1954-04-15 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第32号
○参考人(田代寿雄君) 副社長又は常務というものの制度を一応停止するとか、或いは変更するとかいうことは非常に重大なことでありますから、私のこれまでのいろいろの研究及び帝石の取締役陣を円満に運営して、そうして能率を上げて行くという観点からいたしまして、新らしく日本石油、又は監査役としてでありますけれども、昭和石油その他の重役陣の御参加を頂きましたので、この際その点については慎重に討議いたしまして、そうしてそういう
○参考人(田代寿雄君) 副社長又は常務というものの制度を一応停止するとか、或いは変更するとかいうことは非常に重大なことでありますから、私のこれまでのいろいろの研究及び帝石の取締役陣を円満に運営して、そうして能率を上げて行くという観点からいたしまして、新らしく日本石油、又は監査役としてでありますけれども、昭和石油その他の重役陣の御参加を頂きましたので、この際その点については慎重に討議いたしまして、そうしてそういう
○参考人(田代寿雄君) 只今お尋ねの帝石重役陣の内紛ということにつきましては、誠に私社長といたしまして慙愧に堪えないところがあるのでありますが、いろいろ経営に関する意見の相違のために内紛ということが言われ、経営上事実意見の相違がかなりあつた点もあつたのであります。その調整には十分努力して参りましたが、なかなか一朝一夕でそれが解決というところには至難な場面に直面いたしまして、幸い先般通産御当局が、この
○参考人(田代寿雄君) 只今御指名を頂きました田代寿雄でございます。御紹介によりまして石油の増産五カ年計画が達成する可能性があるかどうかということにつきまして、その仕事の大部分を担当いたしまする帝国石油の内容につきまして、一応御説明申上げて、皆様方の御参考にして頂き、且つ増産が達成できますようこの上御指導を頂きいと存じます。 昨年の八月と考えますが、鉱山局長からこの増産計画の内容について帝国石油の
○田代参考人 ただいまのお尋ねにつきましてお答え申し上げます。大切な国費を開発に向けられる。そのうちの大部分が帝国石油の方に実際的には向けられる。それにつきまして帝国石油といたしましては、その重大な使命をよく理解しまして、経営者も社員も一体となつて、その使途につきましては十分有効に使つて行く、こういうことにつきましては、取締役会もまた社員全体もまつたく一致した意見でございます。なおその臨時措置法の問題
○田代参考人 ただいまのお尋ねにつきましては、まことに適当な御質問をいただいたことを感謝いたします。帝国石油は技術陣としまして、調査、試掘、採掘、掘鑿の面では日本でただ一つの会社でございますので、海外に発展するということになりますれば、まずもつて帝国石油がそれに当る責務があると考えております。国内油田は幸いに五箇年計画というものに足を踏み込みましたが、それだけで満足するものでございません。このりつぱな
○田代参考人 御指名をいただきました帝国石油の田代寿雄でございます。お尋ねによりまして、国内原油の問題につきまして若干の見解を申し述べて、御参考にしていただきたいと思います。 石油の需要がこの二、三年とみに増加して参りまして、二十八年度のごときは一千万トンにも及ぶだろうという驚くべき増加率を示しておるようでございます。これは石炭から転換したというような、過去の石炭の方面のやり繰りのうまく行かなかつたというような