2020-06-09 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○田村(貴)委員 距離と貯水量で機械的に判断しない、これが大事ではないかなと思います。少しでもリスクがある、それが露見すれば直ちに手だてを打っていく、これが地方自治体も含めて大事なことだというふうに思います。 次の質問です。ゴー・トゥー・キャンペーンについてお伺いします。 一兆六千七百九十四億円の巨大事業に対する事務委託費が、実に三千九十五億円、しかも選定された一事業者に対して支払われる。このゴー・トゥー・キャンペーン
○田村(貴)委員 距離と貯水量で機械的に判断しない、これが大事ではないかなと思います。少しでもリスクがある、それが露見すれば直ちに手だてを打っていく、これが地方自治体も含めて大事なことだというふうに思います。 次の質問です。ゴー・トゥー・キャンペーンについてお伺いします。 一兆六千七百九十四億円の巨大事業に対する事務委託費が、実に三千九十五億円、しかも選定された一事業者に対して支払われる。このゴー・トゥー・キャンペーン
○田村(貴)委員 前向きな努力を確認しました。 それで、防災重点ため池以外でも、災害の危険に直面しているため池があるわけなんですよね。例えば、老朽化したため池が家屋から百メートルから五百メートル未満のところにある、ところが、貯水量が一千立米を満たしていないがために防災重点ため池となっていない、こんなため池が近所にあるんだけれども、心配だという声が私のもとにも寄せられました。 こうした危険に直面しているため
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 この後、起草予定のため池特措法に関連して質問します。 防災重点ため池について、農林水産省の説明では、浸水想定区域内に学校、病院など災害支援等に直接関係する施設や道路などが存在するものが約一万五千カ所、既に工事終了が六千二百、残り八千八百を十年かけて行うというものであります。 大臣、余りにも長いんではないでしょうか。想定外の大雨、洪水は、もう毎年起こっています
○田村(貴)委員 多分、引き合いも申請も多いことは間違いないというふうに思いますよ。万全の策をとっていただきたいと思います。 それでは、法案について、森林組合法の改正案についてお伺いします。 林業は、未来投資戦略、いわゆる官邸農政によって、川下の大規模な製材企業への供給を図るために、この間、短伐期皆伐の方針がとられてきています。大規模伐採が広がる中でたくさんの問題が生じています。その一つが造林未済地
○田村(貴)委員 兼業農家の農業収入が減少した、そういう事例にも機敏に対応していただきたいというふうに思います。 農水省にお伺いしますけれども、この経営継続補助金、二百億円の予算額というふうに聞いていますけれども、これ、一件百五十万円として、一万三千件分ぐらいですよね。大丈夫ですか、足りますか。足りなくなったらどうしますか。お答えいただけますか。
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 コロナ禍の渦中において、生産者が大変困窮状態にあることをたびたび取り上げてまいりました。 大臣、大分県の竹田の肉牛農家の話も伺ったので、少し紹介したいと思います。 子牛の価格が去年の五月に比べて二〇%下落、十七万円安、六十三万円になってしまった、これを機会にもう繁殖をやめようという農家が出てきそうだ、後継者のいない高齢者の農家にとっては、これは特にそうだということを
○田村(貴)委員 大事なことは、つかみ切れていないんですよ。氷山の一角なんですよ。 前回の委員会では鹿児島県の山形屋デパートの違法工事について紹介しましたけれども、こうした工事が一件でもあるということは、それはすなわち、アスベスト飛散があっているということなんです。働く人たち、近隣住民に暴露の可能性があるということなんですよ。後年、深刻な肺疾患を患い、死に至ることもあるんです。その原因をつくり出している
○田村(貴)委員 早く削減目標を数字として明らかにしていただきたいと思います。 そして、今コロナ禍の中で世界の経済が停滞しています。ですから、温室効果ガス、この排出は一時的に減っているかもわかりません。しかし、収束後に急速に拡大する可能性もあります。抑制と対応を含めて、強く目標値の引下げを求めたいというふうに思います。 次に、大気汚染防止法の改正案について質問します。前回の一般質問に続いて質問します
