○田名部委員長代理 午後一時三十分より再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時五十六分休憩 ────◇───── 午後一時四十三分開議
○田名部委員 陸上自衛官の充足率なんですが、海空自衛官に比較しても大変低いようでありますが、このような状態で演習なんかに支障を生じていないものかどうか、この点はいかがですか。
○田名部委員 艦艇あるいは航空機等を運用していくために必要な人員を個々に積み上げていく、こういうお話でありますが、特に高度な技術を必要とするものは長期間の訓練が必要だと思うのですね。そういったことの対策をしっかりととられておるかどうかということを実は私ども大変心配するわけであります。この点はいかがでしょうか。
○田名部委員 防衛庁設置法に関することでまずお伺いをいたしたいと思います。 自衛官の定数については、現時点で未充足分が相当数あるようでありますが、なぜ今回これを増加させる必要があったのかということ、充足率を高めることによって今回のこの自衛官の増員を賄うことができなかったのかどうかということを、まずお伺いいたしたいと思います。
○田名部委員 時間がございませんので、私もいろんな私なりの考えを実は持っておるわけでありますけれども、議論をしておりますと時間が三十分という限られた時間でありますから、申し上げません。 次に、長官は、国民と国家の関係について、日本人という意識はあっても日本国民という意識がない、こういうことを発言されておるようでありますが、一体日本人であって日本国民でないということはどういう意味なのか、それをどういう
○田名部委員 長官にお尋ねをしたいと思うのでありますが、国民の防衛意識が低いことが日本の防衛を非常に困難にしている、そういう認識をお示しになっておるわけであります。この意識の向上が日本の防衛の決め手だ、こうも言われておるようでありますが、全くその点についてはそのとおりだろう。国民の皆さんが国を守ろうという強い意識、そういうものがなければ、第一線の自衛隊の隊員だってそれだけの意識が一体保てるかどうかということはそのとおりだと
○田名部委員 去る五月六日の防衛庁長官の発言、いま長官から、どういう趣旨でこの発言をしたか、講演をしたかというお話があったわけでありますが、長官の真意が一体どういうところにあったかということについて、これから質問をさせていただきたいと思うのであります。 いま長官から、大変遺憾であった、あるいは発言が不適切な部分があった、深くおわびを申し上げたいというお話があったわけでありますが、冒頭鈴木総理に、長官
○田名部委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ・民主連合各派共同提案に係る恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について速やかに善処すべきである
○田名部委員 そこで、アメリカのブロー法、洋上買い付けをした上で漁獲の割り当てを認める、こういうことのようでありますけれども、日米の貿易摩擦との関連でございますが、水産関係はそのほかにどういったものが貿易摩擦の対象とされて要求されておるのか、その辺のところをひとつ……。
○田名部委員 相手方もあるわけでありますから、私どもの考えのとおりいかぬということも十分理解できるわけであります。しかし、前にもこの委員会で質問させていただいたのでありますが、前の今村長官も、コンペの水準というものは大体限度である、これ以上ふやすということはなかなかむずかしい状況にもありますし、この水準を維持できないということになりますと、クォータの水準を下げてもというふうに覚悟しないと、これはなかなか
○田名部委員 三十分という時間を与えられておりますので、答弁の方もひとつ簡潔に要領よくお願いをいたしたいと思うのであります。わが国の漁業は、五十五年に一千百万トンの漁獲を確保して、国民への食糧はもとよりでありますが、たん白資源の安定供給に資しておるわけであります。しかし、漁業界の内容を見ますときに、その前途はまことに厳しく、非常に問題を含んでいると思うのであります。また、日米貿易摩擦がわが国の農漁民
○田名部委員長代理 午後一時三十分再開することとして、この際、休憩いたします。 午後零時四十八分休憩 ――――◇――――― 午後一時三十四分開議
○田名部委員長代理 次に、上原康助君。 〔田名部委員長代理退席、委員長着席〕
○田名部委員 先ほど会長さんから、どうも日本学術会議は忘れられがちでありますというお話がありましたが、私どももこの学術会議に期待するものは非常に大きいわけです。しかし、いま事務局長の説明で、勧告、要望、申し入れ、こういうふうに分かれておるわけでありますが、たとえば七十九回総会で「私立大学に対する国庫助成の改善・増額について」というのが勧告をされている。一体、学術会議がこの種のことをやることが妥当であるかどうかということに
○田名部委員 私も資料をちょっとちょうだいして拝見させていただいたわけでありますけれども、この中に勧告——日本学術会議法の中に「政府に勧告することができる。」、そのほかに、学術会議は要望、申し入れというものもいたしているわけであります。この要望と申し入れというのはどのような拘束力といいますか、そんなものを持っておるのですか、このことをちょっと御説明いただきたいと思います。
○田名部委員 きょうは伏見説明員、中山長官、わざわざお時間を割いていただきまして大変ありがとうございます。 先般はまた、プラズマ研究所の視察をさせていただきまして、日本の科学の進歩というものの目覚ましさに大変な感銘を受けてまいりました。きょうは、日本学術会議とそして皆さん方が研究なすっているそういうものと一体どういう関連がおありなのか、そしてわが国の科学技術の振興にどのように寄与されているか、まず
