1954-11-11 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第79号
○福田(繁)委員 私は実は本日三公庫の責任者にお越し願いまして、いわゆる庶民金融の根本問題、なおまた年末を控えての越年資金に対する対策及び先ほど大蔵省の理財局長並びに井上、春日両君との間の質疑の中にありました来年度の資金源の問題、こういった問題にわたつて詳細にお伺いいたそうというつもりでおつたわけであります。しかしながら、事ことごとく、これは銀行局長と大蔵省の首脳部がともに席にはべつておらぬと質問の
○福田(繁)委員 私は実は本日三公庫の責任者にお越し願いまして、いわゆる庶民金融の根本問題、なおまた年末を控えての越年資金に対する対策及び先ほど大蔵省の理財局長並びに井上、春日両君との間の質疑の中にありました来年度の資金源の問題、こういった問題にわたつて詳細にお伺いいたそうというつもりでおつたわけであります。しかしながら、事ことごとく、これは銀行局長と大蔵省の首脳部がともに席にはべつておらぬと質問の
○福田(繁)委員 住友信託銀行名古屋支店として約三〇%の件数に該当する融資を中小企業に対して行つておられるということでありまして、深く私は敬意を表します。実は私もこの中小金融に少からぬ関心を持ち、全国あちらこちらを国政調査をいたして参つたのであります。今のあなたのお話を聞くとまつたく私の常識にすれば不思議にたえぬ。なかんずく名古屋というところは最近大阪、神戸、福岡を凌駕しておる。中京にありながら、大
○福田(繁)委員 私たちの資料によりますと、住友信託銀行には中小企業金融公庫の代理店として指定して、相当の金額を中小企業育成資金として政府資金を割当てておるという資料を持つておるわけであります。あなたのお話を聞きますと、名古屋支店においては中小企業金融公庫の代理店の業務を今なお開始したことがない、かようにおつしやるわけでありますが、その点間違いはございませんか。――さすれば伺いますが、およそこの信託銀行
○福田(繁)委員 私はごく簡単に関連して質問をいたさんとするものでありますが、当委員会でかような質問をするのはどうかと思いますが、明日ちようど銀行局長及び中小企業金融公庫の総裁、国民金融公庫の総裁、こういう諸君を招致いたして私が質問をいたさんとすることに非常に関連性がございますので、そこで住友信託銀行の名古屋支店の平井さんに、絶好の機会だから承つておきたいと思います。住友信託銀行名古屋支店は、中小企業金融公庫
○福田(繁)委員 よい機会でありますから、私は前谷長官にちよつと伺いたいと思います。それはほかでもありませんが、かつていわゆる時代の寵児として国民から注目されておりましたあの人造米が、その後どうなつておるかということが一点。それと聞くところによりますと、人造米の生産奨励のために、当局は相当補助金を出されておる、あるいは資金のいわゆるあつせん融資をされておる、こういうものの資料をわれわれ手元に持つておるのでありますが
○福田(繁)委員 昭和二十五年の閣議決定をされた当時、言いかえれば最小限度七十万トンは確保しなくては国策上困るといつた時代があつたのでございますが、その昭和二十五年当時は大体年産何トンほど生産しておつたか。
○福田(繁)委員 なおつけ加えて伺いたいのでありますが、三井塩脳部長は、食用塩の国内需給量を大体どの程度に目安を置いておられるか、それを伺いたいと思います。
○福田(繁)委員 私はただいま議題となりました専売事業に関する件に関連いたして質問いたさんとするものであります。 まず三井塩脳部長に伺いたいのでありますが、前国会の当大蔵委員会において、塩脳部長として御就任されて間もなくこちらへ御出頭願いまして、御承知の国内塩の自給対策について、昭和二十五年のいわゆる五箇年計画に基く閣議決定に関連してその後の模様を伺ったのでありますが、それに対して就任日の浅い三井塩脳部長
○福田(繁)委員 御照会がなかつたようでありますが、そうすれば卒直に伺いますが、私が各地で見聞して来たところによりますと、あの小笠原放談としうことが、各地の、なかんずく地方金融に携わつておるところの地方銀行、あるいはまた地方信用金庫、こういったところの理事者諸君に対して、相当衝動を与えたと私は見聞して参つたのでありますが、あなたはこれに対していかようにお考えになられるかということを伺つておきたいと思
