1997-02-26 第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
○矢田部理君 一方、地位協定と言われるものを見ますると、日本に駐留するアメリカ軍隊、米軍は日本国の法令を尊重しなきゃならないという規定が地位協定十六条にありますが、この点も確認できますね。
○矢田部理君 一方、地位協定と言われるものを見ますると、日本に駐留するアメリカ軍隊、米軍は日本国の法令を尊重しなきゃならないという規定が地位協定十六条にありますが、この点も確認できますね。
○矢田部理君 その核燃料物質の使用、保管、廃棄等については原子炉等規制法で、略称でありますが、いろんな規制がかけられておりますが、この原子炉等規制法にそういう規制が劣化ウランについてもあることもそのとおりでよろしゅうございますね。
○矢田部理君 私は、「もんじゅ」の事故を中心にと思ったんですが、既にいろんな議論がなされておりますので、後半にそれは行うことといたしまして、沖縄の鳥島で発射された劣化ウラン弾に関連して、若干の質問をしておきたいと思います。 まずは、原子力基本法で定める核燃料物質に劣化ウランは当たるということはそのとおりでよろしいですね。
○矢田部理君 新聞が見込み記事や推測記事で書いているんじゃなくて、官邸サイドからしかるべき発言などもあって、それを裏打ちにして出しているので、建前論だけで必ずしも私どもそうですがというわけにはいきにくいのです。 私が申し上げたいのは、もともと新しい憲法ができた後、軍事基地のための土地収用はできないというのが基本的な考え方なんですよ。旧土地収用法では、収用できる対象としてその筆頭に挙げておったのが、
○矢田部理君 ということが公式的な立場だと思うんです。 一方で、従来の経過などに徴してみても、それから関係者も多数ということなどもあって、とても期限内に結論を得ることは難しかろうということも言われておる中で、政府としては、一つは緊急使用の申し立てをしようというような流れがあったようですが、最近はそれも取りやめて、場合によっては三月のしかるべき時期に特別措置法の改定を提案するというようなことも報道されているのですが
○矢田部理君 施設庁長官になろうかと思いますが、五月十四日に沖縄の米軍基地の一部が使用期限切れになるということをにらんでいろんな政府サイドの動きがあるわけでありますが、これはどんなふうに今なっているのでしょうか。 土地収用委員会の審理が始まって、これから本格的に双方から意見や主張を聞いて仕切りを始めるというときに、期限内に結論が出なきゃ特別の立法をつくるとか、特措法を改定して何が何でもその土地を強制的
○矢田部理君 それは理解ということではなくて了解というふうに承ってよろしゅうございますね。そういう言葉を使われております。
○矢田部理君 そこで、今お話しのあった地元ということでありますが、橋本総理が先般沖縄に行かれていろんな談話を発表されたり懇談に臨まれた際に、総理の言葉として、海上ヘリポートをつくるに当たっても県と市町村の了解を得ることが不可欠だと、地元の反対を押し切ってまで強行はしないという発言がありました。 〔委員長退席、理事木暮山人君着席〕 また、同趣旨だと思いますが、市町村の責任ある方々の集まりの席で
○矢田部理君 先ほどのSACOの報告に関連して最初に伺いたいと思います。 問題の普天間飛行場については特別の章を起こして記述、報告がございますが、この普天間飛行場については、沖縄の人たちの願い、要求は撤去をしてほしいということであって、どこかに移設をしてほしいという要求でないことはだれの目からも明らかだと思うんです。したがって、代替施設として海上にヘリポートをつくるということは沖縄の人たちの要求にこたえたものとは
○矢田部理君 外務省、外務大臣で結構でありますが、そういう立場をより積極的に明確にするために私は申し上げたいのでありますが、先般、国連の人権委員会に対してクマラスワミ報告書とそれに明記された勧告につきまして日本外務省は、人権委員会はそれに留意しただけであって、支持したり人権委員会の意思となったわけではないと。勧告、報告書をできるだけ減殺しよう、問題をそらそうという動きを示しておりますけれども、この報告書
○矢田部理君 一言だけ申し上げますが、当時の日本軍が直接関与した蛮行だという指摘もかねてからなされておるわけでありますが、防衛庁長官として、ただいまの奥野発言等についてどんなふうに受けとめておられるか。
○矢田部理君 ACSAの問題に入る前に、軍隊慰安婦の問題について一、二点質問しておきたいと思います。 奥野元法務大臣が六月四日の記者会見で、慰安婦は商行為に参加した人たちで、強制はなかったという発言をされております。また、同じ時期に板垣正参議院議員も訪れた韓国の慰安婦の方に対して、お金が支払われないという例があったとは全く信じられない、強制的に連行したという客観的証拠はあるのかとただしたと伝えられております
