1955-05-19 第22回国会 参議院 建設委員会 第5号
○委員長(石川榮一君) 私から大臣の先ほどの御釈明に対しましてお伺いしたいのですが、仙台から青森に通じます四号国道、これは一級国道でありますが、この北上川の支川の大堰川の橋梁からバスが転落した問題、これは新聞にも伝えられておりますが、私の手元へ陳情してきておりますのは、五十四名のうちの十二名死んでおる。重傷者が二十七名が入院しておる。これの多くは婦人です。しかも子供も死んでおる。これは国道にかかっておる
○委員長(石川榮一君) 私から大臣の先ほどの御釈明に対しましてお伺いしたいのですが、仙台から青森に通じます四号国道、これは一級国道でありますが、この北上川の支川の大堰川の橋梁からバスが転落した問題、これは新聞にも伝えられておりますが、私の手元へ陳情してきておりますのは、五十四名のうちの十二名死んでおる。重傷者が二十七名が入院しておる。これの多くは婦人です。しかも子供も死んでおる。これは国道にかかっておる
○委員長(石川榮一君) ただいま建設大臣の御説明を受けましたが、これに対して御質疑がございましたらば、順次御発言を願います。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 建設大臣から発言を求められておりますから、発言を許します。
○委員長(石川榮一君) 速記を始めて。 それからただいま大蔵委員会に付託になっております地方道路税法案、及び地方行政委員会に付託されております地方道路譲与税法案は、本委員会にとりまして密接な関係がありますので、両委員会に対しまして連合審査会の開会を申し入れることに先ほど申し合せましたが、この件もさようにいたしまして御異存はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 先ほど委員長及び理事打合会において決定いたしましたことを、一応御報告申し上げておきます。田中一君ほか一名の提出にかかります国設住宅法案ほか二法案が、本委員会に本審査として付託をされております。この法案は二十一日ごろ政府から提案される同種の法案と並行して審議することにして、来たる二十四日の定例日にこの提案理由を聞き審査に入りたいということになったのでありますが
○委員長(石川榮一君) 速記をつけて下さい。 来週の火曜、木曜、将来そういうような定例日をきめまして、午前十時から建設常任委員会を開きたいと思います。その他緊急を要する場合にはまた会議を開きますから、建設常任委員会に付託されています法案は大きな法案でありますから、現内閣の生命にも関係するものでありますから、つとめて大臣は精励恪勤をしていただきたいと思います。 きょうはこの程度で散会いたします。
○委員長(石川榮一君) 大臣は午後衆議院の委員会に御出席のようですが、まだいいですか。ほかにありませんか——それじゃ、この程度で……。 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設常任委員会を開会いたします。 昭和三十年度建設省関係予算に関する件を議題といたします。今日は建設大臣が午前中本委員会に御出席になりまして、午後は衆議院の建設常任委員会に御出席の予定になっております。なるべく十二時まで、大臣のいらっしゃる間に、御質疑を願いたいと思います。大臣がお帰りになりましてもそこでわずかの時間でしたら、局長等には御質問が願えると思います。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開催いたします。 建設行政の方針に関する件を議題に供したいと存じます。竹山建設大臣から御説明を願いたいと思います。
○委員長(石川榮一君) それでは私から御指名申し上げます。石井桂君、赤木正雄君、近藤信一君、武藤常介君、この四人の方に指名いたしますから、御承認願いたいと思います。 —————————————
○委員長(石川榮一君) 小澤君の動議によりまして、私に理事の指名をしろと、こういう御動議でございますが、お差しつかえありませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 このたび、はからずも私が建設常任委員長の選任を受けました。もとよりまことに非才でありますが、皆様方の格別な御支援と御同情にすがりまして、円満に、しかも公正に、明朗に本委員会の運営に当らしていただきたいと思います。どうか各位におかれましては、細大漏らさず、御意見等がありましたならば、事前にお話をいただきまして、皆様方の御意向のありますだけ
○石川榮一君 私も今の三浦委員の説に賛成なんですが、そのほかに、本質的には八〇%という案も一つの案でありますが、ややともする、各業者は八〇%の最低線を必ず窺い知る工作をやる。今までも殆んど入札価格を大体知つておるという現状でありますから、引き下げてもわかるということになりますと、結局八〇%のものが全部揃うということもあり得るわけです。そういうようなことをしますと、ややともすると、これは考え方ですが、
