2012-03-07 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
○福田(衣)委員 たった数カ月の調査で、保管もせずに、さっさと処分して解決と幕引きするのはどうなんだろうかというふうに思いますし、鶏の飼料は農林で食品は厚生という縦割り行政の弊害とも言えますし、事件に対してもっと真摯に対応を国が行っていれば被害の拡大は防げたのではないかというふうに思います。 カネミ油症事件が起きた後に、厚生省は、食品事故による健康被害の救済の制度化研究会を設けて、六年にもわたって
○福田(衣)委員 たった数カ月の調査で、保管もせずに、さっさと処分して解決と幕引きするのはどうなんだろうかというふうに思いますし、鶏の飼料は農林で食品は厚生という縦割り行政の弊害とも言えますし、事件に対してもっと真摯に対応を国が行っていれば被害の拡大は防げたのではないかというふうに思います。 カネミ油症事件が起きた後に、厚生省は、食品事故による健康被害の救済の制度化研究会を設けて、六年にもわたって
○福田(衣)委員 さらに言えば、配付資料二枚目にありますように、厚生省予防衛生研究所の俣野主任研究官は、一九六八年の八月十六日に、家畜衛試の病性鑑定書を読んで、食用油でも人体に害を及ぼすのではないかと思って、十九日に、農林省流通飼料課の鈴木技官に電話をして、調査したいのでダーク油を分けてほしいと頼んだが、事件は解決済みでありダーク油は廃棄処分したということで拒否され、俣野主任研究官は、同日、厚生省に
○福田(衣)委員 民主党の福田衣里子です。 本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。きょうは、厚生労働省と命の尊厳にかかわる問題について御質問させていただきたいと思います。 民主党政権は、政権交代後、国労の問題、原爆症訴訟、シベリア抑留、B型肝炎、何十年も続いた闘いに終止符を打ってきたと思います。 しかし、残された課題は、まだ多くあります。その一つである、カネミ油症被害の問題。
○福田(衣)委員 ありがとうございます。 また、この救済制度のスキームに乗れない患者もおられます。訴訟では救われない肝炎患者の支援が重要です。 菅総理自身も、御自身のブログに、「薬害エイズでは、和解が成立した頃、発症を抑える画期的な新薬が開発されて、亡くなる方は激減しました。」「B型肝炎の発症を抑える治療薬の研究開発に対する強い要望も受け、早速その場で、厚生労働大臣に強く指示しました。」と書かれていますが
○福田(衣)委員 この問題は、当面五年間の財源の確保ということですので、残りの二十五年間の財源についても今からでもやはり議論を始めるべきだと思いますし、こういった訴訟に対して毎回増税で賄う、まあ増税しなくても結局は税金で賄っているわけですから、そうではなくて、やはり一義的に責任のある国家公務員、時の政府が負担すべきというふうに考えますので、そういった新たなスキームづくりというものを行っていただきたいと
○福田(衣)委員 民主党の福田衣里子です。本日は、質問の機会をいただき、ありがとうございます。 早速ですが、まず最初に、B型肝炎訴訟について御質問させていただきます。 B型肝炎訴訟は、集団予防接種において注射器の連続使用によって感染したとして、一九八九年に感染者五名が提訴したのが始まりです。それから十七年、二〇〇六年に、最高裁判決で国の責任が確定しました。その後の今回の訴訟を合わせると、最初の提訴
○福田(衣)委員 被曝量が二百五十ミリシーベルトに達しないように管理されているというふうに思いますけれども、その二百五十ミリシーベルトという基準は、厚労省によると、内部被曝、外部被曝合わせて換算しているということでしたけれども、その内部被曝を測定するホール・ボディー・カウンター、これで測定する対象となる方は一体どういった方で、その測定のタイミングというのはいつになるんでしょうか。
○福田(衣)委員 事故後、二十日もたってからです。しかも、三月十八日には八百個近く入手されていたということも聞きました。足りないのではなくて、平常時の規定に沿って、グループ長が持っていればそれでいい、そういった対応だったのではないでしょうか。今は平常時ではなくて非常事態ということを御理解いただけたらと思います。 さらには、そういった作業員は、参考資料の一枚目にありますように、求人サイトで時給一万円
