館にするとか、これも一つ方法かもしらぬけれども戦前からしばしば日本外交は無能だとか、怠慢だとか、いろいろな悪評を聞くわけです。事実

稻村隆一

1964-03-13 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

稻村(隆)委員 私は、むろん明治憲法と今日の憲法が根本的に違っておることくらいは知っておるのですが、ただ明治憲法のように、天皇の権力があのように広範で絶大である、そして一日でも天皇の地位がゆるがせにできないときでも、臨時代行を置かなかった。置けたけれども置かなかった。そういうことを私は言っているわけです。今日の憲法では、天皇は国政に関与しない、国事行為だけをやるのだから、それなら臨時代行を置いたほうがいいかというと

稻村隆一

1964-03-13 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

稻村(隆)委員 長官の御答弁の趣旨は私もよくわかりますけれども・ただ、臨時代行というものはなるべく置かないほうがいいだろう、私はこう考えるのでございます。というのは・たとえば明治憲法のときでありますけれども明治憲法では、天皇臨時代理機関に関する規定はなかったのであります。しかし、監国の制度が考えられておったわけであります。これは伊藤公皇室典範義解の中に、摂政のほかに、天皇が一時の御病気もしくは

稻村隆一

1964-03-13 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

稻村(隆)委員 憲法第四条二項に「天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。」と規定してあります。それによって国事行為臨時代行に関する法律案が今回提案されたのでありますが、しかし、これは国事行為を委任することができると規定してあるのであって・どうしても委任しなければならないというわけではないのであります。あえて代行を置かなくてもよいわけでございます。またいままで

稻村隆一

1964-02-20 第46回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

稻村(隆)委員 実はきょう私は、昨年の一月に発生いたしました豪雪に対するあと始末処理に関して、政府国会に約束したとおりに処理しているかどうか、全般にわたって質問したかったのでありますが、本日岩手青森両県より豪雪に対する陳情があり、かつ関係県の委員の方もいろいろ具体的な御質問を持っているようでありますから、私簡単に重要な点だけお尋ねしたいと思うのです。というのは、雪の問題は、いつも雪が降ったときは

稻村隆一

1964-02-18 第46回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号

稻村分科員 公安委員長に、実は暴力団対策について聞きたいのですが、その前に事務当局から、おいでになっておるようでありますから、河野邸焼き打ち事件、あの真相と経過、それから力道山の刺殺事件、それから田中清玄氏の狙撃事件につきまして、できるだけその原因や社会的背景、それから捜査の経過等をお聞きしたいと思います。

稻村隆一

1963-07-04 第43回国会 衆議院 本会議 第48号

稻村隆一君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行なわんとするものであります。(拍手)  そもそも、日本農業の発展と近代化を妨げ、そして農民の貧困をもたらすものは、実に日本農業の過小農経営にありと断ずるも決して過言ではないのであります。しこうして、過小農経営を克服するの道は、もし政府にして確固たる農業政策の樹立があるならば、不可能

稻村隆一

1963-06-26 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第22号

稲村委員 いろいろな紆余曲折を経まして政府がこの法案を提出いたしましたことは、内容はいろいろ不満足な点もありますけれども、一歩前進するものとして歓迎するものであります。  そこで、簡単にお尋ねしておきたいのでありますが、説明の中に「道路以外の公共施設除雪事業について」ということがありますが、道路以外というものにはどういうものが含まれているか、これが第一であります。  第二は、「地方公共団体が行

稻村隆一

1963-05-23 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第15号

稻村委員 私は、簡単にほんの二、三点、果樹対策に対して現行法の適用に関する御質問農林当局にしたいと思います。専門的なことはあとで長谷川さんがやります。私は全くのしろうとでよく知らないのですが、ただ、この間非常に私不快に感じたことは、われわれが三月二十九日に、果樹問題に対して、果樹、茶、桑等被害に対してどうしても特別立法が必要だというので前から問題になっておりまして、与党、野党が満場一致で特別立法

稻村隆一

1963-03-27 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号

稻村委員 私の質問したいことは大体大野さんと同じような問題でありまして、大野さんが詳しく具体的な質問をされ、当局からも御答弁がありましたので、私は簡単に大ざっぱに政治的な質問徳安長官並びに藤田次官にしたいと思っております。それは、この前豪雪の問題のときに、わが党の山口議員予算委員会においてその問題に対していろいろ質問しておる。そのときに篠田自治大臣は、金の方は大丈夫だ、特別交付金が三十七年度の

稻村隆一

1963-03-01 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号

稻村委員 今の小沢委員質問に関連してですが、私ここへ資料を持ってきませんでしたが、新潟県に見附市という町があるのです。そこで、なだれでもって災害救助法を発動して収容した。今たき出しの問題が出ましたけれども、三食で七十円ではとうてい足りない。八十円にしても私は足らぬと思うのです。それから収容する施設をつくったのですが、災害救助法の発動ではどうにもならぬ。みんな自治体の負担になっちゃうというんですよ

