1950-04-17 第7回国会 衆議院 水産委員会 第33号
○石川説明員 お答えいたします。特別にキテイ台風、だとか、デラ台風だとかという名称は掲げておりませんが、災害分を含む、こういうように言つております。各府県とも同じような通牒を出したのであります。
○石川説明員 お答えいたします。特別にキテイ台風、だとか、デラ台風だとかという名称は掲げておりませんが、災害分を含む、こういうように言つております。各府県とも同じような通牒を出したのであります。
○石川説明員 川村委員からお尋ねのことは、ちよつと数字を調べましてからお答え申し上げます。 前の鈴木委員からのお尋ねですが、実は四百三十万ポンドのマニラ麻類の現物化の問題は、水産庁としては割当当初から非常に心配しておつたのであります。それで補給金の使い方について、割当が補給金の額をオーバーしてもいけないし、また余してもいけないので、いろいろ物価庁並びに通産省と協議しておつたのでありますが、最後に、
○説明員(石川東吾君) 御質問の前貸、前借の問題でありますが、私共も若しできればそういうような割当て以外の一種の調節の方法として、そういう措置が取れれば私共としてもそれは理想的だろうと考えておりますが、遺憾ながら現在の関係法規である石油製品配給規則は、政府の発行した購入券によつて石油を購入しろ、こういう根本原則になつておりますので、遺憾ながらそういう制度は認められておらないわけであります。それでまあその
○説明員(石川東吾君) 只今江熊委員からお尋ねの石油の割当の方法でありますが、昨年の十一月からいわゆる基本割当の制度に変えましてから、その割当方法は私共としましても必ずしも理想的には行つておらないということは考えております。と申しますのは、あの割当制度を変えましたのは、丁度十月の十五日からの統制緩和に即応して、従来のリンク制度がそのまま運用できなくなつたからということが、一番大きな理由だつたのでありますが
○石川説明員 先に松田委員から、綿と麻その他との流用ができるかどうかという質問ですが、これは物価庁の所管の事項で、一応私の承知しております物価庁の見解は、漁業資材の範囲内には相互に流用してもよろしいという見解をとつております。それでもし私の言うことを御信用できないならば、これはひとつ直接物価庁の責任者にお尋ね願いたいと思います。それが違えば、私の考え方は間違つておるわけでありますが、その点はひとつはつきりお
○石川説明員 先刻もただいま御賛同の点について一応お答えしたつもりでおりますが、補給金の問題がなければこの問題はきわめて簡単なものであつて、経済安定本部から割当をしたものは水産庁も割当をするし、また通商産業省も簡單に割当をしてよろしいわけであります。たまたま補給金の予算の点で押えられておりますので、今のマニラ麻の問題にしましてもあの当時の交渉経過から見て、第一部長は一応は割当すべからすということを言
○石川説明員 ただいま杉田委員並びに田口委員からの御発言の内容について、従来の経過を御報告申し上げます。 このマニラの製品の問題と、それから綿の問題は相互に関連のある問題で、昨年のたしか秋ごろ、この委員会で取上げられました、例の二十四年度の第二・四半期以前の綿の未現物化の問題と実は関連のある問題であります。それで前々から通産省とその二・四以前の未現物化の問題についていろいろ交渉しまして、二十四年度
○石川説明員 私の従来やつておりましたことについて、いろいろ御批判を受けたのでありますが、実は私がこの制度を実施しますについては、私一存だけでこの問題をきめたわけではありませんでして、当然私は上司の指揮を受けまして、いろいろ議論をした結果、この方向に行くべきだという結論に達しまして、対外的の準備をいたしたわけであります。従つて私のこの問題の処置の可否については、一応上司の方面にも伺つていただきたいと
