1982-04-20 第96回国会 参議院 商工委員会 第12号
○政府委員(石川不二夫君) アルコールの技術開発でございますけれども、従来専売事業の国営工場におきましても、工業用アルコールの製造の合理化に必要な研究はやってきておったわけでございます。今度の移管措置によりまして、国営の製造部門がNEDOの事業部門になるわけでございますが、石油代替エネルギーの開発を中核的に進めておりますNEDOにとりまして、現在太陽、地熱、石炭、やっておるわけですけれども、燃料アルコール
○政府委員(石川不二夫君) アルコールの技術開発でございますけれども、従来専売事業の国営工場におきましても、工業用アルコールの製造の合理化に必要な研究はやってきておったわけでございます。今度の移管措置によりまして、国営の製造部門がNEDOの事業部門になるわけでございますが、石油代替エネルギーの開発を中核的に進めておりますNEDOにとりまして、現在太陽、地熱、石炭、やっておるわけですけれども、燃料アルコール
○政府委員(石川不二夫君) 石油代替エネルギー、燃料アルコールもその一つでございますが、そういったものの開発と利用ということにつきましては、それをどうやって経済的に大量に得るかということ、それからそれを合理的にうまく利用していく、あるいは市場経済の中に取り込んでいくということが大切かと思います。そういうことでございまして、燃料アルコールを安価、大量につくるという技術開発をすると同時に、それを自動車なら
○政府委員(石川不二夫君) ただいまの件、ブラジルにおきますアルコール燃料のお話かと思います。ブラジルにおきましては、以前からアルコールをガソリンにまぜまして自動車燃料にするということを行ってきた国でございます。石油ショック以降、特に一九七五年以降、国が大々的にアルコール計画立てまして、石油の輸入依存を下げていくということでやっておるわけでございますが、そのために、一九八〇年で申し上げますと、燃料アルコール
○政府委員(石川不二夫君) すでにアル専を退職されまして年金受給資格者になっている方、あるいは年金をもらっている方につきましては、アルコール専売共済組合は国家公務員共済組合連合会に入っておりまして、そちらの方でそういった長期経理のことをやってもらっておりますので、今回の措置によりまして何ら影響はございません。
○政府委員(石川不二夫君) 今回の移管措置の実施に伴いましては、移行します職員が機構におきまして安心して勤務できる条件を整備するということを第一義に考えておるわけでございますが、原則的に移行職員が一たん通産省を退職しまして、それによりまして国家公務員共済組合から脱退いたしまして、年金面では厚生年金保険の対象になるわけでございます。で、そういう方々が全体を通しまして、本来ずっと通産省におったならばどうであっただろうか
○政府委員(石川不二夫君) アルコール専売事業の方でやっております燃料用アルコールの技術開発でございますが、いろいろな開発の個別の技術があるわけでございますけれども、アルコール専売事業の方では五十六年度におきまして、フラッシュ発酵法という新しい方法でございますが、そういうものでありますとか、それから省エネルギー蒸留法の開発のためのパイロットプラントを設置いたしております。それから五十七年度におきましても
○石川(不)政府委員 お答えいたします。 エチルアルコールはお酒の成分になっておりまして、非常に飲まれるということで、お酒の方には非常に高い税金をかけまして、国の財政収入を図っておるということでございます。片やお酒以外の用途にもいろいろ便利な物質としてたくさん使われておるということで、こういった方面には税金を含まない廉価なアルコールを供給する。しかしながら、そういった流通の過程で、そのアルコールがお
○石川(不)政府委員 お答えいたします。 工業用アルコールの流通管理に関します仕事は、かなり膨大な量がございます。売りさばき人でありますとか小売人、そういったものの申請とか監督、それから工業用の用途が非常にたくさんございますが、そういったものの申請の受け付け、それからそういったものの売り渡しの承認でありますとか、それが使用された後の使用済みの検査確認、非常にたくさんございます。従来いろいろ現地に行
○石川(不)政府委員 お答えいたします。 三百十三人は基礎産業局とそれから各地にございます通商産業局のアルコール課に配置されております。そうしまして、アルコール専売制度のもとでアルコールの生産の委託でありますとか、それからできましたアルコールの収納、それから専売制度にのっとりまして、それを流通経路に販売するわけでございますが、そういう販売の業務、それからそれが適切な工業の用途に使われたかということを
○石川(不)政府委員 お答えします。 最初の方のお尋ねでございますが、現在合成アルコールは二つの工場でつくっております。その能力は各五万キロリットル、計十万キロリットルございまして、現在合成アルコールの需要が約八万キロリットル弱ということで七五%くらいの稼働でございます。最近の合成アルコールの需要の伸びを見ておりますと、この二工場で当分十分能力は賄っていけるという状態でございます。 それから、収納価格
○石川(不)政府委員 アルコールの生産につきましては、ずっと伝統的に発酵アルコールでやってきたわけでございますが、日本におきましても昭和四十年から、当時盛んになってまいりました石油化学によりまして合成アルコールの生産も始めております。そして始めました当時は石油価格が非常に安うございまして、発酵原料によりますアルコールと合成と相まちまして、工業用アルコールとしての安定供給、量的、価格的安定を図ってきたという
○石川(不)政府委員 お答えいたします。 エチルアルコールといいますのは、飲んでお酒になるように非常に便利な物質でございますが、重宝な物質でございまして、飲む以外にもいろいろな用途に使われております。したがいまして、日本の経済が高度成長になりましたときは、それにつれて需要も非常に伸びましたし、最近もやはり消費関連で堅実な需要の伸びをしております。特に発酵アルコールにつきましては、最近飲食料品工業などの