稻村隆一

1963-02-12 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号

稻村委員 今、島本さんから私の町のことをいろいろ質問していただいたので、まことに感謝にたえない次第でありますが、それにつきまして、私一つだけ総務長官にお問いしたいのですが、公務員や公共企業体の職員は、今度の豪雪で、自分の家庭を捨てまして、公共の建物を毎日雪掘りをやっているわけです。そのために非常に過激な超過勤務をやっているわけです。そして自分の家というものは、千五百円、二千円出して人を雇って雪を掘

稻村隆一

1963-02-08 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号

稻村委員 過般の未曾有の豪雪被害に対しまして、河野本部長は直ちに北陸三県、それに新潟県に急行されて種々な対策を立てられ、それを実行に着手されましたことに対しまして、私どもは深く感謝するところであります。また現地の被災の方々も、河野本部長の意欲と実行力に期待するところ大なるものがあるわけであります。ただし私は、一昨日の衆議院の予算委員会におけるわが党の山口委員質問に対する政府の御答弁を承っておりますと

稻村隆一

1963-02-05 第43回国会 衆議院 本会議 第5号

稻村隆一君 私は、ただいま上程されました雪害対策に陶する決議案に対し、自由民主党、日本社会党民主社会党を代表して、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  今回、北陸地方中心として襲来しました豪雪被害は、一刻も猶予すべからざる重大な問題であります。もちろん、政府においても応急策としてすでに種々なる施策を講じつつあることは承知いたしておりますが、なお不十分なる点が多々あると考えられるのであります

稻村隆一

1962-11-14 第41回国会 衆議院 外務委員会 第10号

稻村委員 そんなことをはっきり言えないことはないと思うのです。領土問題です。  それでは、もう少しお尋ねしますが、前の外務大臣が言ったことは政府の方針であるということをあなたも認めているのだから、あなたもそうであることは間違いないでしょうね。それなら、金情報部長の言ったことにあなたは譲歩するようなことは絶対にないでしょう。そんなことはないでしなう。もう一つあなたにお聞きしたいのは、あなたが新聞に、

稻村隆一

1962-11-14 第41回国会 衆議院 外務委員会 第10号

稻村委員 それでは、簡単に竹島問題についてお尋ねいたします。  今穗積委員からいろいろ御質問がありましたが、竹島問題は、四十国会で、森島委員質問に対して、小坂外務大臣は、「私は、日本国民に対しまして、竹島を解決しないで日韓交渉正常化はあり得ない。政府としては国民に対してそういうことは言い得ないという信念を持っております。」と、何度も繰り返して言っているのです。竹島問題の解決なくして日韓交渉の妥結

稻村隆一

1962-10-27 第41回国会 衆議院 外務委員会 第8号

稻村委員 次に外務大臣にお尋ねしたいのですが、外務大臣は、二十六日の毎日新聞座談会で、今回アメリカがとった行動というものは、国連憲章第五十二条には地域的行動を認めており、米国は国連に問題を持ち込んでおるから、不法な行為ではないと言っているのですが、これは合法的であるという意味ですか。

稻村隆一

1962-10-27 第41回国会 衆議院 外務委員会 第8号

稻村委員 今度の問題は非常に重大ですから、私は簡単に率直に外務大臣見解をお尋ねしたいと思うのです。  ケネディ大統領は、キューバから攻撃も何もしないのに、公海を封鎖して、そして第三国の船を点検するということを三軍に命令した。ソ連船がもしそれを拒否すれば撃沈するということを国防総省は言っているわけであります。これはまことに驚くべきことでありまして、もしソ連が自制しなかったならば核戦争に必然に発展する

稻村隆一

1962-04-27 第40回国会 衆議院 外務委員会 第27号

稻村委員 それでは、日ソ文化協定が不調に終わったことにつきまして、できるだけ簡単にその経過並びに結果をお尋ねしたいと思うのです。  新聞紙の報ずるところによりますれば、日ソ文化協定が不調に終わったということがいろいろ書いてありますが、これは将来の日ソ外交の上から見て私は非常に遺憾なことだと思うのです。日ソ間にはいまだ平和条約すら締結されていない状態であります。もちろん、平和条約には北方領土問題の

稻村隆一

1962-04-27 第40回国会 衆議院 外務委員会 第27号

稻村委員 私は、ただそれだけではだめだと思うのです。何といっても、日本アメリカに対して影響力を最も持っておる国の一つであると思うのです。ですから、先ほど申しましたように、安全保障条約を結んでおるわけでありますから、そういうふうなことを続けていくならば一番日本は大きな影響を受けるわけでありますから、もしあくまでも核実験を続けていくならば安全保障条約を解消する、そのくらいの強硬な申し入れをしても決してこれは

