1950-10-10 第8回国会 参議院 文部委員会 閉会後第9号
○矢嶋三義君 大学の自由とその自治の立場から、又現在日本の民主化過程においては、私はこの商議会とか、或いは参議会とか呼ばれているようでありますが、大学内に置かれるところの管理機関というものにどういう人を入れるか。具体的に申しますと、学内以外からいわゆるその大挙を支持し、援助するところの学識経験者をどの程度これに参加させるかということは、私は大学の自由、その官治の発展のために、極めて至大な関係がある問題
○矢嶋三義君 大学の自由とその自治の立場から、又現在日本の民主化過程においては、私はこの商議会とか、或いは参議会とか呼ばれているようでありますが、大学内に置かれるところの管理機関というものにどういう人を入れるか。具体的に申しますと、学内以外からいわゆるその大挙を支持し、援助するところの学識経験者をどの程度これに参加させるかということは、私は大学の自由、その官治の発展のために、極めて至大な関係がある問題
○矢嶋三義君 四人の方からそれぞれの立場から貴重な意見を聞かして頂いたわけですが、いずれもその立場々々で誠に御尤もな参考になる意見を拝聴さして頂いたわけであります。その点も厚くお礼を申上げるわけですが、今の日本は確かに教育の貧困ということは考えられると思います。父兄は決して家族を安心して学校にやつていない。何か知らん不安な気持でおるということも私は事実だと思います。それを敗戦日本の社会情勢というような
○矢嶋三義君 教育の振興は学制そのものも大事でありますが、人を得るということが最も大事だと考えるのですが、現在全国の学芸大学或いは大学の教育学部の採用人員と志願者数、それがお分りでしたらお聞かせ願いたい。
○矢嶋三義君 この審議計画の運び方にまだ私は理解できん点があるのですが、我々は先ずここに会の運び方について、今の質問というのは免許法をどういうふうに改正するとか、その大きな方向を我々が見出すために今質疑を展開すべき段階で、それによりてAというこういう枠内において改正をやろう、或いはBというこういう枠内において改正をやろうという先ず結論が出て、そうして例えばBというこういう枠内について改正をやるということにならば
○矢嶋三義君 委員長ちよつと審議計画について……。この免許法の審議の計画を先ず考えて進めないというと、私は非常に非能率に陷つたり、或いは後に戻つたりして余計の時間を費すのではないか、今木村委員から随分質問されましたが、ああいう質問の出る前に先ず大きな根本方針というものが決められなくてはならないと考えますが、その点について委員の各位に諮つて頂きたい。
○矢嶋三義君 そういたしますと、これに伴つて適格審査委員会というものを設けるようになつておるが、その委員会は新聞に報道された通りと解釈してよろしいかどうか。
○矢嶋三義君 法的根拠については新聞でいろいろ報道されておりますが、その法的根拠は教職員の除去及び就職禁止等に関する政令六十二号を適用すると解釈してよろしいかどうか。
○矢嶋三義君 教職員のレツド・パージの問題並びにこれと関連しまして全学連の問題が非常に重大化しまして、大きな社会問題となつておりますので、この際レツド・パージの問題並びに全学連の問題につきまして、ここに大臣から明確なる答弁を頂き、広くその性格、実情というものを国民に知らせて頂きたい、こういう立場からここに御質問申上げます。第一番に、今度の教職員のレツド・パージは誰の責任においてなされるのか、お伺いいたします
○矢嶋三義君 その点わかりました。それでは全面的に政令六十二号、それからその附属法規によつて今度の適審がされるということがはつきりしたわけでありますが、現在適格審査委員会は現存して、ちやんと委員が設定されているわけでありますが、現在のあの適格審査委員のままでやられるのか、或いはあの人選を変えられるのか。それからあの人選の仕方については校長何名、教員何名という規定がちやんとあるわけでありますが、あの通
○矢嶋三義君 それではあの規程に基きますというと、適格審査委員会は都道府県教職員適格審査委員会、それから大学教職員適格審査委員会、更に教職員適格審査委員会というのがあつて、その上に中央教職員適格審査委員会、更に大臣が取扱う。こうなつておりますが、先ほどの大臣の答弁ではあの中にある教職員適格審査委員会というのが落ちておりましたが、今度それを落すのでありますか。
