1956-03-10 第24回国会 衆議院 外務委員会 第18号
○福田(昌)委員 私の質問はこの次にさせていただきたいと思っておりますけれども、関連してちょっと一点だけお尋ねさせていただきます。今外務大臣が原爆実験禁止の問題について非常にお骨折りいただいておりますことは、大へんよくわかりまして、私どもも非常に感謝をいたしておりますが、ただどういう形の御努力をお願いしておるのかという点で、どうも私ども十分納得できない点があるように思えるのでございます。大へん恐縮でございますが
○福田(昌)委員 私の質問はこの次にさせていただきたいと思っておりますけれども、関連してちょっと一点だけお尋ねさせていただきます。今外務大臣が原爆実験禁止の問題について非常にお骨折りいただいておりますことは、大へんよくわかりまして、私どもも非常に感謝をいたしておりますが、ただどういう形の御努力をお願いしておるのかという点で、どうも私ども十分納得できない点があるように思えるのでございます。大へん恐縮でございますが
○福田(昌)委員 あとでいろいろと詳しくお事ねさせていただきたいと思いますが、一点だけ少しよくわかりませんので重ねてお尋ねいたします。ただいま大使がお持ちになりましたというのは、これは決議文だけをお持ちになられまして、それ以外のことは口頭でお話しになられた、こういうことでございましょうか。それはアメリカやソ連の方はどういうことであったのでしょうか。
○福田(昌)委員 関連してちょっとお尋ねしたいのです。英国政府の回答文をきょう御配付いただきましたが、日本の国会の両決議を英国側に伝えたというお話でございますが、そのお伝えいただきました決議のほかに外務省はどういう文面を添えて英国及びアメリカ、ソ連にこの禁止決議に対する回答を求められたのか、その文面を知らせていただきたいと思うのであります。
○福田(昌)委員 私は委員長に先ほどお願い申し上げたのでございまして、奥歯にものがはさまったような感じで非常に発言がしにくいという局長の御真意はわからぬでもございませんが、私は局長のお立場においてそれほど警戒なさる必要はないと思うのであります。それにもかかわらず警戒おさおさ怠りない態度でいらっしゃいますが、それであれば、アメリカに交渉なさった程度のことはこの外務委員会で発表願う、そしてそれは局長のお
○福田(昌)委員 非常に頭がおよろしい局長さんの御答弁でございますから、きわめて巧妙な御答弁をなさいますが、私どもが伺っております感じからいたしますれば、局長の御答弁は、法というものを、絶えず時の権力によって、実に巧妙に論弁を弄して活用されておるという感じがいたすのでございます。私は条約局長というお立場は、純然たる条約上の解釈を事務的に御発表、御処理なさればおよろしいのではないかと思うのでございまして
○福田(昌)委員 公海自由の原則について条約局長は、それはもう世界の学者も、ビキニの原爆実験などは自由を破壊するもので、私も十分にそうだと思うというような説をお述べになりながら、しかし学界がどのような学説を述べようとも、法の原則にどれだけそれの渕源があるかは疑問であるという御発言がございましたが、この御発言は私は非常に重大だと思うのでございます。世界の学者がどういうような学説を述べておっても、それは
○福田(昌)委員 法務大臣が人権尊重の立場から大へん御熱心であるのは、私ども大へん感謝するところですが、現地の御調査をいただくと同時に、その途中におきまする今日の段階におきまして、相変らず周旋人の口車に乗せられて、日本を出港いたしまする商船には絶えず花嫁が乗せられて南米に向っております。こういう人たちを、前者のわだちを再び踏ませないために、ぜひ予防しなければならないと思うのであります。これには、日本
○福田(昌)委員 きょうは簡単な御質問しかいたしません。花嫁のことについてお伺いいたしたいと思います。 ブラジルヘの移民がだんだん増加しております。ことに花嫁移民も多少増加しておりますが、その花嫁の末路というものが非常に問題になっております。御承知のように花嫁移民はどこへの移民でも相当問題を起したのですが、最近ブラジル行きの花嫁移民は相当被害が大きくなって参っております。昨年三重県から参りました花嫁四人
