1999-12-10 第146回国会 参議院 経済・産業委員会 第5号
○畑野君枝君 禍根を残さないようにしっかりやる必要があると思うんです。 同時に、判断されなかった場合でも、心配だという方たちにとってもさらに引き続き責任を持った体制を維持していく必要が私はあると思います。ぜひやっていただきたい。 それから、風評被害の問題です。お話がございました。これに対しては、もう本当に地元は深刻です。実際倒産も出ているわけです。しにせの旅館もこれでばったりキャンセルで客が来なくなってつぶれてしまった
○畑野君枝君 禍根を残さないようにしっかりやる必要があると思うんです。 同時に、判断されなかった場合でも、心配だという方たちにとってもさらに引き続き責任を持った体制を維持していく必要が私はあると思います。ぜひやっていただきたい。 それから、風評被害の問題です。お話がございました。これに対しては、もう本当に地元は深刻です。実際倒産も出ているわけです。しにせの旅館もこれでばったりキャンセルで客が来なくなってつぶれてしまった
○畑野君枝君 今把握できているのは九十三名だということですね。そして、今後も調査をしていくというお話でしたけれども、それでは、現在被曝したと判断された、あるいは今後新たに判断された場合に、長期にわたる健康管理、またその費用はどうされるおつもりか、もちろん前提はプライバシーを保護するということですが、医療など支援の責任を果たすべきだと思いますが、いかがですか。
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 きのう十二月九日に、東海村のある茨城県議会で、全会一致で国に対する意見書が採択されました。その中身というのは、「東海村核燃料加工施設臨界事故に係る被害者救済及び原子力安全対策の充実・強化を求める意見書」でございます。 そこでは、「去る九月三十日、株式会社ジェー・シー・オーの東海事業所において発生した事故は、我が国初の臨界事故となり、周辺住民を危険
○畑野君枝君 長官、今のでは防災計画はないわけです。だって、大綱というのは調査をするということですから。事故が起こり得るという前提でこういう対策を強めていくという立場はおありなんですか。
○畑野君枝君 また、長官あてに、十一月十九日ですけれども、神奈川、沖縄、東京、埼玉、千葉など基地を抱える十四の都道県知事連絡協議会の米国原子力軍艦の放射能事故対策についての緊急要望が出されております。この点では、事故対策は全く不十分で、新法の対象とするか、新法を適用した場合と同様な効果が生じる方策を早急に講じられたい、こういう要望でございますが、今後こうした要望にどのようにこたえていかれる決意ですか
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 中曽根科学技術庁長官に、十月二十八日、アメリカの原子力軍艦が寄港する港湾の地元である横須賀、佐世保の市長から要望書が出されております。東海村の事故を契機に、原子力軍艦の寄港に関する市民の不安がさらに高まりつつある、こういうふうにも述べられておるわけですが、地元のこうした心配について、長官はどのように受けとめていらっしゃいますか。
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 上村先生、岡沢先生、きょうは本当にありがとうございます。 私も調査団の一人としてフランス、スウェーデンを初め伺ってまいりました。しかし、本当に短い時間でしたので、その一端をうかがい知るということでございまして、長い期間にわたって研究をされているお二人の先生のお話を伺って、大変きょうは参考にさせていただきました。 それで、私、何点かお二人の先生に
○畑野君枝君 そういう点で、内心の自由を守るということが今度の国会でも論議をされておりますけれども、先ほど先生は一九四五年というその年で大きく変わったんだというお話をされました。この内心の自由を守るということがなぜ大事なのか、その点ではどのような歴史的な経過があるのかということも含めてちょっと伺いたいと思うんですが。
○畑野君枝君 きょうは、高橋先生、堀尾先生、どうもありがとうございます。 高橋先生から国際的なマナーというお話がございました。それで、あわせて堀尾先生にその国際的なマナーということでも伺っておきたいというふうに思うんですが、外国の国旗・国歌をどう尊重するか、また自分の国の国旗・国歌への尊重をどうするか、こういうことではどのようにお考えでしょうか。堀尾先生に伺いたいというふうに思います。
