1954-01-29 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
○田嶋委員 刑事責任についての捜査が進行しているように承つておりますが、この点についてお聞きいたしたいと思います。 それからサンデー毎日の一月十七日号に、天皇陛下の御寝所が侵されたというような記事が、大々的に報道されております。これはどうも具体的に人物も上つておりますし、具体的に記事も書かれておるようでございますからほんとうじやないかと思いますが、こういう事実があつたかどうか。この事実に対して皇宮警察本部
○田嶋委員 刑事責任についての捜査が進行しているように承つておりますが、この点についてお聞きいたしたいと思います。 それからサンデー毎日の一月十七日号に、天皇陛下の御寝所が侵されたというような記事が、大々的に報道されております。これはどうも具体的に人物も上つておりますし、具体的に記事も書かれておるようでございますからほんとうじやないかと思いますが、こういう事実があつたかどうか。この事実に対して皇宮警察本部
○田嶋委員 私は結局、証人の喚問が、ここに必要になつて来るのじやないかと考えるのであります。証人といたしましては、結局当時整理にあたりました具体的な警官並びにその当時の被害者、また目撃者、これらの証人を当委員会に喚問して、そのときの状況を調べるのが適当である、こういうように思うわけです。今日の段階では政府に対する一方的な調査のみに終つておりますので、へんぱ的になるのではないか、こう思います。
○田嶋委員 議事進行について申し上げます。実は私理事会のオブザーバーもいたしておりますし、今委員長から理事会の報告を受けまして、その意味において了承したのでございますが、ただいままで委員会で政府当局並びに警視庁関係者に対する質疑が行われて参りましたが、この政府並びに政府的なものに対する質問だけでは、本件の目的を達することができないような気がいたします。報道機関の種々の報道を総合いたしてみましても、この
○田嶋委員 私はこの場合資料の提出をお願いしたいと思います。これは国警でございますが、昨日の私の質問で、配置された警察官の配置状況の説明がございましたが、これはちよつと言葉で承つてもわかりませんので、二百二十名、予備隊八十名この警察官の配置状況を地図の上でお示し願つて、御提出願いたいと思います。
○田嶋委員 そうお無づきになつていただいて、今後の御対策を講じていただけば、これがかえつて不幸が転じて幸になると考えられますので、私どもも将来に期待いたしておりますが、言葉じりをとるわけではございませんがただいまの御説明を聞いておりますと、警備の点に対しては皇宮警察にお願いをするのだ、こういうような御説明でございましたが、一体宮内庁は自分のところを守つていただき、いろいろ警備をしていただくのに、お願
○田嶋委員 今の説明で一応わかりましたが、昨年度の新年の参賀者というものは新聞報道で見ますと、実際のところは二十四万人ぐらいじやないか。しかし世間ではこれを五十万と称し、六十万と称しておる。こう昨年度の参賀者を報じております。実際に最小限度二十四万人として考えましても、これはたいへんな人数だと思う。これだけの人数が集まれば、当然そこにはいろいろな問題が起ることが予想されなくちやならぬと思います。今日
○田嶋委員 時間がないようでございますので、なるたけ簡潔に質問いたしたいと思いますが、しかし事柄が事柄でございますので、相当われわれはつつ込んだところまでお聞かせを願いたい、こう思つているわけであります。従いまして他の質疑者もあることでございますから、私が十分ただし得ない点は後日に譲る点も多々出ると思いますので、この点は委員長にあらかじめ御了承願つておきたいと思うのです。そして政府その他の関係者に対
○田嶋委員 あまり時間もございませんので追究いたしませんが、私はそういうような立場から申しますれば、むしろ原則を確認して認証官以上は上げない、そしてこの検事特号、これが生れた事情は御説明するまでもなく皆さん御存じでおられましようし、かえつてくどくど説明をするのもどうかと思うのですが、簡単に申し上げますと、これは結局判事一号に匹敵すべき地位にあるものでございまして、検事と判事の均衡から考えてつくられたものでございますし
