1963-06-14 第43回国会 参議院 本会議 第25号
○矢山有作君 私は、日本社会党を代表し、このたびの異常な長雨による災害に対し、政府にその対策をただすものであります。この際、まず被災農民の諸君に心からお見舞を申し上げます。 さて、昨年末から本年当初にかけての異常寒波に引き続く、四、五月以来の長雨による災害は、西日本全域において想像に絶するものがあり、加うるに、この災害は現在東日本にも及びつつ、次第に全国的な広がりを示し、その被害は日増しに増大し、
○矢山有作君 私は、日本社会党を代表し、このたびの異常な長雨による災害に対し、政府にその対策をただすものであります。この際、まず被災農民の諸君に心からお見舞を申し上げます。 さて、昨年末から本年当初にかけての異常寒波に引き続く、四、五月以来の長雨による災害は、西日本全域において想像に絶するものがあり、加うるに、この災害は現在東日本にも及びつつ、次第に全国的な広がりを示し、その被害は日増しに増大し、
○矢山有作君 輸入先、輸入の時期、輸入の期間、輸入価格、さらに販売価格はどの程度になるか、そういった点についても御説明いただきたいと思います。
○矢山有作君 食肉に関する件で、最近、といいましても先月の十五日ですが、消費者物価対策連絡協議会が開かれまして、今後の消費者物価の抑制対策を協議し、その中で豚肉価格の値上がりを押えるための措置が検討されました。その結果、同じく先月の二十八日の閣議で、豚肉の三千トンの緊急輸入が決定されたということを聞いておおります。その措置をとられるまでの経過、さらに緊急輸入措置の具体的な内容というものを、簡単で、要点
○矢山有作君 座談の中で出たというような問題じゃありません。これは五月七日の、あなたも朝日なり日経なり読売なり産経なりその他の新聞を見てほしい、これはあなたの党の組織機関の発表として出ている。そうすれば座談の中で出たというような逃げ口上を言ってもらっちゃ困る。それから、党の機関できまったことで、あなたの責任と言って追及されても困るとおっしゃるけれども、しかし主管大臣として、そういう誤った方針が与党から
○矢山有作君 ところが、それだけでは私は問題は片づかないと思います。なぜかといいますというと、あなたは今まで知らなかったとおっしゃる、ところがあなたも自民党のれっきとした党員だし、また党内においては非常に有力者であり、しかも党の組織活動委員会が、こういう方針を出しておる。ところがそれを、私はそういうことを知らなかった、もしそういう申し入れがあっても、私はそういうことをうんと言わないという御答弁ですが
○矢山有作君 だいぶ時間が食い込んでおりますので、こっちも簡単に聞きます。答弁のほうも要点だけ簡単にやっていただきたいと思います。 生活改善普及員の活動の問題なんですが、今月の六日に、院内で自民党の全国の組織活動委員会の役員会が開かれておるはずです。その役員会で、今後の党の組織活動方針というものがきめられて、それが七日の全国の各紙の朝刊に報道されております。その内容を見ますと、今度の地方選挙の反省
○矢山有作君 それでは、結論が出ておらないということですので、それでは私のほうでいろいろお伺いしたいと思います。 まず、大臣にお伺いしたいのは、乳価の値下げが昨年の十二月ごろから一斉に全国的に行なわれてきたわけです。それに対しては御承知のように、現在の酪農経営の実態からして、この乳価値下げをやられたんでは酪農家は成り立っていかぬ、こういうことで、全国各地でもって農民の値下げを阻止しようという運動が
○矢山有作君 認識は二つ出ておるのだから、二つあるのだなということはわかるが、これは当たり前で、私がお聞きしたいのは、もう告示を二、三日に控えておるわけです。そうすると、この二様の意見の両方とも採用して、二通りの価格決定をやるわけにはいかぬ。農林省としては、いずれか一つにしぼらなければならない。その場合に、二様に分かれた見解のどちらを妥当と検討の結果お考えになっておるのか、もし考え方が出ておればお伺
