2002-05-21 第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
○秋元参考人 特にシベリアといいますか、サハリンあたりからの天然ガスを日本へ持っていこうということについては、かなり活発に産業界の中で検討を進めております。やはりヨーロッパに比べますと、日本だけがパイプラインの面で非常におくれているわけでございますね。 日本で使っている天然ガスはほとんど一〇〇%LNGと言ってよろしいわけでございまして、LNGで持ってくるというのももちろん一つの手段ではあるわけですけれども
○秋元参考人 特にシベリアといいますか、サハリンあたりからの天然ガスを日本へ持っていこうということについては、かなり活発に産業界の中で検討を進めております。やはりヨーロッパに比べますと、日本だけがパイプラインの面で非常におくれているわけでございますね。 日本で使っている天然ガスはほとんど一〇〇%LNGと言ってよろしいわけでございまして、LNGで持ってくるというのももちろん一つの手段ではあるわけですけれども
○秋元参考人 お答えさせていただきます。 その三つの大きさといいますかウエートというお話でございますけれども、私どもは、やはり今までの我々が享受している文明社会の一番大きなポイントというのは、エネルギーで労働力を置きかえてきたということだと思います。ですから今、平均的な日本人は、もし人間の力でエネルギーをはかりますと、六百人ぐらいの奴隷を使っている、そのくらいのエネルギーを使っている。十九世紀の奴隷制度
○秋元参考人 御紹介いただきました秋元でございます。本日はお招きをいただきまして、大変ありがとうございました。 実は、私、先ほど御紹介ありましたように、経団連の資源・エネルギー対策委員会の委員長を二年ちょっと前に拝命をいたしました。一昨年からいろいろと勉強をいたしまして、十回以上にわたりましてこの委員会を開きまして、いろいろのエネルギー分野の専門の方々にお話を伺って、いろいろとまとめてきたところでございますけれども
○参考人(秋元勇巳君) 原子力の推進と安全の機能をなるべく明確に分離していくという基本的な考え方、これはぜひとも堅持していかなければいけないというふうに思っておりまして、これは国のレベルでも、あるいは我々の企業の中のレベルでも同じようにやっていかなければいけないことであるというふうに思っております。 私どもの方も、そういう意味での原子力安全主任者といいますか、それが安全の問題についてはチェックをするような
○参考人(秋元勇巳君) 加工版のWANOについての御質問でございますが、ジェー・シー・オーの事故が起こりまして、実は私どもの三菱原子燃料もジェー・シー・オーさんの割と近くに位置しておりますものですから、早速ガイガーカウンターを担いで駆けつけまして、その後の住民の皆様のチェックであるとかいろいろな形での手助け、できるだけやらせていただいたつもりであります。 ただ、そのときに感じましたことでございますが
○参考人(秋元勇巳君) 御紹介いただきました三菱マテリアル社長の秋元でございます。 私は、当社の子会社でウラン燃料加工業を営みます三菱原子燃料株式会社の社長をも務めさせていただいておりますので、本日は主にウラン燃料加工という立場から意見を申し述べさせていただきたいというふうに思っております。 私、日本の場合、エネルギー資源が非常に乏しい国でございますので、原子力政策の基本でございますが、やはりナショナルセキュリティー