○矢田部理君 朝鮮問題をどう見るか、どう対応するかというのは非常に大事な課題だと思いますが、どうも私、日本政府の対応を見ていますと、先ほどの議論の続きでもあるんですが、対ソ脅威がなくなったということで、安保再定義でアジア太平洋地域の地域紛争対象型の軍事同盟にしていくと。日本周辺ということも言うわけでありますが、そのポイントにやっぱり朝鮮有事を置いているというふうに考えざるを得ないんです。特定国を、特定地域
○矢田部理君 今言われた極東有事、極東にいろんな事態が起きた場合にどう対処するかという研究を進めていくという場合に、その極東の中における有事、事態は中国などが対象になっておりますでしょうか。それから、中台情勢をにらんでいるのでしょうか。さらには、朝鮮有事というのを想定してのことでしょうか。
○矢田部理君 条約そのものが変わらないことはそのとおりでありますが、条約の役割、対象範囲、にらみというものに大きな変化が出てきたというふうにとらえるのが一般的であります。 そこで、日米防衛協力ということが次の議題として論議になるわけでありますが、極東有事等々を想定したガイドラインの見直し、日米防衛協力のあり方についての検討ということになるのではありませんか。
○矢田部理君 引き続いて、日米安保再定義を中心に質問させていただきたいと思います。 先般、日米安保共同宣言の中身をめぐっていろんな議論がございました。一つは、対ソ脅威論を前提とした日本有事、安保条約で言えば五条事態でありますが、これが考えにくくなった、少なくともそれを理由に安保条約を存続させるのには根拠として弱くなったということから、極東だけではなくてアジア太平洋全域をにらんだ軍事同盟という位置づけにしようということが
○矢田部理君 経過を踏まえればもっと違ったニュアンス、トーンが出ていいのではないかと私は思っているんです。 というのは、国の法律的な責任を求めることは和解としては無理だ、しかし何らかの責任論に言及すべきだという議論が中心になってきたのでありまして、その点では、単に長引いて苦労をかけたから大変でした、済みませんでしたではなくて、やっぱりこの発生拡大についても責任論に言及してしかるべきだというのが私の
○矢田部理君 責任の問題については、長い間患者の皆さん方に大変な苦労、苦しみとか悲しみを強いてきた、行政の責任で解決ができなかったということに対するおわびの言葉は一つあっていいと思うのでありますが、それ以上に患者や関係者が求めてきたのは、水俣病の発生ないし拡大に国自身が責任があるのではないかということで法的責任を追及してきたわけですね。六つの裁判所が、少なくとも三つは法的責任ありという判決を下した。
○矢田部理君 私は環境庁長官にすべて答弁を求めますので、他の方は結構でございます。 第一に、水俣病問題でありますが、先般、水俣病四十年ということで慰霊式が行われたようでありますが、いよいよ十九日にチッソと患者団体あるいは原告団との間で最終的な取り決めが行われ、二十日過ぎには裁判も和解して、その点では大詰めを迎えているわけでありますが、ずっとこの問題の解決に当たって一番重要な課題であったのは責任の問題
○矢田部理君 重要な日米間の安全保障に関する政治文書をつくるわけですから、その言葉が今言ったように漠たるものでは困るのであります。特に、経過的に見ればナイ・イニシアチブといいますか東アジア報告が土台になっていると思われるわけです。この文書を見れば、インド洋はもちろんでありますが、ペルシャ湾の海上交通路まで言及をしているわけでありまして、ここを含めた平和と安定と安全ということまで考えておられるのではありませんか
○矢田部理君 まだそこまで聞いていないんですよ。 アジア太平洋地域と言った場合にインド洋とか中近東、ペルシャ湾などは入るんでしょうか入らないんでしょうか。
○矢田部理君 近々行われる日米首脳会談、安保再定義が議論になっておりますが、共同の文書がつくられるということでありますが、それに関連して何点か話を聞きたいと思います。 第一は、日米軍事同盟といいますか、同盟関係がアジア太平洋地域の平和と安定のために役割を果たす、寄与するというような趣旨の文言が入ると言われているわけでありますが、このアジア太平洋地域というのは、地理的範囲はどんなことを考えているんでしょうか
○矢田部理君 余り一般的、抽象的な説明を聞いてもしようがないんです。海兵隊の問題というのは一部分ではありませんで、在日米軍の非常に主要な部分を占めておる。これはもう本格的な議論をいっぱい準備してきておりますが、改めてやりますが、日本の防衛のためには全く要らない。これはもう軍事常識です。ここの本格的な撤退を含めて基地の問題を考えていく必要があるという問題点だけきょうは指摘をしておきたいと思いますが、いずれこれは
○矢田部理君 三つの段階に分けての基地返還の要請だと思いますが、その焦点、最初の段階で、先ほどから議論になっております普天間基地が問題にされているわけであります。この基地の返還とあわせて非常に重要なのは米軍の撤退、なかんずく海兵隊、この存在がかねてから問題にされております。 私は、もう海兵隊は撤退してもらって結構だというふうに考えているわけでありますし、ひとり私だけではありませんで、アメリカのペンタゴンサイド