○畑野君枝君 では、今度はこの写真を見てください。 これはことしの京都のある小学校の卒業式の写真です。ステージの正面に日の丸が掲げられております。昔のではなく、ことしの写真でございます。 私は、大臣のおっしゃった楽しく愉快にという卒業式ではなくなっているというふうに思います。なぜこういうふうに京都でなっているか。教育委員会が五点セットなるものを押しつけているからです。 一つは、対面式はだめ。二
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 先日、入学式、卒業式について、有馬文部大臣は、荘厳で清新、そして楽しく愉快にとおっしゃいました。私は大臣が楽しく愉快にとおっしゃったのを聞いて大変ほっとしたわけでございます。 皆様のお手元に資料を配らせていただいておりますけれども、パネルにいたしましたこの写真を見ていただきたいと思います。(資料掲示) これは十三年前の京都市のある小学校の卒業式
○畑野君枝君 本当に会長には感謝申し上げるようないい場をつくっていただいたんじゃないかというふうに私は思いますので、会長がぜひそういう方向で頑張られるというお話もございましたので言うことないんですが、清水先生が今おっしゃったことで、私も子供の健全育成の問題では、子供の立場からどうなのかということが、文部省の二月三日の会議録の中でも、例えば全国の小学生、中学生の立場でどうかということで、子供たちの要望
○畑野君枝君 日本共産党を代表して、意見を申し上げます。 今回の調査会として、まず中間報告をまとめるに当たって、委員の間でのこういう意見交換の場が設けられたというのは大変ありがたい、重要なことだというふうに思います。 私も会議録を一生懸命読み直させていただいたんですけれども、本当に各委員による質疑や調査会に対する意見表明というのが積極的で率直に行われているというのが記されておりまして、それをごらんくださいというふうに
○畑野君枝君 ありがとうございました。
○畑野君枝君 石井先生、どうもありがとうございました。 日本共産党の畑野君枝でございます。 私は神奈川県に住んでおりまして、横浜のベイブリッジのライトアップですとか、それから関内周辺の、特に開港記念会館のライトアップということでは大変先生にお世話になっております。 それで、開港後百四十年ということにことしなりまして、本当に既存の施設が新しくよみがえるという状況もあるわけですけれども、きょうの資料
○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。 反対の理由の第一は、本法案が大学の自治を侵害し、学長中心の新たな管理運営の枠組みを大学に押しつけるものだからです。 国立大学では、長年の慣行として、全学的な意思決定機関として評議会を、学部の意思決定機関として教授会を機能させてきました。ところが、今回の審議を通じて文部省は、評議会、教授会は
○畑野君枝君 藤井公述人も著述の中で、この朝日の記事の山口陸幕防衛調整官が、日本には膨大な社会資本がある、水、燃料、食料、輸送力など民間が協力するのであればということで、輸送などはJRや輸送会社に委託した方が効率もいい、自衛隊の負担については日本全体が防衛体制をとる、この点で意義がある、この点にも触れられていらしたというふうに思います。この点で大変な事態だというふうに現実的にはなってくると思うんです
○畑野君枝君 藤井公述人は、朝日の九八年六月二十四日の山口氏の発言に関連して、周辺事態への対応として米軍の活動に対する日本の支援について、自衛隊と民間の行う対米支援の役割を述べていらっしゃいます。 今、神奈川のことについても大変お詳しく触れていただいたんですが、横浜港に専用のバースを持つ外国船の会社がアメリカの有事の際には優先的に軍事出動に当たる、こういう契約をアメリカ政府と結んでいることが米運輸省海事局資料
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 本日は、公述人の皆さん、お忙しい中本当にありがとうございます。 私たち日本共産党は、今度の周辺事態法案及び日米ガイドライン関連法案は、戦争を放棄し、そして武力の威嚇行為を禁止した憲法九条に真っ向から反する戦争法案だと考えております。 私は、沖縄に次ぐ米軍基地を抱える神奈川県選出の議員としてお伺いしたいのですが、横須賀には米第七艦隊空母機動部隊、
