1954-11-20 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第73号
○福田(昌)委員 技術を再診及び初診料で現わされた点でありますが、この技術を初診及び再診で現わすと同時に、初診及び再診料の中には、四点以下の処置料を全部含めてあるということであります。この四点以下の処置料というものは、これは初診及び再診料におんぶして全然ゼロにしてあるという点は、初診及び再診の名において、四点以下の処置料を医者の犠牲にしたということになるのでありますが、それが特質であるということになりますか
○福田(昌)委員 技術を再診及び初診料で現わされた点でありますが、この技術を初診及び再診で現わすと同時に、初診及び再診料の中には、四点以下の処置料を全部含めてあるということであります。この四点以下の処置料というものは、これは初診及び再診料におんぶして全然ゼロにしてあるという点は、初診及び再診の名において、四点以下の処置料を医者の犠牲にしたということになるのでありますが、それが特質であるということになりますか
○福田(昌)委員 概略の点につきましては、昨日保険局長から御説明があつたのでありますが、ごくかいつまんで、大臣はこの点数表の改正について、その特質がどういうところにあると考えておられるか、この点を承りたいと思つてお尋ねしたのであります。
○福田(昌)委員 資料としてお渡しいただきました診療報酬点数表の改正についてでございますが、この改正のおもなる要点はどういうところなのでございましようか、その点厚生大臣から承りたいと思います。
○福田(昌)委員 そうしますと、湯沢会長に来月の十五日までに回答をしてほしいと言つたのは、新医療費体系に対する回答なんですか、点数表の改正案に対する回答なんですか。
○福田(昌)委員 それでは大体十八日に資料を発送したのですか。先ほど、新医療費体系は十二月の十五日までに大体の結論を出すようにという要望をしてあるということを柳田委員でしたかの御質問に答えられましたのですが、点数表に対してはいつごろ大体改正案を出してもらいたいということですか。
○福田(昌)委員 今度お出しになりました診療報酬点数表の改正案というのは、中央社会保険医療協議会にいつお出しになつたのですか。
○福田(昌)委員 その点は了承して、私ども、日赤が主体ということは心得ておりますけれども、この重要な問題には、非公式の形においても、政府がもう一歩前進できるはずと思いますから、それに対するお心構えを承りたい。
○福田(昌)委員 たいへん抽象的な御説明をいただきましたが、外務省からも警備当局に万全の措置を講ずるよう申入れがしてあるというお話でございますが、その万全の措置はどういう形でお願いしておるか、具体的に御説明願いたいと思います。それから、李徳全女史の日本国内におきますいろいろな処遇につきましては、政府がくちばしをいれることはよくないといういろいろな申入れがあつたと伺いましたが、どういうところからそういう
○福田(昌)委員 いろいろ御答弁を承らしていただきまして、大体政府の当局が李徳全女史の来朝に際しましては従前よりは一歩進んだ態度をおとりいただいておることは多といたしますが、私どもといたしましては、引揚げ促進の問題に対する関心というものは国民あげての関心事であり要望でございますので、政府当局が引揚げ促進は三団体にまかせておるのがこれまでのやり方であるから、それで万事事足れりというように御答弁が聞えました
○福田(昌)委員 点数諮問をするとはどういう意味でございますか。これは医療報酬の配分の一革命でございますが、そういうものではなくて、ただ点数のアンバランスを修正する、そのときの参考資料にする、その程度でございますか。
○福田(昌)委員 今私時間の制限を受けましたから簡単に御質問させていただきます。新医療費体系を国会に御提出いただきましたが、これは中央社会保険医療協議会、臨時医療保険審議会にも提出しておられるのでございますか、そうしてどの程度これが審議されておるのでありますか。
○福田(昌)委員 一昨日お願い申し上げまして、きようは御持参いただくということであつたわけですが、まつたく申訳ない御処置だと思います。あす特に資料を御提出いただいて質問を続けて申し上げたいと思いますが、ただ今日重ねてはつきり御回答いただいておきたいことは、今まで国民総医療費のうちで、ことに国が負担しておつた医療費の負担分というものは、二十九年度では百九十七億であるということ、これは結局政府が従来説明
