2002-10-03 第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
○神本美恵子君 矢野局長がそういった観点で教科書を見ていただいたということだけでも私は一歩前進だというふうに思いますけれども、一方ではこういったものが本当に全国に配られていくというようなこともありますので、文部科学省内にも、それから特に検定に携わる人にこのジェンダーの視点というものがしっかり備わっていないと、たまたまそうだったかもしれないということもありますし、その登場人物がですね。ただ、これまでも
○神本美恵子君 矢野局長がそういった観点で教科書を見ていただいたということだけでも私は一歩前進だというふうに思いますけれども、一方ではこういったものが本当に全国に配られていくというようなこともありますので、文部科学省内にも、それから特に検定に携わる人にこのジェンダーの視点というものがしっかり備わっていないと、たまたまそうだったかもしれないということもありますし、その登場人物がですね。ただ、これまでも
○神本美恵子君 今、様々な施策を学校教育においてもやっているというふうな御答弁でございましたけれども、私がお見受けするところでは、そういったものが学校には見当たらないといいますか、そういう文部科学省としての学校教育における男女平等教育の指針とか基本計画、あるいはそれの予算措置といったようなものが見える形でありませんので、じゃ、どういった課題が今学校教育の中にあるのかという観点から幾つか指摘をしながら
○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。時間が限られておりますが、今日は文部科学省関連で大きく二点にわたって御質問させていただきたいと思います。 遠山大臣には、委員会の方ではいろいろお世話になっておりますけれども、御再任おめでとうございます。 今日は、まず初等中等教育における男女平等教育の推進についてということで、これは文教科学委員会ではなかなか取り上げられない話題ではございますが
○神本美恵子君 まあ概括的ですから、もう少し官房長官のお考えをお聞かせいただきたかったんですけれども、ではそういう過去の男尊女卑ではなく、もちろん男尊女卑はもう今の社会でそういう考え方を大きな声で言うことはできないと思います。これは、もう今というよりも本当は戦後、男性も女性も憲法の中で法の下の平等はきちっとうたわれておりますし、そういったことはあり得ないはずなのに、現実にはまだまだ男尊女卑的な考え方
○神本美恵子君 大臣自身も最重要課題ととらえてしっかりと取り組んでいきたいという最初に御決意なり伺いましたので、そのことを踏まえて質問続けさせていただきますが。 十一年当時の内閣官房長官、野中官房長官だったわけですけれども、こちらがこの男女共同参画室の担当として委員会の中で男女共同参画についてどのように考えるかということについて述べていらっしゃることをちょっと御紹介したいんですが、男性と女性がともに
○神本美恵子君 どうも、こんにちは。神本美恵子でございます。 今日は男女共同参画社会の形成に向けてということを中心に、もうその一点だけで御質問をさせていただきたいと思います。 これにつきましては、私自身、自分がずっと生まれてこの方、今日に至るまでの間で、この日本社会が男性中心の社会である、あったといいますか、これ今もその傾向が非常に強いという、そういう社会の中に自分自身が生きているということに本当
○神本美恵子君 主計局のチームの中で、チームの方々、担当の方がこれから査定をするときの資料にということで、そういう問題意識で調査対象が決定されたというふうなことですけれども、ほかの省庁といいますか、要するにその主たる、そういう決算検査とかやる、執行調査をやるのは、会計検査、検査院がございますので、その会計検査院による会計検査、あるいは総務省が行っている行政評価、そういうものと似たようなところもあるでしょうしと
○神本美恵子君 その予算執行評価の調査対象は四十三事業で、そのうち三十一事業に対する結果の取りまとめが六月二十一日に公表されておりますけれども、今回のこの調査対象事業の選定はどのような基準で、どのような手続によってその調査対象が決定されたのか、続けてお願いします。
○神本美恵子君 おはようございます。民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。 この決算委員会では初めての質問でございますので、今日は予算と決算を所管する省庁の審査をする、財務省、会計検査院が対象でございますが、基本的な予算の編成、あるいは決算の意義、予算執行というような観点から幾つか御質問をしたいと思います。 塩川財務大臣に直接御意見を伺う機会はそうございませんので、この機会に一言まず冒頭申し
○神本美恵子君 耐震化促進についての認識は共有していただいたということで、それは有り難いんですけれども、私は、やっぱり各自治体が、必要性は分かっているけれども予算が回らないというような理由で先送りされているというふうにも聞いておりますので、改めて、やはり特別交付税というようなそういった形ででも財政措置を行うべきであるというふうに考えておりますので、今後の検討のときには是非その点よろしくお願いしたいと
○神本美恵子君 ありがとうございました。 都道府県単位に私は是非その実施率の状況を公表したらいいんではないかと思いますが、一方で、そういうどこの県は耐震診断が遅れているというふうなことが出ますと、自治体としては、それはやりたいけれども財政措置がなかなかというところが正直なところではないかと思います。 そこで、総務省に次はお伺いしたいんですけれども、この耐震診断、耐震補強の事業を推進するために、各自治体