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、地球温暖化と感染症について質問します。 大臣にお伺いします。 新型コロナウイルスの感染拡大の中で、地球温暖化と感染症についての指摘が専門家から出されています。例えば、温暖化によって熱帯地域における感染症が地球を北上する、また、人間による自然破壊によって野生動物が人の住む町に近づいて人獣共通感染症が生まれるなどであります。 環境省が二〇〇九年
○田村(貴)委員 それだったら、やはり緊急時の支援策にならないと思いますよ。だって、二十五カ月ぐらい一生懸命育てていただいた、今は厳しいから、農家の皆さん、納付金は猶予します、払わなくてもいいですよ、しかし、国が責任を持って交付金は九割払いますよというのがやはり緊急時の政策だと思いますよ。大臣、そう思われませんか。 昔、貸し渋り、貸し剥がしという言葉があったけれども、これは出し渋りじゃないですか。
○田村(貴)委員 大臣、悩んでおられるとおっしゃったので、何点か提案させていただきたいと思います。 まず、肉牛農家の窮状を紹介したいと思います。岩手県の前沢牛は、一頭売っても手取りが、五十万円だったものが五千円になってしまった。餌代、水光熱費、税金も払えない。宮城県では、一時期、A5ランクの肉がキロ二千円を切る事態となっている。岐阜県でも、飛騨牛が高山市場でキロ二千円を切り、芝浦の市場ではキロ千七百円
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農漁業対策の拡充について質問します。 まず、江藤大臣に伺います。 この間、宿泊それから宴席、イベントのキャンセルが相次ぎました。そして、ホテルや飲食店を始め、農産物の納入先がなくなって、生産者は塗炭の苦しみの中にいます。既に廃業に至った方もおられます。報道を見ていても、廃業する農家がふえていくのではないか、町の漁業
○田村(貴)委員 届出を怠ったり、それから、作業基準に反した工事を行って石綿、アスベストを飛散させてきた例は枚挙にいとまがありません。総務省の勧告でもあったように、今回の法改正につながっていると思いますけれども、これらの規定で防げるのであろうかという疑問を私は持っています。 この間、実際にあった違反行為を紹介したいと思います。 昨年の五月から六月にかけて、鹿児島市内の百貨店、山形屋において耐震補強工事
○田村(貴)委員 法改正に盛り込まれようとしている直接罰についてお伺いします。 規制強化として、違反に、改善命令などを経ず、直接罰を科すとしたこの内容について説明をいただけますか。
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、アスベスト飛散防止対策について質問します。 本委員会で今後審議予定である大気汚染防止法の改正案については、石綿、アスベストの飛散防止を強化するための法改正であります。 一月二十四日に中央環境審議会石綿飛散防止小委員会から、今後の石綿飛散防止のあり方についての答申が出されました。これに対するパブリックコメントには三千六百を超える意見が寄せられています
○田村(貴)分科員 更新の時期が来て、やはり機械的に診断書が必要なわけですよね。 三月四日の「新型コロナウイルス感染症に係る公費負担医療の取扱いについて」という通知があります。これは受診なんですけれども、必ずしも指定医療機関でなければならないということでなくて、感染リスクを下げるために近場の病院でいいとするものであります。受診は近場の病院でいいとしながらも、更新手続には診断書が要って指定医療機関に
○田村(貴)分科員 国のイニシアチブで急いで進めていただきたいというふうに思います。 続いて、障害者、難病、小児慢性特定疾患などの公費負担医療のことについて伺います。 この更新手続には、自治体に提出する申請書類に、診断書をとる必要があります。これは、特定医療機関で診断書をとる必要があるんですけれども、その担当医から、今通院によるコロナ感染リスクを避けるために受診を控えるように言われたとか、あるいは
○田村(貴)分科員 日本共産党の田村貴昭です。 新型コロナウイルス対策について質問します。 最初に、加藤大臣、通告はしていなかったんですけれども、一問お伺いしたいことがあります。それは、感染病床のベッドの確保のことであります。 厚労省が、患者数が大幅にふえたときに備えた医療提供体制の確保についてということで、ピーク時において一日当たり新型コロナウイルス感染症で入院が必要な患者数とか、それから、
○田村(貴)委員 それでは、もうちょっと確認していきたいと思うんですけれども、この二条二項の規定というのは、強制力がない努力目標ということですよね。裁判規範性がない、つまり、裁判行為を規律するものではない、そして、プログラム規定、法的拘束力はないという理解でよろしいのでしょうか。