○田嶋委員 そこでほぼ推察はできるのですが承つておきたい。認証官以上の者に対してベース・アップを適用しない、今度はすえ置きにするという政府の閣議決定の根拠はどういうところにあるか、この点を承りたいと思います。
○田嶋委員 今回また裁判官及び検察官の報酬、俸給の改訂に関する法案がこの委員会にかかつて参つたのでございますが、いつの国会におきましても問題になつておりますのは、裁判官、検察官という特殊な官職から来る俸給のベース・アツプであり、またこのベースー・アツブの中におきまして、裁判官と検察官がまたベース・アツブの問題としていろいろ問題が起つて来るのであります。今回のベース・アツプにつきましては、一般の判事―
○田嶋委員 預金行為であるということになればこれは問題はございませんが、預金行為でないと認められたというお言葉ですが、預金行為でないとすればこれは当然あなたの方で監督権を行使して、また検察庁なり捜査機関に連絡して、あなたの方自体から乗り出すべき必要があつたのではないかと思いますが、預金行為だとお認めになつたとおつしやるのですか。
○田嶋委員 内容はある程度新聞で報道されておりましたので、ほかの委員からお聞きがありましたらお答えを願い、私は聞かないことにいたしますが、新聞の報道によりますと、何か保全経済会の問題に対しましては、大蔵当局では匿名契約方式による組合であつて、これは現在取締の対象にならないというような御解釈を述べておるかのごとく私は見受けたのでありますが、この点はいかようにお考えになりますか。
○田嶋委員 きようは大蔵省の銀行局長がおいでになつておりますから、今議題となりました保全経済会の問題についてお尋ねを申し上げたいと存じます。 昨日当委員会におきまして、捜査関係、法務関係の御出席を願いまして、われわれから保全経済会問題に対する質疑があり、その御答弁があつたことに対しましてはおそらく御承知のことだと思います。従つてきのうの質問とあまり重複することをお尋ねすることは省かしていただきたいと
○田嶋委員 それはあとでよく私も具体的に調査してまた聞くことにいたしますが、私は実は法務委員長時代に、これは実にけしからん金融機関だ、こうしたものを一日でも生き長らえさせておくことは国に対して大損害を及ぼすという信念を持ちましてこれの調査にかかりました。ところが当時は警視庁で、わしの方で背任を持つてやつておるのだからもうしばらく待つてくれというお話でございました。その結果が今の昭和二十七年七月ごろの
○田嶋委員 実はこの内容は各雑誌等にも現われておるのでございますが、私たちの知り得たところを見ましても、保全経済会の出発は匿名組合ということで出発している。しかもこの保全経済会の組織の中に入つておる人は退職警察官、かつての軍人の有力者等でありまして、相当に権力につながる人たちがこの行為に参画していることは、だれも認めているところであります。それから政治献金がずいぶんまかれたといううわさが、もはや数年前
○田嶋委員 押谷君の質問に対しましていろいろお答えがございましたが、私自体として本問題を考えますときに、当局の今のお言葉を聞いておつて、これはわれわれ国会もうかつであつたと同時に、一体当局がこうした金融行為、利殖行為に対して真剣に取組んで今日まで調査をし、対策を講じておつたかどうかということを疑わざるを得ないのでございます。御答弁を聞いておりますと、そこらあたりに起きた茶飯事のごとき観念をもつてこの
○田嶋委員 今伺いますと、議長は目の治療のため二十分ほどかかるようですから、その問題はあとにしていただいて、議事をひとつお進め願います。議長に伺うことは伺うにしても、それまあとにしていただきたい。 〔「休憩したらどうですか」と呼び、その他発言する者多し〕