○福田(昌)委員 今長谷川委員からまことに適正妥当な、質問、御意見がございましたが、まつたく私も同感で、そのように政府当局にも強く要望いたします。 もう質問も相当出尽して参つておりますからごく簡単に、質問させていただきたいと思います。一昨日御質問申し上げた点で、保険局長で、ございますが、国民医療費の中で、国保の負担分、また社会保険の点におきまして二十九年度は国保だけ医療費の二割を国が負担をしたが、
○福田(昌)委員 簡単に一点だけ御質問さしていただきたいと思います。新医療費体系につきましては慎重にお取扱い願うという御答弁をいただきまして私どもまことに多といたす次第でございますが、重ねてお伺いさしていただきたい点は、病気と申しますのは、個人にとりますといわば災害にひとしいものでございまして好んで病気をする人はないわけでございます。しかしながらしたくない病気も案外度重なつてするというようなことも出
○福田(昌)委員 私どももこの健保の医療給付額、これは一割五分負担ということで計算いたしますと、政府管掌が五十億であり、組合管掌に何がしか、船員保険に何がしかを補つたといたしましても、私ども百三十億くらいではまかなえないと思つておつたんでありますが、そういたしますと、今御答弁がございましたように、結局総額ではこの医療費の負担分として二百億以上要求しておられるということでございますか。
○福田(昌)委員 大体三十年度の予算の全貌というようなものが、九月ごろでしたか、ちよつと新聞に出ていたことがありますが、その新聞によると、社会保険に関しては百三十三億程度の要求をするというようなふうに出ておりましたが、総額百三十三億くらいになるという御構想ですか。
○福田(昌)委員 今、岡さんの御質問に対して、三十年度の予算では社会保険の医療費の負担分においても、国保は二割、健保においては一割五分を要求しておるという御答弁ですが、その額面がはつきりしないという御答弁でございましたが、大体御提案になつたのでございますから、どれくらいの額面を要求しておられるか御記憶があると思いますが、お示しいただきたい。
○福田(昌)委員 資料をお示しいただくということでございますから、あすそのお示しを願いたいと存じます。大臣がお見えになつてから、あすいろいろの質問をさせていただきたいと存じますから、その際あわせてお尋ねさせていただきたいと思いますが、今日のお答弁の中におきまして、薬局からは直接薬剤を購入した分も入つているというお話でございましたが、その薬局から購入いたしました薬剤の費用というものはこの中の何パーセント
○福田(昌)委員 もう少し直接医療費というものを御明確に御説明願いたいのです。ただいまのお話では、患者が個々に薬局でお薬を買つたものもこの中に入つているというように伺つたんですが、そうでございましようか。もう少し明確に直接医療費の中に入れた品目を御説明願いたいと思います。
○福田(昌)委員 きようは大臣にお尋ねしたいと思つておりましたが、大臣がお見えになりませんのでごく簡単な点を一、二点だけお尋ねさしていただきます。 この本文の最初のところでございますが、医療費総額の点についてでございますが、直接医療費と間接医療費にわけてございますが、このわけられた直接医療費と間接医療費はどういうものを指しておられるのか御説明願いたい。
○福田(昌)委員 私どももさように考えるのでございますが、先生の御専門のお立場から、ことにどういう点でこれは非常に医療の向上を望めないものであるかという点を一、二お示し願えたら幸いだと思います。
○福田(昌)委員 神崎先生に一点だけお尋ねさせていただきたいのでございますが、この新医療費体系を御提出いただきました厚生大臣の御説明によりますと、この体系によりまして医療の向上が期せられるという御説明があつたのでございますが、この点につきまして神崎先生いかようにお考えでいらつしやいましようか。
○福田(昌)委員 たいへん長くお引きとめいたしまして、はなはだ恐縮でございますが、もう一点お尋ねしたいと思います。あなた様の経済的な御事情をお聞かせいただきまして恐縮でありましたが、大体中国の一般のいわゆる勤労者の方々の生活水準、日本の貨幣価値に換算してどれだけのところで生活できるものかということが一点。 二点は、技術者はなかなか日本に帰還できないのだというようなうわさも聞くのでございますが、事実