○矢田部理君 法案には賛成でありますので、質疑はいたしません。 当面の課題である沖縄問題を中心に伺っておきたいと思います。 沖縄の基地問題では沖縄県自身が基地返還アクションプログラムというのをつくって政府にもお願いしていると思うのでありますが、この扱いなり位置づけなりについてはどんなふうに外務省は考えておられますか。
○矢田部理君 私は、自由民主党・自由国民会議、平成会、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会及び二院クラブの各派共同提案に係るあらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約に関する決議案を提案いたします。 まず、提案理由を御説明いたします。 提案理由。 あらゆる形態の人種差別の撤廃を目指す本条約の締結についての承認を本委員会において行うに当たり、我が国として、今後とも国際人権の促進に寄与していく決意
○矢田部理君 その際、「首相を激しく批判」、「長官が放言」、大きな見出しで各紙が報じております。その中身はもう改めて言うまでもありませんが、「首相の頭が悪いからこうなるんだ。総理府の主務大臣としての総理大臣として行動して欲しい。そう首相に言ってもらいたい」ということを古川官房副長官に頼んできたというお話を、ほかの人ではなくて、ほかならぬあなた自身が記者懇の席で述べた。しかも、その記者一人二人が聞いているのではありません
○矢田部理君 沖縄における米軍の少女暴行事件、レイプ事件と言っていいと思いますが、大変な憤激を買っております。また、これを契機に地位協定や基地の課題、さらには安保条約の根幹にかかわるような問題が政治の場でも当然議論しなければならないその矢先に、宝珠山防衛施設庁長官が私どもには到底理解できない言動を総理官邸で行った。その責任問題を追及しなければならないというのは大変残念でありますが、これは私どもとして
○委員長(矢田部理君) この際、委員の異動につ いて御報告いたします。 本日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。 ―――――――――――――
○委員長(矢田部理君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、風間昶君、市川正一君及び谷本巍君が委員を辞任され、その補欠として和田教美君、林紀子君及び山口哲夫君が選任されました。 また、本日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君が選任されました。 ―――――――――――――
○矢田部理君 ただいま議題となりました協定及び七法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定は、ガット・ウルグアイニブウントの多角的貿易交渉の結果、本年四月に作成されたものでありまして、世界貿易機関、WTOを設立し、加盟国間の貿易関係を規律する共通の制度上の枠組みを提供すること、関税その他の貿易障害を実質的に軽減し国際貿易関係における
○委員長(矢田部理君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時三十分休憩 —————・————— 午後一時三十二分開会
○委員長(矢田部理君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨日、和田教美君及び林紀子君が委員を辞任され、その補欠として風間昶君及び市川正一君が選任されました。 また、本日、粟森喬君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として井上哲夫君及び青島幸男君が選任されました。
○委員長(矢田部理君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 本日、島袋宗康君、上野雄父君及び井上哲夫君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君、三上隆雄君及び粟森喬君が選任されました。 —————————————
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に野沢太三君を指名いたします。 ―――――――――――――
○委員長(矢田部理君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十一月三十日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。 また、去る一日、翫正敏君及び喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君及び島袋宗康君が選任されました。 また、本日、須藤良太郎君及び三上隆雄君が委員を辞任され、
