1984-09-27 第101回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
○稻村国務大臣 今の林業の問題は、林野庁の方から話があると思います。これほほとんど、八割以上が国有林と聞きまして、しかも大変な木材の、ヒノキのすばらしいところである、こういうような関係からこれに携わる従業員の方も大変多いわけでございますから、後で林野庁長官の方から細やかにお話しを願うということにいたしたいと思います。 それで、観光の問題については村長さんからよく聞きましたのですが、スキー客も最近は
○稻村国務大臣 今の林業の問題は、林野庁の方から話があると思います。これほほとんど、八割以上が国有林と聞きまして、しかも大変な木材の、ヒノキのすばらしいところである、こういうような関係からこれに携わる従業員の方も大変多いわけでございますから、後で林野庁長官の方から細やかにお話しを願うということにいたしたいと思います。 それで、観光の問題については村長さんからよく聞きましたのですが、スキー客も最近は
○稻村国務大臣 局部的な災害でありますけれども、大変大きな災害でありますから、当然、今後の復旧等々を考えた場合にこれは激甚災害に指定すべきである、そういうふうに考えて今事務的に進めております。中小企業にしても全く完全に失われております。数は少ないですけれども、すべてが大きな被害を受けておるわけであります。そういう意味から、いろいろ各省庁の事務的なものがございましてきょう直ちに指定をするとかというものではございませんが
○稻村国務大臣 亡くなられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げたいと同時に、被災者の方にも心からお見舞いを申し上げたいと、まず最初に申し上げておきたいと思います。 先ほど来細やかに防災局長の方から御報告はいたしました。私も現地に参りまして、これは大変な恐ろしいことだな、こういう印象を強く持ったわけであります。そういう意味から、政府の対策本部も設置をいたしまして、対策本部長という立場で現地を視察いたしまして
○国務大臣(稻村佐近四郎君) これは建設省、まあ建設大臣としても今の答弁は全く当を得た答弁だというふうに考えますが、災害対策の責任者としては、これはやはりやってもらわなきゃ困るわけです。 それからもう一つ、これは設計、見積もりと、こういったことは極めて大事なことでありますが、そういうものは長年の建設省の技術者としての勘でもあるし、また技術者以外の、こういったことに大変関係の深い人たちの施工の技術等々
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 今の御質問ですが、局部災害ということでありますが、あの被害の状態からいってこれは当然激甚災害の指定になることは間違いありません。ただ問題として、一日も早くと、私もそういうふうに考えておりますが、恐らくされるとしても、年度末ということの激甚災害の指定になることは間違いありません。しかしながら、その時期というのはあくまでも年度末という、この時期に指定されるというふうに考えていただければいいのではないか
○国務大臣(稻村佐近四郎君) まず最初に、亡くなられた方々の心からなる御冥福をお祈り申し上げます。また、被災者の皆さん方にも心からお見舞いを申し上げたいと思うのであります。 今の、どういう心境であるかという御質問でございますが、十六日に政府の対策本部を設置をいたしました。十七日に、私は現地に赴きました。表現のしようがないくらいに、いかに地震というものが恐ろしいか、特にまた内陸直下型の地震であったというわけでございますので
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 村田先生の、半島振興法の問題でありますが、大変半島は立ちおくれを来しておるということは、これは半島に住む者でなくても大体おわかりでないかと思います。そういう意味から、能登半島と言われたけれども、私は、国土庁長官として半島振興法を提起いたしておるわけであります。 そういう意味から、このままでいきますとだんだんだんだん差がついてまいりまして、私が考えておっても、もう出稼ぎが
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 今、水資源部長が細かく御答弁申し上げたとおりでありますが、まあ水というものは問題があったときに初めて考えることであって、平生何もないと余り考えないものだと私は思います。そういう意味から、余り甘く見てはならぬ。そういう意味で、これから干ばつあるいは日照り等々に耐え得るように、やはり水資源の確保というものに十分配慮をしなきゃならぬと。例えば、確保に配慮すると同時にやはり節水
○稻村国務大臣 調査結果については局長の方から後でお答えをさせますが、問題は、中部圏というのは御承知のように、大変長野、富山、岐阜と山岳地帯が多いわけです。これを総合的にどうこれから地域づくりのために役立たせていくか、そういう意味から調査をしたわけであります。 そこで、国土庁は今四全総の策定、着手に入っておりまして、その中で中部圏の占める位置づけ、特に山岳地帯が多いわけでございますから、その山岳地帯
