1949-11-18 第6回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号
○証人(石堂清倫君) 第一の質問、赤十字病院の救護班三十数名が連れて行かれたことについて私は金子証人から何ら正式に労働組合としての通牒を受けたことはないのであります。又労組の支部というものもあります。通常このような支部員を外地に派遣させる場合には必ず支部が立会います。その間に必ず取決めをすることになつております。ところが正式にそれがなかつた。且つ又、正式に支部としても個人としても組合に対して、とのような
○証人(石堂清倫君) 第一の質問、赤十字病院の救護班三十数名が連れて行かれたことについて私は金子証人から何ら正式に労働組合としての通牒を受けたことはないのであります。又労組の支部というものもあります。通常このような支部員を外地に派遣させる場合には必ず支部が立会います。その間に必ず取決めをすることになつております。ところが正式にそれがなかつた。且つ又、正式に支部としても個人としても組合に対して、とのような
○証人(石堂清倫君) 宮川精一郎君のことからお答えいたします。個人的の関係を申しますと、宮川精一郎君は中学も高等学校も大学もずつと一緒でありまして、いわば竹馬の友であります。満州に参りましても甘粕正彦の指導を受けて仕事をしておりました。元の大東公司、これは関東軍の指導の下にありまして、北支那方面から苦力を満州へ輸入するという特許会社であります。これの大連出張所長をしておりましたが、やがて特別の関東州労務協会
○証人(石堂清倫君) 簡單に申上げます。 終戰直後から約一年にかけまして、旅大地区、主に大連でございますが、大連では、従来の日本の帝国主義時代の支配体制が一変いたしまして、進駐いたして参りましたソヴイエト軍並びにソヴイエト軍の援助の下に成立しました中国の民主政権、この両者によりまして、帝国主義的な侵略的な制度が一変され、新しく民主主義制度が建設されるという、日本人にとりましては全然経験のない新らしい