○石川説明員 本日のこの委員会に私が遅れましたのは、午前十時に参議院の水産常任委員会に呼ばれて、先ほどまで参議院におつたわけであります。たまたまその中間にお呼び出しを受けたのでありまして、すぐに委員長の了解を求めたのでありますが、もうしばらく待つてくれということでこちらに参れなかつたのです。再三催促しました結果、もうよろしいからというので、向うの済み次第ただちにこちらに参つたのであります。その点は一応御了承願
○石川説明員 私ちよつとこの二日ばかり休みましてこまかい数字ははつきり頭に入つておりませんから、担当官から御説明申し上げます。
○説明員(石川東吾君) 実は今日の委員会に若し全部の割当計画ができれば印刷物にして持つて参りたいと思つておつたのでございますが、六日の日に正式の通知があつて、それから初めてはつきりした作業に入りましたから、今日までまだ府県の割当はまとめてないわけであります。それで前から準備をすれば間に合うじやないかという御意見もあるかも分りませんが、これは実際言いますと、しばしば予告を受けている数字と正式に貰つた数字
○説明員(石川東吾君) この前の委員会、又その前の委員会も関係あつたと思いますが、いろいろ御要望がありまして、それは地方の資材調整事務所に対して漁業の資材の配給をする場合には、引揚者と一般の漁業者と特に差別することがないようによく趣旨の徹底をして貰いたい。それから並びに地方の資材調整事務所に資材の割当の委員会がありますが、その委員会には引揚者代表を立会わして貰いたい。もう一点は、先に昭本二十三年度の
○説明員(石川東吾君) 結局この今の漁業資材の割当の仕方ですが、これは漁業資材の配給規則という規則があつて、それに基いて私の方で割当をしているわけなんでありますが、その割当の趣旨はどこまでもその府県の資材割当はその府県の資材調整事務所に委せると、それで水産庁からはその府県の資材調整事務所に大きな枠で出すという原則的な拘束があるわけです。そういう面から言つて或る特定のものに対する紐付をやるということが
○説明員(石川東吾君) そういうことであります。つまり私の方では、援護用ということでなくて、どこまでも漁業の生産用である、その見地からして、その中の一部門として引揚者を考えて行く、こういうことであります。
○説明員(石川東吾君) それでは水産庁の関係を申上げます。水産庁が引揚者に対する考えは、どこまでも引揚者を漁業者として考えるのであつて、そういう意味で、地方の資材調整事務所がその割当をやる場合には、漁業者としての引揚者を考えて資材配給を現在までやり、又今後もやらせるつもりであります。それで何かいろいろ話の行き違いその他で誤解があるようでありますが、要するに水産庁としては、特別に引揚者用の別枠を設けることはできないという
○石川説明員 最近の大きな台風はデラ台風とキテイ台風でありますが、デラ台風に対しましては一應從來ありましたわくの中から繰上げ配給をして、急場を切り拔けたのであります。今回のキテイ台風に対しましては、マニラ麻関係は多少保留分がありますので、これに対して一應割当はできると思いますが、綿糸に関しては手持の余裕がございませんので、ただいま経済安定本部並びに関係方面に折衝中であります。
○石川説明員 ただいまお話のありましたように、私どもの方でも漁網の横流し事件は非常に遺憾に存じております。それで問題の出どころは製造業者側でありますが、よつて來たる結果は、漁業の生産に非常に大きな影響を及ぼしますし、またいろいろ他の官庁に対する関係、または関係方面に対するいろいろな折衝の関係に非常に支障を來たしておりますので、私どもの方面でもいろいろ努力いたしております。で、第一点は各資材調整事務所
○石川説明員 ただいまいろいろ漁網の横流し事件その他に関連しまして、漁網関係の配給機構についての御質問がございましたので、大体の機構を御説明申し上げます。 一應水産庁が中心になりまして経済安定本部と関係方面に折衝して、毎四半期ごとにわくを決定して通知をもらいます。それで水産庁は地方の各府縣の資材調整事務所に対して、その四半期ごとにわくを通知して、地方の資材調整事務所は縣内の漁業の重点度を見て、それぞれ
