1975-07-02 第75回国会 衆議院 逓信委員会 第24号
○田所政府委員 これはNHKからKDDが支払いを受ける金額でございますが、御承知のようにNHKの予算が今年度はすでに決まりましたので、次の年度、五十一年度のNHK予算を御承認いただく際に、これは私の所管ではございませんが、適当な配慮をしていただきました上で、私の方がKDDに対して料金改定の認可申請を受けましてこれを認可する、こういう形になると考えます。
○田所政府委員 これはNHKからKDDが支払いを受ける金額でございますが、御承知のようにNHKの予算が今年度はすでに決まりましたので、次の年度、五十一年度のNHK予算を御承認いただく際に、これは私の所管ではございませんが、適当な配慮をしていただきました上で、私の方がKDDに対して料金改定の認可申請を受けましてこれを認可する、こういう形になると考えます。
○田所政府委員 KDDの国際放送設備提供業務の収支状況でございますが、昭和四十七年度以降悪化いたしておりますので、現行の使用料を改定する必要があると考えております。近い機会に現行使用料の改定の認可をしたい、こういうふうに考えております。
○田所政府委員 国際回線の新増設につきましては、常に相手国と緊密に連絡をとった上で十分意思の疎通を図るように会社を指導しておるわけでございますが、先ほどの御質問いろいろございましたように、不十分な点が多々ございますので、今後におきまして一層この点に配意をしてまいりたい、会社に対する指導の徹底を期したい、このように考えております。
○政府委員(田所文雄君) 御指摘の通信衛星とか、それからまた最近問題になり始めておりますインマルサット等の問題がありますが、こういうものに対処するにつきまして国内の体制をいかようにすべきかとか、そういうような問題を検討しておることは、これは私どもの仕事、当然の責務でございます。現にそういう問題の検討はいたしております。ただし、昭和五十一年においてこれこれ、あるいは昭和五十二年においてこれこれというような
○政府委員(田所文雄君) 国際電気通信に関する長期計画が全くないのかというお尋ねに対しましては、そういうことではございませんが、非常に流動的と申しますか、変化の多い国際電気通信事業、もちろんそれには背景が、社会経済の変動というのがあるわけでございますが、そういうものに対しまして五年とかあるいはそれ以上の期間にあたりましての見通しというものは非常にむずかしいものでございますので、一般的な方針というものはもちろんございますが
○政府委員(田所文雄君) 先ほどKDDから御説明がありましたように、一応、私どもが認可をいたします対象は一年ごとの事業計画でございます。長期計画というものはないのかという御指摘でございますが、KDDの方も先ほど申し上げましたような方針で従来まいっておりますが、郵政省といたしましても公表するような明確な形での長期計画というものは、現在のところ、持っておりません。
○田所政府委員 いままでにおきまして有線放送電話が果たした機能の通話、放送のクエートでございますが、通話のクエートが非常に高かったわけでございます。これは発生の理由からも当然考えられることでございますが、公社電話がだんだん普及してまいりますれば、その限りにおきまして必要の度合いと申しますか、存在理由というものが相対的に減少してくるということは当然の勢いであろうと思われるわけでございます。
○田所政府委員 有線放送電話の発生の事情は先ほど申し上げましたとおりでありますので、公社電話が国内あまねく普及するという段階になりますれば、それにつれまして有線放送電話の存在理由と申しますか、私が特に申しますのは、有線放送電話の通話機能、電話としての機能に着目しての話でございますが、その限りにおきましては存在理由がだんだん薄れてまいるものと認識いたしております。
○田所政府委員 有線放送電話は御承知のように、公社電話の普及がはかばかしくなかった時期に発生したものでございまして、非常に重要な社会的な機能を果たしてきたわけでございますし、現在におきましても、まだ公社電話の普及の思うに任せない地域におきましては、存在理由を持っておるもの、地域社会におけるコミュニケーションの手段といたしまして十分な存在理由を持っておるものと考えます。
○政府委員(田所文雄君) 大臣からお答えいたしましたように、長距離と中・短距離の料金の格差を是正するということがねらいでありまして、料金の値下げをねらったというわけではございません。事実、結果におきましても若干増収になるものでございます。決して料金値下げを意図したわけでもありませんし、結果においても料金値下げには全体といたしましてなっておりません。
