2016-12-06 第192回国会 参議院 法務委員会 第12号
○参考人(石川元也君) 私が紹介したようなのが今なお続いているか、現在どうだということですが、現在は確かにそのようなあからさまな暴力的な糾弾というのはありません。 しかし、私が申し述べる時間がなかったのではしょったんですが、これらのことを指摘した地対協の意見やあるいは政府の啓発推進指針を各自治体へ配付したときに、部落解放同盟はこれを返上しろということを言って、大阪府などでは、府下全部の市町村を含めて
○参考人(石川元也君) 私が紹介したようなのが今なお続いているか、現在どうだということですが、現在は確かにそのようなあからさまな暴力的な糾弾というのはありません。 しかし、私が申し述べる時間がなかったのではしょったんですが、これらのことを指摘した地対協の意見やあるいは政府の啓発推進指針を各自治体へ配付したときに、部落解放同盟はこれを返上しろということを言って、大阪府などでは、府下全部の市町村を含めて
○参考人(石川元也君) はい、まとめます。 だから、一番そういうことを言って、最後に、平成十四年に解消したときに、行政の施策は、本来、全国民に受益が及ぶように講ぜられるべきものだ、私はここが非常に大事なところだと思うんですが、部落出身ということで特別な受益をやるような法律は全く例外的にこの当時の時限法であったけれど、今後についてはこういうことをするものでないということを国として明確にした、そのことからいって
○参考人(石川元也君) 弁護士の石川でございます。 私は、部落差別問題を始め多くの人権問題に関わってまいりました。今年で弁護士六十年を迎えますが、部落問題にほぼ五十年近く関わってまいりました。その経験とその中で闘った裁判の結果、そして、その裁判の結果が政府機関である地域改善対策協議会、地対協の意見書に反映し、今も紹介がありました政府の啓発推進指針、そういうものになっていって、そして、とうとう平成十四年
○石川参考人 例えば中山太郎先生の法案でいきますと、脳死を人の死とするのが一般的な規定になります。 そうすると、先ほど来の、あるいは午前中のお話にもありましたように、脳死の場合には判定なりなんなりが必要ですが、判定が実際に行われるのは移植の前に行われる。そして、それがあるポイントから六時間ないし二十四時間後という二回のポイントがあります。その一回目のポイントの設定にしても、関係するお医者さんの御都合
○石川参考人 先ほども申し上げましたとおり、私たちは、脳死状態というのは医学的には蘇生限界点を超えた状態である、ただ非常に特殊な状態、特殊な段階に至ったその段階で認められる、それは本人の事前の提供の意思、しかもそれが書面で示されてだれにも疑いのない状態である、そういうところで認めるわけであって、通常の、健常の状態から心臓を取り出していいなんということを言っているわけではありません。だから、その脳死状態
○石川参考人 弁護士の石川でございます。現在、日本弁護士連合会の刑事法制委員会の委員長をしております。 きょう、午前の参考人の方々のお話を私も聞かせていただきました。大変熱心な医学関係の五人の方々のお話を伺いました。その中で、脳死状態からの移植が可能になるかどうか、脳死状態を人の死としなければならないかどうか、それぞれ医学の立場からのお話がございました。その中で、法律家の頭がかたいのは困る、こういうお