○説明員(番徹夫君) 援助の内容は、大別いたしますと、商品援助と技術援助の二つになっております。それで、アメリカ側の要請は、具体的な条件は述べておりません。ただ現在事務当局の間で検討中でございますが、長い間ベトナムは戦乱の地でありましたので、民生上非常に困難な状況があると考えられますので、この軍事援助とかそういうものではなくて、人道的な見地から民生の安定のためというようなことで、何か援助を供与しなければならないという
○番説明員 この問題につきましては、きわめて機微な政治的な判断を必要といたしますので、私がここでどのような方針であるかということにつきましては、はっきりと申し上げることができないわけでございますが、いま総務長官がおっしゃいましたことが、大体の現在政府で考えられていることであると確信いたします。
○番説明員 いまの御質問に対してお答えさせていただきたいと思います。 さっきも申し上げましたように、一昨々年の十一月の二日に向こう側から提案されたのでございますが、これは沖繩の生活水準を向上さすというきわめて重要な問題でございますので、アメリカ側も非常に慎重でございます。これは協議委員会と技術委員会のいろいろの権限のことにつきまして論議する場合にもこれが早急に粗雑にできて、そうして一年か二年たってまた
○番説明員 外務省参事官の番でございます。いま日米協議委員会でなぜ施政権返還を打ち出さなかったか、この問題につきまして御質問があった趣でございまして、この経緯につきまして御説明さしていただきたいと思います。 これは一昨々年の十一月二日にアメリカ側から協議委員会と技術委員会の設置につきまして提案がありました。自来一年有余の間、アメリカ側といろいろと交渉をいたしております。それで、この日米協議委員会の
○番説明員 お答えさせていただきます。 今の御質問には二点ございます。最初の一点は、覚書及び覚書の細目に関することであると考えます。二十七年度の覚書は昨年の十二月に日米合意に達しておりますので、これは問題がございません。現在は、先般特連の方からの御要請によりまして、実施細目のことにつきましてアメリカ側と協議中でございます。これは三十七年度の予算に関することでございますので、できるだけ早く合意に達しようと
○説明員(番徹夫君) 平和条約によりまして、アメリカ政府は施政権を沖繩に対して行使する権利を保有いたしておるのでございます。したがいまして、日本の法律は当然には沖繩のほうに適用されないのでございます。したがいまして、沖繩に援助を供与する場合には、アメリカ側と協議いたしまして、その協議に基づきまして援助を供与することになっております。したがいまして昨年度の援助は、アメリカ側との協議によって約十億円を供与
○説明員(番徹夫君) 沖繩の援助に関しましては、アメリカ側と毎年協議いたしております。その協議に従って援助を供与いたしております。
○説明員(番徹夫君) そのことは帰りまして農林省の人たちと話をいたしまして、何分私そのことに関しましては全然素人でございまするので、そういう説明はいたしておりません。
○説明員(番徹夫君) これは去年いろいろと農業の技術協定のことに関しまして向う側と話をいたしまして、その結果といたしまして、今年初め頃外務省の者が随伴いたしまして、米の生産の技術者が参りまして、セイロンの米の増産のことに関しまして、どうすれば具体的な効果が挙るかということを研究に参りました。それで、そのときに農林大臣と話合いまして、三名近くセイロンから日本の耕作方法を学ぶために来ることになつております
○説明員(番徹夫君) 市場第一課長の番でございます。私は一九五一年の正月から、約二年間ほどセイロンにおりましたのですが、そのときに見たことを申上げたいと思います。 先ず私参りまして非常に驚きましたことは、所得に対する食糧品の比率が六三になつておりますが、これは非常に高い数でございまして、日本では大体今のところは五〇以下ではないだろうかと思いますが、これはどうしてそんな高い係数を持つているかということは