1995-04-25 第132回国会 参議院 建設委員会 第9号
○矢原秀男君 亀田先生にお願いしたいんですが、今回ライフラインの水、ガス、電気、通信、これが初動から応援体制まで物すごく時間がかかりました。私たちも入って市や県の防災対策にお話をしても、もう手いっぱいなんです。だから、大阪ガスだとか関電とかいっても、そこも大変。 このようなことで、土木工学の立場から、大都市において幹線的にはこういうもののラインはどうすべきである、それから枝葉に分かれる問題はというものがこの
○矢原秀男君 亀田先生にお願いしたいんですが、今回ライフラインの水、ガス、電気、通信、これが初動から応援体制まで物すごく時間がかかりました。私たちも入って市や県の防災対策にお話をしても、もう手いっぱいなんです。だから、大阪ガスだとか関電とかいっても、そこも大変。 このようなことで、土木工学の立場から、大都市において幹線的にはこういうもののラインはどうすべきである、それから枝葉に分かれる問題はというものがこの
○矢原秀男君 二点ほど質問させていただきます。 最初に、村上先生にお願いしたいんですけれども、このような大都市直下型において初動の救援対策の問題ですけれども、学校の体育館に各地区の被害の方が集積をされて集まられた。私も三日目に西宮から神戸に入るのに車で十時間かかるんですね、そのときに。 ですから、運動場の体育館に皆避難をされる、被災民が。運動場の中央部に、平素から住民に周知徹底をして、大型か中型
○矢原秀男君 季節的にも非常に懸念されますので、二次災害の起きないようにお願いしたいと思います。 今御報告いただきました河川の被害の中で、一点だけ再確認をしておきたいと思います。それは、一番被害がでっかいのは尼崎の中島川だと思っておりますが、国道二号線から堤防が四キロの被害を受けているように私の調査ではなっております。その中で、満潮時に漏水をする一キロは、堤防の亀裂が非常にでっかいわけでございます
○矢原秀男君 万全を期していただきたいと思います。 次に、関連といたしまして、兵庫県内における今回の大震災における河川の被災状況について伺いたいと思います。 直轄河川、または県の管理河川を含めて、尼崎、西宮、芦屋、神戸と大きな被害を出しているわけでございます。時間の関係上簡単で結構ですから、まずそのあらましを、被害状況、それからそれに対する対応、お答えをいただきたいと思います。
○矢原秀男君 河川法の一部を改正する法律案に賛成の立場で一点だけお伺いをしたいと思います。 この法律案については、市街化の進展、都市における計画的な治水対策、また必要な用地買収、いろいろの観点の中で進められていると思っておりますけれども、私一点だけ伺いたいのは、この河川立体区域制度の中における地下河川型、これは私考えるに土木工学の範疇であるかなと思っておりますが、二番目の建物内設置型については建築学上
○矢原秀男君 今の厚生省の法律的な立場からの見解をまとめますと、こういうことじゃないかなと思うんです。これを含めて建設省へも質問したいと思いますが、個人の資産形成への補助制度は、法律では認められていない。だから、自立の仮設住宅に対する補助は出ませんと。しかし、災害援護資金においては融資制度というものが、いわゆる三百五十万円までは保証人だけでいいけれどもそういう制度ができる、こういうことだと思います。
○矢原秀男君 それで、いろいろの諸問題があろうかと思いますけれども、一層の努力をお願いしたいと思います。 ここで問題が数点出てまいりますのは、仮設住宅の順番を待っているともう入れるかどうかわからないと。そういうふうなことで、自分の土地を持って被災をされている方は、自力でそこにせめて仮設でもつくって住みたい、こういうふうな願望と実施をしたいというふうな方々があるわけでございます。 これは建設省の住宅問題
○矢原秀男君 質問の前に、特に厚生省に来ていただきましたのですけれども、連日のテレビや関係の、きょうは建設大臣、長官も御一緒ですが、やはり大震災に御苦労をしていただいておりますけれども、私も緊急対策の措置状況については毎日県や市と連携をとらせていただいております。 一つはライフラインの対策。二番目には住宅の対策、これには一と二がございまして、一つは応急仮設住宅の建設、二番目には恒久的なそういうものを
○矢原秀男君 各省庁から伺いましたが、まとめて一番やはり建設省が大変な御努力をいただいておるわけでございますが、いまだにライフラインの各項目を中心として現地では非常に困難をきわめている、そういう個々の方々というのが現実でございます。復興に対しては各省庁に全力を挙げていただくわけでございますが、御苦労を願っております建設大臣に、ここでまた重ねて申しわけないのでございますが、この大震災に対する、復興に対
