2013-06-04 第183回国会 参議院 法務委員会 第8号
○政府参考人(神田裕二君) 性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターにとりまして、産婦人科医療は支援のコーディネートや相談と並ぶ重要な役割であるというふうに認識いたしております。 御指摘の第二次犯罪被害者等基本計画におきましても、医療機関に対してワンストップ支援センターについての啓発を行うということとされていることから、昨年七月に医師会、病院団体等を通じまして支援センターの開設・運営の手引等
○政府参考人(神田裕二君) 性犯罪・性暴力被害者のワンストップ支援センターにとりまして、産婦人科医療は支援のコーディネートや相談と並ぶ重要な役割であるというふうに認識いたしております。 御指摘の第二次犯罪被害者等基本計画におきましても、医療機関に対してワンストップ支援センターについての啓発を行うということとされていることから、昨年七月に医師会、病院団体等を通じまして支援センターの開設・運営の手引等
○政府参考人(神田裕二君) 災害時におきます医療の確保についてでございますけれども、これについては短期的な対応というものと中長期的な対応に分けまして、全国から医師、看護師を派遣するなどいたしまして、医療従事者を確保して被災地における必要な医療を提供していくということをいたしております。 短期的な対応といたしましては、発災後七十二時間を経過しますと生存率が急激に低下するということから、発災後おおむね
○神田政府参考人 先生御指摘のとおり、僻地に勤務する医師が集中して医療に取り組んでいただけるように住宅等の環境整備をしていくことは、非常に重要なことであるというふうに考えております。 このため、現在、へき地診療所施設整備事業などによりまして、僻地診療所や僻地医療拠点病院に勤務する医師の住宅の新築等に対して必要な財政支援を行っているところでございまして、引き続き、僻地医療に従事します医師の住宅等の環境整備
○神田政府参考人 先生お尋ねの離島ですとか僻地におけます医療の確保についてでございますけれども、最近では、特に、人口の減少ですとか高齢化の進展に伴いまして、医療機関への足の確保というのが非常に重要な課題になっております。 このため、今先生がおっしゃいましたような医師が無医地区などを回って診療を行います巡回診療につきまして、その人件費ですとか燃料等に対する財政支援を行うということとあわせまして、平成二十五年度
○政府参考人(神田裕二君) 先生今御質問になられました医療費適正化計画は、増え続ける医療費の伸びを適正化しまして医療保険制度の持続可能性を維持するために、国、都道府県において策定するというふうにされております。 都道府県は、医療費適正化計画におきまして、これは義務ではございませんけれども、任意の記載事項といたしまして、健康の保持を推進する目標としまして、生活習慣病の予防のために特定健診、保健指導の
○政府参考人(神田裕二君) 薬価につきましては、二年に一度、薬価改定の際に市場実勢価格を基本に見直しを行っているところでございまして、医療上の必要性が高く、原料が高騰するなどの理由で薬価が生産コストなどの原価を下回っている不採算品目について薬価の引上げを行っているところでございます。 薬価を引き上げるかどうかにつきましては、限られた保険財源を有効に活用する観点から、個々の品目ごとに医療上の必要性や
○政府参考人(神田裕二君) 漢方薬につきましては、西洋医薬にない効果、効能、自然素材の安心感などから年々需要が増加しておりまして、直近五年間で申しますと、医療用の漢方製剤は二三%、一般用の漢方製剤は一六%と、いずれも医薬品全体の伸びを上回る水準というふうになっております。 私どもとしましては、まず漢方の原料生薬が八八%が海外から調達しているということから、安定供給のために国内生産が可能なものは国内生産
○神田政府参考人 お答えいたします。 健康保険組合の業務管理システムについては、サーバー等を含むコンピューターをみずから設置してデータ管理を行う場合と、専門のデータ管理会社にデータ管理を委託して、外部から侵入できない専用回線によってデータ管理を行う場合の大きく二通りがございまして、一般的には、外部とは専用回線以外では接続されていないことから、独立しており、外部の侵入ですとかデータの抜き取りができないようになっているものというふうに
○神田政府参考人 ドクターヘリの操縦士の養成確保につきましては、これまでは、各運航事業者を中心にお取り組みいただいてきたところでございまして、厚生労働省としては、ドクターヘリの安定的な運航が図られますように、操縦士の人件費を含めた運航に必要な経費に対する財政支援を行ってきているところでございます。先ほど先生御指摘のように、大変厳しい財政状況ではございますけれども、二十五年度予算では、前年度比較で七・