○福田(昌)委員 民生安定の上に考慮を加えるという形で予算をお組みになりまして、それで三十年度はすべり出しているわけですが、その結果、民生安定の上にどういう結果が現われたかということを伺ったのであります。民生安定の向上にどれだけ役立って、どういう形で現われて参ったかということをもう少し具体的に御説明いただきたいと存じます。
○福田(昌)委員 私はこの六カ年計画の初年度であることしの予算の御決定後、その予算が実行されてからすでに半年以上もたちますから、その結果が民生安定の面でも、健全財政の面でもどういうことになっておるか、結果がどういう形で現われて参ったかということを、伺わせていただきたいと思って御質問申し上げたのであります。その結果についての御感想を伺いたいと思います。
○福田(昌)委員 おもに社会保障についてお伺いさしていただきたいのでございますが、その前に経済企画庁の長官にお伺いいたしたいと思います。 ことしの一月経済六カ年計画を御発表になりましたし、そしてまたそれを基調にいたしてお作りになったと考えられます今度の三十年度予算の根本精神も、これは健全財政と拡大均衡の予算であり、そして民生安定向上の予算だということを御説明になられました。その趣旨ですでに行政的に
○福田(昌)委員 たいへん時間がおそくなりましたので、私、一切の質問は省かせていただきたいと思います。質問はいたしませんが、厚生当局に要望いたしまして、あわせて資料を要求いたしたいと思うのです。ただいまいろいろと御質疑を承わっておりますと、結局、現行法の成立の昭和二十二年当時の政府の御答弁と、今日この委員会におけるあんま、はり、きゅう、柔道整復師、またあんまの中に今日含まれました指圧に対します概念、
○福田(昌)委員 もう一点お尋ねいたしたいのでございますが、結論が出ていないまでも、この対策協議会の結論らしき意向がどこにあるかということを御存じのはずだと思いますが、その御報告をお願いいたします。
○福田(昌)委員 この協議会は御承知のように、花村法務大臣の前任者の自由党内閣の時代の昭和二十八年の末かにできたのでありまして、できましたときに、すでに売春対策の結論を急いで出さなければならないので、法的にも内閣に直属の手続をとるひまがないから、法務省の所管としてやるというようなお話で、結論を急がなければならないからというような意味合いから、この協議会そのものが発足をいたしたのでございます。そして協議会
○福田(昌)委員 もう前の委員が大分繰り返された質問をよく理解できませんので、また重ねてお伺いさせていただきたいと思うのでございます。 売春対策協議会の点でございますか、現内閣におかれては、売春対する対策は協議会の結論をまってきめたいという御発言でございましたが、この法案は六月の十日に出されておりますから、政府の売春対策というものは、この法案の取扱いにおきましても、また成立後の処置からいたしましても
○福田(昌)委員 教育制度に関することですが、インターン制度が、この美容師の教科課程につけられておるのでございますが、このインターン制度につきまして、ことに美容の教科課程におきましては、実地の修練というものが、学理の修練と同じように大へん重要な問題となっているので、そういう教科課程になっておるのでございます。それにもかかわらず、特にまたインターン制度、実地修練の制度を一年もつける、こういうような教育制度
○福田(昌)委員 美容師の団体には、非常にたくさんの団体があるように聞き及んでおりますが、こういうそれぞれのグループの人たちの意見を一応尊重なさってお聞きの上に、この改正案をお作りになったのでありますか。
○福田(昌)委員 簡単にお尋ねいたしたいのでございますが、この美容師法の改正案は、美容師の方々の意見をどれだけ尊重されて、意向をどれだけくんでお作りになったのでありますか、その点をまず伺っておきたい。
○福田(昌)委員 先ほど中山委員の新生活運動に対しまする御質問に対しまして、上意下達の方法は避けたいが、しかしやはり新生活運動として売春行為に走るような女性を未然に防ぐような運動を起してもらいたいというお話があったのでございまするが、これはごもっともなことであり、まことに当を得たお話だと思うのでございます。私はそういうように、売春に走るような女性がないように、また売春業者がそういう業態を得々として営