○矢山有作君 非常にお忙しいところを大臣に来ていただきまして、まず冒頭に感謝を申し上げておきます。 二十二日から二十五日、六日と、畜産物の価格審議会が行なわれたわけですが、その中で、すでにもう大臣も御承知のように、答申が出されております。答申の内容についても、すでにもう御協議になったという話を聞いておりますので、十分御承知だと思いますから簡単にお伺いしたいと思います。 まず第一点は、答申の中で原料乳
○矢山有作君 きょうこの問題は、ここまででとめておいて、また後日、この問題については、いろいろな方から御質疑を申し上げることがあると思います。
○矢山有作君 それを並列的に扱うということになると、基本問題の答申よりも、かなり違ったような林業の方向が今後打ち出されてくると思うのですがね。大臣は、そういうことも考えながら並列的に扱う、こう言っておられるわけですね。
○矢山有作君 関連して、長くではありませんから。先ほど大臣のほうから、山村地域の構造改善等も、まだはっきりしたものがつかめぬので、基本法的なものが提出がおくれていると、こういうような趣旨だと思うんです。これは先般来の審議を通じまして、今後の林業経営というものを、林業経営のにない手を、どういうところに求めるかというので話が出た中では、いわゆる家族経営林業と、それから大規模林業経営形態、それから国有林の
○矢山有作君 私が持っている資料によると、これはそういった流出の状況、流出先の実態まで調査した資料もあるわけです。林野庁がそういうふうな状況に、若年労働者、優秀な労働者が流出する状況にあるならば、そうした問題についてまで的確な調査をしておらぬということが、林野庁の労務政策がずさんだということが一部言えるのではないか、こういうふうに私どもは考えまするので、そういった経営を高めていこうという考え方があるなら
○矢山有作君 これは、今おっしゃっておりましたが、個人の考えによって流出する云々という問題は、これはやはり個人の生活に関連してくる問題なんで、労務政策が的確に行なわれておって、生活が保障されておる、所得が両度に保障されておるということになれば、これは問題は解決すると思うのです。だから個人の考え方いかんということでぼかされては困るわけなんです。 私がもう一つ聞きたいのは、じゃあその流出しておる状況の
○矢山有作君 今林業労働者の問題に話が入りましたので、先ほど来の質問にも出ましたように民間の林業労働者の所得水準を上げていくという意味からいいましても、国有林労働者に対する施策がどういうふうに行なわれているかということは、非常な重要な意味を持つと思うのです。したがってその点に触れてもう少しはっきり聞きたいと思うのですが、私どもいろいろ聞いておるのには、最近国有林野の労働者の中から非常に若い有能な労働者
○矢山有作君 今の御説明なんですが、大経営とそれから家族労働力林業経営というものをやはり並列的に考える、こうおっしゃっておると思うのです。ところが、やはり林業経営というものの改善というものを考えた場合に、一番ガンになっておるのは、やはり土地制度にあるんじゃないかと思うのです、現在の所有制度に。そこらに改善を加えていかぬと、ほんとうの林業振興は出てこぬと思う。そういう場合に、大山林経営を中心に考えていくのか
○矢山有作君 それに関連して一つだけあと私の質問の都合があるので聞いておきたいのですが、きのうからきょうにかけての長官の説明の中で、今後の林業経営のにない手はどういうものであるかということで、一つは家族労働力によった林業経営である、いわゆる家族経営林業というのですか、一つは大規模な林業経営で、これは雇用労働力による経営だ、もう一つは国有林経営の近代化だ、これが将来の林業経営のにない手だという説明があったのですが
○矢山有作君 今の関係をはっきりしておきたい。今長官が言ったのは、三十七年十一月に出ているはずなんです。林業振興のための対策参考資料というのと、同じく対策具体化施策の試案と銘打った、それをいただけたらいいのです。