○田村(貴)委員 事実上、輸出はできない仕組みになっているというのであれば、輸入に対しても輸出に対しても、しっかり動物検疫を進めていってもらわなければいけないというふうに思います。 続いて、家畜改良増殖法の二条二項について質問します。 この二条二項には、次のように定められています。「種畜の飼養者、家畜人工授精所の開設者、獣医師、家畜人工授精師その他の関係者は、国及び都道府県が行う家畜の改良増殖の
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 家畜改良増殖法案、そして家畜遺伝資源の不正競争防止法案について質問をします。 今回、和牛遺伝資源の二法案の提出のきっかけとなったのは、一昨年の六月、和牛の精液、受精卵が輸出検査を受けずに中国に持ち出されたことによります。動物検疫をすり抜けて和牛の精液、受精卵が持ち出され、そして中国の税関で発覚しました。なぜ日本の動物検疫を簡単にすり抜けられたのか。その
○田村(貴)委員 要綱も見させていただくと、その支払いの負担割合なんですけれども、市町村の負担が四分の一、そして国が四分の三ということになっています。 そこで、教えていただきたいのは、市町村が全額業者に支払って、そして後で国に請求するというやり方です。その場合、市町村は年度内に請求を終えなければいけないというふうに聞いているわけなんですけれども、これは、生産農家とかによりますと、お米なんかはほかに
○田村(貴)委員 後段の部分は、そのことも想定して対策に当たっていかなければならないということで、問題提起させていただきました。 文部科学省にきょうはお越しいただいています。お尋ねします。 農家が学校給食以外に農産物の販路を求めざるを得ないという状況にあります。その場合の差額というのは、これは牛乳と同じように補填されてしかるべきだというふうに思いますけれども、これはどうなるんでしょうか。
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 早速、質問に入ります。 コロナウイルス感染拡大化のもとで、生産者への支援対策について、前回の大臣所信質疑に続いて質問をします。 所信質疑のときに、私は、学校給食の休止によって行き場を失った飲用乳の問題を取り上げました。加工乳に回されて、その差額補填については、このたび、学校給食牛乳供給停止に伴う需給緩和対策事業という事業の中で支援されることになりました
○田村(貴)委員 自治体への通知、連絡、これが大事なんですよね。しかし、そこから始まるのであれば、私は本当に大変なことになると思うんですよ。 今、やはり、自治体を中心として、民間施設とかリスク回避のための新たな避難場所というのを、災害協定を結んでおく必要があるんじゃないでしょうか。今この瞬間から結んでおかないと、もしどこかで災害が起こったときに、これはDMATのテントぐらいじゃどうにもならないわけです
○田村(貴)委員 段ボールベッドのプッシュ型、私は熊本地震のときにこれが早く来ればいいなと思ったんですけれども、今とその当時はやはり大きな違いがありました。去年の一連の災害では、我が党の志位和夫委員長から直接、大臣、連絡と要望も受けとめていただいて、そして、すぐ指示を出していただいたことについては感謝申し上げています。 災害のたびに改善はあるんです。しかし、基本的には、大きな体育館で、初めは段ボール
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、大臣に、避難所のあり方、避難所の改善について質問をします。 東日本大震災から九年がたちました。四月になりますと、熊本地震、四年目を迎えます。昨年は、一連の台風、そして大雨被害が列島を襲いました。これまで私も数々の災害現場、避難所を見てまいりましたけれども、変わらないのは、大臣、やはり避難所の姿、避難所の光景ではないかと思うわけです。 公共施設
○田村(貴)委員 衛生基準を守っていく、そのために国の支援はしっかりやっていく、これについては物すごく大事なので、後でまた質問させていただきたいと思います。 次に、豚熱の予防的ワクチン、トレーサビリティーについて質問します。 農水省は、去年八月九日に、ワクチン接種の考え方を出しました。 懸案事項として、「ワクチンを打った豚であっても、その豚のみならず生肉も感染源となり得る(流通関係者の協力のもとでの
○田村(貴)委員 大臣、ここが一番大事なところだと思うんですけれども、今、豚熱の感染拡大の中において、飼養衛生管理、これを徹底していくというのは大事なことだと思うんですよ。防疫体制の中で、やはり第一次防衛線は物すごく大事なことだと思うんです。 なぜ、おととしの九月に豚熱が発生したのか。輸入検疫を受けずに持ち込まれた旅行者の手荷物や国際小包などによってウイルスが侵入したからではないですか。水際で防止