○矢嶋三義君 先ほどから波多野委員のほうから質問が継続されまして、波多野委員のほうからこの前の適審と今度は違うという言葉がありましたし、又文部大臣からは自分の就任する前のことはわからない。如何にも文部大臣の御言葉では今度新しく作るのだというようにもとられます。又総務課長からは、現行法規ではというような言葉が出てはつきりしないところがありますので、重ねて私からお尋ねいたします。それは適格審査をする委員会
○矢嶋三義君 四百円ですか。新潟では一單位取るのにどのくらいのレクチユアをやつておりますか。その四百円という数字の出た根拠、それは一單位取るのに講義を何日間やるとして四百円ですか。
○矢嶋三義君 一点お尋ねいたしますが、認定講習の、埼玉県で個人一人三百円、足代一人平均二百五十円という報告を受けておりますが、何日間でございますか。
○矢嶋三義君 見ました。
○矢嶋三義君 荒木委員と私とが九月二十六日から二日間、九月三日関西地区を襲いましたジェーン台風の災害視察のために大阪府並びに兵庫県へ出張を命ぜられまして調査、視察して参りましたその結果についで御報告を申上げます。 先ず二十六日と二十七日の二日間大阪府、二十八日、二十九日この二日間を兵庫県を視察したわけであります。大阪におきましては大阪市、それから郡部の一部と水無瀬神社、これだけを視察し、兵庫県におきましては
○矢嶋三義君 さつきの質問に関連して……。大臣並びに委員長の御努力は多といたしますが、大臣はさつき認定講習の旅費を三分するのは不合理だと言つておられるのですが、誤解があると思うのです。八十円の基礎の数字というのが見解の相違だと思うのですが、本当に私は教職員が要した費用を財政その他の関係から三等分するという点については、私は一つの妥協案としてあり得ると思うのでありますが、八十円という数字の見解の相違でありますが
○矢嶋三義君 今後のこの会の運営等の関係がありますので、文部大臣の誠意や努力に対しては敬意を表しますが、敢て先ず二点について文部大臣並びに委員長に質問を申上げます。 それば第一点としまして、第八臨時国会の当委員会におきまして、私は政府委員に対して、来年度の予算要求に対して現在どういう構想を持つておられ、尚、大蔵当局との交渉経過を説明して欲しい、それに基いて我々文部委員は何らかの積極的な動きをしたいと
○矢嶋三義君 この問題は随分緊急な問題でありますので、当面第一義にこれを取上げて努力して頂きたいと思うのであります。つきましては将来のこともありますので、法の内容の重点的な二三の点について、ここで政府委員の方にお尋ねいたしますが、例えば單位数を減少するとか、或いは余りにも無視されている実歴年数というものをもう少しこれを重く見るとか、或いは余りにも免許の数が多数に過ぎる、そんなに必要であるかというような
○矢嶋三義君 先般も教刷から内閣に勧告があつたようでありますが、そういう尤もな勧告があるべきだと思うのでありますが、そういうものがあつたために、それを掴まえて直ちにこの問題の解決に乗り出して行くという良心的な決意はあるのでございますか。
○矢嶋三義君 この法案に関連いたしまして将来のこともありますので、少しお尋ねして置きたいと思うのでございます。丁度今日本の教育界は暗雲低迷しているような状況下でありまして、この問題というのは、将来においても日本教育界の歴史的な事件だと、こういうふうに申される時代が必ず来ると思うのであります。それだけにこの問題を一日も早く解決して日本教育界が今閉されている暗雲を拂いのけなければならない。そういう立場から
○委員外議員(矢嶋三義君) 大分いろいろお聞きしたのですが、問題はもうはつきりして来たと思うのです。この問題は二つ私はあると思います。一つは参議院の無視、一つは緊急質問の内容そのものに対する無規、この二つに私は要約されると思うのです。官房長官は総理には通じたが、あとの三大臣には通じなかつたのは手落であるから詫びておるということを言つておるが、総理にだけ言えばあとの大臣には言わなくてもいいということは
○矢嶋三義君 教員の調査は文部省が適当であつた……その質問でありませんで、建設省或いは農林省に対して、例えば例を挙げたのですが……、その所属の国家公務員、それらについての選挙運動について調査せずに、ただ文部省の教職員のみについて調査を依頼したということを伺つておるわけです。