○稻村国務大臣 御指摘の特別交付金の問題ですが、これは仰せのとおり、五十一年から六十年度ということになっております。しかしながら、これをやめるとかやめないとかというそういう論議がまだ出ておりませんので、今後これからの推移を見ていろいろ検討していく必要があるのではないか、こういうふうに考えています。
○稻村国務大臣 七月一日から国土庁に防災局が設置をされました。今おっしゃったとおり、こういう行革のさなかにありまして防災局が設置をされた。ちょうど国土庁創立十周年を迎えたという意義もありまして、国民の声にこたえた、国民の防災の関心の高まりにこたえることができたということで、大変引き締まる思いでこれを受けとめておるわけであります。 そこで、防災局ができまして、もちろん国土庁の中には連絡網の整備の問題
○稻村国務大臣 先ほどからお話を聞いておりまして、大分つくったときと社会経済の変化があると私は受けとめております。そういう意味から激特、激甚災害というのは、災害を受けたところでは命の綱と申しますか、大変希望が多いわけです。そういう意味から、これは見直すべきところは見直して、やはり正しい運用によって災害といったものに対する皆さんの協力というのはぜひ必要ではなかろうか、こういうふうに私は思いますので、今
○稻村国務大臣 日本の国土は大変自然災害の多いところでございまして、特に高速道路等々は経済の動脈と申しますか、土砂崩れであるとかあるいは土石流、こういった問題が大変大きな影響を及ぼします。また、これは高速道路ばかりじゃありませんけれども、そういう意味で、先ほど来理事の方からいろいろお話をしておりましたが、これは道路公団だけで片づくものでもありませんので、関係各省庁とよく緊密な連絡をとり合って災害に対
○国務大臣(稻村佐近四郎君) それは、結論は十二月いっぱい、言うなれば十二骨三十一日ということでございますが、その間において、この点は早急にやってもらわなきゃならぬ、こういったことも必ずあり得ると私は判断をしております。あり得るのが当然だというふうに受けとめておりまして、その中間においてこういうことはやはり国土庁としても速やかに対応すべきである、あるいはまた対処すべきである、こういう意見については即刻
○国務大臣(稻村佐近四郎君) この前、六月十九日でしたか、私が桜島の現地視察に参りました。今、田代委員から細やかに報告等がありましたが、そのときに、テレビあるいは新聞その他いろんな方々からいろんなことの御要望がありました。私行ってみまして、肌に感ずるものとして、山容の荒廃、あるいはまた土石流の恐ろしさ、あるいは農水産業の荒廃等々が想像以上のものである、こう認識をいたしたわけであります。 そこで、このままで
○国務大臣(稻村佐近四郎君) こういうときでありますから、防災の重要性、こういう意味から、七月一日から防災局が設置をされたわけであります。もちろん、日本の国はさまざまな自然災害が大変多うございまして、これをやはり何としても食いとめるということよりかむしろ、例えば桜島のようなああいう火山活動について、いろんな対策を講じてもなかなかというようなときには何とかして行政の力で最小限に食いとめる責任がある、こういうような
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 個人的な意見と、こう言われております。大変重要な意見だと思って受けとめておりました。あそこは大変、町も議会で決議をしていると、あるいはまた執行部としても何としてもやっていかなければ過疎に過疎を生むと。それから北村知事さんも大変これには情熱のすべてを傾けられておるというような感じがいたしました。 しかしながら、これは何といっても受け入れ側の態勢、条件が極めて大事なことでありまして
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 四全総の策定に当たってはということでございますが、これは当然今度の眼目は国土の均衡ある発展、こういうところに眼目を置かなきゃならぬと思っております。 さきに三全総、これが策定をされたわけでございますが、このわずかな期間でございますけれども、大変やはり日本の状態というか、これが大きく変わってまいりました。そういう意味から、二十一世紀に向けてやはり日本の国土はどうあらねばならぬかということで
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 今、新たな防災局長が所信表明というような形で今後の取り組み方についていろいろ話がありました。 私といたしましても、こういう行革、いろいろ難しいときによく理解をしていただきまして国土庁の中で防災局が設置をされた。しかも、先ほど来お話がありましたように、十年の節目の中で、日本は自然災害、いろいろ災害の多い国でございますから、そういう意味で防災局が設置をされたということについて
○稻村国務大臣 核サイクルの基地でありますが、これはしょせんは受け入れ側の県と地元の関係で決められるわけであります。そこで、私の発言の問題、今お話がありましたが、そういうふうな状態がつくり出されれば、環境的には大変広大な土地であると同時に、また道路も港湾も整備しつつある、こういったことを踏まえた場合には、あくまでも地元が決定をするものであるけれども、考えてみれば大変適地である、こういうお答えをしたことは
