1948-12-07 第4回国会 衆議院 予算委員会 第5号
○益谷國務大臣 地盤の自然沈下については、從來とても政府においてわずかでありますが補助をいたして参つた箇所があるのであります。この問題が特に重要な問題になつて参りましたのは、御承知の通り南海震災以後であります。この沈下に対しては御承知の通り、本年度これが約三億と記憶いたしておりますが、それだけの費用を出して、とりあえず沈下した、あるいはくずれた海岸堤防に対する処置をやつたのであります。これは大体八億三千万円
○益谷國務大臣 地盤の自然沈下については、從來とても政府においてわずかでありますが補助をいたして参つた箇所があるのであります。この問題が特に重要な問題になつて参りましたのは、御承知の通り南海震災以後であります。この沈下に対しては御承知の通り、本年度これが約三億と記憶いたしておりますが、それだけの費用を出して、とりあえず沈下した、あるいはくずれた海岸堤防に対する処置をやつたのであります。これは大体八億三千万円
○益谷國務大臣 お答え申し上げます。先ほどお答え申し上げた際には、かりに五十万戸ずつ計画いたしましてもという前提であります。資材等の関係も、御承知の通り從來よりはややよくなつて参つております。それでその資材等を勘案いたしまして、できるだけ多くの住宅を建設する計画を立てて行きたいと思うのであります。特に都市における勤労者階層を目標とする庶民住宅と、國家再建のために重要生産に携わつておられるところの労務者
○益谷國務大臣 ただいまお話になつた通りであります。本年の住宅調査の結果、御指摘の百三十七万戸という数字になつているのであります。しかしながら許可のない分も相当あるように見積つております。從つて百三十七万戸を上まわつているものと思います。もとよりただいまの話は九月末までの計算でありまして、現在においては相当数の増加があると見込んでおるのであります。それにいたしましても建設省としては、住宅の不足数は今日
○益谷國務大臣 お答え申し上げます。本年の國勢調査によりますると、戰後現在まで約百六、七十万戸と記憶しておりますが、住宅が完成いたしたのであります。しかしながらなお建設省といたしましては、三百八十万戸の不足があると推定いたしております。從つて年々五十万戸の家をつくるといたしましても、御承知の通り自然滅失あるいは火災等に相当数を見込まなければなりません。從つて五十万戸ずつつくる計画を立てましても、今後十二
○國務大臣(益谷秀次君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。はつきり聞き取れなかつたのであれまするから、あるいは間違つたことを申し上げるかも存じません。訂正をしていただきたいと思います。 〔議長退席、副議長着席〕 災害復旧は、もとより急いでやらなければなりません。同時に、この災害を防ぐために、治山治水の方面においては、しつかりした政策を立てなければならないのであります。ただいまの御質問は、
○國務大臣(益谷秀次君) ただいまの御質問は、引揚者厚生援護に関する御質問と聞いたのであります。引揚者の住宅については、厚生省の所管で取扱つておるのであります。私の所管ではないのでありますが、ただ一般庶民に対する住宅問題については、今日もはや刻下の重大な政治問題の一つとして取上げて、強力にこれを推進して行かなければならぬと存じておるのであります。今日最も住宅難に悩んでおられるのは、都会の勤労者の階層
○國務大臣(益谷秀次君) 只今の御質問にお答をいたします。 第一点は災害対策に対する総合計画の樹立を要望いたされた趣旨であると拜聽いたしたのであります。この点は國会において強い御要望があり、政府におきましても、特に建設省といたしましても、総合計画を樹立して、そうして根本的に災害対策を樹立いたさなければならんという考えを以て、この方向に今努力いたしておるのであります。これには申すまでもなく、國会における
○國務大臣(益谷秀次君)(続) 産業の復興を阻害することがまことに甚大でありますることは、眞に遺憾のきわみと存ずる次第であります。政府は、この災害に対し、公共事業費の支出及び事業資金の貸出等によつて緊急措置を講じて参つたのであります。しかしながら、緊急措置は應急措置であります。一日も災害の復旧をゆるがせにすることはできません。政府におきましては、一日もすみやかに災害を復旧いたして、國民の熱烈なる要望
○國務大臣(益谷秀次君) 昨年の豪雨、台風による災害復旧のいまだ半ばにも達せざるとき、本年はまた、春の雪解け出水による災害発生以來、各地に記録的豪雨の襲來がありまして、七月にはまた北陸地方に震災が突発いたし、九月にはアイオン台風の襲來があつたのであります。このために、全國四十六都道府縣の廣範囲にわたつて、昨年の大災害以上の災害が発生いたしたのであります。ために、御承知のごとく多数の人命を失い、家屋、
○益谷國務大臣 ただいま私の手元にあります資料には、昭和二十三年度直轄河川災害(融雪災害)復旧費追加要求内訳といたしまして、河川ごとの昭和二十三年度の要求額が記載されておりますが、それは相当廣範囲にわたり、かつ要求額も多岐にわたつておりますので……。
○益谷國務大臣 昨日政府委員より詳細に説明をしたことと思いますが、建設省として予算化するための要求につきまして申し述べます。 昭和二十三年は、三、四月頃から東北、北陸地方の融雪による水害を初め、六、七月と連続して局地に記録的豪雨の襲來があり、また七月には北陸地方の震災の突発があり、さらに九月にはアイオン台風の襲來がある等、被害地方は香川縣を除く四十五都道府縣に及び、被害復旧見込総額は四百五十億円と
○益谷國務大臣 はつきりした数字は私記憶いたしておりませんが、これは建築の方の係の者から後はどうでも調査いたしてお答えいたすことにいたします。
○益谷國務大臣 これは個人の住宅のことと承知いたします。七月の北陸震災の際は、政府は縣に融資いたしまして、縣がまた各個人に融資をいたしたのであります。そうして相当の補助金も出したように存じております。しかしながら水害その他の災害のような場合には、特に個人に対しての金融の道は今開かれていないのであります。これについては建設省といたしましても非常に頭を悩まして、寄り寄り現に研究をいたしておるのであります
○益谷國務大臣 今回建設大臣の重任を拜しまして、微力ではございますが、何分よろしく皆さんの御援助をお願いいたす次第でございます。 本年の三、四月ごろから東北、北陸地方に雪解けがありまして、これに水害を伴つたのであります。次いで六、七、八月ごろには局地的に記録的大降雨がありました。また七月には北陸の震災が突発いたしました。さらに九月には御承知のようにアイオン台風の襲來があつたので、昨年の大水害の復旧
○益谷委員 椎熊さん、私の方の中野寅吉君が御承知の通り自由党へ行かれた。今日最も重大な通信委員を背負つていかれた。これの解決がつかないから、これは委員方で考えたいといつたが、本人の同意がないのでやめません。それが整理がつけばいいのですが……。
○益谷委員 もう少し速記をとらないで、懇談でやつてください。