○田名部委員 いま一つ、これは今後の問題として考えておかなければならないことでありますが、五十五年度の「漁業の動向に関する年次報告」の中にもありますが、二百海里水域の設定後自分の国の漁業を産業として育成しようという国がだんだんふえてきている。いままでのように、言ってみれば日本がどこへでも行って勝手に幾らでもとれたという時代ではなくなってきておるわけであります。こういう国がだんだんふえていくということは
○田名部委員 世界の漁業も大分、入漁料の問題とか、ソ連における協力費の問題でもおわかりのように、なかなかむずかしい問題を抱えていると思うのであります。また一方ではアメリカのように、漁獲を認めるかわりにそれに見合う魚を買ってくれ、こういう条件ものまなければならない。そういう中で、もう一つ日本の漁業にとって心配されるのは、何といっても漁業用の燃油の高騰だろうと私は思うのであります。この高騰による影響というものは
○田名部委員 質問に入ります前に、長官には、アメリカにおきますイシイルカ混獲問題あるいは日ソのサケ・マス漁業交渉と大変御苦労されましたことに、心から敬意と感謝を申し上げておきたいと思います。大変御苦労さまでございました。 さて、そこで質問に入らしていただきますが、二百海里問題が日本漁業にどのように影響を与えているのか、また、今回の日ソ漁業交渉における漁業協力費が、昨年の三十七億五千万から四十億で妥結
○田名部委員 与えられた時間が十五分、あと五分でありますから、急いで質問させていただきます。 次に、青立ち稲の有効利用、このことについてお伺いをしたいと思います。 これはすでに通達が出ているにもかかわらず、二十四日の時点の私たちの調査では、現場の方では余りそれが行き渡っていない。行き渡っている岩手県、こういうところもございました。したがって早急にこのことを進めていただきたいということと、畜産農家
○田名部委員 私ども、三県視察をさせていただいたときに、各県の要望がそれぞれ違っておったということを実は感じたわけであります。どうぞ一日も早くこれを調整していただきたい。農家では、すでに買って食べなければならないという農家が出ておりますので、これはひとつ急いで進めていただきたいと思うのであります。 それから次に、先ほど同僚の小里委員からも質問がございました、優良種子の確保、これは再生産における重要
○田名部委員 冒頭、今月の二十日に大臣に青森県を御視察いただきまして、また当委員会田邉委員長を団長とする一行に、宮城県、岩手県、青森県、それぞれ二十二、二十三、二十四日の三日間にわたって御視察をいただきまして、また各党の代表の方々にそれぞれおいでいただきましたことに厚く御礼を申し上げる次第であります。 七月以降の低温、日照不足は大変なものでございます。ここに青森県の比較的天候に恵まれている地帯、北津軽郡
○田名部委員 この売買逆ざやの解消は、農林水産関係の予算が増額になるか、あるいは消費者米価を値上げするか、これ以外に考えられないわけであります。そこで私はお伺いしたいのは、消費者米価を値上げするということを考えておられるのかどうか、これが一つ。それから、米代の家計消費に占める比率というものはどの程度になっているのかという二点をお伺いしたいと思います。
○田名部委員 いま大臣がおっしゃられたことは非常に大事だと思うのです。私は、農家の方々の不満というものはどういうところから出てきているだろうかということを考えたときに、この米の長期見通しがはっきりしていない、たとえば減反はどの程度やるのかということをやはり明確にしてあげる必要がある、それから米価の引き上げ率についても事前にはっきりしていただく、それから消費者米価は一体どうなっていくのか、転作目標あるいは
○田名部委員 なるたけ近藤委員と重複を避けて御質問をさせていただきたいと思います。 いま、方式は同じであっても中身を何かいじっているじゃないか、それによって大変変わってきているという感じを一般的には農民の方々が受けておられるだろう、毎年このことが一定していないということが大変強い不満となってあらわれているのではないか。私どもも、先ほど申し上げたような大体五%内外の諮問になるであろうという想定をしておったわけでありますが
○田名部委員 時間がございませんので、もう一点政務次官に御質問させていただきます。 漁船の建造資金の借り入れ返済の延長のことについてお伺いしたいと思うのですが、これは昨年も個々にお願いしておったようでありますが、漁業がある程度安定しておった時期に建造した漁業家の方々が、オイルショック、資材の高騰あるいは労務費のアップに加えて、魚価の低迷、あるいは昭和四十八年の秋に発生した第一次石油ショックのときに
○田名部委員 よく理解できるところでありますけれども、第一次産業であります農業、漁業。農業の中でも野菜等は特にそうでありますけれども、他の産業と違って、労務費、資材、燃油の値上がり分を魚価に上乗せできないという苦しさがあるわけであります。よその産業でありますと、仮に建設資材等でも、これは値上がり分は資材の価格操作ができるわけであります。しかし、このことが漁業の場合にはできない。先般、私、小売をしている
○田名部委員 関連して、あるいは具体的な例を申し上げて御質問をさしていただきたいと思います。 燃油対策について長官から、なかなか漁業だけにいろいろなことができないという御答弁でありましたが、御承知のとおり、二百海里時代を迎えるとともに遠洋漁業の生産は相当減っておる。また、相次ぐ石油ショックによりまして燃油価格が高騰しているわけであります。省エネルギー船の開発、これは大変必要なことでありまして、これからいろいろと