○稻村国務大臣 御指摘の点ですが、よく事務当局から御報告を受けております。そういう意味から、各省庁と連絡をとりまして、できるだけ速やかに、しかもまだ、今後過疎の過疎として存廃が問題となるようなことのないように、今後はそういった面も考えて全力を尽くしてまいりたい、こういうように思っております。
○稻村国務大臣 五木村の災害につきまして、亡くなられた方々に対して心から哀悼の意を表したいと思います。 五木村の災害の状態については、いろいろその後報告を聞いておるわけでありますが、最近は、風水害による災害でも、人命を災害から守る、こういったことは基本的な考え方でありますけれども、がけ崩れというのが相当大きな原因になっております。そういう意味で、五木村のかけ崩れ等々の問題については新聞紙上いろいろ
○稻村国務大臣 先ほども長野さんの御質問にお答えしたとおりでありますが、できるだけ早い機会に、六カ月先に結論を出すようなスケジュールを組んでいただきたいということで申し上げてあるわけです。そうして、当然これには予算も絡みますことですから、各省庁も担当実務者には御参加を願うということであります。 それで、概算要求の問題については、それはそれとして、国土庁としましては別個の形で各省庁に調整の役割と申しますか
○稻村国務大臣 先ほども申し上げましたように、これは大変な被害だなという受けとめ方をいたしました。そこで、毎年毎年、さいの河原と言うとおかしいですが、大変大きな国費を積みながらも、なかなかその効果というものがあらわれていないなという感じを持ちました。今のいろんな科学技術等々から考えて、これを何か予知する方法はないんだろうか。そして、こういう情報化時代に備えて、学校の子供が通学する場合でも鉄かぶとをかぶって
○稻村国務大臣 去る十九日に桜島の視察をいたしました。上空からとそれから自動車で島を一周したわけでありますが、やはり聞いておりましたより以上にこれはすごい被害だなという感じを持ちました。特に山のあの緑というもの、その緑が色が変わっておる。また土石というか、こういったものも、これはすごいなと。特にそういうところに住んでおられる人々は、何としてもここが先祖伝来の定住したところであるし、将来においてもやはり
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 先ほど来も申し上げましたように、国土庁、それから道庁等との調査の依頼が、そういう結果でありますが、今また初めて聞くわけです、今の問題については。この場で御発言をされるわけですし、この場で御質問をされるわけでございますから、新しい段階としてこれは調査をいたしたい、こういうふうに思ってます。
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 先生の御質問は大変細かく具体的な質問でありますから、きょうただいま現在におきましては当事者同士の契約でそういう裏金が動いたとか、そういったことがないという、こういう御報告はちょうだいしておりまして、先ほど局長が答弁したとおりでありますが、その後の先生の質問は大変具体的な御質問でございますので、これはもう一度疑惑を取り除く、あるいはまた疑惑でないのかどうかしりませんが、取
○稻村国務大臣 御指摘の問題ですが、投機による買い占めとかあるいはまたそれによる価格の上昇とかいうものについて、県側にも御依頼を申し上げて調査方をお願いしてわったわけでありますが、そういった事実はありません。
○稻村国務大臣 明細なことについては担当局長からお答えをさせますが、この前、筑波学園に行ってまいりまして、やはりあれは一言に言ってすばらしい、こういう感じを持ちました。長い年月をかけて大事に大切につくられてきたものだと私は思います。 また近畿圏の問題も、二千七百ヘクタールというのは広大なものだというふうに受けとめております。また、あそこと違って条件がばらばらに分かれておりまして、よほど各市町村、各都道府県
○稻村国務大臣 御質問の点でございますが、近畿圏は首都圏と並ぶ日本の中核、極めて大事な土地であります。今後均衡ある日本の国づくりのためには大変重要な役割を果たしているわけでございまして、近畿圏の長く培われてまいった芸術、文化、こういったことを大切にしながら、今後地域の関係団体、地域の皆さんとよく相談をしながら、いろいろな面において積極的にひとつ取り組んでいかなければならぬ、こういうふうに考えておるわけでございます
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 先ほど来から建設省がいろいろ細かく報告をしておりましたが、国土庁といたしましても、各省庁との関係がいろいろございますから、緊密な連絡をとりながら御期待に沿うよう努力をいたします。
○国務大臣(稻村佐近四郎君) これは桜島というばかりじゃなく、今質問ですから桜島とお答えをしておいた方が迫力があると思いますが、問題はどうしても大隅半島ですね。ここの半島の状態というものはどういうふうな状態になって交通体系が進められておるか。特に水の問題ですね。半島というのはどうしても水が不足しているわけです。そういう意味から水の問題であるとか、交通体系であるとか、こういったことの調査のために全く近