○政府委員(田所文雄君) 福祉に重点を置いた計画ということでありますが、加入電話の積滞解消、これは最大の柱でございまして、そのほかに病院から田舎の診療所に心電図を伝送するシステムとか、あるいは災害情報のシステムとか、あるいはまた環境情報に関するデータ通信とか、これは現在筑波学園と環境庁の間において行われておるものでございますが、ただいま申し上げましたような事例もありますことをつけ加えさしていただきます
○政府委員(田所文雄君) 身体障害者の方々を対象といたしましたアンケートを昨年度実施いたしまして、その集約が最近まとまりました。したがいまして、今後は、これを資料といたしまして、身障者に対する福祉的な措置を考究いたしたい、かように考えている次第でございます。
○政府委員(田所文雄君) 老人電話につきましては、御承知のとおり、国、地方公共団体、市町村等がそれぞれ三分の一ずつ負担するという制度が現にあるわけでございまして、五十年度厚生省の予算におきまして、さらにまた五千台の要求をしておるという事実がございます。 それから、昨年、電電公社におきまして、寝たきりの一人暮らしの老人等を対象といたしますいわゆるシルバーホーンという特殊の電話機を開発いたしまして、目下
○田所政府委員 現行法の範囲におきまして、ただし書きでございますが、十分に可能でございます。法律を改正いたしませんでも、実情を調査いたしまして社会的、経済的に緊密な関係にあると判断されます場合には、隣接する市町村を一つの業務区域とするということができるわけでございます。
○田所政府委員 有線放送電話の業務区域の問題でございますが、法律によりまして原則として「一の市町村内の区域」と規定されておりますが、隣接する市町村が社会的、経済的に非常に緊密な関係を持つような場合には、この区域を一つの業務区域とすることができることとなっておりますので、当該地域の実情を十分に検討いたしまして、この制度の運用によりましてできる限り要望に沿うように対処してまいりたいと考えております。
○田所政府委員 公社から出てまいりました改定案につきましては、全体的に検討を加えたわけでございますが、御承知のように昨年末、まず改定というものをやるかやらないかといわば総論的な問題が非常に論議の焦点になりまして、結局これは見送りという総論の結論が出ましたために各論のいろいろな項目はございました、御承知のように電報料金を上げるとか度数料を上げるとか長距離通話料を下げるとか、それからいまお話の定額通話料
○田所政府委員 先ほど一三・三%という数字を申し上げましたが、これは、御指摘のように四十八年度における減価償却率でございました。
○田所政府委員 受益者負担の原則から、一般会計からの受け入れ、すなわち税金による負担というものは適当でないということを大臣からも申し上げたところでございまして、企業のみならず一般の電信電話の利用者というものと一般の納税者との範囲が異なっておりますので、電信電話の方は受益者の負担によってその経営をまかなうという意味でございます。 それから、減価償却の話でございますが、電気通信設備はきわめて技術革新性
○田所説明員 四十六年度における保険の犯罪種目、件数、金額をちょっと申し上げます。保険料の横領詐取は四十五件、金額が二千二百万でございます。それから還付金等の横領詐取二十四件、三百八十五万円でございます。逆選択による保険詐欺、これは九十一件、二千四百万、貸し付け金、弁済金横領詐取十一件、二百万円でございます。その他に十二件、二百七十万円ございます。総計、件数が百八十三、金額五千五百万余円でございます
○田所説明員 山形市存住の横川真一、四十六歳、農業でございますが、これが昭和四十七年十一月三十日から四十八年二月二十日までの間に、東北、関東、東京、東海、近畿、北陸管内の九つの郵便局におきまして、自分の妻を被保険者、自分を保険金受け取り人として傷害特約つき第二種特別養老保険計十口、保険金は死亡保険としては三千万円、満期保険としては一千万円でございますが、そういう契約を締結したわけであります。その一カ
○説明員(田所文雄君) 郵便法の問題につきましては後ほど主管の局長からお答えがあると思いますが、郵便物を抜き取られたりいたしました場合には郵政省では郵便物事故申告制度というのがございまして、すぐ郵便局にお届けくださいということを、監察制度を発足して以来周知をしてまいりました。これによりまして、相当の申告が毎年ございまして、これをもとにいろいろ捜査をして、調査をして忘失云々をはっきりしたい。あるいはまた