○矢山有作君 それは林野庁として今きまった考え方でなくてもいいんです。そういう答申に基づいてひとつの論議がなされたのですから、それでもいいんです。われわれとしてはそれを一つの資料にほしいわけですから、ありましたらぜひお願いいたします。
○矢山有作君 三十七年の十一月ごろに林業振興のための対策参考資料というのと、それから林業振興のための対策具体化施策試案というものが出ているわけです。というのは、今度森林組合の合併助成法が出た、それから林業信用基金法案が出ておりますが、われわれの考え方としては、農業の問題については答申がなされてそれで政府としての農業の方向づけをやる基本法ができたわけです。そうすると、農業と林業というものは、先ほどお話
○矢山有作君 今おっしゃったように、補助しない建前になっておるとおっしゃるのですが、それは地方公務員だからと、こういうことなんでしょう、おそらく、ところが、それじゃ今の法律に基づいていて、それが設置されておる、しかも地方公務員に対する給与は、これは超過勤務手当、特殊勤務手当も支給されることになっておる。それを現在の勤務の実態から見て、非常に給与待遇が悪いということがわかっておって、それを今まで補助していないから
○矢山有作君 それでは、あまり時間がないようですから簡単に要点だけあげてお尋ねしたいのです。 先ほど北村さんの質問に対する前の質問ですね、それを中心にお尋ねしたいと思うのです。 この間からの質疑を通じまして、この普及員の勤務の実態その他を調査した貸金管理研究所の調査報告というのは、これは政府当局も認めておられると思うのです。その中で現在わずかに是正されたのが、その中の一つなんです。それは今大臣がお
○矢山有作君 ちょっとお尋ねいたしますが、今の御答弁は、北村さんがお聞きになったのは二つあったと思うのです。どっちに対する答弁ですか、それをまず伺ってみたいのです。一つの問いは超過勤務、特殊勤務手当等に対して三十九年度からやってもらいたい、これに対してどうこうという問題と、それからもう一つの問いは、他の同種の職務内容を持ったたとえば開拓営農指導員に対するこの手当をここで出るわけだから、これは三十九年度
○矢山有作君 先ほどの御答弁の中に、老齢ということで給与の水準も非常に高くなっているというような意味の言葉があったと思うのですが、言葉じりをとらえるわけではないのですが、しかし、老齢であっても、そういう人たちが雇用されておるというのは、やはり勤務の性格からいって非常に高度な知識や技能を要するということです。そういう年齢の人が雇用されておるのが当然だという姿があるから、雇用されておるのじゃないですか。
○矢山有作君 ひとつ資料をお願いしたいのですが、先ほど北村委員のほうからお話があったように、農業改良普及員に類似したいろいろな普及職員が、大体林業なり、水産なり、蚕業なり、そういったものの任用の資格その他の現状を明細にしたものと、それからさらに、それらの活動状況、これを明細にした資料がほしいと思うのです。これはそれぞれ、先ほどお話にあったように、非常に近似した仕事だというのに、かなり待遇の相違もあるようですから
○矢山有作君 猟をやる人の傾向としては、生活を基礎にしてやるというよりも、スポーツとしてやる人のほうがどんどんふえていき、生活のためにやるという人はむしろ減少しているのだ、こういう傾向があるのじゃないかと思うのですが、その点はどうですか。
○矢山有作君 傾向としては、狩猟をやる人はだんだん、生活を中心にやる人よりもスポーツ化の傾向が激しいというふうにわれわれは見ておるし、聞いておるのですが、その点はどうですか。
○矢山有作君 ちょっと植月さんにお尋ねしたいのですが、今のハンターですね、ハンターの構成というのは、大体どういう状況ですか。スポーツを中心としてやるという形ですか、それと生活上猟をやるという形の方との割合といいますか、比率といいますか、そういう点はどうなっておりますか。