○国務大臣(稻村佐近四郎君) いろいろお話を承っておりましても、噴火の回数も大変多いようですし、また降灰の量も大変多いというふうに承っております。そういう意味からも、おっしゃるとおり、これは普通の公共事業とは違う意味合いのものが十分私は含まれておると思います。 ただ、何せ各地域にこういったところが数多くございますと、いろいろな意見も出てくるでしょうが、桜島だけが景色のいい大変風光明媚と申しましょうか
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 地価問題というのは大変重要な問題でありますが、これは所有者というのはいろいろ幅広くございまして、各省庁連絡をいたしまして地価騰貴がなされないようにやってまいりたい。特に、民間の場合ですと国土利用計画法というものがございましていろいろ調整もできるわけでございますが、この前の、全く身近な問題としては、品川駅の問題等についてはこれはその域に達しないということでございますが、今後
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 御指摘のとおり、水は大変重要な資源であるということは私も承知をいたしております。これは何せ幅のすそ野の広い、農業用ならば農水省であるとか飲料用ならば厚生省であるとか、あるいはまた工業用ならば通産街と、こういろいろ幅が広いわけでありまして、そこで国土庁としてはそれを総合調整をする、こういう機能の役割を果たすという、こういう意味で国土庁の中で水資源対策という問題をやっておるものだと
○稻村国務大臣 御指摘のとおりであります。もう最大限と申しますか、ほとんど復旧事業というものは、集団にいたしましても計画どおりに進むようになっておりますし、今御指摘の跡地問題その他もう完璧な体制で復興すべくなされております。もちろん、細かいことはいろいろやりますから、これは当然東京都と連絡をとりながら対策を進めてまいりたい、こういうように思っております。
○稻村国務大臣 まさしく御指摘のとおりだと思います。そういう意味で、恐らく国鉄の方でもあんなに高く買ってもらえるとは思っていなかっただろうし、そういう空気であったと私は思います。しかしながら、ああいう高値で入札がされたいうことは、その周辺ばかりじゃなく、大きく輪を描いて土地対策上大変大きな弊害になっている、こういうように私は思っております。 ただ、問題は、国土利用法、これは役所、特に政府関係に対しては
○稻村国務大臣 昭和五十六年度における北海道開発庁の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 北海道開発庁は、北海道総合開発計画について調査立案し、及びこれに基づく事業の実施に関する事務の調整推進を主たる任務としております。 当庁に計上されている経費は、北海道開発事業費、北海道開発計画費、一般行政費等でありますが、このうち開発事業費につきましては、総合開発の効果的な推進を期するため一括計上
○稻村国務大臣 まだ一年残っておりますし、その中で計画を各省庁に呼びかけ、協力を願って実現をしていきたい、こういうふうに思っておりまして、ここでどうするこうするということよりか、まず計画を完全に実行してしまうということに努力したい、こういうふうに思っております。
○稻村国務大臣 こういう臨調答申の厳しいときですが、国土庁の中で今度防災局の設置がされるわけです。もちろん、日本は災害の多い国ですから、昨年でも水害、地震あるいはまた噴火、豪雪等ありましたが、その中でも特に日本の土地柄、地震の問題は起きやすい。そういう意味で、防災局も地震に相当のウエートを置いて、鋭意、国民に不安を与えないようにということで努力をしてまいるわけであります。
○稻村国務大臣 渡辺さんの場合はこの災害対策関係は長いですね。それから、だれに言われなくても自分の選挙区は不幸にして雪が降るという関係から、雪害問題に対しては皆さん大変熱心ですね。私よく見ておるのですが、渡辺さんはまた大変熱心にやっておられます。そういう意味で、あなたの方が明るいので私は一体何を聞くのかと思っておったのですが、今の問題についてちょっと触れてみたいと思います。 まず、雪が豪雪になっての
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 総理は花と緑と、こういうことを大変総理として提唱されておられます。先ほど来治水の問題がありましたが、これは国土の保全上または水の涵養上極めて治水事業は重要なことであります。そういう意味から、国土庁のそもそもの柱というのは日本の国をゆとりある、あるいは安らぎのある、あるいは住みやすい、こういうような形を基本としてやはり緑の町づくりに今は鋭意努力しておるところであります。
○国務大臣(稻村佐近四郎君) これは国土総合開発法に基づくものでありまして、どこが土とか下とかいうのじゃなくて、経済企画庁は経済企画庁としての大きな役割もあります。あるいはまた建設省も建設省としての大きな役割もあります。 そういう意味から、そもそも四全総の策定に入るというのは、これは昭和五十二年の三全総を策定したときとそんな大きな変わりはないとしても、急速に進む高齢化社会、あるいはまた技術におきましても
