○神田小委員 ちょっとどうも説明がはっきりしないのでございますけれども、私は安定帯の中に入っているならばあるいは安定帯を越えているようなところならば、養豚農家はそれでもう十分採算がとれるというふうに考えていいわけだと思うのですが、決してそういう楽な経営をしていないというふうに考えているわけでありまして、ですからこの安定帯自体のつくり方の問題、これが問題でありまして、さらにはこの実際値をとってきちんとした
神田厚
○神田小委員 世の中が非常にインフレ傾向の中にあって、さらに公共料金やいろいろなものが上がってきている、こういう状況の中で、畜産に関係するいろいろな操作の中から畜産物の価格が不当に安く抑えられている、こういうふうに私は考えざるを得ないわけであります。したがいまして、こういうふうなことでは本当に畜産農家の生産意欲というものがわいてこない。本当に畜産の問題についてもっと真剣に考えるならば、もっと適正な価格
神田厚
○神田小委員 御質問を申し上げます。
食肉部会、酪農部会、飼料部会、三つを含めまして各答申が出まして、本日価格の決定を見るわけでございますけれども、私どもはまず考えますことは、ことしの酪農畜産に対するいわゆる政府の諮問、試算が問題にならないほど低いということ、これで果たして本当に畜産振興を畜産農家の皆さんにやってもらう、そういうための諮問をしているのか、あるいは畜産をやめさせるためにこういうふうな
神田厚
○神田小委員 折衝中ということでございますが、大変な酪農の状況をよく踏まえまして、前向きに何とかこれを救っていただけるような形でお願いいたしたいと思います。
続いて、先ほど局長が言及されました加工原料乳の限度数量の問題でございますが、これにつきましては前からこの委員会で何度か各委員から御発言がありまして、いろいろそれなりの御答弁を聞いておりますが、私はやはりこの限度数量をオーバーしたものに対しまして
神田厚
○神田小委員 現在酪農の農家の皆さんが非常に苦しんでいる、これに対する適切な救済措置というものが、たとえば昨年の畜産審議会においても、実態に即した金融措置の整備拡充を図ることというふうな形で建議をされておるわけでありますが、これらの新たな資金制度の創設の必要があるというふうに私は考えているわけでありますが、こういうことを含めまして、本当にいわゆる六十年目標を実行に移すためには、自給率向上の具体的な計画
神田厚
○神田小委員 私どもは昨日まで党大会がございまして、昨日の集中審議で質問ができなかったので、本日は畜産の全般的な問題を含めまして御質問を申し上げたいと思っております。
まず最初に、畜産農家が経営が圧迫されて非常に苦しい状況にあるという基本的な認識に立ちまして、たとえば乳用牛につきましては、三十五年に四十一万戸あったものが五十一年には十四万七千戸に減っている。そして一戸当たりの頭数は少しずつふえておりますけれども
神田厚
○神田小委員 さらに、いわゆる粗飼料につきまして、麦やその他の二、三の問題につきましてはある程度助成などが行き届いている、まあ行き届いているというほどではありませんが、なされておりますけれども、それ以外のものにつきましてもう少しやはり考えていかなければだめなんじゃないか。新しくやったものについてはそれっきりで、それ以後今度は補助を出さない、そういうふうな方針でなされていったのでは、どうしてもこの粗飼料
神田厚
○神田小委員 はからずもそういうふうなことで予算の増額を図っているというふうなことでございますが、たとえば草地開発の問題につきましても、この資料の方を見ていただきますとわかりますけれども、やはりそんなにふえてないわけであります。これは総需要抑制の影響を受けて急激にダウンしたというふうなことでございますけれども、こういう程度のふえ方ではやはり草地造成というものはなかなかできないんじゃないか、私はこういうふうな
神田厚
○神田小委員 五十二年度の飼料の需給計画の答申について「これを適当と認める。」ということで答申があったようでありますが、私は一番の問題は国内自給をどういうふうにして高めていくかということがこの根底にあるものであるというふうに考えておりまして、そういう点から見ますと、多少質問がダブるかもしれませんけれども、五十二年度の総合需給表などから見ましても、可消化養分総量が五十一年度に四百八十二万四千トン、五十二年度
神田厚
○神田委員 そうしますと、これはちょっとおかしいことになるのでありまして、環境庁は十四日に、松枯れ被害と重要動植物の生息地状況の実態と適切な防除方法について三月末までに調査を行う、こういうふうなことを言っておりますけれども、事前に農林省なり林野庁から話があれば、その時点ですでにこういう調査についてのいろいろな方法というものを考えておいていいはずであると思うのですが、その点どうですか。