○矢山有作君 その場合に、こういうことも言うておるわけです。これはばからしい話ですが、事実そういうことが出ておるのですから、そして合併を混乱さしておるのですから、最初言いましたように、そのつもりで聞いていただきたいと思います。市長が執行しないでも、議長が知事のところへ言うていくのだ、そして、それに基づいて知事はやるのだ、こういうことをも言っておるわけです。ところが、私どもは、議決機関と執行機関とははっきり
○矢山有作君 「法律上疑義が多い」では困るのでして、そういうふうな場合に、県の側が、市長が執行しないからかわって合併手続を進めるんだというようなことが、法律上許されるか許されないかということを、「疑義がある」でなしに、はっきり御見解を聞かしていただきたいのです。
○矢山有作君 それじゃちょっとお伺いいたします。御承知のように、新産業都市建設促進法に基づく、新産業都市の指定基準及び当面の運用基本方針についての政府案が最近決定されたはずですが、それに基づいて、今後具体的な指定の作業に入って、五月ころに新産都の指定が実現すると、こういうことになるということを聞いております。ところが、この新産都の指定に関連して、市町村合併の問題で非常に混乱をしておる地域が出て参っております
○矢山有作君 先ほどの渡辺委員の質問を聞いておりまして一つ感じたのですが、その点で御意見をひとつお伺いしておきたいのです。 この三月の畜産物価格の審議会が開かれたときに、牛乳の需給見通しというのですか、先ほど話に出ておりましたが、それが発表されましたときには、さっきの話にありましたように十九万八千石が不足だと、こういう資料が出まして、それに基づいて、その資料をおそらく農民の方は信用したと思うのですが
○矢山有作君 今、飲用牛乳の消費の伸びの問題で話が出たのですが、これは具体的に言わなくても、もう局長御存じだろうと思うのです。というのは、私の今言っているのは、畜産局のほうから出た文書を見て言っておるので、たとえば市乳の販売価格が値上げされるとか、あるいは市乳それ自体の消費よりも、むしろ何というのですか、コーヒー牛乳的なああいうものの販売が非常に重点に置かれておったのじゃないか、こういう点については
○矢山有作君 今、局長のお話を聞いていますと、消費の伸びが悪かった、それは特に飲用牛乳の消費の伸びが悪かったということを、景気の問題や、あるいはまた天候だけの問題にされておるようですが、はたしてそれだけでしょうか。私は、やはり飲用牛乳に対する会社側の販売政策というものに非常に大きな原因があるのではないかと思うんです。その点を考えずに、ただ天候のせい、あるいはまた景気のせいだけにされて、それでむしろ今
○矢山有作君 そうすると、長官は、たしか原子力委員長でもあるはずなんで、お尋ねしたいのですが、そういうふうに地帯整備をやっていくということは、これは非常に重大な問題だと思うのですが、今後、その専門部会で、いろいろな人口分布だとか、あるいは都市計画との関連あるいはその他の道路、用排水、いろいろな問題が調査もなされ、計画を樹立されていくと思うのです。ところが、一体その水戸射爆場がどうなるかというような見通
○矢山有作君 その対象地域が決定された中に、この水戸の射爆場というものは中心的な地域として入っておるのじゃないかと思いますが、これはどうなのですか。
○矢山有作君 今、瀬谷委員のほうから御質問があったので申し上げることもないわけですが、しかしこの問題は、この間ちょっと話を聞いたのによると、原子力施設の周辺地帯の整備ということには本格的に取り組まなければいかぬ、こういうことから、何か原子力委員会の中ですか、専門部会ができた、こういうお話を聞いておりますが、この間第一回の会合が持たれたはずなんで、そのときの会合の結果はどういうふうになっていますか。
○矢山有作君 そういう見方に対して、一般の国民は信頼を置いていないと思うのです。昨年来の消費者物価の値上がりの傾向を見ましても、いつも政府はたいした影響はない、上がらない、こういつも言ってきているわけです。ところが、実際にはこうした公共料金を引き上げたときにどんどん騰勢を示しているわけですから、そういう点でもう少し詳細な検討をされて、米価の値上げという問題を慎重に検討される必要があるのではないか。そういう