○福田(繁)委員 当委員会におきましても、先ほど私が申し上げましたように、前国会において、本年度の下半期のいわゆる金融関係において非常な憂慮の念を持つておつたのでありますが、ただいま銀行局長から本委員会を通して非常に順調な推移をたどつておるというところの、心強いお言葉を伺いまして、これ実に河野銀行局長を中心にしての非常な御努力のたまものである、この意味合いにおいて、私は一応あなたに敬意を表しておきます
○福田(繁)委員 私はこれから河野銀行局長に金融部門に対する数点を質問いたしたいと思うのです。 まず第一点から伺いたいのでありますが、前国会中にわれわれが非常な杞憂の念を持つておりましたところの、本年度の下半期におけるところの金融界の情勢でございます。これに対して先般お盆も済んだわけでありますから、お盆を中心にして、言いかえれば本年度の下半期の金融趨勢をひとつ大まかなことを伺つておきたいと思います
○福田(繁)委員 国民金融公庫の運営に関して、いい機会だから一点参考に伺つておきたいと思います。国民金融公庫が開設されて今日に至るまで、いわゆる期日到来したところの融資金額の中において、回収不能に陥つているのはどの程度あるからできることでありますれば、パーセンテージで、この程度くらいあるということをおわかりになればお聞かせいただきたいと思います。
○福田(繁)委員 管財局長に重ねて申し上げておきますが、どうぞその評価に対して、なるべく可及的すみやかに実情に即したような評価査定と申しますか、それを鋭意やられることを懇請いたしておきたいと思います。今あなたのお話の中で、会計検査院から二十六年度に比較的安い、低いというところのおしかりがあつたと申しまするが、これはほかの不動産と違いまして、ことに目下国有財産に帰属しておりまする工作機械のごときは、たとえば
○福田(繁)委員 この問題に関する局長の非常な君づかいは、われわれも全面的に了承できるのです。そこでお伺いしたいのですが、中小企業者諸君が管財局に対して、たとい五台なり十台なりの払下げを希望する場合には、いわゆる随意契約も五十万円以下ならばできるのであるから、可及的すみやかにされるというところのお心づかいの点はわれわれは非常に了といたします。そこで参考に伺いたいのでありまするが、ただ問題は、そういつた
○福田(繁)委員 今春日君が議事進行の名のもとに非常に重要な発言をされましたので、委員長はとくと御配慮願いたいと思うのです。私も実は目下の急務でありまする中小金融対策に対して、中小企業庁から午前中から御出席してもらつて、この問題をある程度掘り下げて、目下の急務である行き詰まつておる中小金融打開の一義を果してみたい、かように思うて先ほどから待つておるのでありまするが、春日君も申されましたように、中小金融公庫
○福田(繁)委員 さすれば当然国税庁においては、強制執行いたしておりまする不動産に対して、追つて法律の定める期日が参りますれば、これは強制手段をとられると思うのでありまするが、その見通しはいかがでございましようか。
○福田(繁)委員 今の税の決定しておるものを徴収するために、いわゆる債権の保全をはかつておられる。言いかえれば不動産に対する強制執行をされておるということでありまするが、大体それは幾ばくくらいの金額を対象にして、どの程度の物件を差押えておられるか、もしおわかりでありますればこの際お伺いいたしたいと思います。
○福田(繁)委員 国税庁長官に、実はわが党の本名武君が質問いたすために通告いたしてあるのでありますが、今席をはずしておりますので、その時間を拝借いたしまして、私あなたに一言伺いたいと思うのであります。 それはほかではありませんが、先般来問題になつておりましたところのあの保全経済会に対する税の滞納に関する徴収は、その後どうなつておるか、一応この経緯を総括的に伺いたい。
○福田(繁)委員 植木政務次官にちよつと伺いたいのですが、先ほど柴田君において、実は大体言い尽された例の預託金の問題であります。ちようど衆議院の院議をきめたときに、大蔵大臣なりあなたなり河野局長は、御趣旨は了承するけれども、その時機については、もう少し金融界の趨勢をながめた上において、何分の考慮と善処をしようという言葉で、一応幕は終つたのでありますが、それから約三箇月経過しまして、もう申し上げるまでもなく
○福田(繁)委員 そのことを聞いて非常にわれわれも意を強くするのでありますが、何さま政治家としての御感覚が、今申したように非常にすぐれておられるあなたでございますから、今の各政党あるいは政界の見通しにおいて、大体お察しがつくだろうと思うのであります。もし今日の吉田内閣が続く以上、この経済危機の段階において、無謀にも大蔵大臣の更迭をやるようなことがあつた場合には、何を苦しんで今日まで経済的危機打開をはかろうとして
