1963-11-30 第44回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
○参考人(石井孝義君) ただいまの件をお答えいたします。 さような風聞を実は私ども聞いたわけでございますので、この農業委員会の適正な運営等につきまして平素気を配っておるわけでございますので、直ちに杉並区農業委員会を呼びまして、また現地に参りまして、いろいろ調査をしたわけでございます。いま委員長の御発言のとおり、確かに日立生コンクリートの横浜工場は視察したわけでございます。この前後をいささか率直に申
○参考人(石井孝義君) ただいまの件をお答えいたします。 さような風聞を実は私ども聞いたわけでございますので、この農業委員会の適正な運営等につきまして平素気を配っておるわけでございますので、直ちに杉並区農業委員会を呼びまして、また現地に参りまして、いろいろ調査をしたわけでございます。いま委員長の御発言のとおり、確かに日立生コンクリートの横浜工場は視察したわけでございます。この前後をいささか率直に申
○参考人(石井孝義君) 実は、日立生コンクリートの杉並区堀の内地区におきまする農地転用問題の経過につきましては、すでに昨年暮れ当委員会でいろいろ御審議を賜わったような経過の措置がございまして、その後の経過といたしましては、まず農地転用を許可すべき前提条件となるべき事柄につきまして、すなわち一つは工場公害防止条例第四条に基づく認可でございます。もう一つは建築基準法第六条の確認でございます。第三点は風致地区規種第二条
○参考人(石井孝義君) そういうようなわけで、農林省から千五百万貫出荷割当があっても、こちらの集荷責任数最の総計が七百万貫、こういうようなことでございましたので、その点は無理がなかったかと思います。 それから主管人制度でございますが、これは社内の集荷制の形なり経理の問題なりいろいろあるわけでございますが、要するにやはり東マルなら東マルの名義をもって委託販売をやる。東マルの名義をもって買出人から代金
○参考人(石井孝義君) では簡単に、割当出荷と主管人制度について御答弁したいと思います。割当出荷といいますのは、結局、知事がきめました責任集荷数量のことを言っていらっしゃるかと思います。これは、昭和二十二年の青果物及びつけもの配給規則に基きまして、中央市場における現在の卸売人——当時は公認荷受機関といいましたが、これが一定の数量を引くだけの資力、力があれば登録する、こういう制度になっておったわけでございます
○参考人(石井孝義君) 私から、後段の問題につきまして御答弁いたします。 まず、奨励金の問題でございますが、先般清澤さんの御質問は、しきりに紛擾があるという問題、それからせりが不正に行われている問題、かような問題でございまして、かつて産地に奨励金その他こういうものを支出したことはないというようなことは、私、答弁いたしておりませんです。これは、速記録をごらんいただいても明瞭かと思います。実は、都の条例
○参考人(石井孝義君) 目下御案内の通り、この丸東の売買取引を通じて仕切りに粉飾があった、こういうようなことで警視庁で諸帳簿を押収して取調べを進めておるわけでございます。しかしながら、実は各県からいろいろ自主的にこれだけ自分の方の県では荷主の未払金があるといって出てきたものと、われわれが先ほど申し上げました通り、丸東の諸帳簿から集計した各県別の集計と合せてみますと、必ずしも一致はいたしておりませんが
○参考人(石井孝義君) 丸東が業務停止しました七月三十一日付で丸東の書類から出てきたものは、前回の委員会で御説明申し上げました通り八千三百万円でございます。しかし、これらの実態につきましては目下精査確認するところの事務を進めておるわけでございます。一応丸東の諸帳簿から摘出隻計した額は八千三百万円、かようなことでございます。
○参考人(石井孝義君) 簡単にお答えします。小売に限らず、買手側の値引きでございますが、一たんせり価格がきまった後において、その価格を減額するということは、本質的には禁止事項でございます。ただし、こういうことが従来非常に任意放従に行われておった。経理監査をしてみても会社の雑損失の相当部分というものは、やはり値引き事故というのになっているのが事実でございます。これはこのままでは放任できませんのでおのおの
○参考人(石井孝義君) 第一の質問のせり人とせり参加者との不正の問題でございますが、一般にせりは多数が集まりまして同時に価格の評価をするわけでございまして、特に特定のせり参加者とせり人との間で、特定の方法によって物品の価格なり受け渡しが行われるということは、この制度の本質的な性格から見て、非常に実は困難なことでございますが、しかし、間々いろいろな個人間の関係その他によってなきにしもあらずと、かように
○石井参考人 大体お説の通りでございますが、仲買人が色づけをして自己の店舗において一般の買い出し人に販売する、市場の中ではこういうふうになっております。
○石井参考人 ただいまの御質問にお答えいたします。中央卸売市場の取引の本体に照らしましても、卸売会社がバナナを引きまして、集荷いたしまして、それを競売なり相対売の形式をもって仲買人に売り渡し、仲買人が本質的に都の施設であるところの発酵室の使用の許可を得てこれを追熟加工するというのが本体でございます。従って仲買人というものこそが加工業者である、かように心得ております。