○田嶋委員 私は人権擁護の問題とは多少離れますが、実は昨日大臣が御出席くださいますれば、そのときにこれは強く要望いたしたいと思つておりましたが、御病気とかで御出席がありませんでしたので、本日は昨日の私の質問によりまして現われました事実につきまして、御答弁を願いますと同時に、ひとつ大臣の御決意をお述べ願いたいと思うわけであります。それは昨日、日本国家が独立して以来の帰化の状態をお尋ねいたしまして、その
○田嶋委員 私の今の発言は、これを案文として採択するよう動議を提出したわけでございますから、御採決を願いたいと思います。
○田嶋委員 鹿地事件は昨年の十二月上旬当委員会に取上げまして以来、天下の耳目を響動し、国民に複雑怪奇の念を与え、世界に大きな反響を与えたのであります。私は第十五国会におきまして法務委員長といたしましてこの問題の真相糾明のためあらゆる努力を払つた心づもりでございますが、このたび引続き当委員会におきまして慎重な調査が行われたのであります。喚問すべき証人はすべて喚問いたし、その他政府関係当局の調査の説明をもしんしやくし
○田嶋委員 問題はその内容をあとで調べたか調べぬかの問題、これには岡田君の言うのはもつともであつて、あなたたちが調べずに黙つてふたをしたか、今川上所長が言うようにみずから進んであげたかあげないか、こういうことなので………。
○田嶋委員 そこで今多少内容がわかりましたが、ひとつ法務委員会に、法廷の秩序維持法の成立以来どういうように運営して来たかということを、委員会もとじることでありますから、資料として各委員に御配付願うことを希望いたしておきます。 それからもう一つ、この裁判官が法廷の秩序維持に対して能力がないというような場合、この裁判官は一体どういう実際上の取扱いをしておりましようか。これは相当重大なことだと思います。
○田嶋委員 これはあとでもよろしいのですが、関連して一点だけお聞きいたします。押谷君の質問に関連して申し上げますことは、実は御承知のように、法廷秩序維持法は不肖私が主査となつて国会を通過し、成立した法案でございます。この法案の成立にあたつて問題になりましたことは、今までの裁判所法には、裁判官が法廷において被告を取締ることのできる法規の限界があるのです。ところが、今日までそれが適用された事例がない。その
○田嶋委員長代理 今ずつと詳しく述べたが、どういう事実によつて、現実にだれかから聞いたのですか。そうしたことに対する的確な証拠はあるのですか。
○田嶋委員 大分からだのぐあいも鹿地さん悪いようでございますから、鹿地氏に対しては前会二回にわたつて詳細な取調べがありましたので、三橋君の今日述べられたことに対して、鹿地君の意見を求められ、そしてその他の点は今までの事実を参考にされるように希望いたします。
○田嶋委員 議事進行ですが、今のお話を三橋君からお聞きになつたのですが、やはりこのあと、それに対する何かの意見を鹿地君からお認めくださつて、それから私たちこまかいところへ入つた方がいいんじやないかと思うのですが。どうですか猪俣さん。
○田嶋好文君 ただいま議題と相なりました公職選挙法の一部を改正する法律案両院協議会成案について、両院協議会における経過及び結果について御報告いたします。 衆議院の協議委員の互選によりまして、協議委員議長には不肖私、副議長、には高瀬傳君が当選いたしました。なお、参議院の協議委員議長には堀末治君、副議長には島村軍次君が当選されました。 協議会は、七月三十一日会議を開きましてから、今日まで数日にわたり
○議長(田嶋好文君) それでは懇談会を閉じまして百再開いたします。 只今の懇談会で得ました結果について御報告を願いたいと思います。
○議長(田嶋好文君) 御異議がなければこれより懇談会に入ります。 午後二時十四分懇談会に移る ————◇————— 午後二時三十分懇談会を終る
○議長(田嶋好文君) これより公職選挙法の一部を改正する法律案両院協議会を開きます。国会法第九十条の規定によりまして、私が本日の議長を務めますから御了承を願います。 なお両院協議会は傍聴を許しませんので、協議委員及び協議会の事務をとる職員以外の方がおられましたら御退席を願います。 前回に引続き御協議を願いたいと存じますが、この際暫時懇談に移したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議
