2019-02-28 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。 基本、人口増というものは貧困と非常に関係しているわけですね。つまり、子供をたくさん産んで、その子供たちを働かせて、そして何とか食っていくという、そういった戦略で貧困層がたくさん子供を産むということになるわけです。さらに、そのうちの例えば一人、二人が公務員にでもなってくれれば大変有り難いという話になるわけですね。 ですから、そういった意味合いで考えたときに
○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。 基本、人口増というものは貧困と非常に関係しているわけですね。つまり、子供をたくさん産んで、その子供たちを働かせて、そして何とか食っていくという、そういった戦略で貧困層がたくさん子供を産むということになるわけです。さらに、そのうちの例えば一人、二人が公務員にでもなってくれれば大変有り難いという話になるわけですね。 ですから、そういった意味合いで考えたときに
○参考人(稲場雅紀君) あっ、ごめんなさい。もうすぐ終わりにします。 三つ目が、貧困をなくす、能力の高い政府機関を育てるODAということなんですが、これに関しましては先ほどの再分配の問題がございます。途上国では再分配の課題が非常に深刻でございます。これに関しまして、税と社会保障、財政政策に関してJICAの専門的能力を強化し、そして途上国のNGOに関しては政策提言をしっかりやらせるというようなところで
○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。どうも、貴重な機会を与えていただきましてありがとうございます。(資料映写) 私の方は、今、こちらのプレゼンの方も使わせていただきつつ、お手元の方に、SDGs・ソサエティー五・〇時代のODAはいかにあるべきか、NGOからの提言というこちらの紙がございますので、こちらとあの画面の方を御覧いただきながら聞いていただければというふうに思います。 SDGs市民社会
○参考人(稲場雅紀君) ありがとうございます。 市民外交ということなんですが、まさにこの市民外交、二〇〇〇年以降、非常に大きなトレンドということになっております。 特に、例えば、私の方で申し上げますと、一つは、なぜミレニアム開発目標がこれだけ大きな影響を与えるものになったのかと。最初ミレニアム開発目標を作ったときは、国連が勝手に作ったということで余り人気がなかったんですね。ところが、二〇〇五年に
○参考人(稲場雅紀君) 御質問どうもありがとうございます。 まず、SDGsに対して我が国がどういうことができるのかと、特に課題先進国としてということなんですけれども。私のレジュメの最後のところにも若干書きましたけれども、現在、我が国においてもいわゆるユニバーサル・ヘルス・カバレッジということで、保健分野における全ての人たちに保健を安価に、あるいは無料で基礎保健のサービスを提供すると、そういうようなところをどのようにやっていくのか
○参考人(稲場雅紀君) 「動く→動かす」の稲場と申します。よろしくお願いいたします。 では、着席させていただきます。 私、「動く→動かす」というちょっと耳慣れないNGOのネットワークの事務局長をやっておりますが、この「動く→動かす」について簡単に御紹介いたしますと、「動く→動かす」、つまり自ら動いて世界を動かすというような趣旨でございまして、そのような形で「動く→動かす」という名前を付けさせていただいております