○矢原秀男君 これに関連しまして、被害総額が大体十兆円を超えるわけでございますけれども、きょうは質問の関係で各省庁に来ていただいておりますので、建設省、通産省、郵政省、自治省、四省に来ていただいておりますので、それぞれの管轄部門における総体的な被害額の状況と、簡単で結構でございますけれども、今後の対応についてどうするのかということを順次お話を伺いたいと思います。
○矢原秀男君 最初に、電線共同溝の整備等に関する特別措置法案について質問したいと思いますが、賛成でございますので、その立場から質問したいと思います。 まず最初に、関係の各省庁も来ていただいておりますので、今回の一月十七日の阪神・淡路大震災に対して、人的にも財産的にも大きな被害を受けたわけでございますが、種類は今回のしようとするものとは違うわけですけれども、共同溝がこの阪神間にも設置をされていたわけでございますが
○矢原秀男君 私は、ただいま可決されました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会、日本共産党及び新党・護憲リベラル・市民連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講じ、その運用について
○矢原秀男君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました阪神・淡路大震災の復興に関する緊急特別立法に対し、若干の質問を行います。 具体的な質問に先立ち、去る一月十七日未明、五時四十六分、直下型大地震で亡くなられた五千三百七十八名を超える方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。また、御遺族の皆様に慎んでお悔やみを申し上げます。 そして、焼失家屋七千四百五十六戸、倒壊家屋十四万四千三十二戸の御家族
○矢原秀男君 また、私これを比較するのは余りうれしくないんですけれども、主要国のノーベル賞受賞者、これ自然科学部門だけを資料としていただいたわけなんです。日本が五人、アメリカが百七十人、ドイツが六十人、フランスが二十四人、イギリスが六十六人、その他の国で九十九人、合計四百二十四人というのが受賞者の数ですね。 これを戦後と最近というように分けて見ますと、戦後一九四六年から一九九四年、日本で五人、アメリカ
○矢原秀男君 長官、今答弁いただいたわけでございますが、やはりこの研究水準の日米、日欧比較の中で、日本は今申し上げた具体的な四関係でも非常に低い。ヨーロッパとでは、今お話伺いましたように、情報・電子系の科学技術では日本が優位に立っているようでございますけれども、資源の少ない日本の国で、やはり技術を中心として教育から産業、そうして世界に貢献すると、そういう立場から見て、昔のGNPでいきますと非常に高い
○矢原秀男君 公明党の矢原でございます。 長官の格調高い所信表明の中から六点ほど選んで質問したいと用意をいたしております。時間の都合と重複等もございますので、一つ一つをこなしていきたいと思います。 私、用意いたしておりますのは、先ほどからも同僚委員の皆さんからお話がございますように、第一点は科学に対する人材という問題、第二点は八GeVの問題、第三点は重粒子に関するがん治療の今後の問題、第四点は太陽
○矢原秀男君 第三問でございますけれども、これも局長にお伺いしたいと思います。 諸外国の年金制度を見ておりますと、国との関係ですから農林には関係は間接的かな、ちょっと距離があるかなと思いますけれども、しかし、私ずっと主要諸外国を見ておりますと、供給カロリーベースの食料自給率が一九八八年、ドイツで、西ドイツのときですが九四%、フランスが一四三%、そしてスウェーデンで八六%、ちょっと年度は一年おくれておりますが
○矢原秀男君 どうか頑張っていただきたいと思います。 第二点は、東経済局長に伺いたいと思いますけれども、年金改正の全体像についてと、それに関連する平成五年十一月十六日の「制度改革に向けた取りまとめ」の概要として、農林年金制度に関する懇談会が有識者で行われておりますけれども、具体的な数点を出してそれらの内容等を伺いたいと思います。 年金改正の全体像については既に御承知のとおりでございますけれども、
○矢原秀男君 数点にわたり質問させていただきます。 まず、大臣にお伺いをいたします。 基本的な問題でございますが、二十一世紀は長寿社会でございますけれども、これは若年も老年も活性化、輝きに向けていくような社会でなくちゃいけない、こういう観点から昨日大臣の提案理由を伺っておりまして本当に同感をいたしたわけでございますが、二十一世紀を展望する農林漁業団体職員共済組合制度全般にわたる必要な見直しに非常
