1986-10-20 第107回国会 衆議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第7号
○皆川文次君 鈴木先生が言われるように、分布というかシェアはそういうことでありましょうが、私は一社でなければならないということを直截的には申し上げておりません。とにかく北海道を新しい別会社として、経営の存立基盤というものが今見通せるかどうかということでは不安であるということ。 それから、社会党が出されておりますところの一社案というもの、それは問題は経営のやり方だと私は思います。先ほど申し上げましたように
○皆川文次君 鈴木先生が言われるように、分布というかシェアはそういうことでありましょうが、私は一社でなければならないということを直截的には申し上げておりません。とにかく北海道を新しい別会社として、経営の存立基盤というものが今見通せるかどうかということでは不安であるということ。 それから、社会党が出されておりますところの一社案というもの、それは問題は経営のやり方だと私は思います。先ほど申し上げましたように
○皆川文次君 お答えいたします。 確かに、域内流動実態は九八%ぐらいであることは承知をいたしております。しかし、経営でありますから、そういう域内の人員の流動実態を踏まえながらも、経営の基礎条件として収入、あるいは収入と費用の関係のバランスがとれなければ、経営が成り立たないわけであります。したがいまして、今まで言われている案及び計画の中では、私も申し上げましたように、改めて民間の活力を導入して私鉄並
○皆川文次君 今日の危機的状況にある国鉄の改革の必要性については、常識に照らしてほとんどの人が疑問を持つことはないと思います。しかし、改革の理念とその手段については意見の違いがありましょう。 私は、国鉄の改革について、理論的にも実践的にも一私的企業的な赤字解消策に陥ってはならないこと、そして将来社会の鉄道の役割をはっきりさせて、総合的な交通輸送体系形成を志向するという視点に立脚すべきであることを主張