○福田(昌)委員 少し失礼なことばかりお尋ねするようで恐縮でございますけれども、その撫順の炭鉱というものは国家機構の上からどういうことになつておりまして、あなた様のおられた、そして後にかわられた安全技術研究所というもの自体が政府の機構とはどういう関係で、あなた様の地位は政府の機構の上からすればどういう形であつたか。それから、さらに、これもまた失礼なことで恐縮ですが、生活水準と申しますか、給料の面が中国
○福田(昌)委員 北村さんにお尋ねいたします。少し失礼なことにもなるかと存じまして、恐縮に存じますが、おさしつかえのない範囲で教えていただきたいのですが、撫順の炭鉱におられました間の地位、それからその会社におきまする地位、それから中国人のあなたに対する信頼度、職能の上においてどういうことを担当しておられたか、そういうことを聞かしていただけませんか。
○福田(昌)委員 簡単にお伺いいたします。総医療費というものは、新医療費体系を実施することによつて上るかもしれないというふうに承つたのですが、さようでございますか。
○福田(昌)委員 私もさらに資料の追加要求をいたします。今いろいろ資料の御要求がございましたが、私はその中で特に国民総医療費ということをよく大臣も局長さん方も申されますが、その国民医療費の内訳、公費、私費、さらにまたその社会保険の分野におきましては、それが経営者側の負担がどれくらいであるか、被保険者の負担がどれくらいになつておるか、そういうこまかな内訳をお願いいたします。
○福田(昌)委員 大体アメリカ側から、損害の賠償として支払おうという金額は、どのくらいのお申入れがあつたのでありますか。ただいまの段階において額面をお知らせ願いたいと思います。
○福田(昌)委員 少し具体的な点につきまして一、二お尋ねさせていただきたいと思います。安藤国務大臣はこのビキニ環礁実験に関しまして被爆いたしました第五福竜丸の二十三名の被害者に対しまして、ことにその補償について非常に御関心と御努力をいただいておりますことを、私たち感謝いたしておりますが、先ほど外務委員会の席上においての安藤国務大臣の御答弁によりますと、目下アメリカ側に要求しておる賠償額は、二十五億という
○福田(昌)委員 まだ最終段階になりませんから、従つてアメリカが出す最後的な額面というものは、もちろんきまらないわけでありますが、非常に少いというお話でございましたが、大体どれくらいのところをただいま申しておるのであるか。それから二十五億の中には間接賠償も当然入つておると思うのでありますが、これに対してアメリカがなぜ間接賠償を全然考えないのか、この点をあわせて伺いたいと思います。
○福田(昌)委員 先ほどからのお話で、安藤国務大臣がこのビキニの被爆問題に関しまして、賠償の点で非常に御熱意がある点を私ども非常に感謝いたしておりますが、このアメリカに目下要求中でまもなく解決するであろうといわれる賠償額の総額、それは間接賠償を含めた問題であるかどうか、もう少し詳しい点を聞かせていただきたい。
○福田(昌)委員 結果的には内政干渉にならずに済みましたが、そういうことを現段階において問題にするということは、いささか行き過ぎだと思うのですが、その意味合いにおきまして、国際関係で内政干渉とは一体どういう範囲のものであるかということをこの際伺いたい。
○福田(昌)委員 私どももそのように考えておるのでございますが、それにもかかわらずアメリカの首脳部の間におきましては、金門島の攻略に対してはアメリカの第七艦隊は出さないとか出すとかいうような問題を取上げまして、第七艦隊はこれに不干渉であり、艦隊を出さないということをきめたというふうな記事が出ておつたのでございます、これは私どもとしては少し内政干渉に過ぎるのではないかという気がするのでございますが、大臣
○福田(昌)委員 金門島の攻略問題で、せつかくインドネシアの戦争が片づいてやれやれと思つておりました私どもアジアの大衆に、また何らかの非常なそれぞれの心配を与えておりますが、この金門島の攻略事件というものは、これは国際的に見ました場合、支那の一つの国内問題でしようか、それとも国際問題として考えて行くべきでしようか。
○福田(昌)委員 私どもも、厚生当局のこの残留者に対します困難な御調査をこれほどまでに熱心に御調査いただいたことを感謝いたしております。ただいま田邊局長の御答弁で大体現状はよくわかつたのでございますが、その最も大切な数の問題につきましてちよつとお尋ねさせていただきたいと思います。先ほどの御説明によりますと、二十八年度から二十九年度までの発表の間に約六千名ほど死亡したというような御発表になつております