○福田(衣)委員 民主党の福田衣里子です。このたびは、質問の機会をいただきまして、大変ありがとうございます。 質問に先立ちまして、三月十一日に東日本を襲った大震災により、多くのとうとい命が犠牲となり、今なお避難生活を余儀なくされておられます被災者の皆様に、心から御冥福とお見舞いを申し上げます。 私も、これまで可能な限り被災地へ足を運びました。瓦れきの山を前に、何度も押し寄せる津波がすべてを壊し、
○福田(衣)委員 ありがとうございます。 同じく肝炎の専門家である戸田参考人にお伺いいたします。 B型肝炎は非常に感染力が強くて、さまざまな感染経路があるということで、予防接種以外の感染経路として、国側は、父親のウイルス検査並びにジェノタイプについて確認する必要があるというふうに言っておりますけれども、本当に必要があるんでしょうか。
○福田(衣)委員 ありがとうございます。 検査や医療費助成によって進行を防ぐことができると。そういった必要性というものを改めて感じました。 また、先ほどお話にもありましたが、肝硬変についてお伺いいたします。 最近、肝硬変の障害認定というものが始まりました。天野参考人からも、基準が高いのではないかというお話もありましたが、今置かれている基準についてどういったお考えをお持ちか。また、肝硬変の病状の
○福田(衣)委員 民主党の福田衣里子です。このたびは、質問の機会をいただき、大変ありがとうございます。 私も、薬害肝炎訴訟の原告として五年間同じように闘ってきましたが、その長い時間の中、多くの仲間が解決の日を見ることなく亡くなっていきました。このB型肝炎訴訟においても同じことが言えると思います。ですので、一日も、一刻も早い解決を図るべきだと思っております。 本日は、木村参考人が体調不良ということでお
○福田(衣)委員 原告は、長く苦しい闘いを強いられております。私も原告だったころ、この闘いは一生終わらないんじゃないか、そういった不安の中、毎日を生きていました。その闘いを終わらせてくれたのは、紛れもなく政治決断でした。ぜひ、一日も早い政治決断をお願いいたします。そして、原告たちの長く苦しい闘いを終わらせてください。よろしくお願いいたします。 続きまして、薬のネット販売についてお尋ねいたします。
○福田(衣)委員 和解協議において論点ごとに協議を進めるということですけれども、それが時間稼ぎではないか、全体像を示すべきという意見もあります。今後、九月一日というスケジュールというお話でしたけれども、政府の方針等、もっと具体的なタイムスケジュールというものをお聞かせいただけたらと思います。 大臣並びに肝炎問題に詳しい山井政務官からも一言お願いいたしたいと思います。
○福田(衣)委員 民主党の福田衣里子です。 このたびは質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。本日が人生で初めての質問で緊張しておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 私が生まれて初めて委員会の傍聴を行ったのは厚生労働委員会で、この部屋でした。当時、私は薬害肝炎の原告として、二十六歳になったばかりだったと思います。山井政務官が私が書いた手紙を当時の柳沢厚生労働大臣に読んでくださいました
○福田(衣)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、末松義規さんを委員長に推薦いたしたいと存じます。
○福田衣里子君 民主党の福田衣里子です。 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案に賛成の立場より討論いたします。(拍手) 本法律案は、次の世を担う子供の育ちを応援するために、平成二十二年度において、ゼロ歳から中学校修了までの子供たちに対し、月額一万三千円の子ども手当を支給するものです。その際、保護者の所得制限は設
○福田(衣)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、末松義規さんを委員長に推薦いたしたいと存じます。
○福田(衣)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、末松義規君を委員長に推薦いたしたいと存じます。