○矢山有作君 そういう御判断で上げられたとおっしゃるのですが、私どもはあなたが出されておるこの資料から見て、二万五千円以下の世帯が七二%もあり、それが現在の実際の家計において赤字を出しておるということになりますというと、その上に消費者米価の値上げという負担がかかってくるわけですから、これで家計の安定を害さないという考え方は成り立たないと思うのです。それともう一つは、この消費者米価の値上げがなされたわけですが
○矢山有作君 ちょっと一、二お伺いしたいと思います。 先ほどいろいろとお話が出たのですが、その中で大臣は消費者米価の値上げは現在の家計費の動向からして、家計の安定を害することはない、こういう考え方に立って値上げに踏み切ったのだ。これが一つの値上げの理由になっておったのだと思いますが、ところが、私のほうで消費者米価に関する資料というのを米審に出されたのを持っておるのですが、これを調べてみると、現在の
○矢山有作君 これは向こうのほうは返還するのに代替地を要求しているという話ですが、実際問題として、あそこが日本の原子力センターになっていく、その過程であんなに近接して射爆場があるということが、今までの事故の状態から見ても非常にこれは問題になっているところだということはわかりきっているのです。それだけに返還要求をやっておられるのでしょうが、代替地を要求されて、実際問題として代替に応じて、じゃうちのほうを
○矢山有作君 その周辺地帯の整備をやるということになって参りますと、これは非常に国際的な関連が出てくるわけですが、むずかしい問題があそこに一つあると思います。それはこの原子力研究所の敷地に隣接してある水戸のアメリカ軍の射爆場の問題でありますが、この問題についても地元のほうからいろいろ話を聞いてみますと、これまでにこれを返還しろという要望があり、運動もかなりなされておるようですが、これの現在の状態なり
○矢山有作君 これはどなたから御答弁いただいていいのかちょっとわからぬのですが、まあ申し上げますから一番適当な方から御答弁いただきたいと思います。 ちょうど九月十一日、十二日に私も東海村に行ったのですが、原子力直接の問題ではなく、そのときに地元から陳情を受け、さらに将来の原子力研究のためにこれは考えなければならぬことだなという感じがいたしましたので、そのことをひとつお聞きしたいと思います。 東海村
○矢山有作君 憲法改正がすぐ戦争に通ずる通じないということよりも、現在憲法を変えていこう、こういう動きが非常に強く出ておるということは、あなたも御存じであろうと思うのです。特にあなたの所属されておる政党においてそういう議論が盛んになされておる。しかも、池田首相も選挙のときに憲法を変えなければならぬということを言われておるわけであって、だから戦争に通ずる通じないという問題ではなしに、憲法を変えるのか変
○矢山有作君 それではさらに重ねてお伺いしますが、私も長官のほうから、そういう正しい立場に立って科学技術の振興をはかっていこうということを聞きまして、ぜひそうあってほしいと思います。ところが私は今まであなたの言動を見る中で非常に気にかかる点が一つあります。はたして科学技術の振興がその基本理念に従って守られていくかどうかという点について、非常に危惧の念を抱くのです。それは、私はあなたは改憲論者、つまり
○矢山有作君 私は科学技術庁の新しい長官に対しましてお尋ねいたします。これから科学技術の振興に非常に熱意を持って本格的に取り組んでいこうとされるわけでございますが、その科学技術の振興ということについては、一つの基本的な理念というものがあると思うのです。科学技術の振興が正しい立場に立ってなされるということが必要だと思いますが、そういう点からして科学技術の振興に対する基本理念を長官がどういうところに持っておられるか