○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。 私は、今日は大きくは四点にわたって質問を用意しているんですけれども、その前に今同僚の鈴木議員がやりました帝京大学の問題について、私自身も、今回の問題は人間の生命にかかわるお医者さんを養成するその大学での不正ということで、大変に国民全体にも大きな衝撃を与えたのではないかと思っております。 元々、私立大学の許認可、それからその管理運営の監督
○神本美恵子君 簡単な御質問なんですけれども、岡田参考人にお伺いしたいのですが、私、小学校の教員を元しておりまして、今、学校の建物、校舎ですね、校舎、体育館がもう築二十年、三十年という大変老朽化、危険化しておりまして、つい先ごろ消防庁が学校の校舎の耐震診断の結果を発表されたんですけれども、なかなかこれが進んでいないということで、新設計基準が施行されて、それ以前に建った建物十万五千四百棟のうち七万三千棟
○神本美恵子君 昭和五十六年、一九八一年以前のものについてというふうにおっしゃいましたけれども、その新聞の報道では、消防庁のデータは、八一年以前にある一定規模の公立小中高校の校舎、体育館、約十万五千四百棟を調査したということなんですね。それで、そのうち約七万三千棟が危険性の判別すらできない状況に放置されているというふうに報道されておりましたので、そのことについては是非とも、もう本当に緊急性の高い課題
○神本美恵子君 横山委員に対してはありがとうございます。 確かに、塩川大臣の発言は、その背景には御自分の経験がおありだなというふうには感じたんですけれども、そのことをもって政府の大臣として本会議での御答弁にああいう言い方をされるということにつきましては、私はやっぱり学校開放に関する認識が非常に事実誤認があるのではないかというふうに思いましたので、これについては議運の方でも今協議がなされているところでもありますからそちらに
○神本美恵子君 おはようございます。民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。 私は、質問に先立ちまして、ここは文教委員会ですので一言申し上げたいんですが、去る四月十五日に急逝されました故横山英一中教審委員のことについてでございます。 本当に横山先生は誠実に誠実に、学校現場を歩き回りながら、学校現場の教職員の声を聞きながら、中教審委員として、入院される直前まで総会に出席されて、ほとんど欠席もなかったというふうに
○神本美恵子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました教育職員免許法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 教育は、人が人となるための営みであり、過去と現在、未来をつなぐ営みであります。そして、教育政策は未来に対する私どもの期待の具体化であります。 国には、憲法、教育基本法が示すように、子供たちの学習する権利、教育の機会均等などを根底として、子供たちが生き生きと学
○神本美恵子君 一次補正、二次補正で補てんといいますか、その分は確保されているというふうなお話でしたけれども、私は概算要求時にもこの一〇%というのはもう出されていたのではないかと思うんです。それにもかかわらず、にもかかわらずじゃない、それでもやっぱり必要事業量として要求がされていたのではないかということで、ちょっとすんなりと納得ができないんですけれども。 それよりも、この十四年度の施設整備費が減少
○神本美恵子君 安心、快適が大切というその言葉にちょっと、ちょっとといいますか大変安心をしたんですけれども、今日お手元に資料を配らせていただきました。 委員の皆さんにもごらんいただきたいんですけれども、これは私のところに寄せられた公立学校の施設に関する、何とかしてほしいという、もっとたくさんあったんですが、カラーコピー高いので、ちょっと二枚だけにさせていただきました。 一枚目にありますこれは、岡山
○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。 私は、昨年十月三十日の文教科学委員会におきましても公立学校施設整備費について質問いたしましたけれども、それに関して今日は御質問をしたいと思います。 この公立学校施設整備費につきましては、国の第二次補正で約三百十億の予算が付けられたということは承知しておりますけれども、なお不十分であり、現在審議中のこの十四年度予算では、前年度当初に比較して
○神本美恵子君 それでは次に、午前中の質疑の中でも幾つかの側面から教育の重要性が語られましたけれども、私も、社会の持続可能性を担保するという、この側面から、最も重要なものの一つがほかならぬ教育であるというふうに考えております。 大臣も所信の中で、人材・教育大国と述べられておられます。歴代の内閣は、教育は未来への先行投資であると位置づけてまいりました。日本社会の持続的な発展にとっての教育の重要性についてひとつ
○神本美恵子君 ありがとうございました。 遠山大臣は、過日のユネスコ総会におけるスピーチで、テロリズムの根絶のためにあらゆるレベルでの対話を力強く促進し、紛争を抑止、解決し、平和な世界を構築するために異なる文化や文明間の相互理解に全力を注がねばならないと訴えられております。 また、教職員組合の国際組織でもありますエデュケーション・インターナショナル、EIというんですけれども、今回のテロ問題に関する
○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。 私は横浜市と福岡県で小学校の教員を二十数年してまいりました。初めての質問でございますけれども、先輩でありました久保亘先生たちのお仕事を引き継いで、頑張ってまいりたいと思っております。 初めに、九月十一日以来、テロや軍事報復によっていたいけな子供たちを初めとする無辜の民の犠牲者が続出している、今この瞬間にも続出しているという現実についてお