○矢嶋三義君 でありますともう一つ質問いたしたいのですが、それは文部省にそういう調査を依頼して、例えば建設省とか或いは農林省とか他の省に対して調査を依頼しなかつた理由はどこにありますか、答弁願いたいと思います。
○矢嶋三義君 官房長官がお見えになつておりますので、一つだけ、矢嶋として最後のお尋ねをして見たいと思うのです。官房長官が閣議の申合せとして文部省に調査を依頼した。文部省の方では教育委員会に先程発表されたような調査をやられた。この問題につきまして先程から官房長官並びに文部省の政府委員の方々の答弁を総合して私考えますときに、次のように私はこれをキヤツチするのですが、間違つていないかどうかお伺いしたいのです
○矢嶋三義君 この問題は政府側と大蔵当局と会計検査院の意見が対立しているようですが、私はこういう問題は、現われた末梢的な、末梢的といつては失礼ですが、一つの問題を取上げて黒白を決することは相当問題でもあるし、無理とも思うのです。そもそも国の政治というのは、例えば官公吏の給與についても、人事院というようなものが人事院を創設した趣旨に副わないような存在に最近なつている。今度の国会における人事院総裁なり、
○矢嶋三義君 じやあ一つ質問しますが、あの給與は当時の社会情勢と、それから政治情勢から閣議並びに国会で決定して給與したものでしよう。それをどうして法的に疑点の残るような形で給與したのでしようか、その点御答弁 願いたい。
○矢嶋三義君 今の問題は打切るわけですか。
○矢嶋三義君 この第二條の質疑と直接的の質問でなく、間接的な点を關口局長にお伺いいたしますが、先日資料として現在五大都市以外に教育委員会を設けてあるところの所在地名、それから今度二十五年度に設置予定の市の一覧表を配付して頂いたのでありますが、この市町村の教育委員会の設置については、今年度設置予定の市など相当に如何にしたらいいかというように悩んでおるところがあるのでありますが、結局局長としては市町村に
○矢嶋三義君 今若木委員の質問に対しましてなされた答弁、どうもはつきりしないが、私も疑問に思つておつたのですが、国勢調査は提案理由にも書いてありますように、国勢の累年の比較の上から非常に重要だ、統計というものは週期的にやらなければ意味ないと思うが、ちやんと決まつておると思う。そうなると数学の問題になつて、いつやるということが、ぴたりと出て來る。そうなると法律として出します場合にそういうように、一般的
○矢嶋三義君 委員長の諮られましたプリントの件ですが、結論として詳細にプリントして頂きたい。理由を簡単に申上げます。これは先程御説明を承つたのですが、総括的に我々は把握しなくちやならんと思います。数字も可なり出ておりますけれども、お聞きしただけでは、我々もはつきりした対策が立ちませんし、尚悲しいことながら公団不正の大家になられるように非常に原因あたりの分析も妥当な点があつて、将来こういう問国が再発しないためにも
○矢嶋三義君 ちよつと途中ですが……こういう今のような御報告ですね。油糧公団の不正、ああいうものは文書報告をして戴けぬものですかね。これは実際の理由を簡單に申上げますれば、ああいう公団の不正というものは徹底的に摘発してやらない限り、国民のこれは精神的な安定ということはあり得ないと思うのです。これははつきり責任ある文書報告をして頂いて、決算委員会でも肚を据えてやらなければいかんと思うのですが、ちよつとこういう
○矢嶋三義君 先程木村委員がこの認定講習を真面目にやつておるところの県の教育委員会と、やつていないところの県の教育委員会は、これらについて云々という質問があつたわけでありますが、これこそこの認定講習は無理だからやれないでおる県の教育委員会があるわけであります。従いまして、各県の教育委員会が足並を揃つてやれるようにしてやらなければならないと思うのです。それには法律でできておるから法律的に云々という法的
○矢嶋三義君 質問の結論を申上げます。 この免許法の問題について、これを修習して、そうして全国の教職員が気持よく最も有効的に講習が行われるような善後措置を講ずるために、文部大臣として現在講習を計画し、或いは継続中のものを全国的に一度ストツプして、そうして法の再検討と、予算の裏付けあたりについて十分検討した上で、改めて発足する意思がないかということが質問の結論であります。 理由を簡單に申上げます。