○石川榮一君 建設大臣に伺いますが、先ほどの水防に対する問題と関連いたしまして伺いたいのですが、本年は幸いに台風も大体済んだようで非常に御同慶に堪えないわけです。本年における各河川における水防団体の体制は、非常な熱意を以て当られているようで非常に喜ばしいと思います。本年特に予備費から一億二千万の水防費を大臣から閣議におきまして強く主張せられまして、それを確保されましたことも、これらに何といいますか
○石川榮一君 田中さんの御質問御尤もですから、我々も成るべく十四号の状況等を知りたいのですが、成るべく簡素にやつて頂いて、その時間が与えられて、局長の説明もできるように斟酌してお願いいたしたいと思います。
○石川榮一君 通産大臣に審議庁長官としての立場から伺いたい。 国土総合開発審議会が御承知のように開会せられまして、逐次各特定地域の審議を見まして、これの承認を求めておるようであります。 最近アメリカの世界銀行或いはFOA、或いはアメリカの過剰農産物、主として小麦の買入れ、MSAの関係等があるようでありますが、これらの資金をめぐりまして、愛知用水或いは北海道のデルタ地帯、或いは八郎潟の干拓問題等が
○石川榮一君 その気持はわかりますが、恐らく私どもは不可能だと思います。河川改修というようなものに資材を投入するものは部面が少いので、主として労銀或いは補償費というようなものが多いのでありますが、恐らく一割の削減ということは、ほかの住宅等においては可能かも知れませんが、恐らく困難だと思います。困難だつたら困難のことを早く大臣に十分に確認をさせて、そうして他の事業をあと廻しにして、この事業を遂行することを
○石川榮一君 只今各所管の御説明を聞いたのですが、河川改修その他砂防事業等に関する事業には一割節減することが可能だと思いますか。私どもの考え方では、住宅の建設などにつきましては資材が大部分を占めておるものについては格別ですが、河川改修、特にダム事業というものに対しては材料費の占める部面が少いから、労銀か或いは補償費、そういうようなもので節約せざるを得ない。それ以外にないと思います。そのほうは節約が私
○石川榮一君 今の千田君の御質問に付加えたいのですが、千田君のお話の中の一例をちよつと申上げておきます。 山口県の批難事項を私どもは一応検査して廻つたことがあるのです。何といいましたか、八雲村とかいいましたか、二カ村ばかり二十六年災で非常な災害を受けた。その村の批難事項が挙つておりました。今千田先生の言われたような形のものであります。その村は財政規模が約一千八百万円であります。ところがその農地災害
○石川榮一君 新院長の抱負を伺いまして非常に私ども意を強くしております。私は別な方面から御意見を伺つてみたいのですが、会計検査の目標は今お話の通りでありますが、綱紀の粛正の根本を衝いて行くという点から考えまして、批難事項が激増いたしますることを防止するためには如何にしたらいいかということは、恐らく各主管行政官庁において研究しておると思うのですが、会計検査院におかれましても多数の工事を検査せられまして
○石川榮一君 大体その程度と思いますが、一兆八千億という厖大の予算を十カ年でこなすことは私もなかなか困難であることを承知します。そこで第一期工事、第二期工事と分類せられまして、第三期工事でも結構ですが、仮に二十年かかるという構想を持つている場合に、五カ年間でこの程度やり、次の五カ年にはこの程度、次の十カ年にはこの程度という段階をきめまして、重要性を御研究されまして案を立てて頂きたい。そして現在の予算効果
○石川榮一君 昭和三十年度の予算編成ももうそろそろ御準備なさつていらつしやると思いますが、治山治水根本対策として樹立した十カ年計画の予算というものと睨み合わせての三十年度の建設省、特に治山治水に関する予算要求の大綱につきましてもうすでに省議等で御研究になつていらつしやいますかどうか、若しいらつしやるとすれば大体の構想だけでも伺いたいと思います。
○石川榮一君 第二班の最上、阿仁田沢特定地域の建設事業の視察について申上げます。第二班は三浦委員と木下委員と私と三名でありますが、私から御報告いたします。 先ず径路のあらましを申上げますと、去る七月二十五日夜上野を立ちまして、山形県赤湯に着き、そこから長井町を経て野川の菅野ダムを視察いたしました。この地区は最上特定地域ではありませんが、山形県の野川総合開発事業として、本年三月その最初のダムが完成したところであります
○石川榮一君 大体大臣の御構想を伺いまして若干安心ができるのでありますが、水防に関して論及せられましたが、水防は各地共最近非常な熱意を持つて訓練を始めておるようであります。恐らく今月のうちには全国的に水防の訓練が始まると思いますが、これに対する国の補助、助成というものは殆んど見るべき予算がないのであります。これらも非常に遺憾なことでありまして、これが充実いたしまして、沿岸民が熱意を持つて水防に当るということになりますれば
○石川榮一君 災害に又直面して参りまして非常な豪雨を見ておるわけでありますが、その災害復旧は勿論緊急を要するのでありますが、年々繰返されるこの災害を最小限に緊急に防ぐ方法といたしまして何か、建設省といたしましてお考えを願わなければならないと存じます。それは治山治水の恒久対策は勿論確立しておりまして、これから順次予算を作るのでありますが、現在の国家財政の情況から考えまするというとなかなか思うように参らない