○委員長(矢田部理君) この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 ただいま議題となっております八案件の審査のため、本日の委員会に参考人として長野県米を考える会会長官澤敏文君、南山大学ヨーロッパ研究センター長渡邊頼純君、東京農工大学教授石原邦君、全国農業協同組合中央会常務理事高野博君、日本生活協同組合連合会理事日和佐信子君、いのちをはぐくむ学校給食全国研究会代表雨宮正子君の出席を
○委員長(矢田部理君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る二十四日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として村沢牧君が選任されました。 去る二十五日、下村泰君及び志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君及び堂本暁子君が選任されました。 昨二十九日、谷本巍君及び青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として
○委員長(矢田部理君) 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の締結について承認を求めるの件、著作権法及び万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案、繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案、農産物価格安定法の一部を改正する法律案、特許法等の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正
○委員長(矢田部理君) ただいまから世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る二十二日、喜屋武眞榮君及び村沢牧君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君及び大渕絹子君が選任されました。 —————————————
○委員長(矢田部理君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に上杉光弘君、須藤良太郎君、野間赳君、稲村稔夫君、梶原敬義君、北澤俊美君、山下栄一君及び立木洋君を指名いたします。 暫時休憩いたします。 午後六時十五分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕
○委員長(矢田部理君) これより理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は八名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(矢田部理君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました。 皆様方の御協力を賜りまして、公正かつ円満な運営を行ってまいりたいと存じておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) —————————————
○矢田部理君 私の理解では、共和国から見ると、どうも日本は外交に主体性がなくて結局アメリカと話を詰める、アメリカが動けば日本もおのずからこれに従ってくるということで臨んできているのではないかという印象が強いんですよ。そういう日本外交の今までの体質といいますか、姿勢もまたここで問われているような感じがしてならないんです。その点で、核問題もアメリカがイニシアチブをとり、両者の努力で実ったわけでありますが
○矢田部理君 相手国の出方、対応ということも大事でありますが、この対朝鮮関係というのは、日本の植民地支配の清算という、我が国にとっては非常に大きな負の遺産を持っているわけですから、相手の出方待ちということではなしに、より積極的に、意欲的にこの問題にアプローチをしていくという姿勢が大事なのではないかと思っております。 特に、従前、前提条件ではないと言いながら、今回米朝間で妥結をした核問題が非常にポイント
○矢田部理君 朝鮮問題などを私も質問しようと思ったのですが、大分重複をしますので、かいつまんで御意見を伺っていきたいと思っております。 世界的に冷戦が終わりました。それから、戦後五十年という節目の年を迎えようとしています。にもかかわりませず、いまだにこの朝鮮民主主義人民共和国との関係では過去の植民地支配という大きな問題を清算できずにいるというのは、今日の国際政治の状況から考えると異常だというふうに