○福田(繁)委員 私はよい機会に大蔵大臣に本日お目にかかることができたのでありますが、御承知のように今経済、なかんずく金融の最大危機に直面いたしておりますので、本日は数項目にわたつてあなたの御高見を伺いたい、かように存じておるのでありますが、非常に時間が切迫なさつたようですから、今日は根本問題を一点だけ伺つておいて、あとは明日に続行いたしたいと思います。 小笠原大蔵大臣の財政政策、なかんずく金融政策
○福田(繁)委員 春日君の動議はしごくごもつともで、非常に重夫であります。そこで私はこの春日君の動議に対して、国会法に基いて動議を提出する。それは何となれば、春日君のただいまの動議を議題として、ただちに理事会を開かれんことをお願いする。これを私は動議といたします。
○福田(繁)委員 銀行局長になお参考に伺つておきたいのでありますが、この預託金の三月末に引揚げ予定のを九月末に均等に繰延べられたとおつしやるのでありますが、この総額は幾らになりますか。
○福田(繁)委員 ただいま政務次官の後答弁で、われわれの申入れ、いわゆる要望事項に対してはこれをごもつともとして、参考資料にして対策を立てておられるという点は、私も敬意を表します。 そこで後段の答えは——あなたは一足飛びにこれから私が伺おうとすることをお答えになられたわけでありますが、さすれば銀行局長に伺いたいのであります。この要望書に「今後期限の到来する指定預金の引揚を延期する」という点があつたのでありますが
○福田(繁)委員 いよいよ会期も迫つて参つたので、当委員会において大蔵政務次官と銀行局長とともに御同席を願つてわれわれが御意見を伺うことは、おそらくきようが最後と思う。そこで私は一応今国会の懸案になつておりまする問題に関してお伺いいたしたい。それはほかでもありませんが、先ほど春日君が御質問しておりますところの中小企業の金融対策であります。ちようど浪花節の文句ではありませんが、二月ほど前、昭和二十九年三月十六日
○福田(繁)委員 私は委員長に若干希望を申し上げて、最後に簡単に動議としてあなたの手元まで御提出しておきたいと思います。それはほかでもありませんが、去年のたしか議会末期でありましたか、七月ごろと存じておりますが、大蔵委員会が所管の法案を審議いたしております場合に、どうしても海外の先進国の生きた実情を調査して来ないことには、今後の再建日本の大蔵省所管の法案を審議するのに非常に不自由を来すという結論に到達
○福田繁芳君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする法律案に関して、自由党諸君がお出しになつたところの修正案には反対いたし、諸君の唯一の基盤としておりますこの内閣提案の原案に賛成いたしたいと思うものでございます。(拍手) 経済再建が最も急務であり、それに関連する重大法案であり、政局安定これまた一日も急を要する今日、わが改進党にしてかくのごとき態度をとらなくてはならないような、
○福田(繁)委員 議事進行についてちよつと一言。この法案に関しての質問は、自由党並びに社会党両派には大体一段落ついたのではないかと私は思う。ただ残されるのは、改進党の私の質問が残つておるにすぎないと思うのであります。かねて私は委員長に申し上げてありますように、この法案に関しては、いささか銀行局長なり法務当局の御意見を伺いたい点があるわけなんだが、本日は不幸にして時間がありませんから、本日はとれで散会
○福田(繁)委員 関連質問。この法案の罰則に関しての法務当局のただいまの御答弁でありまするが、その御答弁の中に、最後は裁判所の判断にまつという言葉を至つて軽率に言われているが、私は、そういう罰則に関する問題については、もう少し敬虔な態度であなたに質問をし、また要望しておきたいと思うのであります。なるほどあなたがおつしやる通り、最後は裁判所の決定をまてばよいが、裁判所の決定をまつということは、その前に
○福田(繁)委員 私は実は理事会の決定に基いて、きようからここ数日間この法案に関してあなたに連日質問をいたそうというので、質問の順番を待つておるわけです。聞きますれば、社会党の両派の諸先生からももうすでに通告してあるといいますから、両派の先生の質問が終りましたら、それから約五、六日間この法案に関してあなたに質問をいたしたい、かように思いますので、私は井上君にお返ししておきます。
○福田(繁)委員 ただいま河野局長のアメリカ及びその他の国の、言いかえれば金融機関に人らざるこころの貸金金融の利子が年に三割ないし三割五分というところのお話がありましたが、われわれも実地にそれを見て参つたのであります。しかしながらアメリカとかあるいはヨーロツパというところは、御承知の社会保障が非常に徹底しておる。同時にまた日本の、なかんずく今日の吉田内閣と違いまして、末端の零細金融について国家が相当
