1965-09-29 第49回国会 衆議院 決算委員会 第5号
○田原委員 参考に一つだけ申し上げておきますが、小林派の運動をやった前部長、前局長のうちを、一台の自動車でずっと見舞いに小林さんが行って、一カ所に三十万円あるいは五十万円ずつ見舞い金を置いていった。これは私のほうで事実を知っております。選挙にばく大な金を使ったのみならず、選挙違反であげられてから後における見舞い金というものをばらまいているということについては、よく調べてもらいたいと思います。
○田原委員 参考に一つだけ申し上げておきますが、小林派の運動をやった前部長、前局長のうちを、一台の自動車でずっと見舞いに小林さんが行って、一カ所に三十万円あるいは五十万円ずつ見舞い金を置いていった。これは私のほうで事実を知っております。選挙にばく大な金を使ったのみならず、選挙違反であげられてから後における見舞い金というものをばらまいているということについては、よく調べてもらいたいと思います。
○田原委員 ちょっと関連して刑事局長にお尋ねしますが、いまのを聞いておってわれわれ疑問に思うことは、あれだけ膨大な選挙費用を使った小林氏の選挙費の出所ですね。これは先ほどの勧銀から千八百万円借りたという問題と関連がある、われわれはそういう気持ちがいたしますが、そういう調査はされたのか、いかがでしょう。
○田原委員 せっかくの御決定ですけれども、きょう理事会を開いて、そして明日参考人を呼ばなければ、明日理事会をやったんでは、あすが最終日で呼べないと思います。ですから、理事が一定数来たら理事会を開くことにして、進めてもらいたい。
○田原委員 去る六日のこの委員会の席において、専売公社阪田総裁の公務出張が問題になったのであります。きょうの決算委員会に、参考人または証人として、阪田専売公社総裁を呼んでいただくように要望しておったのでありますが、理事会開会をせずに、直ちに委員会になっておるので、この問題を討議するために、この委員会の散会直後理事会を開いてもらいまして、明日まだもう一日あるから、阪田総裁を呼ぶ問題についての協議をしてもらいたい
○田原委員 確かにぼくが新聞で見たのは、最高検察庁であったか法務省であったか存じませんが、違反の事実を四人にしぼっておるということです。しぼったならば、どの議員であるか名前を明らかにしていただきたい。 それから、皮肉にも同じ日の新聞記事に、別の欄に、やはり全国区で当選した山内一郎という前建設事務次官の違反の逮捕者も出ているようでありました。したがって、打ち切りは四人という名前と関係がないようです。
○田原委員 数日前の新聞の記事で承知いたしますと、法務省であったか、警察庁であったか記憶しておりませんが、全国区の違反当選議員のうちの四名だかにしぼって、その他は一応選挙違反捜査本部を解散するということでありましたが、それは事実でありますか。
○田原委員 それでは、阪田総裁を参考人または証人として呼ぶ問題については、あとの理事会におまかせいたします。それを、今度の臨時国会の会期中に出ることを条件として、私は希望しておきます。 それから、きょう出ておられる専売公社の方の氏名と役職を言ってください。
○田原委員 それはちょっとおかしいと思うのです。ということは、予算委員会で問答があったから決算委員会でやらぬでもいい、参議院で問答があったから衆議院で何もやらぬでいいというなら、これは決算委員会はなくしたほうがいいと思う。われわれは違った角度、いろいろ受け持ちが違うから、過去の業績に関する、予算に関係したものに対して、決算委員会があるわけなんです。それから将来の問題に対しては予算委員会があるわけですね
○田原委員 阪田総裁の出席を要望してありますが、きょうは見えてないのはどういうわけでございますか。阪田総裁個人に関する質問があるのです。総裁としての個人の行動に関しての質問があるのです、選挙違反とは別に。
○田原委員 ちょっと関連して一つだけ。 先ほどのお話を聞いておって、私勉強しておりませんから、この際明らかにしていただ事たいと思いますが、たとえば横田基地とか立川基地とか、米軍は飛行場を東京付近に四つ持っておるじゃありませんか。だから新設するのじゃなくて、このうちの一つを提供させれば、新たな設備にそうたいしてかけないでもいいし、せいぜい東京都内への道路建設ぐらいで済むのじゃないか。国際関係ということばがあったにもかかわらず
