1968-02-24 第58回国会 衆議院 予算委員会 第5号
○田實参考人 ただいまの御質問に対してお答えいたします。 まず、中小企業向け貸し出しの総貸し出しに占める比率でございますが、三十八年の九月、全国銀行におきましては三二・四%でございました。それが四十二年、昨年の十二月でございますが、これが三三・三%になっております。それから都市銀行でございますが、三十八年の九月が二五・二%、四十二年、昨年の十二月が二六・三%、いずれも貸し出し比率は微弱ではございますがだんだん
○田實参考人 ただいまの御質問に対してお答えいたします。 まず、中小企業向け貸し出しの総貸し出しに占める比率でございますが、三十八年の九月、全国銀行におきましては三二・四%でございました。それが四十二年、昨年の十二月でございますが、これが三三・三%になっております。それから都市銀行でございますが、三十八年の九月が二五・二%、四十二年、昨年の十二月が二六・三%、いずれも貸し出し比率は微弱ではございますがだんだん
○田實参考人 再編成の問題について堀委員からお尋ねがございましたが、お尋ねの趣旨は、再編成については、銀行と他の産業その他、取引先というものの両方について、合併する大銀行のほうが、その地域の経済その他に不便を与えるのではないかということが一つでございます。それからまた、住友銀行と河内銀行のお話がございましたが、合併するほうが、合併されるほうを多少犠牲にして、自分に都合のいいようなふうにするんじゃないか
○田實参考人 ただいま堀委員からのお話でございますが、私は、合理化の余地もまだあるのじゃないかと思っております。御承知のとおり、預金金利を下げませんと貸し出し金利も下げられないのじゃないかというお話で、ごもっともでございまするが、それにつきまして、先ほど業務内容の拡大ということを申しました。それから、各銀行間の同質化ということ、銀行の金利を下げますについては、業務内容の拡大によること、それから同質化
○田實参考人 ただいま委員長から御指名をいただきました田實でございます。 本日は、「今後の金融制度と金融機関のあり方について」並びに「資本自由化のもとにおける金融界の立場はどうあるべきか」という二つのテーマについて全銀協会長として意見を述べるようにということでございますが、御高承のとおり、全国銀行という範疇の中には、都市銀行や地方銀行といった普通銀行のほかに、長期信用銀行や信託銀行も含まれております