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 家畜伝染病予防法の一部改正案について質問します。 最初に、家畜の所有者の責務についてであります。 改正案二条では、家畜の所有者、国、都道府県、市町村、関連事業者の責務を明確化するとしています。そして、二条の二では、飼養農家は、悪性伝染病の発生予防、蔓延防止について第一義的責任を有していることを自覚し、適切な衛生管理を行うよう努めるとしています。
○田村(貴)委員 見直しの方向性が経済産業省からは何も聞かれないというのは非常に私は残念であります。 財務省、来られておると思います。 同じ質問です。見直すつもりなのか、どこを見直すのか、教えてください。
○田村(貴)委員 論議して何も出てこなかった、一ミリも動かなかった、これでは絶対いけないということですよね。 四省庁と議論をしていく、環境省が呼びかけになっているかわかりませんけれども、経済産業省、財務省、外務省、きょうは三省にもお越しいただきました。 まず、経済産業省松本副大臣、お伺いします。 経済産業省は、石炭火力輸出支援の四要件、これを見直すんですか、見直す方向にあるのでしょうか、見直すならばどこをどういうふうに
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、地球温暖化対策、脱石炭火力問題について質問します。 小泉大臣は、所信で次のように述べました。石炭火力発電の海外技術輸出の四要件にかかわって、悔しい思いもしているという話もありました。予算委員会の二月二十五日の分科会では、大臣、見直しの方向性というのは厳格な方向で考えていく以外にないというふうにも述べておられます。 厳格な方向での見直しというのはどういうことでしょうか
○田村(貴)委員 農水省と文科省が連携して対策を講じていくということで、私もきのうレクを受けたんですけれども、何を、どの省が、いつまでに、何をするかというのはまだわからない。だから、緊密な連携とスピードアップが求められると思うんです。 そこで、江藤大臣、大臣は先ほど、連携をとっていく中で、あとスピード感が大事だという話もされたと思うんですけれども、生産者にとってみたら、この突然の状況の中で大変不安
○田村(貴)委員 わかりました。 児童生徒向けにもうパックされた牛乳については、残念ながら廃棄処分しなければいけない事態も生じている。それにはまたまたコストがかかるという問題も含めて、きめ細かい支援が必要だというふうに考えます。 次に、野菜等についてお話ししたいんですけれども、精米や野菜を首都圏の学校に納入している生産者組織からお話を伺いました。ある地域では、三月に注文がキャンセルになったら数百万円
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、コロナウイルス対策における農業への影響とその支援対策について質問します。 安倍総理の要請で学校が一斉休校、学校給食は停止となって、生産者に甚大な影響が生じています。 まず最初に牛乳なんですけれども、大臣、参議院から衆議院までもう議論があっています。端的にお答えいただきたいと思います。 加工原料乳生産者補給金は生産者に交付される、わかりました
○田村(貴)分科員 今の大臣の答弁を私なりに解釈すると、フル規格先にありきでない、決して押しつけるものではないというふうに理解しました。 それで、お伺いしたいんですけれども、佐賀県がなぜフル規格の新幹線に反対するのか。それは、さして時間短縮の効果もない上に、莫大な地元負担が押しつけられて、その県費を支出しなければならないからなんですよ。 整備新幹線というのは、鉄道・運輸機構が新幹線施設を建設、保有
○田村(貴)分科員 そうなんですよ。その三つなんですよね。フル規格とミニ新幹線というのは合意をされていないわけなんです。そして、その合意をされていないフル規格が、今や何かフル規格しかないみたいな論調になっているのは、これが先走っているのはゆゆしき問題だと私は思いますよ。 五項目を提案する一方で、昨年、与党検討委員会がフル規格を決めた日に、当時の石井国土交通大臣は、国土交通省としては今回の基本方針を
○田村(貴)分科員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、整備新幹線西九州ルート、いわゆる長崎新幹線について質問します。 国が二十年かけて五百億円の巨費を費やしたフリーゲージトレーンは、導入に至りませんでした。それを前提として進められてきた長崎新幹線は、今大きく行き詰まっています。 整備新幹線、長崎新幹線をめぐる、これは新聞、全国紙の社説の見出しなんですけれども、紹介したいと思います。朝日新聞「