○田原委員 関連して。先ほどの話を聞いて驚いておるのは、日本政府に渡したのが十六万幾らであっても、その以前にわかっておるのは三十六万だと言う。したがっておおよそ二十万カラットのものを占領中に取り上げるというのはおかしい。武器か弾薬であれば接収するということもありますが、日本国民の財産で、日本政府あるいは日銀に供出したものをアメリカが無断で持って帰るというのはおかしいと思う。これに対して交渉したことがあるか
○田原委員 小泉大臣に再度御答弁をいただきたいのです。いまあなたが聞かれたとおり、人事局長としては、自分ははだでは感じられないけれども、この事件については非常な関心を持っているから調べていく、教育局長のほうも、隊内の融和のために、予算等も少なければとってでも教育の機会をつくりたいと言われる。したがって、あらためて二点についてお尋ねしたいのは、第一は、この種の事件が起こった場合は徹底的に糾明する、疑わしいところは
○田原委員 ぜひ御勉強を願ったほうがいいと思いますが、御参考までに申し上げますと、東大の歴史の先生で、なくなった久米邦武という博士がおります。それから京都大学の歴史の先生で喜多清治という方、これもなくなっております。こういう方々の著書によりますと、日本人の形成から論じておるようですが、簡単に言いますと、日本人というものは大別して四種類ぐらいある。原住民であるアイヌ、熊襲、それから蒙古、朝鮮を経て入った
○田原委員 自衛隊内でしばしば部落民に対する差別与件が起こっておるのであります。たとえば昭和三十九年の二月には陸上自衛隊三十七普通科連隊の信太山事件、畠中一曹という部落出身の下士官が上司から差別されておる。それから昭和三十七年夏ごろ静岡県富士学校内において、大坪三佐から山北一尉がその妻が部落民であることを理由に差別を受けた。自衛隊が一致団結するということからすれば、こういう事件は平素徹底的に究明し、
○田原委員 いろいろと役員の待遇問題等について議論されておるのですが、次のような資料を至急に整理して、われわれ委員に出してもらいたいと思う。 すなわち、公社、公団、公庫、事業団及び国がその資本の二分の一以上を出資している法人等の総裁、副総裁、理事長、理事の任期満了に伴う退職手当、報酬、謝礼等の一覧表をつくって提出していただきたい。これはずっと古いのは要りませんが、最近四年間くらいのものを……。
○田原分科員 それでは運輸大臣に聞きます。要するに、いまの免許方針その他で積極的に合同させる法律的規定がないということです。これは行政当局としてはそうかもしれない。しかしながら、先ほど出たように、サービスということになれば、東京に何千種類かあるタクシーを、せめて何十種類くらいに合同させて受け持たせることは、乗客のためには便利ではないか、これは一つの政治ではないか、大臣の仕事ではないかと思うのですが、
○田原分科員 考えてないから、ぼくの聞いておるのはやったらどうですかというのであって、いままでのタクシーの免許の基準なるものを聞きますと、一定の条件がそろっておれば許すのです。どういう名称を使ってもいいし、それから問題は資本と場所か何かの条件で台数等がきまるのですから、無制限に広げますと、東京のごときはおそらく千数百も違った名前があるのではないかと思うのです。アメリカの例をとりますと、たとえばイエロー・キャブ
○田原分科員 運輸省関係は、自動車局長それから国鉄総裁にお尋ねいたします。 まず最初に自動車局長にお尋ねしたいのは、タクシー関係です。タクシーの名前は非常に各種類できておるのですけれども、これをたとえば東京の場合、かりに有楽町タクシーとか、品川タクシーとか、駅あるいは電車の終点本位の名前にして、何十台か以上の合同でもさせておいたほうがいいと思うが、そういう方針はとれませんか。たとえばかりに百台以下
○田原分科員 取り消しの例があったかどうか。つまり免許当時の条件と異なった場合に、忠告、警告、取り消し、役員の交代、そういったようなことはしないのですか。
○田原分科員 わかりました。それではそれは逓信委員会の席で御相談願うことといたします。 次は、テレビの免許の基準ですね。免許は何によってするのか、それから免許違反等があった場合には、免許を取り消すのか。私が言う免許違反というのは、公序良俗に反するような、いま帆足君の言ったようなプログラム内容を持ったもの、一たん認可したからといって、免許の取り消しもできないのか、そういう点について、局長の見解を聞いておきたい
○田原分科員 私もテレビに関連する数点について、友人帆足君の質問に続いて、なるべく重複しないように、お尋ねしたいと思います。 まず最初にお尋ねしておきたいのは、日本放送連合のもとにある番組向上委員会に、いろいろ聞きたいこと、希望がある。これを、七名全員を参考人としてここに呼ぶか、あるいは七名委員会の席に、特別委員かオブザーバーか何かの形でわれわれを呼ぶか、そうやらぬと、具体化する問題を、普通のおざなりのお