○矢原秀男君 公明党の矢原でございます。 まず、竹内先生に一点お伺いしたいんですけれども、三番目の「福祉の拡充等の効果」で医療の四点を挙げていらっしゃいますけれども、確かに院長が今は経営専門家にならざるを得ない、もう借金で病院倒産というような形も出てくるんではないかなと思うんですが、薬の宅配便の利用、漢方の保険化、こうありますけれども、薬剤が非常に高いためにという苦悩を持っているのでございますが、
○矢原秀男君 叶参考人と中条参考人にお願いしたいわけです。 中条参考人の「豊かな暮らし」、「独身A君の一日」、「既婚者のB氏の日曜日」、こういうことで規制の影響と規制制度というものを拝見しながら、消費者、生活者重視への競争政策の政策転換についてはやはり力を入れなくちゃいけないなと私も思っているわけでございます。 なぜ規制緩和が進まないのかという問題の中で、一つは官僚行動様式、役所間の権限争い、二番目
○矢原秀男君 どうか頑張っていただきたいと思います。 質問の第二でございますけれども、公的規制緩和の問題についてでございます。 この公的規制という問題の中には、法令上の定義はないと思いますけれども、昨年六月の行革審第三次答申、これにいろいろと定義をされておりますけれども、公的規制の見直しの必要というものはやはり国民生活の立場、そして経済活性化の立場、いろんな形の中で今必要になっております。 そういう
○矢原秀男君 ひとつよろしくお願いしたいと思います。 この問題に対して具体的な点を当局の方へちょっとだけお伺いしてみたいと思います。 一つは、具体的な問題でございますのでJR関係だけにとってみたいと思いますが、交通体系を構築する上での問題点として当局でもいろいろ検討をされておると思います。一つは需要の予測、二番目にはネットワークポリシーの確立、三番目は異種機関の組み合わせ、四番は旅客と貨物の組み
○矢原秀男君 まず、四点にわたりまして簡単に質問させていただきたいと思います。 まず最初の第一点は、運輸大臣も政策のすばらしい方でございますのでお伺いをするわけでございますが、二十一世紀における総合交通政策というものを長い間、当委員会でも国会でも論じてきているわけでございますけれども、非常にスピードの速い国際社会、国内、そういうふうな問題に対して非常に財源の巨大なものがかかるわけでございますからなかなか
○矢原秀男君 本日は、参考人の皆様には、御多忙中のところを御出席賜りまして、本当にありがとうございました。時間の関係もございますので、数点にわたって質問させていただきたいと思います。 まず最初に、参考人の皆さんから先ほどお話を伺いました私の所感というものを申し述べたいと思います。 四人の参考人の皆さんのそれぞれのお立場から、経験豊かな、御苦労されたお話を伺いました。消費者の立場から見て、国民の立場
○矢原秀男君 フランスの「ラベル・ルージュ制度の概要」というものを見ておりますと、「目的」は「食料品の品質を保証すること等による消費者の保護、生産者の収入の改善及び地方産品の販売推進による生産者の努力の促進並びに食料品の多様化の推進を図ること」ということで、一九六〇年に制定されております。「認証の仕組み」、「対象食料品」とございますが、大体向こうでは二百五十四ラベルぐらいを対象の食料品としているようでございます
○矢原秀男君 今答弁を伺いましたが、規格制定までの手順というのは非常に厳密になっておりますので、優秀な方々で、本当に安心していいんではないかなと今組織図を見ているわけでございます。 問二でございますけれども、有機農業の推進、充実、そういう将来方向についてでございます。 欧米と日本とではどのような相違や共通点があるのかなというふうなことを私は始終考えているわけでございますけれども、皆さんの現状分析
○矢原秀男君 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律、JAS法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。 改正の趣旨については、私もかくなければいけないなという同感の気持ちでいっぱいでございます。いわゆる豊かでゆとりのある国民生活の実現が現下の政策課題となっております。当然のことだと思います。食生活についても、一つは量から質への志向、二番目には健康について心配をしていく