○神田政府参考人 お答えいたします。 今、介護保険の給付を受けている方ということになりますと、実際には医療保険の方では国保や後期高齢者医療制度に加入している方が多いということになりますので、健康保険組合の支給件数としては、二十二年度の実績で六十二件ということでございます。
○神田政府参考人 お答えいたします。 具体的な事務につきましては主務省令で定めることとしておりますけれども、医療保険者が市町村長に介護保険給付関係の情報を求める、その具体的なものとしましては、高額医療・介護合算療養費の支給のための情報というものが考えられます。 この仕組みは、一年間の間の医療保険と介護保険の自己負担額を合算いたしまして、一定の限度額を超えた場合に、これを両方の保険から按分して支給
○政府参考人(神田裕二君) この点につきましては、先ほど財務大臣からも御答弁ございましたように、課税の在り方については引き続き検討すると、引き続き協議を行うというふうに三党合意でもされているところでございますので、与党間、三党間の今後の議論の状況を踏まえて検討していく必要があるというふうに考えております。
○政府参考人(神田裕二君) 今、先生御指摘のとおり、今回の税制改革に当たりましては、社会保険診療に係ります消費税については引き続き非課税とした上で、税制抜本改革法におきまして医療機関等の仕入れに係る消費税については、高額の投資に係る負担に関して区分して措置を講ずることを検討し、全体として診療報酬と医療保険制度において手当てをするというふうにされております。 現在、中医協の下に分科会を設けまして、具体的
○政府参考人(神田裕二君) 予定されておりますので、この夏ぐらいにはその報告をすることを目標に現在進めているところでございます。
○政府参考人(神田裕二君) 先生お尋ねの公正取引委員会の報告を受けた対応でございますけれども、まず、十八年に医療機器業公正取引協議会で医療機器の立会いに関する基準が取りまとめられまして、これを周知徹底を図っております。それから、二十三年の六月には、バーコード表示の徹底や流通の効率化について医療機器の流通改善に関する懇談会で取りまとめを行いまして、その表示方法についてフォローアップを行っているところでございます
○神田政府参考人 国民健康保険、介護保険の保険料等の減免措置についてでございますけれども、被災三県、またその被災三県の保険者の皆様から、保険料等の減免措置に対する国の財政支援をしっかりと行ってほしいという要望をいただいているところでございます。平成二十五年度におきましても、平成二十四年十月以降と基本的に同じ財政支援措置を講ずるということにいたしております。 具体的には、国による避難指示が引き続き行
○神田政府参考人 お答えいたします。 国民健康保険、介護保険における減免措置についてでございますが、二十三年度におきましては、震災によって住宅が全半壊した方、主たる生計維持者が死亡、行方不明になっている方、また、福島第一原発事故に伴います警戒区域等の住民の方につきまして、被災後一年間につきましては、保険料、窓口負担の減免措置を行うこととしまして、これに要した費用につきましては、国による全額財政支援
○神田政府参考人 医療機関の仕入れに係る消費税の問題についてでございます。 消費税の導入と引き上げが行われました平成元年また平成九年に診療報酬の改定を行いまして、医療機関の負担に対応してきたところでございますけれども、今回の改革におきましては、個々の医療機関にとってみますと、当初行ったところ、高額の負担があるということでございますので、非課税を前提としまして、税制抜本改革法におきまして、高額の投資
○神田政府参考人 健康保険についてのお尋ねでございますけれども、健康保険では、被扶養者の判断基準を、主としてその被保険者により生計を維持するものというふうにされております。 司法修習生が修習資金の貸与を受けた場合、月額二十三万円の貸与を受けるということになります。この場合、主としてその親である被保険者によって生計を維持するものというふうには言いがたいことから、健康保険の被扶養者ではなく、基本的に国民健康保険
○神田政府参考人 お答えさせていただきます。 日本航空が破綻に至った原因につきましては、ハード面では、大型の機材の大量保有ですとか不採算路線の維持など、事業構造の硬直化の問題がございました。また、ソフト面では、人員余剰、組織の硬直化、意思決定の遅滞など、組織体制の硬直化といった問題を抱える中で、需要変動の大きい国際線比率が高かったことから、リーマン・ショックや新型インフルエンザによる需要低迷に適時適切
