1956-02-29 第24回国会 衆議院 決算委員会 第10号
○石川参考人 これは私どもの方でこの制限は行政措置としては不当だというのでありましてしかしこの命令に私どもが従っていきますと、この鉱区を関西電力の将来できる設備のために掘ってはいけないと言って命令させられながら、その日から掘ることのできないのに鉱区税をわれわれは納めておる。もう一つは同じ関西電力の設備計画がありました七五一四号の方の第一鉱区には、同じ関西電力の支水路の計画がありましたのにもかかわらず
○石川参考人 これは私どもの方でこの制限は行政措置としては不当だというのでありましてしかしこの命令に私どもが従っていきますと、この鉱区を関西電力の将来できる設備のために掘ってはいけないと言って命令させられながら、その日から掘ることのできないのに鉱区税をわれわれは納めておる。もう一つは同じ関西電力の設備計画がありました七五一四号の方の第一鉱区には、同じ関西電力の支水路の計画がありましたのにもかかわらず
○石川参考人 それにつきまして今通産省から御提出になっております関西電力株式会社と鉱業権者私との関係についての報告書を拝見させていただきました。まず第一に問題の私の鉱区がダムのためにどれほど水没し重複しておるかという面積が、通産省の方の報告では一町三反歩と書いてあります。こうしたことは何と言いましてもわれわれ鉱業権者として、鉱業権の許可を受けました鉱区図を基礎として計算さるべきものであろうと思うのであります
○石川参考人 最初にちょっと概略だけ短かい時間に御説明さしていただきたいと思います。 私は石川鉱業所といたしまして、戦争中からこの問題になっております地区にモリブデン鉱山を有しておりまして、その当時の鉱区の試掘権な発録第六〇九六号、第五一二二号という鉱区を持っておりました。当時非常に優秀な鉱脈を発見しまして、陸軍省整備局は、私の鉱山を慎重に調査しました結果、重要鉱山として指定して大量生産計画を実施