○福田(昌)委員 教育委員会制度そのものを検討になるという御答弁でございますが、文教委員会でも問題になるでございましょうが、また現行の法律の制度からいたしますれば、選挙法という点から見れば、売春業者であろうと被選挙権があれば選挙ができるのでありますから、やむを得ないことかもしれませんが、しかし教育という問題を行えて検討いたしますれば、そういう業態の人がしかも教育委員になるということは好ましくないことでございますから
○福田(昌)委員 今大学教授の、そういう売春処罰法案が出ております折から、ふさわしくない座談の記事が取り上げられましたが、同じような問題といたしまして、地方の教育委員によく売春業者が出ておるというところがございますが、私ども、売春業者の教育委員というものは、いかなる点から見ましても教育上よろしくないという感じがいたすのでございますが、これに対する大臣の御所見、またそれに対する御処置を承わりたいと思います
○福田(昌)委員 そういたしますと、そういう手紙を市長に公式に出したことは認めるけれども、手紙それ自身によって手続上どうということではないので、やっぱりこういう高射砲陣地の設定については日米合同委員会に申し込んで、正式に調達庁が中に入ってそれから話を進めよう、こういうふうに取り計らう、こういうことでございますか。
○福田(昌)委員 その手紙を、特調とされてはどういうふうに取り扱われるのでございますか。それを正式な通達とみなされるのでございますか、そのお取扱いについてのお考え、それからその後の処置を伺わしていただきたいと思います。
○福田(昌)委員 板付の基地の問題に関して伺います。七月五日、現在の米軍の司令官から福岡市の板付基地の周辺に高射砲陣地を作るという予定について、福岡周辺の高射砲陣地の予定地を調査したいという申し入れがあったということは、すでに新聞にも出ておりましたので調達庁でも御存じだと思います。これについて、直接現地の市町村に申し込むことは今までなく、特調の方からどういう情勢か、真偽を調査するということが新聞に出
○福田(昌)委員 十分熟練をすれば、治療行為としては誤まりない行為もできるけれども、熟練するまでの間は、医者の監督を必要とした方がよろしいという御意見のように承わりましたが、熟練した方が当然誤まりがないことは、了解できるのでございます。しかし、いかに熟練いたしましても、たとえば看護婦さんがいかに熟練しても、診断をいたし、治療をする正式な権限がないのと同じ意味合いにおきまして、ごく端的にお医者さんとしてお
○福田(昌)委員 そういたしますと、相当経験を持って、これがそのあんま、マッサージ、あるいはまたいうところの療術行為に対する禁忌のものであるかどうかというような見当がつくようになればいいが、それでない場合においては、やはりある程度医師の監督のもとに行うべきであるとお考えになっておりますか。
○福田(昌)委員 三沢先生か岩原先生に伺いますが、先生の長い御経験の間におきまして、あんま、はり、きゅう、あるいはまた柔道整復あるいは指圧なんかの治療によりまして、お医者さんとしておやりいただいた場合、誤まった治療をされて、あとの処置に相当困られたというような例が、極端な例としてどの程度ございますでしょうか。
○福田(昌)委員 また減税政策におきましても、平年度においては、自由党は一千億、民主党は五百億の減税をするということを、選挙の際にはスローガンとして宣伝しておられましたが、この減税政策は、両党の修正案によりますと、大体四百億以下の減税措置である。しかもその減税の内容は主として大資本家の利子課税の減税と、大口所得者の減税が主でありまして、零細な三人世帯二万円の月収では、わずかに三百円足らずの減税にすぎない
○福田(昌)委員 私は社会党を代表いたしまして、両派社会党の共同組みかえになります三十年度の一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関の予算の三案の組みかえに賛成をいたします。そして政府の原案、また今日提案になりました民自両党の修正案に反対をいたします。 私が両派社会党の組みかえ案に賛成いたしまするおもなる理由は、国家の再建発展のためには、まず国土の保全、民生の安定が第一でありまして、そのためには不要不急