○神田政府参考人 お答えいたします。 御指摘の第三者割り当て増資についてでございますが、会社更生計画上、イベントリスク等に対応するため、機構の三千五百億の出資に加えて、追加的に資本増強等を検討するということにされておりました。また、裁判所の許可を得て、さらに株式を発行することができるということも更生計画に定められておりました。したがいまして、更生計画で必要があるとされた内容について、更生計画に定められた
○神田政府参考人 債務超過を解消いたしましたのは、平成二十二年の十二月時点で解消いたしております。 この情報につきましては、翌年一月末に裁判所に提出いたしました月例報告にこの情報も含まれておりまして、債権者等の利害関係人は誰でも閲覧可能な状況となってございます。
○神田政府参考人 御指摘の内容については、既に有価証券届け出書で公表されております。 京セラ、大和証券、そのほか、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、それから阪急交通とジェイティービーということで、既に開示されているところでございます。
○神田政府参考人 お答えします。 有価証券届け出書では、想定売り出し価格は一株三千七百九十円というふうになっております。 ただ、この価格につきましては、需要状況等を勘案の上、九月十日に最終的な売り出し価格は決定される予定でございます。
○神田政府参考人 企業再生支援機構の支援案件ということで申しますと、会社更生手続との併用で、融資、出資をあわせて受けているというのはJALだけでございます。
○神田政府参考人 お答えいたします。 私どもで所管しております企業再生支援機構が支援決定を行ったものは二十八件ございますけれども、その中で、会社更生手続と支援手続を併用しているものにつきましては二件、JALとウィルコムがございます。このうち、JALについては融資と出資をあわせて行っておりますけれども、ウィルコムについては債権者間調整だけということになっております。 それから、上場につきましては、
○政府参考人(神田裕二君) 今回、企業再生支援機構法の改正をお願いしております理由は、まさに今先生おっしゃいましたとおり、既に新たな案件の支援決定ができない状態となってございます。それから、先ほどからございますように、中小企業金融円滑化法が延長されまして、総合的な出口戦略を講じることによって再生に軸足を移していくということになりますので、その受皿としてやはり企業再生支援機構に求められる部分があるというふうに
○政府参考人(神田裕二君) 御指摘の出資とか融資についてでございますが、出資額につきましては、三千六百九十一億のうち三千五百億ということで、約九五%がJALの出資案件ということでございますので、その他の案件ということは五%程度ということになります。また、融資枠につきましては、これは枠設定ということでございますけれども、三千六百九十一億のうちJALの融資枠分が三千五百五十億ということで、約九八%ということになってございます
○政府参考人(神田裕二君) 企業再生支援機構におきましては、これまで先生御指摘の三月一日以降一件、医療案件についての支援がございまして、二十三件の支援決定を行っております。 このうち、中小企業の案件が十一件、それから病院の案件が五件ということになっておりまして、両方合わせますと、二十三件のうち約七割は中小事業者の案件ということになっております。この中には、青森県のしめさば等の加工事業者ですとか福島県
○神田政府参考人 お答えします。 まず、出資についてでございますけれども、全体で十二件出資いたしておりますが、そのうち大企業の案件が三件でございます。全体では出資決定額が三千六百九十一億でございます。その中で、三千五百億円のJALを含めまして三千六百四十三億円の決定額でございますので、率としますと、額では九八・七%ということでございます。件数でいいますと、十二分の九がその他の事業者ということで、四十八億
○政府参考人(神田裕二君) 今先生御指摘のように、今年度は十九か所でモデルプロジェクトを実施しております。被災地でございます岩手県においても四月から事業を始めておりまして、被災地であります沿岸部に週二回出張相談を実施しているというところでございます。 御指摘のように、生活の問題、仕事の問題、またメンタルの問題、複合的な困難を抱えておられる方々がおられますので、この考え方を活用した支援というのは非常
○政府参考人(神田裕二君) 御指摘の答弁につきましては、先ほど答弁がございましたように、その施策を所管しております労働省で作成されたというふうに承知しております。 職人大学、その部分でございますが、これについては先般の予算委員会で当時の総理でございました橋本大臣御自身が、もともと少子化とか高学歴化の中で職人の技の伝習が切れることを問題意識として持っており、職人大学構想を興味を持って勉強すると、そういう