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 先ほど来から上田さんのお話を聞いておりまして、細かく調べられておりますから、それがうそであるとかいうようなことは申し上げることはできないだろうと私は思います。そういう意味で、公団が土地を買い入れる場合の最終的な基準になるものは、やっぱり土地鑑定士のその結果によってその評価がされていくものだと私は思います。その土地鑑定士がぐるになっておられたら、これはとてもじゃないが信用
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 新潟の稲村も北陸の稻村もこれは雪国でありまして、そんな意味から、これは子供のときから大変悩み続けて今日に来ておるわけです。今度の豪雪における費用も、大変皆さんのおかけで地域の方々に感謝をしてもらえるというところまで私はいっておるものと確信をしておるわけです。 ただ問題の、やはり雪崩の問題ですが、これは何としても人命を守る、災害から人命を保護する、これは最優先のことでありまして
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 初めに、昭和五十九年度の北海道開発庁予算案について、その概要を御説明申し上げます。 北海道は、全国土の五分の一を占め、かつ大きな潜在的発展力を有する地域であります。 北海道の開発は、我が国における人口と産業の望ましい配置を実現し、それにより我が国の長期安定的な発展を図ろうとする重要な施策であります。 新北海道総合開発計画は、このような観点から昭和五十三年度から六十二年度
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 総理府所管のうち、国土庁の昭和五十九年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁の一般会計歳出予算は二千三百八十七億五千九百万円余を予定しておりまして、前年度予算に比べ三十億五千三百万円余の減となっております。 次に、昭和五十九年度予算の重点について御説明いたします。 第一に、国土計画の推進についてであります。 第四次全国総合開発計画の策定作業及
○国務大臣(稻村佐近四郎君) それは四全総を策定するということを決定したことでありまして、これから策定の作業準備というか作業段階に入っていくと、こういうことであります。
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 手順は、これはやはり国土庁というだけでございませんで、各省庁すべてこれにまたがっていくわけであります。そういう意味から各省庁のこういったことを基礎として四全総の策定に入ったと今申し上げましたのは、各省庁等々の意見を取りまとめつつ国土庁がその中心となって、厚生省ならば厚生省、あるいはまた建設省なら建設省、あるいは郵政省なら郵政省、あるいは文部省なら文部省と、いろいろな相当長期
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 三全総策定当時と、五十二年ですから日がたっておりませんけれども、やっぱり相当大きな変化があったわけであります。それはどういうことかと申しますと、もちろん第二次オイルショック等の結果のこともあると思いますが、問題は、社会的な構造が大きく変わってまいりました。急速に高齢化、それから経済の変化によって産業の構造あるいは技術が飛躍的に進んできておる、こういうような関係から、これはどうしても
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 新産都市の問題については、ただ国土の均衡ある、九州から北海道まで全くバランスをとって指定をしたわけです。その間において極端にいいというのは大分であるとか岡山、これは地方の経済の活性化、雇用、こういった関係に大変役立っております。ただ、一部よくないところ、名前を挙げてはいかぬと思うがこれは本当の一部です。そういう意味から八五%までは成功しております。そういう意味からテクノ
○国務大臣(稻村佐近四郎君) この五カ年において、あれだけの地域の格差がある奄美群島がこれで完成されるとは思っておりません。しかしながら、今御審議をちょうだいしているさなかでありまして、その議論が衆議院にもあったわけです。これで達せられると思いますかとおっしゃるから、私は達成されるとは思わない、あれだけの地域格差のある、特に自然環境の厳しいところでありますから、それが本島並みにいけるものでないと私は
○国務大臣(稻村佐近四郎君) これはやはり立法、奄美大島特別措置法ですね、特例法がなかったらとてもじゃないがやっていけるものじゃありませんし、今日の奄美大島もないと、私はこういうふうに思っております。それはまあいろいろございましょう。沖縄の問題もございますが、ちょうど私も沖縄開発庁長官、あれとの関係を比較してみまして、これは一体どんなわけなんだと、奄美大島等々の問題は。やはり同じ条件下の中で国民が大変歓迎
○国務大臣(稻村佐近四郎君) 今数字的に挙げたわけでありますが、本島との格差は相当開きがある、これは当然のことであります。私は、就任早々、奄美群島に視察に行ってまいりました。それは、大変島が離れておる、あるいはまた厳しい自然の条件下に置かれておる、特に台風の常襲地であると、大変厳しい条件下に私はあると思います。そういう意味から、この特例法によって後五カ年間延長をしていただいて、そしてできるだけ本島との