稻村隆一

1962-04-27 第40回国会 衆議院 外務委員会 第27号

稻村委員 実は、きょう、日ソ文化協定が不調に終わったことにつきましてお尋ねしたいのですが、その前に一言お尋ねしたいことは、昨日アメリカは、ジュネーブにおける核停会議の間だけでも核実験の停止をしてもらいたいという中立国申し入れにもかかわらず、世界の世論に反して核実験を強行したのですが、アメリカがやればソ連もやはり同様に必ずやると思うのです。こういうことを続けていけば、ちょうど石油カンを前にして子供

稻村隆一

1962-04-06 第40回国会 衆議院 本会議 第33号

稻村隆一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました特別円問題の解決に関する日本国タイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件に反対討論を行なわんとするものであります。(拍手)  新協定は、タイに対する九十六億円の供与を、旧協定の投資またはクレジットの形から無償供与に切りかえようとするものでありますが、反対のおもなる理由は、第一に、タイの現在の対外政策

稻村隆一

1962-03-29 第40回国会 衆議院 外務委員会 第19号

稻村委員 今、私がタイを軽べつしているとか、あるいはタイの最近の経済を知らないというふうなことをおっしゃいましたけれども、そういう意味じゃないのです。タイの農村のことを言っておるのですよ。都会は生活は高いですよ。教育が非常に普及していることも知っておりますが、タイ新聞というものは、タイの大官の個人の所有物になっておるのです。これは御存じだと思う。それから、何もタイを軽べつしているというようなことは

稻村隆一

1962-03-29 第40回国会 衆議院 外務委員会 第19号

稻村委員 次に私は貿易の問題につきまして宇敷さんと田口さんにお伺いしたいのですが、タイ日本との間に従来しっかりした友好通商条約があったわけでありまして、歴代のタイ政府は、この友好通商条約によって日本との間に円満に貿易を行なっておった。いまだかって横車を押すようなことは一回もなかったはずであります。しかるに、私は、横車と言っていいかどうかわからぬが、サリット将軍になってから、政権をとってから、特別円

稻村隆一

1962-03-29 第40回国会 衆議院 外務委員会 第19号

稻村委員 参考人の諸先生からきわめて有益なお話を承りまして、私ども大へん得るところがあったのであります。特に田村先生国際法の権威であり、外交通であることは、私ども前から熟知しておるところでありますが、タイの問題につきまして田村先生にお伺いしたいのであります。  タイは昔から親日的であることは全くその通りであります。今度、タイ特別円の問題につきまして、池田総理が東南アジアを旅行の際に、九十六億を贈与

稻村隆一

1962-02-22 第40回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

稻村分科員 取り締まり法規について、お尋ねしたいと思います。大体日本麻薬取り締まり法律が軽過ぎるのではないか。外国の事例をちょっと調べたのですが、最も悪質な者に対しては死刑までやっておる。死刑から三十年あるいは十年以上というふうな重罪を課しておるわけです。法務大臣もさっき、取り締まりを厳重にする以外にないと言われておりますが、日本法律を見ますと非常に軽い。懲役一年以上十年以下、五十万円以下の

稻村隆一

1962-02-22 第40回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

稻村分科員 私はある機会から麻薬患者の世話をしておったことがあります。そして今さらながらそのおそろしさを痛感したわけでありますが、御存じのように、麻薬は実に文明を破壊し、民族を滅ぼすものだと思うのであります。ですから、各国とも鋭意その絶滅に努力いたしまして、年々漸減の傾向をたどっているのであります。ところが、わが国のみは、かえって年々増加の傾向がありまして、麻薬天国の名さえあるということは、まことに

稻村隆一

1962-02-14 第40回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

稻村委員 時間がありませんので、両先生に一括してお聞きしたいと思います。  日本国憲法解釈については、学者の間でいろいろあると思うのです。これは私はいずれも相当の理屈があると思うのです。そこで私のお尋ねしたいのは木原委員とだいぶ重複いたしますが、それは省きまして、簡単に申し上げたいと思うのですが、憲法解釈をきめるには、私の考えるところでは、やはり憲法が何ゆえに生まれたかという歴史にさかのぼって

稻村隆一

1962-02-14 第40回国会 衆議院 外務委員会 第3号

稻村委員 しかし、予算委員会においても、沖繩植民地ではないというふうな意見が当局から発表されているように私は新聞で見ているのであります。特に琉球立法院がああいう決議をしたことに対して、政府見解などに対しましては、沖繩の全住民並びに日本国民の中には非常に強い不満となって現われておるわけであります。ああいうことは施政権返還の運動に水をかける結果以外の何ものでもない、こう私は思っております。外務省

稻村隆一

1962-02-14 第40回国会 衆議院 外務委員会 第3号

稻村委員 沖繩日本復帰は、九十万沖繩住民の悲願であり、また同時に全日本国民の熱望であります。これに対しまして熱意を持って実現に努力することが、私は政府の義務であることはもちろんであると思います。  そこで、私は外務大臣にお尋ねしたいのでありますが、去る二月一日、琉球立法院国連植民地解放宣言による施政権返還決議を行なったのでありますが、政府は、これをどう評価し、どう対処されようとしているか

稻村隆一