○説明員(田所文雄君) 鶴見郵便局におきまして四十八年の十月十一日第一集配課の主任が普通速達の配達区分中現金が封入されていると認めた郵便物を窃取して在中現金を抜き取り封被等を焼却した。この者は四十八年の九月ごろからこのごろまで——十月の十一日まで犯行を重ねていたわけであります。起訴事実によりますと被害通数五通、一万円でございます。処分状況は十月二十二日懲戒免職、それから十月二十二日同日起訴ということになっております
○説明員(田所文雄君) 仙台中央郵便局で起こりました郵袋の窃取事件、同一人によるもの二件ございます。一件は、十月三十日、宮城県の閖上郵便局から仙台中央郵便局あてに送られました郵袋五十二個のうち一個を窃取したものであります。他の一件は、宮城県吉岡郵便局から仙台中央郵便局まで自分で運送した郵袋の数が送り状に記載せられた数より一個多かったことに目をつけまして、これを窃取したものであります。この被疑者は日本郵便逓送株式会社仙台支店
○田所説明員 お答え申し上げます。 一月三十一日、関東郵政監察局の監察官が郵便局を調査し、あわせて都信用の説明を求めたわけでございます。その結果、実は都信用と取引先の金融機関との間の行き違いによって預金が不足しておった。これが原因でこういうことになりましたということがわかったわけでございます。当時監察局におきましては、今後このようなことを起こさないように要望するとともに、郵政局のほうに連絡したわけでございます
○田所説明員 五十ccをこえるものにつきましては走行四万五千キロが更改基準でございます。ただし、四万五千キロ走行しなくても経年五年のものはまた更改の対象とする。五十cc以下のものにつきましては走行キロ三万キロでございます。それから三万キロに達しなくても経年五年に達するものは更改の対象とするということに現在はなっております。この走行キロ、経年とも短縮する方針で現在検討しているところでございます。
○田所説明員 現在までの事故は郵便の集配に限られておるわけでございます。貯金、保険には素にいして出ていないわけでございます。これは、車に乗る時間の問題とかいろいろ使用の態様が関係するものと思いますが、特に集配関係の運転者に対しまして、こまかい使い方の指導というか整備のしかた、こういうことを徹底的に指導するようにしているわけでございます。 それからもう一つは、これはただいまの御質問のお答えになるかどうかわかりませんが
○田所説明員 四月十三日の社会労働委員会におきまして、事故発生の可能性のある郵便車すべてにエンジンストッパーをつけますと約束したのでありますが、その翌日福岡西郵便局でストッパーつきの郵便車が後退するという事故が出たわけであります。それに引き続きまして、同様のものが十一件出たわけでございます。ストッパーのついておりますのはスズキF九〇でございますが、ストッパーがついておりながら後退したものが十二両あるわけでございます
○説明員(田所文雄君) 十五円は十円と同じでございます、九銭八厘三毛でございます。 それから特殊切手でございますが、最高の高松塚、これが一枚二円五十三銭一厘五毛、最低の国土緑化運動、これが十四銭一厘九毛、特殊切手の平均は四十五銭六厘二毛でございます。 それから、はがきについて申し上げますと、通常はがき一枚四十二銭四厘二毛、往復はがき九十七銭七厘三毛、年賀はがき四十七銭三厘七毛、暑中見舞い用はがき
○説明員(田所文雄君) 郵便はがき、切手の調達原価についてお答えいたします。 まず、通常はがきでございますが、昭和四十七年度におきまして一万枚当たり通常はがきが四千二百四十二円、一枚にいたしますと四十二銭四厘二毛ということになります。 十円切手について申しますと、一枚当たり九銭八厘三毛でございます。それから一番高いものが五百円切手でございますが、これが一枚当たり一円五銭三厘五毛。それから最低のものが
○田所説明員 初めに、間違いをいたしましたので訂正いたしますが、先ほど三万五千キロと申しましたのは三万キロの誤りでございました。五十cc以下のものは三万キロの走行キロでございます。 それから、車の詳細につきましては、私は残念ながら知識を持ち合わせておりません。
○田所説明員 地方郵政局から資料をとるわけでございますが、ただいまわかっておりますものを申し上げますと、四十七年度の上半期におきまして、郵政側が加害者であったものは千九百件ございます。当方が被害者であったものの数は報告がとられておりませんので、ただいまお答えいたしかねます。 それから、車の更改の基準でございますが、自動二輪車につきましては、排気量五十ccをこえるものにつきましては、走行キロ四万五千