○矢原秀男君 この点、本当に真剣に生きていくように取り組んでいただきたいと思います。 この担い手の関係で最後に大臣にお伺いをしたいんですけれども、今申し上げました、農業を支えていただいた今の高齢者の方に対するきめ細やかな、本当に生きがいを持って農業を守っていただく一つの政策、そして若い人の後継者の問題、これは今答えていただきました。 もう一点は、参考人の方もきのうお見えになって言っておりましたけれども
○矢原秀男君 この統計の長期的な推計によりますと、基幹的な農業従事者の五三%が六十五歳以上の高齢者の方々という予測というものが出ております。これがまず一つですね。高齢者の方はやはりすばらしい技術や経験やいろんなものを持っていらっしゃいます。この本当に日本の国に貢献をされた農業の担い手というのは、戦前戦後青年時代の方であって、今農業で高齢者の方々だと思うんです。そういう方の多年の経験というものを私は生
○矢原秀男君 まず第一点は、日本農業における担い手、すなわち後継者の問題について質問をしたいと思います。 既に関係者の方々も認識をされているわけでございますけれども、この農業従事の労働力不足の時代に対していろいろの観点から分析もされております。例えば、日本農業の担い手の労働力が量的だけでなく質的にもますます脆弱化しているという現実に、農業政策の将来にどう対応していくか、こういうふうな問題。そしてまた
○矢原秀男君 今後の問題になりますけれども、やはり陸上と同じように、非常に多くのこういうふうな過剰的なものになりますと、今後やはり問われていく問題は、車と同じように総量規制というものを、たとえ海であったって航行の限度があるわけですから、隻数の総量規制というものはどういうふうなものなのか。メーカーに対してはどういうふうに指導するのか。そういう問題が将来は起きてくると思うんです。 そうしてきて、なおかつこういうふうに
○矢原秀男君 午前中から先ほどまで、いろいろ私が質問したいことも重複しておりますので、ちょっと角度を変えてまた質問させていただきたいと思います。 今、提案の経緯を伺いますと、「船舶安全法においては、船舶の堪航性及び人命の安全を保持するために、船舶の構造・設備についての安全基準を定める」、そういう底流の中に、「船舶がその安全基準に適合することについて検査を受けなければその船舶を航行の用に供することができない
○矢原秀男君 船舶安全法の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。 まず、今回の改正に至る経緯について伺いたいと思います。
○矢原秀男君 この問題については、国土庁長官を本部長として、農水省や建設省、二十四省庁に広がっているわけですから、非常に大規模な大変な対応というものを一生懸命政府がしていらっしゃるなということを実感として感じるわけでございます。 この件で農水大臣にお伺いをしたいんですが、私も個人としては、大きな災害等では大概この十数年間全国を走り回って、現地を見ながら対策のいろいろな面でも動いておりますけれども、
○矢原秀男君 被害の実態と対策も講じる、こういうお話でございますが、農水省専門の立場としてさらにもう少し具体的にお答えをしていただきたいと思います。
○矢原秀男君 まず、お伺いいたしますけれども、雲仙・普賢岳の土石流等による農林水産関係についていろいろと被害が出ているようでございます。このことにつきましては、四月二十八日と二十九日と五月二日に発生した雲仙・普賢岳の大規模土石流の被害対策、こういうことを検討する第十回災害対策本部会議が七日に国土庁で開かれております。 私も心配をしているわけでございますが、農林漁業の再建問題というのは大きな現地では
○矢原秀男君 とにかく本当に魅力のある農業というものを、特に後継者の皆さん方が本当に他産業よりも将来希望があるなど、こういうことが基本的な大きなものになるんではないかなと思っております。 次に質問を申し上げたいのは、いろいろと新しい政策に対して政策理念というものが、本当に、あっ、これだなというふうなものがちょっと薄いんではないかなという、そういう声が非常に大きいわけでございますけれども、大臣として
○矢原秀男君 確かに今大臣がお話しになりました面が非常に大きい現象だと思うわけでございます。 先ほど大臣もお話しありました高齢化の問題も非常に大きな課題になってまいりました。また、高地における耕作地の放棄という十五万ヘクタール強、これが土地持ち非農家の所有する耕作放棄地を含めますと約二十二万ヘクタールに達しております。こういう問題も、後継者の問題、それから土地持ちの非農家の所有する耕作放棄地の問題