○福田(昌)分科員 大へんけっこうなお考えでございまして、私どもぜひそういうお考えのもとに、基本法を早く御提出になられますようお願いいたします。それにつきまして政府におかれましても、こういう基本政策を打ち出されますまでに当りましてのいろいろな被害に対しまする研究とか、処置に対する具体的な方法というものに対しまして、十分御研究なされると思うのでございますが、こういうような御研究費はどこから出されるのでございますか
○福田(昌)分科員 これからいろいろと外国の事情も研究され、また日本における科学的な検討もなされまして、労働者に対するいろいろ保護政策をお考えいただくということでございますから、私どももそうしていただきたいわけであります。 この放射能の被害状況につきまして、やはり日本といたしましては、こういった濃縮ウラン受け入れの問題を抜きにいたしましても、原爆を見舞われた国といたしまして、またビキニの灰の事件もございますし
○福田(昌)分科員 簡単にお尋ねいたします。濃縮ウランをいよいよお引き受けになるというようなことになりまして、いろいろ交渉に入られるようでございますが、それにつきまして特にお伺いしておきたいことは、こういう放射能物質を取り扱います場合におきましては、これに携わる労働者に対しまする非常な保護政策というものがなければ相当危険だと思うのでございますが、この労働者に対しまする保護政策としてどういうことをお考
○福田昌子君 二千二百七十人のラインで考えた場合に、非常に少いからという御意見は先ほど伺っておりましたが、それゆえに現在いるつき添い婦さんを中心にされて、少くとも現状程度のつき添い婦さんの数は認めてもらいたいというような要望は、厚生省に再三なさったわけでございますか。
○福田昌子君 はなはだ了解いたしますのに困る御答弁をいただいたのでございますが、ただお話だけをお伺いなさったのでございましょうか、それに対して、どうだろうかという御意見をお求めになられたのでございましょうか。
○福田昌子君 大へんおそくなりまして恐縮でございますから、簡単に一、二点だけお尋ねいたします。 砂原先生にお尋ねしたいのでございますが、このつき添い婦廃止の制度を厚生省がおきめになります前に、厚生省当局から、これに対して何か御相談があったのでありましょうか、この点を一点お尋ねいたします。
○福田(昌)委員 総理も御心配をしておいでになられたにもかかわりませず、やむなく六月暫定予算の提出になりましたが、その理由といたしましては、総理の御言明はございませんでしたが、巷間ではいろいろな、その理由として伝えられておりまする多くの事項がございます。一つには、本予算の編成に当りまして、一つの基礎的な条件になる防衛分担金削減の折衝の問題が手間取ったこと、あるいはまたアメリカの余剰農産物買付の交渉がひま
○福田(昌)委員 本予算が五月中に成立しないというような状態に相なりましたのは、それはどういうことに原因しておるのでございましょうか。
○福田(昌)委員 四月、五月の暫定予算の審議におきまして、その際六月暫定予算をお出しになることはないかということを、念を押して鳩山総理にお伺い申し上げたのでございますが、そのとき、絶対に六月暫定を出すようなことはないというお話でございました。ところが残念なことには、遂に六月の暫定予算を出さなければならないというような情勢に相なりました。この六月暫定予算をお出しにならなければならないような態勢になったその
○福田(昌)委員 私どもも大体そういうような感じがいたしておるのでございます。濃縮ウラニウムの援助もさることながら、できることなら、天然ウランとそれに付随するような原子炉の建設は先に着手していただくことが望ましいと思います。そういう形のアメリカの援助の内容を私たちは主張したいと思うのでございます。そういう形になることを希望しておるわけですが、それとは別個に濃縮ウランの援助を受け入れまして、中途から安易
○福田(昌)委員 少し私がお尋ねしたことと違ったわけでありますが、結局一つの商取引のような形で濃縮ウラニウムを受け入れ、それに付随してまたアメリカの援助の申し出がある、原子炉の建設を引き受けて安きにつくというような、一つの商行為のような形でこの原子力の申し入れを受け入れて参れば、日本の将来の原子力の発電所に対しても、日本の技術者は全然養成されないことになるだろうというような意味合いもあってお尋ねしたのでございますけれども
