○公述人(真渕勝君) 率直に言ってしまえば、やってみないとわからないということになるんですが、全体の理解としましては、現在の一府十二省体制というのができましたのは一九六〇年ですか、それ以降、府、省のレベルでは全く変化がなかったわけですけれども、かといっていろんな新たに生じる問題とか課題について組織的な対応をしなかったかというと、そうではないですね。 要するに、大臣庁をつくっていくというのが非常に組織的
○公述人(真渕勝君) 大阪市立大学の真渕でございます。 本日はお招きにあずかりまして、どうもありがとうございます。早速始めさせていただきます。 行政改革と一口に申しましても、民営化や民間委託あるいは独立行政法人化のような問題と、省庁再編のような問題とは、根本的な違いがあると思います。 前者の問題の場合には、因果関係に関する一応の見通しがあります。すなわち、市場メカニズムを導入すれば効率的にサービス