1972-06-08 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第31号
○政府委員(福間威君) 最初に、本法律案の背景となっている事情について簡単に御説明申し上げ たばこ耕作組合法は、昭和三十三年五月に制定され、それまで任意団体として全国各地にありましたたばこ耕作者の団体は、本法に基づき法人格を有するたばこ耕作組合に改組され、たばこ耕作者の経済的社会的地位の向上及びたばこ専売事業の健全な発達に寄与してきたのであります。 しかしながら、最近におけるたばこ耕作及びたばこ
○政府委員(福間威君) 最初に、本法律案の背景となっている事情について簡単に御説明申し上げ たばこ耕作組合法は、昭和三十三年五月に制定され、それまで任意団体として全国各地にありましたたばこ耕作者の団体は、本法に基づき法人格を有するたばこ耕作組合に改組され、たばこ耕作者の経済的社会的地位の向上及びたばこ専売事業の健全な発達に寄与してきたのであります。 しかしながら、最近におけるたばこ耕作及びたばこ
○福間政府委員 私どもといたしましても、ただいま公社の総裁から御答弁がありましたように、現行の運営に改善を加えて今後存続させることが望ましいという三十五年の専売制度調査会の結論を変えなければならない特段の理由があるとは考えておりません。
○福間政府委員 それはその人人によっていろいろ違ってくるかと思っております。私どもといたしましては、一応そういう概括的な注意表示をいたしまして、あとそれを見まして、個々の喫煙者がそれぞれ自分の健康状態とかその他いろいろなことを考えて、自分はどのくらい吸ったらいいかということをおきめいただくのでいいのではなかろかというふうに考えております。
○福間政府委員 先ほどの総裁のほうから、今度いたします吸い過ぎの注意表示も、広い意味では有害表示の一種ではないかと考えているという御答弁がございました。私ども有害表示かどうか、そういうことばの問題を議論いたしてもあまり意味がないのではないかと考えております。と申しますのは、アメリカ、イギリスにつきましては、今度わが国がやろうとするのとは違っておりまして、わが国がやろうとしておりますのは吸い過ぎについての
○福間政府委員 本件につきましては、御承知かと存じますが、喫煙と健康問題全般の問題の一環といたしまして、大蔵大臣から専売事業審議会に諮問をいたしまして、その諮問に基づきまして昨年三月に答申が出てまいったわけでございます。専売事業審議会のほうでこの答申を出しますにつきましては、事柄が非常に医学的な分野にわたる問題であるということで、医学の専門家を特別委員に任命いたしまして医学的な検討をいたしております
○福間政府委員 すでに先ほど総裁から御説明いたしましたように、昨年暮れの審議会で詳細に検討いたしました上で措置済みの事案でございますので、再三の御意見でございますが、私どもといたしましてもそういうことでひとつ御了承いただきたいと考えております。
○政府委員(福間威君) 申すまでもなく、たばこの専売事業は財政収入を安定的に確保するということを一番の目的にしておりますが、最近いろいろ先ほど先生御指摘のように、国民の福祉というものを大事にしなくちゃいけないというような時代になってきておりまして、その関連で公害問題とか環境問題とか、そういう問題と並んで健康問題も十分考えていく必要があるというようなことになっております。まあそういった背景のもとに、私
○政府委員(福間威君) 昨年三月に専売事業審議会のほうからいただきました答申の中に、本件の性質にかんがみましても、医学的な検討を加えておるわけでございます。その検討によりますと、喫煙と健康の関係というのはまだ簡単に結論づけられる問題ではないというふうになっております。したがいまして私どもは、今後につきましてはそういった医学的な研究の発展、そういったものを眺めました上で考えていきたいというふうに考えております
○政府委員(福間威君) さっそく調査いたしました結果を御報告申し上げます。 問題は、錦海塩業の排水が錦海湾のカキの生産に影響を与えるのではないかという問題でございます。錦海塩業の排水につきましては、従来から、県のほうからその水質を絶対中性に保つようにという指示を受けておりまして、会社のほうもその指示をずっと守ってきておりますし、それから岡山県の試験結果によりましても、錦海塩業の排水が県の公害基準をおかしているというようなことはないようでございますが
○政府委員(福間威君) 日本における塩の製造を、従来の塩田法からイオン交換膜法に切りかえておりますことにつきましては、昨年の春に成立いたしました塩業の整備及び近代化の促進に関する臨時措置法に基づいて行なっております。その目的は、この法律に書いてございますが、「塩業の経済的諸条件の変化に対処して、新技術による塩の製造方法への転換を基本にその近代化を促進するため、塩田等の整理を行なうとともに塩の価格の国際水準
○政府委員(福間威君) 御承知のとおり、葉たばこは製造の原料になるものでございまして、葉たばこについて為替差益対策を考えるということになりますと、葉たばこの値段そのものの問題ではなくて、それを原料としてつくった製品の値段に関係をさせるかどうかという問題になるかと思いますが、葉たばこにつきましては、確かに為替差益は出ておりますが、他方国内の、国内産葉たばこの収納価格と申しておりますが、値段が、毎年かなりな