○畑野君枝君 日本共産党を代表して、意見表明をいたします。 人口問題審議会では、今の出生率が続くと日本の総人口は二〇五〇年には一億人、二一〇〇年には現在の約半分まで減少していくと報告されています。このような急激な少子化は世界に例がありません。子供を産むかどうか、何人子供を産むかというのは個人の権利に属する問題ですが、日本の社会全体として異常かつ急激に子供の数が減るというのは重大な問題です。 その
○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法等の一部を改正する法律案について質問いたします。 初めに、学問の自由と大学の自治について伺います。 学問の自由とは、国民が真理を探求する自由であり、学問研究活動の自由です。日本国憲法はその二十三条で「学問の自由は、これを保障する。」と述べ、教育基本法は教育目的達成のために学問の自由を尊重すると規定しました。これは、第二次世界大戦前の我が国の教育制度及
○畑野君枝君 ありがとうございました。
○畑野君枝君 どうもありがとうございます。日本共産党の畑野君枝でございます。 まず、大淵先生にお伺いしたいんですけれども、若い人たちがなかなか結婚しないというか、結婚が遅くなっているというか、そういうお話がございました。私も若い人のいろいろな声なんかを町で拾ったという記事なんかを見ますと、将来はわからないけれども今のところしたくない、結婚すると自分の時間がなくなりそうだし、お金の心配もあるですとか
○畑野君枝君 あわせてですけれども、特に科研費の中で人文科学系の配分結果の資料をいただきました。こういう円グラフをいただいたんですが、人文科学系の場合では件数をベースにいたしますと一三・四%、金額をベースにいたしますと八・一%ということで、件数ベースですと理工系が三七・一%、生物系が四七・二%など、比べますと人文・社会科学系が大変少ないというふうな状況になっているというふうに思います。 これは、理工系
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 まず、日本学術振興会法の一部改正案に係って、科学研究費補助金について質問をいたします。 いわゆる科研費の増額というのは研究者にとっては本当に必要なことでございまして、一方で、お話にもありましたが、採択率の問題でございます。一九八八年度で二三・四%、その十年後、一九九八年度で二四・八%ということでございまして、ほとんど変わっていないというふうに伺っております
○畑野君枝君 次に、この報告書の中でメディアリテラシーの向上を初めて行政として打ち出されました。すなわち、メディアの持つ特性を理解し、内容を正しく理解する能力を身につけるというのがメディアリテラシーという新しい言葉ですけれども、これにまた、テレビと青少年への影響調査も国としてようやく行われるということで、これらの予算も一億七千万円が計上されております。 報告書でも資料として紹介されているんですが、
○畑野君枝君 NHKの海老沢会長は、この青少年と放送に関する調査研究会のメンバーでもございました。報告書の核心は、送り手である放送事業者と受け手である視聴者の相互作用の充実が重要だということだったと思います。青少年と放送のよい関係について放送業界全体が視聴者の要望、提案などを総合的に受けとめていくことが求められていると思います。 日本PTA全国協議会が、平成九年度の家庭におけるテレビメディアの実態
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 昨年十二月七日に、郵政省の青少年と放送に関する調査研究会が報告書を出しました。テレビの子供への影響調査は、これまでテレビ放送開始時にNHKが一九五七年、一九五九年に、また日本民間放送連盟が一九六〇年から六二年に行っておりますが、今回は、NHKの海老沢会長、民放連の氏家会長など放送事業者、視聴者、行政が一体となって海外の実施状況、国内の子供たちや親、
○畑野君枝君 私は、こうして教科書の予算が減額されている、もう大変な状況だというふうに思います。今、この抜本的な見直しが必要になっていると思うんですが、この原価計算というのはいつのものかを伺います。
○畑野君枝君 一方で、やはりいいものをつくるためには、安かろう悪かろうでは、私はこれは今の資本主義の世の中でいかないと思うんですね。 一九九四年の衆議院決算委員会で山原議員が、適正価格の設定に向けて価格のアップを計画的に実現すべきだと質問したのに対して、文部省として、毎年の全教科書の適正な定価改定を図るように努力をしてまいりたいと答弁されて、その結果、一九九五年は三・四%アップいたしました。しかし