○矢原秀男君 今回「新しい食料・農業・農村政策の方向」についての農林水産省の政策というものが発表されまして、内外にも非常に大きな反響を呼んでおりまして、そしてまたその政策につきましても、将来の農業展望という非常に一面では大きな希望を見出していらっしゃる農村の方、また逆にその大きな影響をいただく消費者の皆さん方も期待をされていることも事実でございます。 そういう意味で順次質問してまいりたいと思いますが
○矢原秀男君 今ECから平成二年に、米国からは去年でしたか、一九九二年と思いますけれども、 外国からは国際法によってというお話がございますが、製造年月日プラス賞味期限というものをつけてほしいという要望なのか日本で農水省で今農林規格がございますけれども、そういうものに対する製造年月日を外して賞味期限だけにしてほしいと言っているのか。今申し上げたように製造年月日と賞味期限というものを一緒にきちんとしてほしいと
○矢原秀男君 厚生省にもう一つお願いしますが、今お話がございました食品衛生法の表示の基準第十一条を言われたと思います。これには規則第五条というものも含めた中で、安全とか国民の皆さんに責任を持つ立場の法的なものが明示をされて、これに対してメーカー側も流通側も遵守をしていると思うわけでございますが、厚生省の方にお尋ねをしたいのは、食品の日付表示に関する検討会の設置並びに御討議もされているようでございますけれども
○矢原秀男君 ただいま平成五年度農林水産予算の御説明を大臣から伺ったところでございます。 平成五年度農林水産予算の概要説明を伺いながら、あらあらをちょっとまとめておりますと、農林水産予算の総額、関係省庁分を含めて三兆三千六百八十億円。内訳は、公共事業費が一兆八千二百二十六億円、非公共事業費のうちの一般事業費が一兆二千三百四十一億円、食糧管理費が三千百十三億円、そのほかにNTT事業償還時補助分として
○矢原秀男君 今お話しございましたような牛肉・オレンジ、日米合意による急激な自由化の波、自由化に対する免疫性のない我が国が牛肉やオレンジ農家に壊滅的な打撃を与えたのは事実でございます。米国との交渉の最終段階において米国の圧力に屈し、非常に抵抗してもやむを得なかった。こういうふうなことで、きょうも農水大臣を送り出す立場において二度と同じような轍を踏んだらいけない、こう思うわけでございます。 私もかつて
○矢原秀男君 この問題は非常に日本海沿岸としては大きな期待を持っておりますので、当省庁においてもやはりいろいろな面で今後とも政策立案をして努力をしていただきたいと思います。 次に、きょうも午前中からガット・ウルグアイ・ラウンドの問題について農水大臣や皆さん方に委員の皆さんから御質問されておりますけれども、きょうは農水大臣がアメリカに向かって行きましたが、午前中から重複した話になりますけれども、私も
○矢原秀男君 まず最初にお伺いしたいことは、この二十一世紀以降日本海時代と言われているわけでございますが、なかなか関係各省庁それぞれの政策があるわけですけれども、非常に顔が見えない現況にございます。 先般も別な委員会で、富山、金沢、新潟、こういうところは空の場合はソ連との電波の競合の問題、そうしていろんな文化交流の問題、いろいろあるわけでございますが、特に私がきょうは質問したいのは、山口県、島根県
○矢原秀男君 「全国のイベント開催状況」という資料を拝見させていただいておりますと、「地域イメージ・観光宣伝」は四千六百七十六件で三一%、そして「伝統行事・祭事」については二千八百五十六件で一九%、「教育・文化振興」は千九百七十五件で二二%、「スポプッ」が二千百四十五件で一四%、「コミュニティ育成」が千百五十二件で八%、「科学技術・産業振興」が千百八十件で八%、「健康環境問題等意識向上・啓蒙」が七百六十一件
○矢原秀男君 先ほども大臣の答弁ございましたように、確かに国際化の観点から、またイベントという率直な面からいきますと思い切った手を打たなければいけない、観光という面から。また反面では、文部省を中心とするように、地域の歴史や芸能、文化、こういうものをより精度深く歴史的に表明をしていきたい、その間のいろんなプラス・マイナスというふうな苦しみも御答弁されておりました。 私、こうなってまいりますと、一つだけちょっと
○矢原秀男君 重複すると思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、本法律案の提出されました中身は、地域の伝統的な芸能、二番目には風俗慣習を主題として活用行事を実施する。そういう中で地域の活性化、また大きくは国際相互理解の増進等、こういうことを図ろうとされる趣旨だと思いますけれども、改めまして提案の経緯、そして法案の要旨等を簡単にお伺いしたいと思います。