○政府委員(福間威君) 外国製造たばこの小売り定価につきましての検討は、できるだけ早く結論を出したいと思っております。 それから、輸入葉たばこにつきましては、ただいまのところ特段の措置をとるつもりは持っておりません。
○政府委員(福間威君) 小麦については私の所管外でございますから……。 外国製造たばこにつきましては、ただいま専売公社のほうで、外国の輸入先との間で本年度の下期の購入価格の交渉をやっておりまして、その結果を勘案しましてどうするかをきめたいと思います。
○福間政府委員 先ほど申し上げました、昨年の三月に出ました専売事業審議会の答申におきましては、喫煙と健康の関係につきまして医学的な検討も行なっておりますが、その結果によりますと、喫煙が健康に有害である、およそ喫煙することが健康に有害であるということをまだ断定できる段階ではないということになっております。
○福間政府委員 ただいま申し上げましたように、与野党の諸先生から御提案がありましたのは、過度の喫煙について注意を促す表示をするようにという御提案でございました。何をもって有害表示というかということでございますが、私どもは、およそ喫煙をすることは害があるというような表示が本来の有害表示ではないかと考えております。そういう点から言いますと、ちょっと性質が違うかと考えております。
○福間政府委員 御指摘のように、昨年の三月専売事業審議会から、たばこの煙中のニコチン、タールの量を表示するようにという答申がございましたのですが、昨年十二月の衆議院の大、蔵委員会におきまして与野党の諸先生から、この際審議会の答申した表示にかえて、過度の喫煙について注意を促す趣旨の表示をすべきであるという御提案がございまして、ただいまこの御提案を含めまして検討中でございます。
○福間政府委員 恐縮でございますが、現在の段階では、この場で正確にいつやるということをちょっと申し上げかねますことを御了承いただきたいと思います。
○福間政府委員 ただいま専売公社のほうで下期の輸入価格の交渉を外国のサプライアーとの間でやっていると承知しております。その成り行きを見ました上でどうするかをきめたいと思います。
○福間政府委員 この前の物価対策閣僚協議会におきましては、外国製造たばこについては、公社購入原価の動向、利益率等を勘案して小売定価につき検討を行なうということをきめたわけでございます。まだ現在の時点におきましては、下げるかどうか、幾ら下げるか、そこまでのところまでに至っておりません。
○福間政府委員 ただいま、大臣、専売公社総裁のほうから、現地に置く工場の規模として、百五十人程度の規模を考えているというふうに御答弁いたしました。百五十人程度という規模は、一応先ほど御説明がありました、現地のたばこの需要量等から一応算定いたした数字でございまして、実はまだ現地のたばこ製造三社の従業員の方々が実際にどういうふうにされるか、退職される希望を持っておられる方が何人ぐらいおいでになるか、それから
○福間政府委員 先ほど御質問のありましたたばこ製造三社の従業員対策につきましては、大蔵省といたしましてもできるだけの努力を払いたいと思っております。
○福間政府委員 先ほど言及されました消費者保議会議の文章も、たしかすみやかにというふうになっていたかと存じます。私ども、そのことばを受けまして、とにかくできるだけ早く措置したいと考えております。
○福間政府委員 できるだけ早くいたしたいと思っております。いましばらく御容赦いただきたいと思っております。
○福間政府委員 ただいまお話のありました十月の消費者保護会議の要請もございましたし、いま専売公社の副総裁のほうから申し上げましたように、公社のほうからも協議に来ております。私どもといたしましては、できるだけ早い時期に、この問題につきまして何らかの措置をとるようにしたいというふうに思っております。
○福間政府委員 ただいま先生から御意見のありました点も十分頭に入れまして、公社の拡充計画の具体的な中身をよく検討いたしまして結論を出したいと思っております。
○福間説明員 資本収支につきましては、いまお話しのとおり、一月見通しで全体として五億ドルの赤字を見込んであるのでございます。その後の状況を勘案しますと、先のことでよくわかりませんが、今年度といたしましては五億ドルを若干上回る赤字になるのじゃないかというふうに予想しております。
○福間説明員 外貨収支全体につきまして、私どものほうではまだ本格的な見直しをやっておらないわけでございますので、いまのところ数字的に国際収支の各項目につきまして、はっきりした予想数字を申し上げる段階にはないわけでございます。その辺御了承をいただきたいと思います。
○福間説明員 お答えいたします。 いまお話のありましたように、わが国の国際収支につきましては世界のいろいろな環境の変化もございまして、決して手放しで楽観できる状態ではないと考えております。ただ最近わが国の輸出が順調な推移を示しております。それから輸入につきましては、これから景気の回復に伴いまして若干増勢を示していくことと考えておりますけれども、現在の貿易収支の黒字幅が非常に大きなものになっておりますので