○福田(繁)委員 苦しいところの与党諸君の意のあるところを、われわれも政党人として了承はできるのです。そこで私委員長に単刀直入、率直に申し上げたいのでありますが、この修正案を出すにおきましてでも、自由党においても今日まで慎重審議をされて来られたわけなんです。わが改進党でもその通り、社会党でもそうであろうと思う。この修正案なり原案に対してこれをどうするかということに関しては、おのおのの党へ持ち帰り、一言
○福田(繁)委員 さすれば、今度は修正案を出されたところの提案者に私は伺いたいのでありますが、この法案に関しては、銀行局長はただいま御答弁された通りであります。もう会期が切迫しておる今日、こういう同一法案に関して与党が修正されるとするならば、銀行局当局が立案する時分に政調会に御相談されたというのでありますが、何がゆえにそのときに十二分の御連絡をされなかつたかという点が一点。もう一つは、何がゆえにこれだけの
○福田(繁)委員 私はこの際河野銀行局長に、出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案に関していささか御質問いたしたい。大蔵大臣、なおまた銀行局長もお聞きのように、ただいま自由党の方からこれに関するところの根本的の、骨抜きと申しますか、少くとも中枢神経くらい抜き取つたところの修正案が出て参つたわけなんであります。そこで私伺いたいのでありますが、この修正案をわが改進党なり、あるいは社会党から出されたというならば
○福田(繁)委員 大体百三、四十万円ということになるのでありますが、さすれば、昨日の委員会で同僚委員の平岡君その他の諸君からも強い希望条件がありましたごとくに、この際相なるべく高級車より国産車、新型より旧型と申しては語弊がもりまするが、そういう経費を節約するという点において十二分に御検討されんことを強く私は要望して、大体本案に関する私の質問は一応終りたい、かように考えます。
○福田(繁)委員 なお参考に一点伺いたいのでありますが、昭和二十八年度に購入した四百台及び二十九度年に購入せんとしている四十三台、合せて四百四十三台に対して、予算の全額は平均幾らくらい組んでおられるのか。
○福田(繁)委員 昨日の委員会におきまして、私は国の所有に属する自動車の交換に関する法律案、これに関連して主計当局に対して資料を要求してあつたのでありますが、資料がもしできておるとするならば、主計当局からその資料に基いて一応詳細に御報告を願いたいと思うのであります。
○福田(繁)委員 そうすると、その次の物品の無償貸付及び譲与等に関する法律の一部を改正する法律案に関してお伺いしたいのでありますが、これまた先般上程されたところの提案理由によつて詳細に了承できたのでありますが、ただ一点お伺いしたい。物品の無償貸付あるいは譲与をする時分に、だれがこれを行うか。たとえば市町村長が行うのか、あるいはその県の出張所所長が行うのか、知事が行うのか、大臣が行うのか。こういうことができるのならば
○福田(繁)委員 この法律案を上提された趣旨はわれわれよく了承できるのであります。ただ問題は、先般の当委員会において、この法案に関してのわれわれ同僚委員と政府当局との間の御質問、あるいはお答えの内容をつぶさに伺つておりますと、どうしても台数というものと、できることでありますならば、たとえば五〇年を限界にして、五〇年の前の古い自動車が幾らぐりいあるか、新車が幾らぐらいあるか。もちろん事務用の乗用車でございますが
○福田(繁)委員 私はこの際主計局の次長が来られておりますので、国の所有に属する自動車の交換に関する法律案、この案件に関して参考までに伺いたいと思うのであります。まず第一点は、今日の段階で、国の所有に属する自動車は、台数にしてほぼ幾らぐらいあるものかということを概略伺いたい。
○福田(繁)委員 本日はこの程度にしておいて、明日定刻から始めて質問を続行されんことにして、散会されるよう動議を提出します。
○福田(繁)委員 本日は、午後はわれわれ大蔵委員会の申合せにおいてとうとい、得がたいところの実地見学調査をやることになつており、その時間も迫つているようですから、たまたま今春日君から動議が出されましたので、なるほど大蔵政務次官もせつかくおいでを願いましたが、委員長、非常に御苦心の点と思いますけれども、暫時休憩して、理事会を開いてお諮りを願いたいと思います。