○福田(昌)委員 私どもも、ただいま委員長のご発言と同じ気持ちを持つていて、そこまでこぎつけるための内容を知りたいと思つて御質問申し上げたわけです。従いまして、そこまで行く段階にいろいろ私お伺いしてみたいと思うのですが、厚生省の方がお見えになつていらつしやらないということでありますから、大蔵御当局の方だけでもけつこうでございますから、まず三十年度のこの第二種公営住宅の予算——まだもちろん御決定のわけでもありませんし
○福田(昌)委員 そのお話は何回も聞かせていただいた御答弁であつたわけでございますが、私どもがお伺いさせていただきたいと思つておりますのは、この千七百九十五世帯の人たちの措置として、三箇年間に簡易耐火住宅を建設して、それに引越してもらうということももちろんですが、そのほかに、三十年度、三十一年度引越さない間に相かわらずそのボロ家に住んでいなければならぬ。その間の補修をどういう形でしてくださるのか、そのごくこまかな
○福田(昌)委員 当面の問題といたしまして、今ある家に居住いたしております人たちは冬を迎えるにあたりましていろいろと補修が必要である。その補修の費用というものは、これまで、ことに二十七年度以降のごとき、はつきりどういう形で出されておるかわからないが、研究なさるというお話でありましたが、非常に心もとない気がいたすのであります。三十年度の予算もほぱ腹案があることと思いますので、はたしてどういうふうにこの
○福田(昌)委員 その御熱意のほどはよくわかるのですけれども、ここ一、二年の貿易の状況を金院額面について少し詳しく御報告いただくことと、今後の見通しを具体的に承りたいと思います。
○福田(昌)委員 第八条でございますが、この規定によりますと、たとえば機雷などに触れたり、その他侵略者によらざる不時の災害によりまして、借りた艦艇が破損いたした場合におきましては、日本側は当然アメリカ側に補償を支払わなければならないことになつております。しかもこれがアメリカ側の要望によりまして、期限内にその返還を迫られておるというような場合におきましては、この補償を支払います場合の予算的な措置はどういうふうに
○福田(昌)委員 ではこれは、艦艇の貸与協定の範囲内のものでありまして、たとえば日本側が持つておる他の事項の償権に関する請求権には影響がないわけでありますか。
○福田(昌)委員 時間の制約を受けましたから、良識によつて一、二点お尋ねいたします。等七条でございますが、「日本国政府は、艦艇の引渡し、使用又は操作に関連してアメリカ合衆国政府に対して生ずるすべての請求権を放棄し、」と書いてありますが、「すべての請求権」というのはどういうことでございますか。
○福田(昌)委員 そういたしますと、当然来年度になつても一隻かの艦艇を借り受けられる予定が出て来るということになりますが、それはもちろんMSA協定の範囲内から生れるところの御交渉になるわけでございましようか。
○福田(昌)委員 でございましたならば、なぜこの協定の中に、そういう五四年度に限るということをお示しいただく言葉を御記入願わなかつたのでございますか。
○福田(昌)委員 いろいろお話を聞かせていただきまして、御説明いただいても、私どもどうもわからない点があるのでございますから、重ねて伺いたいのでございます。 この艦艇貸与協定は政府の御答弁によりますと、二十九年度の計画だけに限つた貸与協定であつて、来年度の分はまた別個に考えるというような御趣旨に聞えるのでございますが、この艦艇の貸与協定の取上げる範囲内というものは、二十九年度、すなわち五十四年度に
○福田(昌)委員 それは私どもも理解いたしております。しかしそれは国会における阿波丸避難に対する請求権の放棄に関する決議案とかいうような形で出されておつたかと思うのであります。この協定そのものが国会の承認を求めるものとして出された記憶はございません。なぜこの協定を今日まで国会において審議の対象にしなかつたかということをお尋ねしておるのでございます。
○福田(昌)委員 政府が十七隻の御予定のもとに、三十九年度の防衛力増強計陶に基いて早くから交渉しておられて、今日までの間にやつと四隻だけ御交渉が成つたというところにおいて、早くこういう協定をお結びになつて提出された。こういう協定に対しましては早く国会に御提出になりますが、私ども本日ここで初めて拝見させていただいたのでありますが、阿波丸請求権の処理のための日本国政府及び米国政府間の協定、こういう重大な