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。私は教科書の価格の問題について伺います。 この四月に小学一年生になる子供たちは、歌の中にもあるように、桃の花もきれいに咲いて、もうすぐみんなは一年生と、希望に胸を膨らませています。私の子供もその一人です。そして、入学式や新学期に教科書をもらったときのうれしさというのも、多くの方が覚えていらっしゃることではないかと思います。 小中学校の教科書は無償で
○畑野君枝君 文部省から危険校舎面積について、公立学校の施設では、一九九七年で百七十万平方メートル、一九九八年で百七十二万平方メートルと伺っておりますが、県ごとの状況もぜひ今後出していただきたいと思うんですけれども、自治省の調べでは県別の調査がございます。公立高校の危険校舎面積は文部省の数字よりも多いんですけれども、この中で、東京、神奈川、千葉などでゼロなんです。ある県では調べていないのでゼロだと言
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 まず私は、学校施設の点検、改善について伺います。 学校保健法では、第三条の二で、「施設及び設備の点検を適切に行い、必要に応じて修繕する等危険を防止するための措置を講じ、安全な環境の維持を図らなければならない。」と定めております。それは、文部省の小学校安全指導の手引でも述べられているように、学校は児童の教育の場として最も安全でなければならないからであります
○畑野君枝君 ありがとうございました。 日本共産党の畑野君枝でございます。 幾つか伺いたいんですが、一つ目に、大人へのカウンセリングの話が先ほども何人かの先生から質問がありましたけれども、例えば行政としてできること、あるいは行政と民間との連携というお話がありましたので、そのあたりでもう少し具体的なお話があれば伺いたいというふうに思います。 私、住んでいるのが横浜市なんですけれども、今幼児虐待の
○畑野君枝君 ありがとうございました。
○畑野君枝君 ありがとうございました。 日本共産党の畑野君枝でございます。 今、子供の心と体の危機ということが言われておりますけれども、まず吉川先生にお伺いしたいんですが、今の子供たちの心と体の関係ですね。特に今のこの競争社会、勉強も含めてですけれども、そうしたものとストレスとの関係を含めて伺いたいと思うんです。 と申しますのは、神奈川県内で青少年の調査を一九九五年と一九九六年に二回行っているんですけれども
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。ありがとうございます。 大変貴重な御意見を二宮先生には伺いました。伺いたいのですけれども、一つは成績学歴尊重主義の問題点について先生が触れておられました。高校入試の問題なのですが、私は神奈川県に住んでいるのですけれども、公立高校は複数志願ということで、第一志望がだめですと第二志望というふうになっていくのですが、高校一年生で中途退学者が大変多い状況になっていまして
○畑野君枝君 ありがとうございました。
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 明石先生、本当にありがとうございました。三点ほどお伺いをしたいんです。 まず一つ目に、先生が戦後の子供の社会も含めた変化ということで、大変私も興味深く伺わせていただいたんですけれども、今学級崩壊ということが小学校の一年生の段階から生まれているということで、特に一九九七年から全国でそうした状況が報告されるということがありました。 私は神奈川県に住
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 経済企画庁の資料で以前女性が理想とするライフコースということで、結婚し子供を持ちながら働き続けるというのが最も高くなって三〇・二%になっているという資料を見せていただきました。一方で、出生率がなぜ少ないかという理由に、一つ目に子供の教育にお金がかかる、二つ目に仕事をしながら子育てをするのが困難だからというのが来ているという総理府の資料も見せていただいたんですけれども
○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。 もう時間があれですので、質問を幾つかさせていただきます。 まず文部省なんですが、暴力行為の調査が出ました。神奈川県が一番多くて三千百六十二件ということで、特に生徒間暴力が千五百四十三件、それから器物損壊が一千十四件ということなんですが、なぜ神奈川が多いのか、何かお感じになっている点等あれば伺いたいと思います。 私はずっと学校を見ているんですけれども