○田村(貴)委員 流用したんですね。 詳しい説明は、私が資料を配っています。資料の1です。馬毛島買収、百六十億円の原資となっている事業に関する防衛省説明資料、ここに何と書いてあるか。米軍普天間飛行場の辺野古移設経費を回してつくるというふうに書いています。つくるのは自衛隊基地でしょう。辺野古の移設費用でつくるというのは、まさに驚きであります。 こういう日本の自衛隊基地をつくるのに、なぜ米軍普天間基地
○田村(貴)委員 馬毛島にFCLP基地をつくっても、厚木の訓練がなくなるとは言えないんですよね。厚木においても、岩国においても、耐えがたい騒音被害を与えてきているわけですよ。馬毛島から十二キロ離れた種子島においてもこれは同じことであって、更に訓練の場をふやすようなことは絶対あってはならないと思うわけであります。 百六十億円の買収費用について伺います。 既に買収がされています。おかしなことに、今年度
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 鹿児島県の種子島に隣接する馬毛島の買収問題について質問します。 政府は、米軍空母艦載機の地上離着陸訓練、FCLPの候補地として、西之表市の馬毛島を買収するとして地権者と契約を進めています。 私は、昨年の予算委員会分科会で、地元の意向に反し、違法開発のいわくつきの土地を米軍の訓練施設をつくるために買収するなど許されないと指摘しました。その後の臨時国会
○田村(貴)委員 少しでも負担が減るように、農家の方もそれを希望しています。今回の一部法改正についても、理解はできる、しかし、支援が、支援の中身がやはり心細い、心配だという声を私も直接聞いたところであります。 次に、提案者にお伺いをしたいと思います。 ASF侵入に伴う予防的殺処分というのは、これはもう養豚農家にとっては苦渋の選択を強いるものであります。だからこそ、手厚い支援が必要になってまいります
○田村(貴)委員 ぜひとも支援策を拡充していただきたいと思います。心が折れないように支援が必要なんですよね。 これまでCSFの被害農家で廃業した農家は、農水省に伺いますと、もう既に三軒に達していると伺っています。大臣の地元の口蹄疫でも、やむなく畜産を諦めた方も多数おられたわけです。 ですから、廃業そして離農を生み出さないということが何よりも大前提ではないかなというふうに思います。 もう一問、大臣
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 CSFそれからASF対策について質問します。 まず、大臣にお伺いします。 被害農家への殺処分の手当金は、子豚は、子豚の市場価格で評価をされるので、大きく育てて得られるはずだった利益は得られません。私は、昨年三月の質疑で、逸失利益まで補償すべきではないかと質問しました。これに対して農水省は、豚の導入を完了するまで家畜防疫互助基金があるとしました。
○田村(貴)委員 取材に対して、東京事務所の次長さんが、しかとお答えになったということであります。しっかりと私たちも検証させていただきたいと思います。 次に、伊東副大臣。 報道では、二〇一七年の十月の総選挙の最中に、伊東副大臣が代表を務める自民党支部が、国の公共事業を請け負う地元の建設業者から寄附を受けていた。六社から計二百六十万円、そして、九月二十八日の衆議院解散から公示日までの間に九社から計百九十二万円
○田村(貴)委員 大臣、これは政治の問題として、議員、政治家の問題としては非常に大事な問題だと思いますよ。 まず、公務員に対して、公務時間を割いて、そして、厳密な不偏不党の政治的中立が求められるこの職員が、やはり政治活動の手伝いをしていたという問題。 これに加えて、東京事務所は、江藤大臣の事務所から何人来るのかと言われて、招待状を送ってもらっておったと言うんですよ。これはうそを言ったことになりますよね
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 きょうは、近藤議員から、それから佐々木議員から質問と指摘もありましたけれども、私の方からも、政治と金をめぐる問題についてまず質問をさせていただきたいと思います。 最初に、江藤大臣にお伺いします。 江藤大臣の政治資金パーティーにおいて、宮崎県と宮崎市の職員が手伝いをしていたという問題であります。 しんぶん赤旗が東京事務所に確認をしました。これはもう
