1950-07-22 第8回国会 参議院 建設委員会 第3号
○石川榮一君 国土開発法ができまして、全国的に特定地域の審議にお入りになるのですが、私共利根川の沿線に住んでおります者から見ますと、河川の荒廃が、御承知のように、非常に激しくなつておりまして、その河川費の応急災害工事さえ思うようになつておりません。又根本的な改修計画も各河川ごとにできておりますのですが、これにも予算がありませんで、その緒に付いておらないというのが現状なのであります。かような財政難のときに
○石川榮一君 国土開発法ができまして、全国的に特定地域の審議にお入りになるのですが、私共利根川の沿線に住んでおります者から見ますと、河川の荒廃が、御承知のように、非常に激しくなつておりまして、その河川費の応急災害工事さえ思うようになつておりません。又根本的な改修計画も各河川ごとにできておりますのですが、これにも予算がありませんで、その緒に付いておらないというのが現状なのであります。かような財政難のときに
○公述人(石川榮一君) 只今の御質問でありますが、これはまあ廻り廻つて大衆の懷ろへやはり響くということは事実でありますが、これは税制の問題になりますが、現在の税制、殊に日本のずつと來ておる税制ですね、これは所得税を中心にした体系ででき上つておるわけなのであります。即ち間接税その他の、今度出ております取引高税のようなものにしましても、これは殆んど補完税というような意味合なのでありますから、從つて補完税
○公述人(石川榮一君) 今の点ちよつと私の言い方が悪かつたのか、或いはお聞き違いかと思うのですが、私はこういうふうに申上げたつもりであります。七割の問題はですね、全面的に私は反対しております。併し若し政府が物價の今度の公定の引上げの七割の限度内に止めるというならば、まだそこにも合理性があると言えるかも知れないと、賛成した意味ではありません。そういう意味で私は先程申し上げました。 それから民間人の登用
○公述人(石川榮一君) 私は全財の淀橋支部の石川榮一と申します。一組合員としての立場から、この通信料金のことを申上げて見たいと思いますが、先程土橋さんから申されたのと大体同じ観点から申上げたいと思います。從いまして、勤労者が同じような感情を以て、この通信料金のことを考えているんだということを先ず御承知置き願いたいと思います。 私は郵便料金、電信電話料金等の値上げに対しては全面的に反対であります。その
○公述人(石川榮一君) 石川榮一、税務官吏であります、三十五歳、本日は税務官吏でなく全財の労働者として、実務に携わる面からお話したいと思います。 大体租税の理想は所得税を主軸として、その度合いとしては應能負担が原則であつて、実際においてもそうあることが望ましいと思います。このことは彈力性に富む点、或いは古い日本的な道徳観からしますれば、日本古來の美徳たる大きい者が小さい者を保護してやるという考え方