○田原委員 三千人ですから三カ所にした場合、抽せんさせればいい。第一場所、第二場所、第三場所十人ずつしか置けぬということならば抽せんの方法がある。それから場所ですが、第三場所を好む人もあろう、第一場所を好む人もあろう、そういう方法を考えてはどうか。
○田原委員 ポスター関係のことで、選挙違反防止のことを中心にしてお伺いしたいと思います。 いまこういう長いのを見ましたが、たとえばやり方によって掲示場所での制限をする。十人ずつで区切って掲示場所三カ所つくればいいわけです。どうしても一枚にしなければならぬということはない。一枚にすれば注意が散漫になるし、かえってわからないということになる。十人ずつ区切ってA場所、B場所、C場所と三カ所つくればいい。
○田原委員 今後の審議を進める都合上、次の資料を御用意願って、配付していただきたい。 第一は政党法に関すること。これはアルゼンチンと韓国に政党法があるそうでありますから、これの略文でもいいし全文でもいいから至急届けてもらいたい。第二は選挙法に関すること。各国それぞれ選挙法も多少違うようですが、私の希望するのは西ドイツの選挙法、カナダの選挙法、これは下院だけであります。それからブラジルの下院の選挙法
○田原春次君 私は、日本社会党を代表して、内政問題について二、三の質問をしたいと思います。しかし、その前に、まず、きのうの和田博雄君の質問に関連して聞きたい二点を、特に佐藤総理にお尋ねしておきたい。 第一は、沖繩返還問題であります。 先日、アメリカのある新聞記者が私のところに参りまして言うには、田原さん、アメリカは沖繩を返すと思いますか、こういう質問であります。そこで私は、もちろん返すべきであると
○田原委員 農林政務次官に一つだけお尋ねいたします。 炭鉱地帯における農地の問題であります。終山、閉山、廃山した後において事業家はほかに行ってしまいまして、土地だけが農民によって守られておるのであります。これは漸次陥落してくるわけですね。これに対する処置に対して、農林省はどういうふうに通産省と話をされておりますか。補助または補償、それらの数字をひとつ明らかにしていただきたい。
○田原委員 私はここに最近一週間における新聞からの記事の抜粋を持っております。特に英字四新聞、それから東京の諸新聞等でありますが、これはおそらく大臣も知っておると思いますが、一応その要点だけ質問を申し上げます。 まず最初に、九月十一日に、アメリカ大使館の発行しておる「ニュース特報」というのがあります。これにラスク国務長官がワシントンで記者会見をした談話が載っております。その要点は、今後の見通しとしては
○田原委員 私は、南ベトナムの混乱せる状態、これに対して日本がどうすればいいかということを中心に御質問を申し上げたいと思います。 去る八月の十日だったと思いますが、この委員会で同様のことを関連質問いたしました。対策としては、南ベトナムの代表と北ベトナムの代表を日本があっせんをして会見させてはどうか、たとえばゼネバにおいてやってもいいし香港でやってもいいし、もし両者可能ならば東京でやってはどうか、こういう
○田原委員 先日来の英字新聞、たとえば読売を見ましても、この問題に対してはアメリカの国民は非常に重要視して心配しておるようでございます。ひとりアメリカ政府だけが強がりを言っているだけでございまして、はたして国民全部がトンキン湾における攻撃を支持しているかどうか疑問であります。これは一方的な一部の政党の新聞にあらずして、ごく一般的なアメリカ市民の声でございます。したがいまして、私が申し上げますように、
○田原委員 関連して一点だけ御質問申し上げます。 先ほど来の問答を聞いておりますと、アメリカは限定作戦であると言っておりまするが、どの辺で解決になるかについては、全く日本国民は不安であります。国連の安保理事会に提出したとはいいますけれども、情報並びに出席とも北ベトナムは拒否しております。そうしますと、昔のさむらいの言うように、刀を抜くときは刀をおさめるときを考えて抜けというが、一体無制限に限定作戦
○田原委員 去年の十月、中共側から、ことし日本で三カ所やりましょうと申し入れが来ておるわけなんですから、したがって、ことしから発足して相互主義で三カ所できるわけです。去年までのは一応済んでいる。それでも、先ほど松本君の言うように、日本側が六カ所、中国側は四カ所でありますから、相互主義でいきましてもなお二カ所はやれるわけです。したがって、相互主義から来るなら、この議論、あなたの御見解は矛盾しておる。向