○田村(貴)委員 ちょっと明確じゃないんですけれども。やはり、石炭火力発電所の新増設、そしてそれを運転していくと、二〇三〇年度の構成比二六%は超えてしまう、こういう指摘にしっかり向き合わなければいけないというふうに考えます。 目標値がそもそも低いんですよ、日本は。それでCOP25でも批判の対象になる。その上に、石炭火力についても新増設を認めていく、海外の支援もしていく。これはやはり、日本として世界
○田村(貴)委員 地球を守る、温室効果ガスの排出を削減していくというところに尽きる話なんですけれども、お伺いします。 エネルギー基本計画の需給見通しに従って石炭火力発電所の計画が全て建設されていきますと、二〇三〇年度の石炭火力構成、これは想定する二六%を超えるのではありませんか。温室効果ガス二六%、これは同じ二六になっているんですけれども、温室効果ガス二六%の目標というのは超えてしまうので、どうやって
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、地球温暖化対策について質問します。 COP25、国連気候変動枠組み条約第二十五回締約国会議が昨日からスペインのマドリードで始まっています。これに呼応して、世界と日本で若者たちが、また、お子さんを連れたお父さん、お母さんが地球を守ろうと運動をされているところであります。 十一月二十九日には、日本全国でグローバル気候マーチが行われました。大臣の
○田村(貴)委員 応急修理との併用は可能ですね。 市原市は、急いで被災者の仮の住まいを確保するために、発災後一週間で借り上げ住宅制度を始めました。この中には応急仮設入居の要件を持っている被災者もおられます。 このままみなし住宅に、市が借り上げた住宅をみなし仮設にスライドしてほしいという要望は当然の要望であると思いますけれども、これは制度上可能だと思いますが、いかがでしょうか。
○田村(貴)委員 今週、千葉県の市原市を訪問してまいりました。市原市では、市独自の制度として、借り上げ住宅を無償提供しています。 この市独自の制度と災害救助法における応急修理というのは併用できると思いますけれども、確認します。
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 一連の大雨、台風被害対策について質問をします。 政府は、今月八日、被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージに基づく予備費の使用を閣議決定しました。対策パッケージを被災者、被災地の隅々に周知をする、速やかに実行することはもちろんのことでありますけれども、生活となりわいの再建のために必要とされる支援をやり尽くすことが求められるというふうに考えます。
○田村(貴)委員 わかりました。 もう一つ驚いたのは、江藤大臣が当選以来、桜を見る会に一度も行ったことがないと言われたことなんですけれども、何か特別に思われることがあるんでしょうか。 実は、菅官房長官は、長年の慣行の中で人数がふえていることは反省した、そして、今後全面的に見直す、全面的に見直さなければならない、これが桜を見る会の水増し、膨張であるんですよね。 江藤大臣は閣僚の一人として桜を見る
○田村(貴)委員 後ほど確認したいと思います。 それから、大臣、いわゆる政務三役の枠と自民党枠というところの説明がよくわからなかったんですけれども、官房長官は、内閣府が取りまとめする九千人の中に自民党枠が六千人あると言われたんですね。 こちらの百三十二名の農林水産省の方では、政務三役、ここからの推薦はなかったという理解でよろしいんでしょうか。
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。 最初に、総理主催の桜を見る会について質問します。 私はきょう、内閣委員会の集中審議、我が党、宮本徹議員の質疑を傍聴していたんですけれども、官房長官が招待者について数字を明らかにしました。 本当に驚くことばかりです。安倍総理の枠が千人いる、招待客で。そして、その中には、安倍昭恵さんからの推薦も入っていたということがきょう明らかになりました。 きょうは
○田村貴昭君 私は、日本共産党を代表して、日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定について、断固反対の立場から討論を行います。(拍手) まず、桜を見る会で問われているのは、安倍総理が、内閣の公的な行事を私物化し、八百五十名に上る地元後援会を招待し、まさに国民の税金を使って買収を行っていたという疑惑であります。しかも、安倍晋三後援会が主催した前夜祭の収支を政治資金収支報告書に一切記載していないことの違法性