○田嶋委員 NATO方式通りということで、これは行政協定の十七条によりますと、「日本国の選択により、日本国との間に前記の協定の相当規定と同様の刑事裁判権に関する協定を締結するものとする。」、こう規定してありますから、同様でなければならぬと私も思うのでございます。ところが新聞の報道によりますと、米側の態度は米上院の附帯決議があり、それによりますと、各軍司令官は相手国にその裁判権の管轄を放棄するよう努力
○田嶋委員 それでは犬養大臣のお言葉はよく了承いたしましたので、その内容につきまして本日おいでになつておられる外務省の関係当局から、いかなる内容のものをもつて交渉をいたしておるかということを承りたいと思います。
○田嶋委員 実は、きようの私の法務当局並びに外務当局に対しまする質問は、前々から考えておつたのでございますが、突然のようになりましたので、十分なる調査、それに基くところのお答えが困難な事情があるかもしれませんが、御承知のように、今私がお尋ねいたしたいと思つておりますところの、アメリカ駐留軍並びに国連軍の刑事裁判権問題と申しますのは、日本とアメリカの間に行政協定が締結されまして以来、幾多の犯罪事件が起
○田嶋(好)委員 実は椎熊委員の発言に関連しておるが、社会党両派、分自党、小会派は退場いたしました。私たちは、この退場を、退場したとのみ見て見のがすことはできない問題が含まれていることを知らなければならない。あの人たちの退場は会期延長に反対の意味においての退場である。しかし、今椎熊さんのお説の通り、水害対策というものが非常に重大である。水害対策は超党派的に審議されております。会期延長に反対するということは
○議長(田嶋好文君) これにて各議院の議決の趣旨についての説明は終りました。双方の説明に対して質疑がありましたらこの際簡単にお願いいたしたいと存じます。
○議長(田嶋好文君) それでは、籤によりまして、私が本日の両院協議会の議長を務めることになりました。 なお、参議院の協議委員議長に堀末治君、副議長には島村軍次君、衆議院の協議委員議長には不肖私、副議長には高瀬傳君がそれぞれ当選されました。御報告申上げます。 これより公職選挙法の一部を改正する法律案について両院協議会を開きます。両院協議会は、国会法第九十七条によりまして、傍聴を許されないことになつておりますから
○議長(田嶋好文君) 御異議なしと認めます。よつて高瀬傳君が副議長に当選されました。 これにて散会いたします。 午後五時五十七分散会
○田嶋委員長代理 実は委員部の方から私の方へ連絡がありまして、極力呼んでおります。見つかり次第出るそうでありますが、まだ見つからないそうであります。決しあ誠意を失つているわけではありません。 岡田君発言してください。
○田嶋委員 そのときに、小会派を代表しておると称しておつたが、労農党の代表であつたという例もありますから、この点は、ただ小会派の運営委員の発言に基いて取扱うことは、非常に疑惑を持つわけです。先例では小会派が全部まとまつたときということになつているわけです。
○田嶋委員 この前刑事訴訟法の上程の際、岡田君が小会派を代表して来ておると称して発言しておつたのですが、小会派に聞いてみると、反対しなければならぬと考えた人が賛成して、労農党だけが反対しておるということもあつたので、これは先例になると思いますから、あなたの言うことのみを真に受けてはやれないと思います。
○田嶋委員長代理 速記を始めて。 それでは委員会はしばらく休憩いたします。 午前十一時二十分休憩 ――――◇――――― 午後二時七分開議
○田嶋委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が見えるまで、理事である私が委員長の職務を行います。 刑法等の一部を改正する法律案を議題として、質疑を行います。質疑の通告がありますから、順次これを許します。鍛冶良作君。