○田所説明員 郵政事業で使用いたしております自動二輪車でありますが、五万九千九百ほどでございます。これの七〇%は郵便で使用しておりまして、貯金、保険に二〇%、それから電報等に一〇%、そういう内訳でございます。もちろん、郵便貯金、保険は外務員が使用するわけでございます。
○田所説明員 後進事故につきましては、先ほど申し上げたような次第でございます。その他の事故につきましても、これは当然毎年数字は集計しておるわけでございます。
○田所説明員 自動二輪車の後退事故の発生状況でございますが、まずスズキF七〇というものが全部で二十八両ございます。それからスズキF九〇が二十八両、それからスズキのF五〇、それからUの八〇、K一二五、この三車種につきまして二十二両、それからヤマハが五両、川崎が二両、これで七両でございますが、合わせまして八十五両につきましてその種の事故が発生いたしております。 発生の日時でございますが、最初にわかりましたのが
○田所説明員 郵政省におきましては、PCB入りの感圧紙は、現在未使用の分は地方郵政局資材部の倉庫に厳封して保管をしております。それから、使用いたしました地方貯金局にありますものは、昨年の十一月末までに写しをつくりまして、現物は未使用の分と同じようにビニールの袋に入れて段ボール箱に収納し、厳重に促管をしております。 それからこの式紙につきましては、まだ慢性毒性等につきましてもはっきりした結論が出ていない
○田所説明員 この問題につきましては、通産省の中にPCB入り感圧紙処理技術研究会というものがございまして、これがPCB入り式紙の処理のしかたについて検討しておるのでございますが、昨年通産省からその点につきまして連絡がございまして、その結論が出るまで郵政省においては厳重に保管、管理をしてもらいたいということになっております。
○田所説明員 問題のPCBの入っております地方貯金局の使用済みの分につきましては、昨年の十一月末にコピーをとりまして、現在は先ほど申しましたように、厳封をして保管をしてある。でありますから、貯金局の仕事の関係で、お話しのありましたように三年あるいは長いものは二十年にわたりまして必要があるわけでございますが、そういうようなものはコピーの終わりました新しい写しによりまして行ないますので、職員の手に触れることはなくなったわけでございます
○田所説明員 PBCのノーカーボン紙でございますが、使用済みの分と未使用の分に分けまして申し上げます。 使用済みのものは、地方貯金局の倉庫に厳封をして保管してあります。未使用のものは、郵政局の資材部の倉庫に同じく厳封の上、ほかの式紙と隔離して保管してございます。現在それにかわる式紙を使用しておるわけでございます。
○田所説明員 四十一年の末に九千万枚の在庫が出たわけでございまして、このうち五千百万枚を販売その他に消化いたしまして、最終的に残りましたものは千百万枚でございます。千百万枚を四十七年七月に処分しております。
○田所説明員 御指摘のような問題はあるわけでございますが、この式紙を売り買いいたしました時点におきましては、だれもそういう問題があるということは知らなかったわけでございますので、簡単にと申しますか、いますぐに買い戻せということも必ずしも言えるかどうか問題でございますので、法律的にもいろいろ検討をしてみたいと考えております。そういう段階でございます。
○田所説明員 ただいま問題のPCBの式紙は郵政省の資材部の倉庫に厳重に保管しておるわけでございます。この処理の方法につきましては、通産省を中心といたしましたPCB入り感圧紙処理技術研究会というところで検討しておりますが、その結論を待ちまして処理するわけでございますし、また、ほかの問題もその結論の後に考えてみたいと考えております。
○田所説明員 PCB感圧紙の郵政局の回収を通達いたしましたのは七月七日でございます。九月の中旬に回収は全部終了したという報告を得ております。
○田所説明員 先ほどPCBのノーカーボン紙の量を百五十万トンと申し上げたのは私の言い間違いでございまして、重量が百五十トンでございます。金額が八千五百万円でございます。訂正いたします。
○田所説明員 ただいま全国の各郵政局に一括保管させることにいたしまして、郵便局から全部回収中でございます。八割終わっておりますが、これを隔離保管いたしまして、その上にビニールのカバーをかぶせる、これによりまして、そのうちに通産省のほうで処理方法を決定するのを待ちまして処分したいと考えております。通産省におきましては、感圧紙処理技術委員会というものにおきましてその方法を検討中であるというふうに聞いております