○石川榮一君 更に動議をやり直します。このことについては実は事前に諸君にお話をしたつもりなんです。私の誤解かもわかりませんから更に動議を提出いたします。 この際質疑を打切つて、討論に入ることの動議を提出します。
○石川榮一君 宅地建物取引業法の一部改正法律案に関しまして大体の質疑は終つたように見えますので、この際質疑を打切りまして、討論を省略して直ちに採決に入ることの動議を提出します。
○石川榮一君 全国的な計画の立案も着々御準備なすつておるそうで、非常に意を強うしておりますが、特に重ねてお伺いいたしまするが、厚生省が所管しておりまする最もいいところは、上水道が非常に衛生的に国民に安心感を与える、衛生的な見地から完璧を期しておるということが一つ、もう一つは、全国民に普遍的に衛生的な上水道を建設してやるということが厚生省として最も立派な仕事であると思い、それが使命であると思うのであります
○石川榮一君 私もさように考える一人でありますが、併し理想は、水を多目的に使いまして高度に利用するということによつてあらゆる国民の要望を満たし得るような機構を作ることが理想であろうと思います。これはまあ理想論で、或る程度止むを得ませんが、成るべくその理想に近附けるような所論を閣議等でも御発言を願いたい。 次にこの水道の現況を拝見いたしますと、都市におきましては約五〇%、町におきましては二〇%、町村
○石川榮一君 私も二、三大臣にお尋ねしたいのですが、この従来の水道行政はややもすると我々にとつては受身の立場、いわゆる受動的立場のみによつて指導運営しておつたように考えられるのですが、文化が進むに従いまして、全国の各主要市町村は挙げて飲料水を水道に求めようということが、澎湃として起つていることは御承知の通りだと思います。併し日本の現在の水源は御承知だとは存じまするが、食糧増産との競合、いわゆる用排水
○石川榮一君 私はこの法案に賛成であります。 その理由は、昨年七月に道路整備費の財源等に関する臨時措置法の上程の際にいろいろ論議を戦わしたのでありますが、現在の日本の道路の状況が非常に悪い。戦時中並びに戦後に亘り殆んど道路にめぼしい工事をしないで放擲しておつた現在の状況を勘案いたしまして、この法案を通したのであります。特に狙いとするところは、これを財源にいたしまして道路整備五カ年計画を立てるということが
○石川榮一君 こういうものは県から出さないうちに本省のほうで認めるということを宣言できますか。
○石川榮一君 この問題はいつもこうなつて来ておりますので、みずからも責任を感じておる。これは建設省だけの問題ではなく、通産省と関連するのですけれども、少くとも遠賀川の改修計画というものは、鉱害を対象におかないで改修計画は立たないという一つの実例ではないか。この問題は建設省だけで可能なものかどうかわかりませんが、可能な範囲において、或いは粘土板を下げるとか、或いは適切な処置があると思いますが、こんなふうな
○石川榮一君 私は只今議題になつております日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制度等に関する法律案に関しまして、原案に対し修正案の提案の理由を御説明申上げたいと存じます。又修正部分並びに修正部分を除く原案につきましては賛成の意を表明せんとするものでございます。 先ず修正案を朗読いたします。 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴
○石川榮一君 資料をお願いしたいと思うのですが、この水道法案なるものは、二十三年以来長い間の問題でありますので、このたび進歩的な段階に入つてこの案が出ましたことは一応私ども結構と思いますが、十分に審議を尽さして頂くために、先ず水源を河川に求めておるような上水道及び工場用水等の量目の資料を欲しいと思います。それは量目のうちには給水人口、或いは今やつておりますならばその工事の状況、或いは予算の状況、その
○石川榮一君 本問題は先般、それは正式の建設委員会であつたかどうか覚えておりませんが、少くとも各派の打合せをやりましたときには、その問題を取上げまして、たしか建設委員会においては建設委員会としてのこれに対する見解を立てて行くから、これは恐らく審議未了になるんだと思うから急ぐ必要はないと思うけれども、建設委員会の意向は十分尊重して行くようにというような話合いをしたような記憶はあるんですが、多分委員長も
○石川榮一君 それはそうなれば、戦争状態の場合は別なものということでいいといたしましても、戦争状態は現実にあるわけです。合同委を持たずして、日本に何らの通報することなくして、火急な場合には、要するに本当の交戦にならなくても、そういう場合があり得ると思う。そういうような場合に、これを適用しようとしてできておるのではないかと思うのですが、それをしも削つて行くということになつて、日本国がどれほど利益しますかどうか
○石川榮一君 関連して伺いますが、「附近に配備されたアメリカ合衆国の陸軍・海軍又は空軍」とはつきりしておりますが、これは私は恐らく少くとも日本に駐留する合衆国軍隊並びに国際連合の軍隊というものは今朝鮮で交戦をしておるわけです。休戦はしておりますが、交戦状態であつて、いつ何時合同委を持たずして、日本の近海に出没する或いは通過する或いは射撃をするということはあり得ると思う。そういうような場合を予想して、