○福田(昌)委員 今柳田委員から御質問のあったことは私もお伺いしたいと思ったのでありますが、今の御答弁でよくわかりました。将来日本で原子力発電所を作るというような計画を進めました場合、その実現までには十五年から二十年かかって参ると思いますが、その十五年から二十年の年限というものは、この基礎的な研究か日本でなされてないということによって、やはり多少の長短が出て参ると思いますけれども、その原子力発電所の
○福田(昌)委員 アメリカは濃縮ウランのほかに、天然ウランも援助してもいいというお話があったように伺っておるのでありますが、天然ウランの受け入れにつきましての御見解と、原子炉の建設に関しまして、これからの問題でありますが、濃縮ウランが先でありますから、それに匹敵する原子炉の建築が急がれましょうが、天然ウランの援助に対しましても、また原子炉というものに対しましても、また原子炉というものに対してはどういう
○福田(昌)委員 そういたしますと、ただいま問題になっております百キログラムを限って貸すということになりますと、今の日本の科学水準の現状から申しまして、これは将来の問題になりますけれども、また使い方いかんでしょうが、その百キログラムを消化するのは大体どれくらいかかるのでしょうか。非常にむずかしい話なんですが、どのくらいと推定されますか。それから灰の処理に関しても伺いたいと思います。
○福田(昌)委員 濃縮ウランを貸していただくということはよろしいのでありますが、六キログラムを単位として貸していただきまして、ある程度減ったらというお話がありましたが、それはどの限度でございましょうか。
○福田(昌)委員 そういたしますと、やはり本予算の提出にはアメリカの余剰農産物の買付の問題と防衛分担金の削減の問題の解決にかかっておるというように考えられますが、そういうことでございますか。
○福田(昌)委員 それは防衛分担金の削減の問題、あるいはまたアメリカの余剰農産物の買付に関しまする見返り円の使用分のドル条項、その他いろいろの問題が片づいていなくても、本予算は別個に考えて四月十二日までに出す、こういうことでございましょうか。
○福田(昌)委員 総理に重ねてお尋ねさせていただきたいのですが、三十年度の本予算は四月の十五日ごろまでに御提出になるのでありますか。
○福田昌子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府の主としてアジア外交に関しまする所信をたださんとするものであります。 鳩山総理は、組閣当初、新聞記者団の質問に答えまして、日本民主党は国民の信頼にこたえた選挙の結果できたものでもないし、しかも少数党内閣である、従つて、長期に政権の座にすわることは僭越であるので、なるべく早く解散してあらためてその信任を国民に問いたい。まことに当然のことを正直に語
○福田(昌)委員 そういたしますと、為替相場が変動いたしまして、これに変動が来ました場合には、どちらを中心にして運営をなさるおつもりであるか、その点を承りたいと思います。
○福田(昌)委員 この平和条約及び経済協力に関する協定の二つの条文とも、米ドルの金額とそれにひとしい七十二億云々とかあるいはまた十八億云云とかいろいろ日本の額面がわざわざうたい込まれてございますが、今までのこれに類する条約にはそういうことがなかつた。それにかかわらず今回に限つてこういう日本の貨幣価額というものをわざわざ書いてある。これはどういう意味ですか。
○福田(昌)委員 おそくなりましたので簡単にお尋ねしたいと思いますけれども、平和条約の第四条でございますが、これは「日本国は、ビルマ連邦が希望するときは、」云々となつておりますが、いかにも片務的な感じがいたすのでございますが、これをどうして双務的な条文にしなかつたのであるか、この点をお尋ねいたしたいと思います。
○福田(昌)委員 いろいろ委員からも御発言がございましたように、昭和二十六年六月にきめられました医薬分業法案の実施を間近に控えまして、その具体的な措置のために必要な新医療費体系をめぐり、いろいろ論議がかわされました。またそれを実際に翻訳いたしました点数表の改訂、あるいはまた社会保険診療に対する医療の請求表についての改正表なども御検討になりまして、資料として提出していただいたわけであります。御承知のように