○田原委員 いま松本委員との問答を聞いておりますと、大臣は相互主義ということをしばしば言っておりますが、今度の北九州での開催をきめたのは昨年の十月でありまして、当時昨年の十月には中国側は三カ所やるということをきめて申し入れたわけであります。したがって、相互主義で決するとするならば、東京、大阪に続いて北九州をやるのが当然だと思うのであります。その意味で向こう側からは相互主義では三カ所やると言っておるのでありますから
○田原委員 たとえば、メキシコの政府に交渉する場合と、それからメキシコのオリンピック委員会に交渉する場合とあるのでありまして、政府対政府の機関ではなくて、オリンピック委員会に話すのでありますから、それはわしは知らぬと言われても困る。国会議員の中にもスペイン語のうまい人もおりますが、はるかにうまい人が多い外務省でありますから、せっかく出先があるのでありますから、これは進んで紹介、あっせん、日本側の空気
○田原委員 裏面の御協力ということは非常にいいことでありますが、たとえばそれはかりに民間あるいは国会等から柔道関係者がメキシコに行った場合に、紹介、通訳、あっぜん等をやっていただけるものでしょうか、どうでしょうか。
○田原委員 関連して二つばかり質問がございます。第一は、次期オリンピックの種目の件、第二はオリンピック組織委員会の人々の言動の件であります。 まず最初から申し上げます。次期オリンピックは四年後にメキシコで開かれることになっており、日本も参加するのでありますが、メキシコの大会で柔道が入っていないということに関するわがほうの態度があまりにも冷淡であるのに対しまして、外務省、文部省、それから日本体育協会等
○田原委員 その十四カ国というのはどことどこですか。
○田原委員 それでは、大臣にお尋ねするが、ラオスの中立に関してジュネーブで十四カ国協定を結んだということですが、ひとつその内容についてお話ししてください。
○田原委員 ラオスの米軍機爆撃に関連した諸問題をお尋ねしたいと思います。 今朝の朝日新聞、毎日新聞等によりますと、ラジオプレス東京の九日夜に聞いたところとして、ラオスの米軍機の爆撃の状況が出ております。大臣もお読みになったと思いますが、いかがですか。読んでいますか。
○田原委員 やり方としていろいろあると思うのです。そういうやり方もあろうし、また、たとえば国会の中へ公社、公団、事業団監察委員会のようなものをつくって、先ほどのお話のように、早く、それから正しく、これはむずかしいけれどもやらなければしょうがないと思います。これは意見ですからつけ加えておきます。 第二点は、御承知のように毎日十人平均殺されておるし、百人平均けがをしておる東京の交通状態。それから水が足
○田原委員 時間があれでございますから、ここで二つほど大臣の見解を承っておきたいと思います。 七月の総裁改選で、引き続き河野さんが建設大臣になるものと私どもは考えまして、おやめになった場合は、置きみやげとして、三つのことを伺いますから見解を明らかにしておいていただきたい。 第一は、会計検査院で例年報告があります使い込みであるとか、いろいろな会計法上の問題、これに対する処理の問題。第三は東京の人口
○田原委員 次の質問に移ります。 これは具体的な例があがっておりますから、これに基づいた御答弁と今後の処置をお願いいたしたいと思います。 第一の例は、ハワイから内地留学の際に、たいへん入国までに時間がかかる。ハワイの本願寺の御住職のむすこさんでありますから、二世、アメリカ人でありますが、その専攻は、仏教並びに日本に関する歴史などの研究。名前は赤星英文という人で、ハワイ大学を卒業して、ただいま京都龍谷大学
○田原委員 一般的な点だけで、具体的な点はわかりませんが、時間の関係で、その一般的な判定に対する——日本海外協会連合会は海外移住事業団に解消され再出発したわけでありますが、その海外移住事業団に対する監督官庁である外務省が、今後そういう会計経理上の行き過ぎや間違いのないようにしなければならぬのは当然でありますが、そういう心がまえについて一応大臣から見解を明らかにしていただきたいと思います。
○田原委員 では外務大臣のおられる間にとりあえず四点だけ御質問申し上げます。 第一は、会計検査院の先ほどの御報告をもう少し詳しく聞いて、それに対する外務大臣の答弁を聞きたいと思います。第二点は、海外から留学生の内地入学に関する手続の簡素化の問題であります。これは外務、法務、文部に関連があります。第三点は、ブラジルの日本ウジミナス製鉄に対する投資の今後の見通し、第四点は、似たような政府機関が、海外経済協力基金