1983-03-25 第98回国会 参議院 大蔵委員会 第9号
○参考人(畠山武道君) 御質問は二点だったというふうに存じます。 一点目は、先ほど私、多少述べましたけれども、生活保護基準と課税最低限の問題でございますが、これは一応先ほど述べたとおりでございます。 生活保護法は、生活保護基準のあり方を定めておりますが、それによりますと、十分なものでなければいけないけれども高くてもいけないというふうに書いてありますので、どうも勝手に高くすることも実は法律上許されないわけでございます
○参考人(畠山武道君) 御質問は二点だったというふうに存じます。 一点目は、先ほど私、多少述べましたけれども、生活保護基準と課税最低限の問題でございますが、これは一応先ほど述べたとおりでございます。 生活保護法は、生活保護基準のあり方を定めておりますが、それによりますと、十分なものでなければいけないけれども高くてもいけないというふうに書いてありますので、どうも勝手に高くすることも実は法律上許されないわけでございます
○参考人(畠山武道君) それでは私のわかる範囲でお答えさせていただきます。 まず、一般減税の問題でございまして、財源がない、あるいはいまのように巨額の赤字を抱えていてこれ以上どこから減税なんという話が出てくるのだということが、政策の選択の問題あるいは政治的な判断の問題としていろいろ言われております。私もよくわかりませんけれども、そういう政策絡みの問題としてそういう問題が最も深刻だということは、そのとおりでございますと
○参考人(畠山武道君) 私は法律学を専攻してお りますので、もっぱら税法の条文の解釈ということを商売にしております。そういうわけで余り租税政策論とか制度論は得意ではないのでありますが、今回御指名でございますので、ふだんから税法の条文を眺めていて感じたことを述べさせていただきたいと思います。 論点は二つでございます。一つは租税特別措置一般に関すること、もう一つは減税問題、特にサラリーマンの税負担という