神田厚
○神田委員 環境庁にお尋ねいたしますけれども、そうしますと、この防除法案が出るに当たりまして、環境庁は事前に林野庁なりあるいは農林省からこういうふうな形での法案についての御相談をお受けになりましたか。
神田厚
○神田委員 私は、まず最初に、この松くい虫防除特別措置法案をめぐりまして、いわゆる農林省、林野庁の方と環境庁の方と意見が非常に違ったりあるいはぎくしゃくした議論が交わされている、こういうような状況を考えまして、このこと自体、国民がこの法律案を考える上で非常に心理的な不安さを増しているとというふうに考えているわけでありますけれども、こういう問題につきまして、いわゆる行政が内閣の中で不一致であるという点
神田厚
○神田委員 地域においていろいろ工夫してやってみろというようなお話でございますが、これはなかなかむずかしい問題で、その効果の問題がいろいろ先ほどから議論されておりまして、むずかしい。したがって、航空散布が一番効くのではないかというふうな議論になっているわけでありますけれども、先生は何か積極的なこれにかわる御意見をお持ちだったらば非常に参考になると思いまして私お聞きしたわけでありますが、ひとつその点また
神田厚
○神田委員 したがいまして、私は、これはマツノザイセンチュウの問題もそうでございますけれども、ただいま先生おっしゃいましたように、いわゆる東北の海岸地方で起こっていると言われているツチクラゲの根腐れの問題につきましても、同時にやはりこれを防除していくような形もとっていかなければどんどんまた北の方へいくのではないかというふうに考えているわけであります。
大変短い時間でいろいろお聞きしなければなりませんので
神田厚
○神田委員 大変本日は貴重な御意見を各参考人の皆さん方からお聞きしたわけでございますが、順次五人の参考人の方に御質問を申し上げたいと思っているわけであります。
まず最初に、伊藤参考人に御質問を申し上げたいのでございますが、伊藤先生は長い間国立林業試験場におられまして、この松くい虫の問題につきまして大変御熱心に御研究をなされているわけでありますが、いろいろ問題になっております空中散布の問題につきまして
神田厚
○神田分科員 分科会でございますので、いずれ本委員会において、私ども特別委員会を設置いたしまして検討し、党の明確な見解を示しながらこの問題は深く追及していきたいと思っているのでありますが、ただいま総裁が申されましたいわゆる矛盾をしてない、こういう問題につきましては、私はこのまま納得するわけにはまいりません。
さらに、公労法の施行以来五十年まで何百人、約六百人とか言われておりますけれども、そういう人
神田厚
○神田分科員 運輸大臣は、この問題につきまして御感想なり御所見なりございましたら、ひとつお伺いしたいのでございます。
神田厚
○神田分科員 私は、主に国鉄の再建問題に関しまして御質問を申し上げたいと思うのでありますが、まず最初に、政府は閣議の了解事項といたしまして五十年十二月三十一日に日本国有鉄道再建対策要綱、こういうものをつくりました。さらに五十二年一月二十日に日本国有鉄道の再建対策について、こういうふうな二つの閣議の了解事項を持っておりまして、国鉄再建についてのいろいろな提言をしているわけでありますけれども、何といいましても
神田厚
○神田分科員 そうしますと、このグルタチオン錠一〇〇純薬についても、回収の通達を出しているわけでありますか。
神田厚
○神田分科員 直ちにというお話でございますけれども、このリゾルチームにつきましては、厚生省が「偽造医薬品についての調査及び措置について」というので十二月二十四日に通達を出しているわけでありまして、しかも、それも報道機関からの情報の入手でこういうふうなものをやっているということは、私は非常に問題だと思うわけであります。
それで現実的に、まずグルタチオン錠につきましても、厚生省の通達ではグルタチオン錠一
神田厚
○神田分科員 私は、渡辺厚生大臣に、大臣が日ごろ積極的な、非常に前向きな姿勢で老人福祉、救急医療、年金制度、さらに医療保険制度の充実に力を入れて、国民の健康と福祉の増進に努力をしたい、こういうふうなことを記者会見などで申されておりますことにつきまして、深い敬意を払うものでありますけれども、この国民の健康につきまして非常にゆゆしい問題が現在起こっております。その点につきまして厚生省当局の御見解をお尋ねしたいと
神田厚