○石川説明員 ただいま通商産業省の綿業課長からお話のありました、九月末現在のメーカーの手持数量を御調査の上公表される点は、実は前々から水産庁の方から綿業課の担当官の方に申入れをしておいた事項でありまして、こうすることが全部の解決策にはなりませんが、こういう調査をして資材調整事務所を経て、漁網業者なりまたは販売業者なり、その現在におけるメーカーの手持ち数量を公表することは、この問題の全解決策になると信
○石川説明員 二十四年の七月末現在の未現物化数量ですが、それまでの割当数量が四百七十七万四百十九たま、そのうち現物化数量が三百九十三万五百八十一たま、あとちよつと端数がつきます。差引きまして八十三万九千八百三十七たま、ただいま一番おしまいに申し上げました数字が未現物化数量であります。さらにこの中に入つておりませんが、二十四年の二・四半期の割当は六十六万八十たまになつております。
○石川説明員 私は今第二・四半期の書類が來ているとは申し上げません。私が今言いましたのは、今の受注割当制の要領の連絡については少くともできるだけの連絡をとつたということを申し上げたので、今の二・四半期の資料は私ども受け取つておりません。
○石川説明員 奧村議員から御質問の点でございますが、まず先ほど御指摘の、業者に対する趣旨が不徹底だという点でありますが、これは今通商産業省の、綿業課長からお話がありました通り、先般漁網用並びに漁具糸用綿糸需給割当実施要領、こういうものができましたときに、私の方に連絡があると同時に、たしか六月の二十九日と、もう一回別の日に全國のメーカーを集めて会議をやりまして、昭和二十四年度の第二・四半期の割当の取扱問題
○説明員(石川東吾君) 資材に関する関係方面の考え方が全然違うのでありまして、どこまでも或る一定数量の資材で最大限の漁獲を挙げる。こういう漁業に重点的にやれという思想が最後まで残つております。そのためにつまり特に水産廳が特別のものに指定するということを非常に好まないという傾向が多分にある。つまりその重点的に出すべき漁業がその縣、縣によつて非常に違うわけであります。そのために現在のような資材調整事務所
○説明員(石川東吾君) 私は引揚者に対する漁業資材は、これはいろいろ資金難等とも関係があると思いますが、実際漁業ができる程度に現実に十分に行き渡らさせたいと考えております。ただ実際問題としましては、現在漁業用資材、特にこれは綿糸が一番問題になつておると思いますが、現実には全國平均して約六七十%の充足率を示しておるのであつて、一般の從來やつておる漁業者に対しても十分に行つておらないわけであります。それから
○石川説明員 その点は実は水産廳の直接の所管ではございませんでして、運輸省の所管になつております。それで私の方の統制課が魚の配給関係を担当しておりますので、統制課の方で各地からの御要望に基いて、一應の資料を御提出願つて、運輸省から特別のガソリンを出してもらうように交渉しております。
○石川説明員 いろいろ御質問のありました点をとりまとめて、御質問の順序によつて御回答いたします。初め川村委員からお尋ねの、最近における資材の見通しでありますが、そのうちおもなものについて申し上げますと、まず漁網用の綿の関係であります。これは昭和二十四年度においては、原綿で三千五百三十万ポンドでありまして、それからマニラ麻は五千万ポンド、ラミーは百二十万ポンド、タンニンエキスは三千トン、ワツトルバーク
○説明員(石川東吾君) 六万五千五百ですか。それは第四で出すべきものを漁業の事情で以て繰上げたやつが入つておるわけですから、純粹の第三四半期の二次分というのはそれを引いた残りですね。
○説明員(石川東吾君) 私まだ只今の職務に就任いたしましたばかりで、実はこの内容については詳しいことは存じておりません。併し私北海道の資材調整事務所長をやつておりましたので、いろいろ引揚者の漁業に関する資材問題については一應の常識的な認識は持つているつもりであります。從つてこの資材問題については相当眞劍に考えて行かなければならない、こう心掛けておりますが、ただ從來のいろいろな行き掛かりがあるようでございます